【セブンルール】移動販売員 東真央 要約文字起こし【7つのルールと仕事・名言】

概要 【セブンルール】移動販売員 東真央

人口の4割以上が高齢者(65歳以上)の三重県紀北町。この町で、食料品などを載せた移動販売車で駆け回る、東真央に密着する。
東の朝は6時に地元の卸売業者で買い出しをすることから始まる。食材や母・泰子さんが作ってくれた総菜などを軽トラックに積むと、毎日ルートを変えながら、人が集まる20箇所ほどを巡る。移動販売車の名前は「まおちゃんのおつかい便」。スーパーマーケットまで歩いて30分かかるような場所では、大勢のお年寄りが「まおちゃんのおつかい便」の来訪を待ちわびる。足の不自由なお客さんの家には玄関先にまで商品を持って行く。そして、頼まれれば電話1本で大根1本でも届けるサービスの良さに、町の人たちも「あの人がおらんとやってけん」と信頼を寄せている。
就職活動で迷っていた大学3年の時、買い物弱者のニュースを見てビジネスになると考えた。自分にも当時80代の祖母がいたことが背中を押した。しかし当初は相手にされず、大量に売れ残った品物を祖母がまとめて買ってくれたこともある。7年経った今は軌道に乗ってはいるが、それでも収入は1カ月に10万円ほどしかない。夕方と週末はまた別の仕事をかけ持ちし、文字通り休む暇もなく働き続けている。大学時代に考えたような、ビジネス面での成功には結びついているとは言えない。彼女が移動販売車と共に走り続ける理由はどこにあるのか?そんな彼女の7つのルールに密着。公式サイト

移動販売員 東真央のプロフィール

三重県紀北町出身 27歳。就職活動をしていた大学3年の時、ニュースで見た「買い物弱者」が自らの祖母の姿と重なり、一念発起。「まおちゃんのおつかい便」と名付けた軽トラックで、移動販売の仕事を始める。それから7年が経った今では、地元に小さなスーパーを開業して切り盛りし、週末には父が経営する居酒屋を手伝っている為、休日はない。買い物に行けない地元のお年寄りたちにとって、「食べ物」と「元気」を届けてくれる“孫娘”。公式サイト

【移動販売員 東真央のセブンルール】

  1. 呼び込み音は「ルージュの伝言」
  2. 客さんに携帯番号を教える
  3. 暇な時間を作らない
  4. お客さんは下の名前で呼ぶ
  5. カラオケの選曲は昭和の曲
  6. 亡き祖父母の家に住む
  7. 別れの際は「行ってきます」と言う

セブンルール,、今回の主人公は移動販売員、東真央。

海と山に囲まれた町、三重県紀北町。過疎化が進むこの街では買い物が不自由なお年寄り、いわゆる買い物弱者が増え、深刻な問題に。

そんなお年寄りたちにたった一人でお惣菜や果物などを届けるその名も「まおちゃんのおつかい便」

紀北町で生まれ育った彼女。初めた理由の元々は、この街なら儲かると思い、移動販売を始めた。しかし月給は10万円ほど。それでも移動販売を続けてきた。

「自分の中ですごい大事な存在になっていくと言うか、そういう気持ちになる事なんて、始める時に全く想像もしなかったけど」

今では彼女の食料がお年寄りの命をつなぐ。

「”お客さん”っていうより”家族”って感じ。」

生まれ育った町で、お年寄りたちにたった一人で食料と元気を届ける移動販売。東真央の7つのルールとは。セブンルール始まります。

セブンルール1. 呼び込み音は「ルージュの伝言」

東真央の1日は仕入れから始まる。近所の卸売業者を回り、販売する商品を調達。

惣菜は毎朝、母のひろこさんが手作り。お年寄りでも食べきれるよう小分けにして販売している。

そして朝8時におつかい便は出発。いつもルートを変え、毎日20箇所ほどを回る。人が集まりやすい場所でお店を開く。移動販売。そのため目的地が近くなると「ルージュの伝言」をかける。

「ジブリの魔女の宅急便から借りて」

音楽を聴きつけ、町のお客さんが一人また一人と集まってくる。

ここからスーパーまでは歩いて30分。お年寄りにとっては買い物に行くのも一苦労。直接家まで迎えに行く彼女の仕事は移動販売だけではない。

「お客さんちの電球変えたり、買物に車に乗せたりすることもある。」

「簡単にできることができへんやんか思ってることやりたいなって思うし、何でも屋さん」

セブンルール2. お客さんに携帯番号を教える

足が不自由なお客さんの元へは直接家を訪れる。

移動販売を始めたのは就職活動に悩んでいた大学3年生の時、たまたま見ていた買い物弱者のニュースがきっかけだった。

「その言葉を知った時には、家のおばあちゃんがそうやと思って」

祖母のような買い物弱者がこの街に多くいると気づき、ビジネスになると思い始めた。しかし当時まだ大学生。お年寄りには全く相手にされなかったが、続けることで関係性ができてやがた、互いの顔を見ることが目的になっていった。

