作家がおすすめする作家・作品 朝井リョウのおすすめリスト

読書選びのひとつに「作家さんで選ぶ」があります。気に入った作家さんを見つけると、このひとはどんな作家や作品を面白がっているのかも気になってきます。「作家さんがおすすめする作家・作品」も選び方のひとつになってもいいのではないでしょうか。朝井リョウさんがTwitterでおすすめしていた作品をまとめました。

「公園へ行かないか? 火曜日に」 柴崎友香

「公園へ行かないか? 火曜日に」 柴崎友香

あらすじ
2016年11月8日、わたしはアメリカで歴史的瞬間に居合わせた、はずだった――。世界各国から作家や詩人たちが集まる、アイオワ大学のインターナショナル・ライティング・プログラムに参加した著者が、英語で議論をし、街を歩き、大統領選挙を経験した3ヶ月。現地での様々な体験から感じたことを描く11の連作小説集。

 

朝井リョウさんコメント
ヤル気を出す時って自分を大きく見せてしまいがち。書く対象が大きくとも心身に実感のある言葉を積み重ねていく著者のスタンスにホッとします。

著者がアメリカ大統領選の最中に滞在した記憶をもとにしたノンフィクション小説。
アメリカという州の集合を意識するなか、滞在中に参加したプログラムでは多種多様な文化を持つひととの関わりを通して、言語と文化の違いを肌で感じる。外国語と母国語の言語や思考の距離感は、日本語や著者自身の思考をも考えさせる。日本語とひとくくりにしても、標準語と著者のルーツである大阪弁の距離感に、大阪弁こそルーツだと思い至る。著者、柴崎友香の作中に出る登場人物が話す大阪弁は、日常の風景を想起させながら、小説世界の詩情あふれる美しさ、繊細さで構成されている。

「公園へ行かないか? 火曜日に」 柴崎友香

 

星間ブリッジ きゅっきゅぽん

星間ブリッジ きゅっきゅぽん

あらすじ
日中戦争時の“魔都”上海を舞台に日本人少女と中国人少年が絆を紡ぐビルドゥングスロマン

 

朝井リョウさんコメント
舞台は昭和初期の中国。上海に渡った日本人の少女が中国人の少年と出会うところから物語は始まります。名作の復刻版感さえ漂う独特な絵柄で描かれる少女・少年目線の日中戦争。私は3巻でボロ泣きしました。全4巻というコンパクトさなので週末の読書に是非。この漫画は表紙を並べて紹介したかったなぁ。by Twitter

歴史もの、しかも戦争、異国という時間も場所も重苦しく暗澹とした雰囲気が出てもしょうがないテーマに対し、作者の感性がもつ「ほのぼの」した描写が緩和してくれる。現在も近隣国への関係は良いとは言えないなか、このような作品が存在することが素晴らしい。作者の感性、勇気、気概、今後も気になる作家さんです。

星間ブリッジ きゅっきゅぽん

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シェイクスピアの厳選21の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

シェイクスピアの仕事と人生の名言 -
ゆっくりと着実に進もうと思える言葉たち

シェイクスピアは世界を代表する文豪。いまでもシェイクスピアの作品は読みつがれ、戯曲は世界のどこかで公演されています。教科書にものるような物語や戯曲で読者を楽しませ続けています。物語とは少し違う地に足の着いた幸福論ともいえる哲学的な言葉は魅力的であり、人生や仕事に勇気を与えてくれます。シェイクスピアの言葉から厳選した名言集を紹介します。

by unsplash

険しい丘に登るためには、最初にゆっくり歩くことが必要である。

険しい丘、高い山、どちらもその形状は裾野が広がっていることにあり、より高くなるにはより広さが必要になる。高みを目指すとはつまり、麓から緩やかに歩き始め、次第に傾斜がつき、足場も心許なく、空気は薄く心折れさえする状況に自分自身を追い込むということ。シェイクスピアの言葉は、どんな高い目標も小さく地道な一歩から始まるというようなことを伝えていると同時に、その地道な一歩こそが高みに挑戦するための、あなた自身を培ってくれる一歩であると教えてくれているよう。一歩一歩大切にしていきたいと思える名言。

成し遂げんとした志をただ一回の敗北によって捨ててはいけない。

敗北はいままでの挑戦を捨ててしまいたくなるほどの体験だ。漫画「スラムダンク」に常勝チームの山王工業がまさか主人公のチーム湘北高校に負けてしまう。山王の監督が試合後の選手達に、”「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる。”という言葉とともにコートを後にするシーンがある。そんなチームに勝った湘北も次の試合で簡単に負けてしまい、物語は終わりを迎える。スラムダンクは負けることで全てが終わるのではなく、そこから続けていく美しさを語っているよう。負けることを考えてそんなことを想起させるシェイクスピアの名言。

慢心は人間の最大の敵だ。

慢心は常に自分の中にある。対象と比較し、優位と思い、安心する。慢心は過信と似ていて、自信がありすぎるがゆえに物事が見えなくなる。それならば過剰な自信よりも絶えず自分自身に不足を疑いをかけるような不安や臆病であるほうが良い。プロフェッショナルというその道のプロを紹介する番組、外科医として、全国から手術を希望される山高氏でさえ、常に臆病であれと語る。臆病がゆえに最善を尽くせる。弱みは強みに変えることができる一例。シェイクスピアが言う最大の敵に打ち勝つには臆病であることも一つの術であると考えさせられる名言。

輝くもの、必ずしも金ならず。

金は金銀銅のことであり、富や名声など輝かしいものとして認識されている類の比喩だろうか。ひとは分かりやすく光るものを目標として生きてしまうなか、本当に自身にとって大切な物事は誰もが羨むものではなかったりする。残りの人生がわずかなひとに、人生でやり直したいことはあったかと尋ねたある調査では、仕事の時間よりも、家族の時間や自分が本当にやりたいことに時間を使うべきだったと回答した方が多くいたそうだ。現在進行系で光るものに向かい突き進むうちは気づかないけれど、光こそなくとも自分の本心が喜ぶ物事がある。それらを見つけ大切にすることこそ人生を輝かせるのかもしれないと考えさせられるシェイクスピアの名言。