そんな彼女の元にはひっきりなしに電話がかかってくる。電話の相手は全てお客さん。

「なんか要るものがあったら電話かけてきてな」と伝えているのだ。お客さん全員に携帯番号を教えている。快く届ける。

セブンルール3. 暇な時間を作らない

午後3時、移動販売が終わり、向かったのは小さなスーパー。

実はここ、彼女が経営しているお店。

お昼の時間帯はパートさんで運営してもらい、夕方からは彼女が切り盛りする。

経営は赤字。街の不便を解消するためにお店を続けている。

週末には家族で経営する居酒屋を手伝って、毎朝5時に起き移動販売を続けながらも必ずお店に立つのには理由がある。

「とにかく暇が嫌。5年くらいこんな感じ」

月曜から土曜は移動販売とスーパー。週末は居酒屋で働くため休日はない。

「コンビニでバイトしてたときも、する仕事全部渡しにくださいって言ってたくらい」

セブンルール4. お客さんは下の名前で呼ぶ

四年前から移動販売を利用する大西さん。一人暮らしのため、彼女を孫のように可愛がっている。販売が終わるとふたりは台所でパンをかじる。いつも大西さんがパンを作ってくれているのだ。

彼女は歳が離れた大西さんのことをとっちゃんと呼ぶ。その理由は他のお客さんに対しても同じだ。

「おばあちゃん同士が名前を呼びあってるのを聞いて、同じような呼び方したら嬉しそうやなと思って、それからずっとで名前」

セブンルール5. カラオケの選曲は昭和の曲

いつもと違う装いで、その時間いたのは、町内会から招待されたカラオケ大会に出場するため公民館にいた。

彼女の出番がやってきた。歌ったのは昭和57年にヒットした昭和の歌。

平成生まれの彼女が昭和の曲を選ぶのには理由がある。実はこの町にはカラオケボックスがない。歌える場所はスナックのみ。

「お客さんはみな昭和の人、その人達が分かる曲って考えたら昭和の曲」

気づいたら昭和の曲ばかり歌うようになっていた。

セブンルール6. 亡き祖父母の家に住む

平屋の一軒家に一人暮らしをしている東真央。

実は徒歩3分の場所に実家があるのだが、この家に住んでいるのには理由がある。そこには祖父と昨年亡くなった祖母の写真があった。

「ここはおじいちゃん、おばあちゃんの家、ふたりともなくなったけれど、ここは町営住宅なので、住む人がいなくなったら取り壊される。仏さんがあるので私がこのまま住んでる。」

大好きな祖父母の家と仏壇を守るため、彼女はこの家に住んでいる。壁には移動販売を始めた当時の彼女の写真。祖母は誰よりも彼女が応援してくれた。

「売れ残ると、おばあちゃんが全部買い取ってくれて、近所の人に配ってくれてたらしい。それは知らなかったけど」

おばあちゃんを助けたい。その気持ちが彼女の原点だ。

セブンルール7. 別れの際は「行ってきます」と言う

この街に欠かせなくなった、まおちゃんのおつかい便。

27歳の今、葛藤もある。移動販売での利益は10万円ほど、体力的にも厳しい仕事に後継者は見つからない。

きょう訪れたのは四年前から移動販売を利用する鈴木さん夫婦。ほぼ毎日彼女からお惣菜を買っている。

二人の食卓に並ぶのはいつも彼女から買ったお惣菜。

彼女が届ける食料

「お客さんというより家族って感じやもん。何回も何回もそのお客さんとこに売りにいくうちに、自分の中ですごい大事な存在になってる。だから自分が出来る限りのことはしたいなって思うし、そういう気持ちになる事なんて始める時に全く想像もしてなかったけど」

金儲けのつもりで始めた移動販売。しかし大好きだったおばあちゃんのように、彼女を待つお年寄りがいつしか家族のような存在になっていた。大好きで大事な人。儲けもない、休みもない、毎朝5時に起きる毎日は結構過酷だ。

それでも、

「真央ちゃんおったら助かるんやとか言われて、その辺も給料にふくまれとる」

まおちゃんのおつかい便は今日も走る。

 

 

【移動販売員 東真央のセブンルール】

  1. 呼び込み音は「ルージュの伝言」
  2. 客さんに携帯番号を教える
  3. 暇な時間を作らない
  4. お客さんは下の名前で呼ぶ
  5. カラオケの選曲は昭和の曲
  6. 亡き祖父母の家に住む
  7. 別れの際は「行ってきます」と言う

 

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【情熱大陸】プロゲーマー・ときどの要約文字起こしと仕事・名言

概要 【情熱大陸】プロゲーマー・ときど

今や地球上で10億人が熱狂するコンピューターの対戦ゲーム。先進国ではeSports(electric sportsの略)と呼ばれ、1つの大会で賞金総額26億円が支払われたり、オリンピック競技に採用が検討されるなど年々スポーツ競技として存在感を増しつつある。
中でも人気なのが格闘ゲームの「ストリートファイターV」で、その世界最大の大会で昨年優勝を果たし、現在世界ランキングトップを争うのが日本人プロゲーマーのときど、本名谷口一(はじめ)33歳だ。
プロゲーマーの主な収入源は、大会で獲得する賞金と支援してもらうスポンサーからの報酬。安定という二文字はない完全なる勝負の世界だ。東大工学部を卒業し化学者になることも考えたときどだったが、8年前に退路を断ち、実力だけがものを言うゲームの道に飛び込んだ。強くなるためにありとあらゆる工夫をこらす彼は、ジムに通って理論的に体を鍛え、武道に精進し、食事にもこだわりみせる。
日本は世界でも有数のゲーム大国にもかかわらずeSports後進国であり、ときど自身、一昔前までは世間では「ゲームばっかりやってると…」と眉をひそめられ肩身の狭い思いを経験してきた。だが、エンタテイメントとして世界的な認知度が高まりつつある今、自分たち日本人ゲーマーが活躍することで、eSportsの可能性に多くの日本人が気づいてくれるはずだと信じている。
番組では、各地の有名な格闘ゲーム大会を渡り歩きながら、世界の強豪たちとの闘いに挑む日々を半年にわたって取材、先月、米アトランタで開催された賞金総額2800万円の「ELEAGUE」優勝、そして今年連覇のかかったラスベガスの「エボリューション・チャンピオンシップ・シリーズ」の舞台裏に完全密着した。いずれも世界中のゲーマーが大注目するビッグタイトル。果たしてときどはどんな姿を見せるのだろうか?公式サイト

プロゲーマー・ときどのプロフィール

1985年沖縄生まれの横浜育ち。ご褒美のゲームソフト欲しさに勉強し、名門麻布中学・高校を出て東京大学教養学部理科1類に入学。科学者を志して大学院に進むも2010年中退しプロゲーマーの道へ。海外で活躍する伝説的存在の梅原大吾らと共に、世界の大会を席巻、海外のファンも多い33歳。