人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。

もう何も言葉を足すこともなく共感できる言葉。常に明るく愉快な心でいれば、人生を嫌になることはない。ただ、それが出来れば苦労しないよ、といった気持ちもどこかにあるのは本当のところ。つまり、心がどんな状態なのか。心をいかに良い状態に持っていくか。ここが人生の良し悪しを左右する大きな要素なのかもしれない。映画「マザーウォーター」という松本佳奈監督作品に出てくる、もたいまさこが青年の働き姿に対し「機嫌よくやんなさいよ」と声をかける。その映画には、誰かの働きの良い空気が循環している。機嫌良くやることで、全てが少しずついい方向にいくのかもしれない。そんなことを想起させてくれたシェイクスピアの名言。

今晩一晩は我慢しなさい。そうすれば、この次はこらえるのが楽になる。そして、その次はもっと楽になる。

悔しくて悔しくて、怒りすら込み上げて夜も眠れない日がないひとはいないだろう。機嫌良く生きたくても、周囲の人とうまくやっていけないことがあり、自分も知らなかった負の感情でいっぱいの、自分が現れて驚く日だってある。そんな時は、感情に目を向けず、寝てしまえ、怒りを枕に寝てしまえ。次の日朝、もう一度考えてみなさい。案外大したことではないと思えたりすることもあるよ。そんな風に聞こえるシェイクスピアの優しい名言。

楽しんでやる苦労は、苦痛を癒すものだ。

これも先の名言と同じように、物事にどういう気持ちで取り組むか。気持ち次第で物事から感じるものが変わる。書くことが苦痛で仕方ない人もいれば、書くことが楽しくて、自分自身が癒されるていくような人では、書かれた文字数に大きな差がつくだろうことは予想がつく。楽しんでやれているか?楽しめていないならどう楽しめるか?考えはじめた途端前よりも苦痛を感じなくなることに気づくかもしれない。楽しむことを自分に問いかけたくなるシェイクスピアの名言。

賢明に、そしてゆっくりと。速く走るやつは転ぶ。

速く走ると、身体はコントロールしづらくなる。直線ならまだしも、人生は紆余曲折の道程。足場を確認しつつ、少し先の状況把握と、自分の身体についての理解を、絶えず思考しながら進む。それは速く懸命に走っていた時よりも進みは遅いかもしれないが、着実に遠くまで行ける方法。

小雨はいつまでも降り続くが、大嵐はあっという間だ。早く馬を走らせるものは、また早く馬を疲れさせもする。

出力と継続は両立できないトレードオフの関係性がある。最大出力のエネルギーは継続時間が短い。馬を走らせるひとは現代では少ないが、スマホからチームスタッフなど、自分である程度出力をコントロールできる状態であれば、この関係性は意識しながら取り組みたい。考えさせられるシェイクスピアの名言。

避けることができないものは、抱擁してしまわなければならない。

苦手なことや嫌なことは出来るだけ避けたいのが人間。けれど、避けられない物事があるのもまた人生。それならいっそのこと、抱きしめてしまえばいいとシェイクスピアは説く。仕事に追いかけられ滅入ってしまうなら、仕事を追いかけ回し、強く抱きしめる。後ろ向きな時には気づかない、仕事への愛着が芽生えるかもしれないと思わせるシェイクスピアの名言。

たとえ小さな斧でも、数百度これを打てば堅い樫の木も切り倒せる。

小さなことでもコツコツと続ける大切さ。誰もができることも、誰もが続けてできるとは限らない。大きな事を成し遂げたひとはなにも一太刀で成果をあげたのではなく、数百度の打ち込みで成し遂げたのかもしれない。才能がないとしても成果を出したいなら継続することをやめないことも大きな成果を出す一つの才能かもしれないと思わせるシェイクスピアの名言。

何もしなかったら、何も起こらない。

確かな正論。人間は古くからなにも変わらない。ミュージシャンの矢沢永吉は「やるひとはやる、やらないひとはやらない」と昔のインタビューで語っていた。最近のCMで「やっちゃえ」と語る矢沢永吉がいた。彼はいまだにやる側の人間でいた。なにもしなかったら、なにが起きただろうか?起点のない想像は一向に広がりを見せない。何かを起こしたければ何かをしよう。シェイクスピアの正論な名言。

習慣も大事だが、なかには守るより破ったほうがいいものもある。

守るという意識になった習慣はどちらかというと慣習になりがち。慣習は時に当初の目的から離れていってしまってもそのことに気づくことがない。目的意識とは別の思考回路や無意識的に取り組んでしまう。守ろうと思っている自分に気づくことで習慣の棚卸しができる。そのことに気づかせてくれるシェイクスピアの名言。

シェイクスピアの仕事と人生の名言 -
言葉にならない気持ちが理解できる言葉

by unsplash

言葉が役に立たないときには、純粋に真摯な沈黙がしばしば人を説得する。

言葉を生業にしていたシェイクスピアから、ある意味で対極にある「沈黙」の本質が語られたのは、とても説得力がある。コミュニケーションは言葉やボディランゲージのあいだにある「間」も同じくらい表現に欠かせない。その「間」を語らない言葉として届けることが沈黙にできる表現。沈黙は怖い。言葉を発しないことの怖さがある。しかし、その怖さを超えた沈黙にしか言葉では語りつくせない本心が届くことがある。物語を語り尽くしたシェイクスピアだからこそ響く名言。

悲しみが来るときは、単騎ではやってこない。かならず軍団で押し寄せる。

Mr.Childrenの「箒星」という歌詞に、「口に出すと悲しみは、次の悲しみを生むだろう」という悲しみについての言葉がある。シェイクスピアの悲しみについての言葉と同じような意味として受け取れるような気がする。悲しみはひとつのようでいて、次から次へと溢れ出すような感情だ。それは涙のように、なぜ泣いているのか、どこまでいけば泣き止むのか、自分のことなのだけれど、自分でさえ分からなくなる感情が悲しみにはある。だからどうだと言うことはないけれど、ただただ、悲しみについてそういうものだと思うほかないシェイクスピアの名言。

不幸というものは、耐える力が弱いと見てとると、そこに重くのしかかる。

シェイクスピアの不幸論。不幸は性格が悪いのだろうか。人間が弱っているときに弱っている箇所にのしかかろうとする。そして人は押しつぶされる。耐える力があればいいのだろうが、不幸中には不幸にも耐える力すら弱っているものだ。不幸にのしかかられないようにするには、そもそも不幸をさけることが対策だろうか。だからこそシェイクスピアは先述のように自分の心の持ちようをどう保つかに意識を置いていたのではないか。不幸でなく、幸福を感じるように、心を保つ。これがシェイクスピアの幸福論なのかと思わせる名言。

どうせ年をとるなら、陽気な笑いでこの顔にシワをつけたいものだ。

どうせシワができるなら、笑いジワでありたい。喜劇も悲劇も綴ってきたシェイクスピアが出した答えのようも感じる名言。「子どもは1日400回笑う、大人になると15回に減る」というグリコのCMコピーがある。大人になると笑うことが少なるのは成長ともとれるが、笑いのない毎日では息苦しいのもまた大人の悩みではないだろうか。いかに生きるかを考えるときにひとつの指標として、「きょうは何回笑ったか」と数えるのも一日を豊かにする方法ではないか。気づけば笑いじわが増えている人生であることを願いたい。

他人もまた同じ悲しみに悩んでいると思えば、心の傷はいやされなくても、気は楽になる。

シェイクスピアは悲しみと喜びに関心があったのだろう。悲しみに対してどう対処すればいいか。悲しみを相対的に捉えることで、悲しみ自体は癒えなくとも気分は楽になると述べる。気休めかもしれないが、その気休めで救われるひとは少なくないのではないだろうか?多くの物語を書いてきたシェイクスピアの作品はそんな悲しみに句読点を打つような、「気休め」であろうともしたのかもしれない。気持ちだけでも楽であってほしいと聞こえるシェイクスピアの優しい名言。

シェイクスピアの、言葉にならない気持ちが理解できる言葉に共感する方におすすめ

マザーテレサの言葉は、世界の悲しみを受けれ入れながらも、自分の手の届く範囲から幸福を見出そうとする姿勢に溢れています。ぜひこちらも読んでほしいです。

シェイクスピアの仕事と人生の名言 -
知性とは何かを考えさえられる名言

簡潔こそが英知の真髄である。

ブルーハーツのマーシーは、「難しいことはわかりやすく、わかりやすいことは面白く、面白いことは深く。」と言った。シェイクスピアと同じように、簡潔であることに含まれた多くの知性が重なる。スティーブ・ジョブズが作ったiPhoneには、複雑さを嫌うほどにシンプルで直感的なモノであろうした佇まいが込められているように、簡潔であることのほうが実は難しい。けれど、その難しさを乗り越えた先には多くの人の笑顔が待っている。シェイクスピアからミュージシャン、実業家と時代も業界も越えた普遍的な真理だと考えさせられる名言。

誰の言葉にも耳を傾けよ。口は誰のためにも開くな。

格言。誰の言葉も吸収できるよう常に自分を開いている状態でいて、誰かれ構わず自分の思ったことを口にせず、話す相手は選びなさいということ。時として、ひとは、この言葉の反対のような状態になりがち。自分が信用している人の言葉しか耳を傾けなくなると、自分のなかにある情報は偏りをみせる。科学の発展や常識の形成により、時間で情報の真偽は変わっていく。ひとつの物事からの情報しか受け取れない状況は、結果的に、自分をも傷つける可能性がある。また偏った情報を周囲に話すことは、周囲の人を傷つける可能性がある。賛否問わず、清濁併せ呑むとは言わないが、あらゆる情報が自分のなかに流れていくような環境を整えること重要性を説くシェイクスピアの名言。

暗闇はなく、無知があるのみ。

芸人でいて、ビジネスやエンタメをアップデートしている活動をみせる西野亮廣氏の「行動するために必要なものは『勇気』じゃなくて『情報』だ」という言葉を想起。漠然とした不安や恐怖のようなものは、情報を収集し分析し仮説を立て対処する、このサイクルがあれば、漠然とした暗がりは消える。必要なのことは、無知であることから少しでも新しい情報を得ること。自分のことを知らないと自覚し、新しい情報を得て咀嚼することは、大変に面倒なことである。それでも情報さえ得ることができれば、現代においての生きやすさが違うのは明白。暗闇なんかじゃなく、自分の目が開いていないと自覚したいシェイクスピアの名言。

シェイクスピアの、知性とは何かを考えさえられる名言に共感した方におすすめ

シェイクスピアはユーモアを交えた比喩で知性について言葉にします。今の時代の知性とはなにか、ビジネスをロジックだけでなく、アートやデザインから立脚させた人物、スティーブ・ジョブズの言葉はデザインについてその向こうの知性について問いかけてくれます。

シェイクスピアの人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

あらすじで読むシェイクスピア全作品

あらすじ
『マクベス』って、結局どんな話?「最悪だなどと言えるうちは、まだ最悪ではない」って、どの作品に出てくるセリフだった?日本人は意外と知らない。欧米人は、誰もが知っている。それが、シェイクスピア!これ一冊で、シェイクスピアの作品世界が見渡せる…戯曲40作品、さらに詩作品も収録。

シェイクスピアについて、まずはざっくり網羅的に知りたいひとにはピッタリの書籍。

「最悪だなどと言えるうちは、まだ最悪ではない」
「弱き者よ、なんじの名は女」
「何事にも潮時というものがある」
「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」
「まことの愛の道は、けっして平坦ではない」
「まずは、信じる心をもっていただかなければなりません」
「慈悲とは、無理にしぼり出すものではない」
「人生は歩く影法師、哀れな役者だ」
「恋を語るなら、ささやいて」
「絶望して、死ね! 」

上記は、どれもシェイクスピアの作品に出ている言葉です。シェイクスピアの言葉の海に飛び込むまえのガイドブックとしておすすめです。

あらすじで読むシェイクスピア全作品


7人のシェイクスピア

あらすじ
舞台は16世紀、空前の演劇熱に沸くロンドン。片田舎に育った無学の青年・ランス(W・シェイクスピア)は、個性豊かな仲間たちの才能を結集し、芝居の脚本を書き始める。それは、1本のペンだけを武器とした“革命”だった――! 絶対的格差のなかで“自由”を求めた、7人の文豪たちの熱筆疾風録!!!『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『マクベス』etc……数々の名作を著した、史上最高の劇作家にして詩人。現代の英語を作り上げたとも言われるシェイクスピアとは、いったい何者だったのか――。 物語は、16世紀イギリスに生きた、一人の女性の悲劇から始まる……。

地方出身、中等学校までの学歴しかないシェイクスピアが、劇作家として成功するに至ったのか、その答えは「7人のシェイクスピア」のタイトルに隠されている。という著者の創作をスパイスに進む壮大な話がですが、休日にまとめてイッキ読みすると読み応えバッチリの漫画です。