【情熱大陸】プロゲーマー・ときどの要約文字起こし

最近ではまだ正当に評価されていないプロゲーマーという職業。彼らの存在に眩しい光が当たっているのはむしろ海外だ。

去年にアメリカで喝采を浴びた男。ときど。格闘ゲームにおける世界最大の大会に挑む。決勝まで勝ち進み賞金400万円近くをゲットした。

世界ランキングでトップ争いを繰り広げている。

この日、会場のゲームセンターはこの戦いを決して見逃さないと熱いファンでごった返していた。

対戦相手は日本初のプロゲーマー梅原大吾。

彼に憧れて、ときどはプロになった。

ときどは次第に追い詰められていき、ゲームセット。完敗だった。

「出直してきます。」悔しさに震えていた。

偉大な先達はまだまだ巨大だった。

プロゲーマー・ときどの敵は世間

東京中野にあるマンションの一室が事務所を兼ねた練習場。

その生活は主にスポンサー契約や大会の賞金で成り立っている。

同じプロ仲間と練習で腕を磨き続ける毎日。手を休めるのは食事を作るときくらいだろうか。

この日のディナーは鶏肉のシンガポール風煮込み。こだわるところはまるでアスリートのようだ。

「今いろいろ持て囃されてますけど、僕たちプレイヤーはマイナーだということを分かっている。いまは持ち上げられているけれど、それだと、すぐブームは去ってしまう。」

「そうさせないために自分たちのしていることの深さや歴史など。真剣にプレイしてた変な人たちがいるんだなっていうことは伝えていきたいですよね。」

梅原大吾に惨敗に涙したあの一戦を振り返る。

「一瞬でポジションを入れ替えられ反撃を許してしまった。追い詰めてじっくりなんすよ。追い詰めてからじっくりいたぶる事が大事」

朝から晩までゲーム漬けかと思いきや意外な一面があった。

週に一度は空手の稽古。1年前友人に紹介されてすっかりはまってしまった。

空手では先輩にあたる少年がさりげなくアドバイスをくれた。

「腕はこうやるのがいいよ」ときどは素直にアドバイスを受け入れる。

「これは勝つための練習。格闘技とか武道とかいうのかな。ちょっとヒントを得られるんじゃないかなって」

ここまでやるのがプロということか。

今、日本でストリートファイターのプロとしてなんとか生活できているゲーマーは30人。ただこれも意外なことだが、彼らは頻繁に顔を付き合わせ、練習に励んでいた。

ゲームイベントなどを運営する企業の一室。集まっていたのはゲームファンの間でみな名の知れたスタープレイヤーばかりだ。年齢は20代から30代。そこに梅原の姿もあった。

自分に刺激されてプロになった時どう彼はどう見ているのだろうか。

「東大卒プロゲーマーっていう肩書きが今になっては定着してますけど、当時は東大のブランドを手放す勇気があるのか、手放すことのものだとわかってないのか、どっちなんだこいつはって思ってました。変わった人間だなとは思います。」

「僕らが叩かなきゃいけないってプレイヤー同士っていうよりは、世間の目だと思うんですよ。プレイヤーは僕はみんな仲間だなと思う」

プロゲーマー・ときどの意外な一面

ときどは現在33歳。独身の一人暮らし。自宅を訪ねた。ほとんど寝るためだけに帰ってくるというワンルームは、まるで引っ越してきたばかりのようだ。

「収入に応じて生活ランクを上げてはいけないという家の厳しい教えがあるんです。」谷口家のおじいさんの代からある家訓らしい。

またしても驚かされたことがある。

今日のチェック項目だけ、寝る前につけていた。

「運動した時間とか筋トレをしたか、食事は何回したかどうか、よく寝たかどうか、どのぐらい疲れていたとかですかね。」

「いざ大会とかで普段通りの試合をするためには、強い精神力が必要だなと思ってるんですけど、そのためには普段から自分の状態を作る必要がある。負荷をかけて回復させることなど、普段からやっとけば、いざという時にもなんとかできるんじゃないかと思っている。」

「ゲームが自分の中でいいものだと思えなくて」ときどの幼少時代

1985年、沖縄に生まれ神奈川で育った小学3年生の格闘ゲームでいとこから完膚なきまでに叩きのめされる。以来勝つことに取り憑かれ、次第に名を知られるようになった。

「親戚にゲームのことを褒めらるのが好きじゃなかった。大会に勝っても。ゲームが自分の中でいいものだと思えなくて、だからそんなもので褒めてくれるなという思いがあった。」

プロゲーマーになるか公務員になるか。大学院時代、父親に相談したことがある。

「相談に来た時に話しパッと聞いた瞬間に、好きにやってもいい、もうすぐに躊躇なく伝えた。」父親は当時を振り返った。

この日、ときどが訪れたのは視力のトレーニング施設。画面には三角マークが並ぶ8本のラインが一瞬表示される中に、二本だけ丸のマークが含まれたラインがある。このラインを見極める訓練。

これを繰り返すと周辺視野が広がるらしい。同時に自分の癖を知ることもできる。

「ときどさんの能力ってめちゃくちゃ高い。他のアスリートと同じかそれ以上のレベル。」ときどの身体能力はトレーナーも高く評価する。

そして、試合前はランニング。

「試合をやる前に心拍数をあげていわゆるゾーンに入りやすようにする。」

この日はアトランタに招かれた。世界各国24人のトッププレイヤーがしのぎを削る大会。賞金総額は2700万円を超える。

順当に価値上がりコマを進めた。準決勝相手は何と梅原だった春の無念を晴らす絶好のチャンス。

今度こそ勝たなければ、ときどに比べ梅原の表情にはゆとりがあった。心拍数を上げ深呼吸する。これでときどの集中力は万全だった。

二度と同じ過ちは繰り返さない。そう心に誓っていた追い詰めて、じっくりいたぶる。画面の端に相手を追い込むと、攻撃を重ねた。

歴史が変わった。

決勝に勝ち上がり、優勝。

次の舞台はラスベガス。ボクシングの世界タイトルマッチも行われるアリーナな会場だった。

大観衆が見守る中、ときどは新たな伝説を作ってみせようと、颯爽とステージへ向かった。

 

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