7人のシェイクスピア

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芥川龍之介の厳選12の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

芥川龍之介の仕事と人生の名言 -
芥川節炸裂の皮肉に満ちた幸福論

芥川龍之介は日本を代表する文豪。年に2回ある芥川賞の芥川は彼の日本文学への功績からつけられた。教科書にものるような物語や自意識の行き着く先にある支離滅裂な世界観ある物語まで、芥川独特の皮肉の効いた文体でいまも読者を楽しませ続けている。彼の幸福論ともいえる哲学的な言葉は魅力的であり、人生や仕事に勇気を与えてくれます。芥川龍之介の言葉から厳選した名言集を紹介します。

芥川龍之介_幸福論
by unsplash

どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。

芥川龍之介の文章を読んだ人は感じるかもしれないが、皮肉の効いた文章を書く。時に悲観的な言葉や視点の中に人間というものはこうも馬鹿馬鹿しいよなぁと自虐的に笑いの要素が盛り込まれている。彼の文章を読んだ後にこの言葉を読むと、人生はどうせ苦しいもんなんだよなと納得してしまうと同時に、まぁボチボチ生きていきますか。といったささやかな開き直りをもって人生に向き合える。強く背中を押す言葉ではないけれども、自然と一歩が踏み出されそうな名言。

阿呆はいつも彼以外のものを阿呆であると信じている。

小さな子供がよく言う「馬鹿と言ってる方が馬鹿なんだよ」という言葉に重なる。自分以外の誰かを阿呆と判断し相対的に自分を少しだけ優位にしてみせる行為は知的ではない。ソクラテスが「自分は何も知らない。けれど、何も知らないということを知っている。」といった無知の知の延長上に知識や知恵があるのこもしれない。周囲を阿呆と見るのなら、自分自身を阿呆として捉えてから、新たな知が獲得できる気がしてくる芥川流の名言。

幸福とは幸福を問題にしない時をいう。

幸福を思ってる時は幸福ではない。 そのことについて考えていると言う事はそのことが足りないということで、だからこそそのことについて考える。本当に幸せなら幸せについて考える何か別のことをしているような夢中しているような感覚であろう。幸福について考えている時、まず1つだけわかる事はあなたはいま幸福ではないということがこの言葉から読み取る。この言葉をまた芥川龍之介ならではの皮肉の効いた名言だ。

道徳は常に古着である。

道徳とは人間としてのモラルや社会的規範、または文化よってその尺度は変わるもの。法律のように明文化されているわけではなく、社会通念としてその国や地域で社会生活を営むひとの頭の中にある概念ともいえる。つまり、これまで人々の中で互いに記憶を更新されてきたもの。道徳は社会生活を円滑に営むうえでとても役に立つものであるけれども、過去の前例から成り立つものなので、これからの社会通念を形成するものではない。それを芥川は古着だと皮肉った。新しいファッションは新しい人々が作るようにこれからの概念も新しい人々が作る。道徳はそれまでの暫定的な概念であることを踏まえて、絶対視せず活用していけばいいと思える名言。

私は不幸にも知っている。時には嘘によるほかは語られぬ真実もあることを。

芥川作品で教科書にも載るよう作品に「蜘蛛の糸」がある。地獄に堕ちた男が頭上から垂れ落ちる天国にいける糸にのぼる。他の者も同じように登ろうとするが男は彼らを蹴落とす。同時に糸は切れ男は地獄にまた戻る。もちろんこれはフィクションであるけれども、読後に抱く感情として例えば、自己中心的な考えから他者のことを考えない行動はいずれ自分の首を絞める結果になる、といった感想や教訓を覚えたとしたら、現実にその教訓を活かすことでより良く生きることができるかもしれない。嘘が真実を教えてくれるのとはあると思える名言。

人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わねば危険である。

人生をマッチに喩えた比喩。前半と後半の対比がオチにもなっていて秀逸な名言。重大に扱うほどの価値はないと捉えながらも、その安易さが足元をすくうことになるかもしれない。芥川の言葉だと人生は危なっかしいものとして受け止めることもできるが、マッチが灯りを生むこともできるし、小さな暖をとることもできる。なにかと着火すれば大きな火になることだってできる。人生は軽々しく扱うこともできるけれど、いまよりも広く深い風景を見せてくれる可能性も同時にあるとすら思わせてくれる名言。

あなた方のお母さんを慈しみ愛しなさい。でもその母への愛ゆえに、自分の意志を曲げてはいけない。そうすることが後に、あなた方のお母さんを幸せにすることなのだから。

子供は親の背中を見るという言葉があるように、親の言動よりも行動に対して信頼や尊敬の念を加減させる。子供が親に期待していたことは、大人の世界が楽しいということを親自身から発信することだった記憶がある人は少ないはずだ。反対に、親が子供に期待することも、この世界を思う存分味わってほしいという一点に行き着く人が多いのではないか。どちらにしても、子供ためや親のために生きるのではなく、自分自身のために生きる姿こそが大切な人をも幸せにする。そんなことを伝えたいのかと思える芥川の愛ある名言。

完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。同時にまた、自己を告白せずには如何なる表現も出来るものではない。

自己表現について。100%の自己表現はできないけれど、0%の自己表現というものもない。何かをアウトプットすることは、どんな模倣であれ個性が微細であれ表出するもの。表現には2つの苦しみがあるのかもしれない。ひとつは、自己の深くまで潜り得体の知れない何かを外に出そうとするも出してみると違ったものになってしまいまた潜る苦しみ。もうひとつは、主観をできるだけ排除し客観的な表現を試みたのに、自分の性格の一端が滲み出ていることに気付いてしまう自己嫌悪ような苦しみ。いずれにしても逃れられない自己という存在に一番折り合いをつけて生きていかなければならない作家の芥川だからこそ出た名言。

人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ。

瑣事はデティール。細かいところ。日常は気づけば繰り返しのように思えてきてしまうほどの瑣事に囲まれている。それらの瑣事に無頓着に無関心にしていると見るものすべてが単一色に見えてくるように日常は単調に退屈なものになる。幸福はどこからくるのか。これら日常の瑣事を愛すことができるなら、たちまちに目の前のすべてが彩りはじめる。小さな幸福を集めることは一日を豊かにし、しいては一週間、一ヶ月、一年と積み重なり、大きな単位として、人生についての幸福と捉えることができやすくなる。芥川龍之介の人生を知ると、この言葉通りの人生とも思えないけれど、憧憬のような気持ちで悟ったのかもしれないと思い馳せてしまう名言。

我々はしたいことの出来るものではない。ただ、出来ることをするものである。

仕事をしている社会人にとっては、働くこととはなんなのか考えてしまう命題かもしれない。いま取り組んでいる仕事がしたいことではないほど、この命題について考えてしまう時間も長くなるかもしれない。ひとは、仕事を選ぶうえで、「したいこと」と「できること」が重なるようなことをすることが望ましいとされている。しかし、その重なりで仕事ができている人も多くはないだろう。仕事の本質は他者ができないことを提供することにあるとしたら、他者が評価することは、「できること」に限られる。できることをするものと、芥川龍之介のような文学への情熱や言葉への才覚があった人が語ると地に足をつかずにはいられないと同時に淡々とできることをしようと思えてくる名言。

創作は常に冒険である。所詮は人力を尽した後、天命にまかせるより仕方はない。

創作についてはよくわからないので、なんとも言えないが、ある程度自由にアウトプットすることということを創作と捉えるなら、自分でも作っているものに対して、なぜこうなったのかよくわからないような状態が創作にはある。先述の言葉「完全に自己を告白することは、何びとにも出来ることではない。同時にまた、自己を告白せずには如何なる表現も出来るものではない。」にあるように、絶えず自己と対話しながら、最後には他者のように別人格の「存在」が創作物に立ち上がり含まれてさえいる。芥川龍之介のような文豪でさえ、最後には「天命」に委ねるのだから、創作は人智の理解を越えた作業なのかもしれない。あまり肩肘はらず、ただただがむしゃらに作ることが人間にできることなのかなと思い至らせてくれる名言。

芥川龍之介の人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

芥川龍之介の生き方と言葉

 

“【目次】 第一章:芥川龍之介の青春 第ニ章:作家としての決意 第三章:名声と倦怠と 第四章:ぼんやりとした不安 ゆかりの地探訪 コラム 芥川主要作品一覧 芥川龍之介年表”

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武器としての言葉の力―――文豪たちが教えてくれる最強の表現力・生きる作法

 

“◆「言葉の力」こそが一番の教養! 文豪たちの言葉の力は、やっぱり凄い!! 奥深い日本語の魅力や、文豪たちの生き方を味わいながら、 表現力が磨かれる1冊!”

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『芥川龍之介全集・378作品⇒1冊』

 

「蜘蛛の糸」「歯車」「羅生門」などの代表作を始め、短編の名手、芥川龍之介の遺した「374作品」に、関連資料4作品をそえて一冊に凝縮した大全集。

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スティーブ・ジョブズの仕事と人生の名言 -
死ぬことを想い「いま、やりたいことをやろう」とする大切さ

スティーブ・ジョブズは元アップルの経営者。自身が立ち上げたアップルをクビにされ、世界初のコンピューターアニメーションである「トイ・ストーリー」を制作したピクサーを手がけ、再びアップルに戻ったジョブズはiPhoneを作った。この功績は映画監督のスピルバーグに「彼は人々の手元に世界を置いた」と言わしめたほど。彼の死生観からくる哲学的な言葉は魅力的であり、人生や仕事に勇気を与えてくれます。スティーブ・ジョブズの言葉から厳選した名言集を紹介します。

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17の時に、こんな名言に出会ったよ。“毎日を人生最後の日のように生きれば、間違いなく最高の人生を送れる”ってね。それ以来33年間、私は毎朝鏡を覗き込んで、こう自問し続けた。“もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?”そして、その答えがNoである日が続いたときは、何かを変えなきゃいけないんだってわかったよ。

極論かもしれない。けれども、その極論を当然のように行動に落とし込んだ人のその行動は強度が違う。人生最後の日が今日だとしたら、どんな一日を送るだろうか?いままでしていたことを続けるだろうか?「何をしているか」や「どんなふうにしているのか」という回答ではなく、まず答えなければならないことは「なぜあなたはそれをしているのか?」ではないか。Why?これに自問自答して即答できる自分でいたいと思わされるジョブズの名言。もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?

あなたの時間は限られている。だから他人の人生を生きたりして無駄に過ごしてはいけない。ドグマ(教義、常識、既存の理論)にとらわれるな。それは他人の考えた結果で生きていることなのだから。他人の意見が雑音のようにあなたの内面の声をかき消したりすることのないようにしなさい。そして最も重要なのは、自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。それはどういうわけかあなたが本当になりたいものをすでによく知っているのだから。それ以外のことは、全部二の次の意味しかない。

もし今日死ぬなら、今日やろうとしていることを本当にやるか?さきの質問がこの言葉の背景にもつながっている。あなたが本当にしたいことができるのはあなたにとって幸せなこと。しかし、それができないで悩んでいる人も多いのではないだろうか。幸せにつながるように日々得てきた知識や人々と関係。これらがあなた自身の直感、心からの声をかき消してしまうこともあるのではないか。ドグマとジョブズは言ったあなた以外の知恵から少し距離をとって、今一度自分自身のうちにある言葉に耳を立ててみよう。ジョブズは13歳のときに、当時憧れていたヒューレット・パッカード社のビル・ヒューレットの自宅に電話をかけたそうだ。「周波数カウンタの部品をください」ヒューレットに言うと、彼は部品をくれただけでなく、夏休みにアルバイトをしないかと持ちかけきたそうだ。幼少の頃から、ジョブズは自分に正直にしたい行動をとってきた。それでも彼が残した言葉には、周囲の期待や声に自分を殺してしまうなというメッセージが込められている。ジョブズもときに弱気な自分と戦っていたのかもしれない。ほんの少しだけ、ジョブズのようになりたいときに自分自身の問うてみたい名言。

結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている。

結果は競争原理がある。同じ時間を割いたとして同じ結果を仮に出したとしても、他者からの評価は、2つの同じ結果に差異をつくり、順位をつける。結果は平等には与えられない。しかし、結果を得る仮定とししての機会は平等に近いものがあるのではないか。行動したものすべてに機会は目を配っている。結果を想像して、やめてしまうのではなく、まずは機会が巡ってくるのだからチャレンジしてみようか。そんなふうに気軽にチャレンジができる世界であってほしい。ジョブズはそんなふうに願い、信じていたのかと思える名言。

自分もいつかは死ぬ。それを思い出すことは、失うものなど何もないということを気づかせてくれる最善の方法です。

人はいつかは死ぬ。大前提のことだけれども、生きていくうえで忘れがちなこと。自分の生き方はあとどのくらい生きるつもりの生き方なのか。いつかは死ぬことから逆算したとき、その生き方についてどう感じたのか。死を常に意識しながら生きることは恐怖や悲しみ、寂しさと常に一緒に生きることかもしれない。けれども、それは同時に生きる喜びを最大限に感じさせてくれる生き方だと思えるジョブズの死生観ある名言。

私は、本当に好きな物事しか続けられないと確信している。何が好きなのかを探しなさい。あなたの仕事にも、恋人にも。

好きこそものの上手なれ、という日本の格言がありますが、海の向こうのジョブズも同じことを言っており、つまり、世界共通とも言える原理原則のようなものかもしれません。好きであれば没頭しますし、試行錯誤も苦にならず、成功の喜びも失敗の悔しさも人一倍感じることで、それが糧になり、エネルギーとなり、また没頭する。好循環が生まれさらにその循環が加速していくようなものです。あなたはなぜそれをしているのか?好きだから。これ以上の答えはないのかもしれません。論理を越えた感情で行動している人は、続けることにストレスが少ないでしょう。なにかをするなら、好きなことをした方が継続できるので自ずと結果も良好になる。まずなにをするか?そこから再度考えてみたくなるジョブズの名言。

すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれを見つけていないのなら、探すのをやめてはいけない。安住してはいけない。心の問題のすべてがそうであるように、答えを見つけたときには、自然とわかるはずだ。

ジョブズは死を想えば、自分の心に正直に生きやすくなると説く。好きなことをしようと説く。もしあなたが好きなことがまだ見つからない場合でも、ジョブズは探すことをやめてはいけないと説く。探して探して、見つけたときの心の躍動をジョブズは知っているから探し続けることをすすめる。それほど好きなことをすることは特別な時間であり、生きるうえで大切なことだと伝えたいのだろう。ただただ生きるのではなく、夢中に生きる。そんな人の姿を見て人々は生き生きしていると表現する。生きることにさらに生きるを重ねた様子がこの表現にはある。まだ、見つけていないなら探し続けよう。そう思える名言。

残りの人生も砂糖水を売ることに費やしたいか、それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?

これはペプシコーラの躍進を担った経営者ジョン・スカリー氏をアップルに引き抜く際に言った口説き文句。もちろん報酬などの条件面も最大限の提示をしているが、「世界を変えるチャンス」と自分たちがこれからやろうとしている未来について提示されたとき、スカリー氏の心は動いたのかもしれない。コーラを砂糖水と揶揄する前半部分は過激だが、同時に自分がいましていることにワクワクしているジョブズならではの口説き文句。アップルにこそ入らなくとも、この言葉を知ったあとと知る前では自分がしていることについての見方が変わる人もいるのではないか?レンガを組み上げる仕事をしているのか?教会を作っている仕事なのか?考え方でレンガひとつひとつへの姿勢が変わるのが仕事。自分がしている仕事にワクワクしているかが大切だと教えてくれるジョブズの名言。

海軍に入るくらいなら、海賊になったほうがいい。

ジョブズはおそらく漫画のワンピースを読んでいない。しかし、読んでいた人からすると、この言葉からワンピースを想起する人も多いのではないだろうか。海賊を取り締まる海軍。もちろん両者にどちらも熱い想いがあり、魅力的なキャラクターばかりだけれど、主人公は海賊であり、その魅力的な世界の中心は海賊の彼らだ。彼らの奔放な生き方が世界をまわしている。海賊がいなければ海軍はいないように、無法かもしれないほどの行動が世界を巻き込む。ジョブズはそんな海賊のような生き様を選ぶと。ジョブズの言葉は、何かと何かを比較する表現が秀逸であり、これもそのひとつの名言。

量より質が重要だ。2本の二塁打より、1本のホームランのほうがずっといい。

さきの海賊の表現と似た比較表現。人々の記憶に残るのは2塁打ではなく、ホームランだ。2塁打を2つ重ねれば、同じ1点かもしれないが、ホームランは多くの人を幸せにする力がある。同じ1点でも質がホームランに分がある。同じ1点を狙うならホームランを狙ろう。ジョブズはそう言っているようにも聞こえる。ホームランを狙った結果としての2塁打もあるかもしれない。1点はこうして得ることができる。いま自分は2塁打を狙っているのか、ホームランを狙っているのか。ひとつ狙ってみるかと思わせてくれる名言。

重要なことに集中する唯一の方法は「ノー」と言うことだ。

日常は忙しい。人間関係は複雑がデフォルトのようなもの。気づければ部屋のなかが散らかるように無秩序は広がっていくように日常はいつも忙しない。そんな日常のなかには気軽にYESと言ってしまったものはないだろうか?好きでもない物事が目の前に転がってはいないだろうか?意思決定することが面倒で、YESと受けれ入れてしまったもので溢れているとすれば、あなたの日常を取り戻すのは「NO」を答えること。心が動かないものを手放し、好きなもので周囲を埋め尽くそう。ノーと言う勇気がときには大切だと教えてくれるジョブズの名言。

我々がすることと同じくらい、我々がしないことを私は誇りに思う。

仕事は果てしないものであり、顧客を喜ばそうと思うと、いろいろなことが思いつく人も多いのではないだろうか。しかし、そのどれもを仕事として取り組むには時間もその他の資源も足りない事実に気づくと、ひとは効果の高いことから優先的に選んでやるように資源配分を組む。また、顧客の声を汲んで、あれもこれもとたくさんの機能をつけた商品で顧客は本当に喜ぶのか?マーケティング的に言うと、バリュープロポジションという、顧客が望んでいて、競合他社が提供できない、自社が提供できる価値を提供できているのだろうか?顧客が求めているのはここではないか?それには、自分たちがしたことではなく、あえてしなかったことにも自覚的に取り組むべきとジョブズの名言は教えてくれる。

墓場で一番の金持ちになることは私には重要ではない。夜眠るとき、我々は素晴らしいことをしたと言えること、それが重要だ。

夜眠るときに、「我々はiPhoneを作った」と思いながら眠るってどんな気持ちだろうか?それはあの世に持ってい聞けないほどのお金を得て、世界の長者番付けで自分は何番だろうかと想像することよりも、ワクワクしてくる気がしてこないだろうか?iPhoneを手にした人々の顔や生活が思い浮かぶ、その生活を作った一助は自分たちの商品だとしたら、これほどの嬉しいことはない。お金はもちろん重要な要素だけれど、人々の生活を彩るためにきょうも商品を作り、サービスを提供している。その日の夜に、少しでも世界を彩れたかを夢想して生きていくのはロマンチックなビジネスマンではないかと憧れるジョブズの名言。

未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると信じなければならない。

PCのMacはフォントがきれいなことが特徴だ。これはジョブズが大学を自主退学しても、もぐりで、文字造形の学問であるカリグラフィーの講義を受講していたことまでルーツがある。美しいフォントがPCになかった当時、自身が手がけたPCにはこれまで学んできた美しいフォントを詰め込んだ。PCに美意識を詰め込んだはじまりがMacだった。Macはデザイナーに重宝される存在になったのは、ジョブズのルーツだったひとつの点がPCに結ばれたことが大きな要因かもしれない。たくさんの点を我々はいまから未来へどう線に結びつけるか。答えはいくらでもあると勇気が湧く名言。

当時は分からなかったが、アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後に分かった。成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた。

ジョブズは自身で立ち上げたアップルをクビになった。砂糖水を売っていたスカリー氏に宣告された。それからジョブズはコンピューターアニメーションの代表的な存在であるピクサーを手がけ、コンピューターによるアニメーション「トイ・ストーリー」を作った。ジョブズのの喪失経験がなければ、その後の、コンピューターアニメーションの礎でもある創造はなかったかもしれない。振り返ると、アップルを解雇されたことを人生で最良の出来事だったと語るジョブズ。人生で何が起こるか分からないということを体現して生きているような存在であるジョブズが語ると、喪失と創造の関係にはとても説得力がある。仕事をやめても、どうにでもなる。そんな開き直りをもたらしてくれる名言。

ハングリーであれ。愚か者であれ。

ジョブズの言葉でも特に有名な言葉。ハングリー精神を持つことは自分の欲求に忠実であれということ。もちろんこれはジョブズが常に伝えている自分が本当にしたいことをすべきというメッセージ。自分の欲望を感じ取り、自分のモチベーションを誰に焚き付けられるでもなく自分自身で燃やし続けることができるほどのハングリー精神を絶えず持てということ。しかし、その精神を抑えてしまう要因の一つに周囲の声がある。この声は自分が感じている以上に、無意識のうちに抑制されてしまうほどの力がある。だからこそ常に自分自身のイメージを愚かであろうとすることで、行動するうえでのハードルを外すことができる。ハングリーで愚か者であるなら、自分がしたいことを周囲の声を気にすることなく取り組むことができる。ジョブズの端的でいて愛のある名言。

スティーブ・ジョブズの仕事と人生の名言 -
デザインするということの本質を教えてくれる考え方

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デザインとは、単なる視覚や感覚のことではない。デザインとは、どうやって動くかだ。

デザインは深い。視覚的な図形や色をの組み合わせで千差万別あり、そこに美しさが求められる。センスや才能のような感覚的に定義して距離を取る人もいればだからこそと面白る人がいる。ジョブズはデザインを表面的に見るのではなく、見た人が手にした人がどんな反応をするかやどんな使い方をするかまで考えてデザインした。iPhoneがはじめて出たとき、説明書もなくともみなが直感的に使い、使いながら使い方を学習し、ついには自分仕様の携帯電話になるところまで作った。スティーブ・ジョブズはトーマス・エジソン以来の発明家だった。彼は私たちの指先に世界を置いてくれた。スピルバーグは彼の功績をこう讃えた。デザインは受け手の心や世界するデザインしてくれると気づかせてくれる名言。

消費者に、何が欲しいかを聞いてそれを与えるだけではいけない。完成するころには、彼らは新しいものを欲しがるだろう。

消費者はその商品を手にしたときまでそれが欲しいという欲求がないと言われる。つまりニーズが言語化されていないものを生産者は感じ取り、形にしてみせる力が必要だ。御用聞きのように何でもかんでも消費者の声を取り入れたものが大ヒット商品になったのはことは少ないのではないか。それよりもなぜいままでこれがなかったんだ、こんなものが欲しかったんだ、自分のために作られたものじゃないかと、自分を承認肯定されたような共感がともなうものではないか。そんな商品を作るのは難しい。消費者が本来求めている本質を捉え形にすることは、難しくはあるけれども面白い予感がしてくる名言。

テレビを観るのは、自分の脳のスイッチをオフにするためであり、コンピュータで仕事をするのは、脳のスイッチをオンにしたいときでしょう。

ジョブズがPCの役割について語った言葉。PCはおもになにかを作るときにその機能を最大限発揮するもの。人々の仕事の生産性を高めてくれるもの。その本質をこの言葉で表現した。Macを触っているときのテンションが上がる感じは仕事への集中力を高めてくれる効能さえある。PCとはどうあるべきかまで考えこまれ思想まで込められた製品だからこそ多くの人を惹きつけるMacなのかもしれないと思わせてくれるジョブズの名言。

顧客はより幸せでよりよい人生を夢見ている。製品を売ろうとするのではなく、彼らの人生を豊かにするのだ。

コチラの言葉もジョブズの製品開発やビジネスについての考え方を端的に表現している言葉。顧客は人生を豊かにすることが目的であり、それを叶えてくれる商品を買う。マーケティングで有名な言葉に、「顧客はドリルではなく穴を買っている」という言葉がある。ドリルという製品ではなく、ドリルを使用することでできる穴を顧客は求めて、ドリルを買う。この視点がなく、競合他社のドリルより優れいてるかという比較の部分のみで商品開発をしてしまうと本質を誤りかねない。人生を豊かにするための商品やサービスを作ろうと思える名言。

革新的なことをしていると、たまに過ちを犯す。一番良いのは、すぐその過ちを認めて、次の革新を急ぐことだ。

本質を求め、革新的なことをしてきたことは、誰もしていない事例を現在進行系で作っているようなものだから、ときに過ちも生まれることだってある。しかし、そこでやめずに、過ちを認めまた、革新的なことをし続ける。過ちが発生することを織込み済みしてしまい、それすら認め改善するマインドも常に織込み済みしてしまえば大丈夫。ジョブズの名言はそう教えてくれる。

シンプルであることは、複雑であることよりもむずかしいときがある。物事をシンプルにするためには、懸命に努力して思考を明瞭にしなければならないからだ。だが、それだけの価値はある。なぜなら、ひとたびそこに到達できれば、山をも動かせるからだ。

デザインすることは視覚的なことではなく、自分の思考すらデザインできるとジョブズは言っている。複雑になりがちな思考もシンプルに整理しておくことで、山をも動かす力があると。頭の良い人というのはいろんなタイプがいるだろうけれど、物事をシンプルに捉え、シンプルに思わぬ事柄を結びつける人がいある。彼ら思考のスピードや発想の豊かさは、思考が常にシンプルに整理されているからかもしれない。シンプルに考えようと思えてくる名言。

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野村克也の厳選15の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

リーダー

野村克也の仕事と人生の名言 -
リーダーや指導者にとっての嫌われる勇気の大切さ

野村克也さんは元プロ野球選手、監督。監督時代には、ID野球というデータ重視の考える野球を提唱し、数々のタイトルをものにした。彼の指導力や、選手を見る目、本質を掴む言葉に著作は多数。人生や仕事に勇気をくれる哲学的な言葉が魅力的です。野村克也さんの言葉から厳選した名言集を紹介します。

成長
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好かれなくても良いから、信頼はされなければならない。嫌われることを恐れている人に、真のリーダーシップは取れない。

リーダーに限らず、信頼関係を築く上で間違ってしまいがちなことは、好かれようとすること。それが邪魔して、YESとなるべく答えてしまったり、相手に必要な言葉や、プロジェクトとはズレたことをしてしまう。目的を明確にし、そこに適した人間関係を構築することもスキルのひとつ。人間関係は一番難しいスキルといっても良いけれど、野村克也氏の信頼を目指すことを頭の片隅に残しつつ人と接するだけでも少し前進する気がする名言。

「叱る」と「褒める」というのは同意語だ。情熱や愛情が無いと、叱っても、ただ怒られているというとらえ方をする。

大事なことは情熱と愛情があるかどうか。指導において他人に対し指摘する発言の質の以前にまず、自分自身にその人に対しての熱量があるかどうかを認識すべき。その人にあるかというよるも同じ目標や目的対して、達成するための熱量があるかどうか。そこに自信をもって熱量を注げていないようであれば、どんな指導も相手には響かない。まず自分自身の内面を整理し自覚的になることがはじめようと思える。嫌われてもいい気づいてくれれば。そんな気持ちを込めた野村克也氏のぼやき口調が浮かぶ名言。

ナポレオンは「人間を動かす二つのテコがある。それは恐怖と利益である」と言った。私はこの二つに「尊敬」を加えたい。リーダーは「利益と尊敬と、少しの恐怖」で組織を動かしていくべきで、その潤滑油が「笑い(ユーモア)」だ。

恐怖政治という言葉には、相手を恐怖によってコントロールするひとつの方法がある。しかし、それはどこかの国のクーデターのように、暴力での解決しようのない解決が繰り返される。インセンティブ。動機。相手にとっての利益を提供することでマネジメントする方法論がある。ビジネス組織ではインセンティブとして報酬などがある。相手が欲しがるインセンティブを提供することで組織全体の目的を達成することの大きな方向性を同じに方角に向けることができる。しかし、これらの2つは短期的、あるいは中期的なマネジメントには効果を示すだろうが、長期的には難しい。それは相手の内面が決して、この組織に満足してより良い組織にしたいというポジティブな感情ではないから。野村克也氏はそこに「尊敬」を加えた。尊敬は互いを尊重し、敬意を払う心情。ナポレオンの組織論にポジティブさが加わった。ナポレオンの辞書に不可能の文字がなかったという名言ではないが、尊敬が加わった組織に不可能はない。加えて野村克也氏は「笑い」まで込める。名将が名将たる所以かもしれない。複雑になりがちな組織論の指針にした名言。

全盛期を過ぎ、落差に耐えつつ、必死にやる、なんてことを惨めと感じる人はいるでしょう。ところが、僕はそうは思わないんですよ。なりふり構わず、自分の可能性を最後の最後まで追求する。そのほうが美しいという、これは僕の美意識です。

アスリートのパフォーマンスにはピークがある 。ピークのまま辞める人もいれば最後まで続ける人もいる。やめときを決められるのは幸せだその幸せを噛み締めながら最後まで泥臭く肉体の限界まで続ける。それはとても幸せなことではないだろうか。美意識と幸せが手を結ぶように自身の体で共存させる。誰かにやめろと言われてもやめない。決めるのは自分。誰かに嫌われても、自分が自分を嫌いにならなければいい。嫌われても良い。そう思える野村克也氏の勇気を与えてくれえる名言。

野村克也の仕事と人生の名言 -
成長の過程にある苦悩から解放する考え方

リーダー
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「どうするか」を考えない人に、「どうなるか」は見えない。

野村克也氏は現役時代、まっすぐ投げることができていないことを先輩に指摘された。野村克也氏は実はボールの握り方も知らずにボールを投げていたそうだ。どうすれば、まっすぐボールが投げられるか。握り方から投げ方、身体の使い方を考えた。考えることの重要性を感じたそうだ。物事の上達方法のひとつには、自分のしている行動の一挙手一投足を言語化できるかどうかがある。自分の言葉で説明できるのであれば、原因が分かる。つまり結果を変える変数が分かる。考えることは重要だと再確認させられる名言。

重荷があるからこそ、人は努力するのである。重荷があるからこそ、大地にしっかりと足をつけて歩いていける。

野村克也氏は、選手として活躍できない時期、解雇寸前の交渉時に「クビになるようなら生きていけません。南海電鉄に飛び込んで自殺します」と嘆願した。当時の球団人事からは、「お前は活躍できない」と苦言を言われつつも何とか残ったそうだ。結果を出すしかないギリギリの状況のプレッシャーは計り知れない。重荷のようなものを感じながらも結果を残すことがプロには求められる。それがアマチュアとプロの違いかもしれない。けれども、その重荷こそが地に足の着いた自分自身にしてくれる。現状を認めてこそ、現状を変えることができる。野村克也氏のその後の活躍は誰もが知っている。重荷を前向きに捉えることができる名言。

「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

野村克也氏は選手時代当初、カーブが打てなかった。観客席からは、「カーブの打てないノ・ム・ラ!」「カーブのお化けが来るぞ!」といいった野次を浴びたほど。そんな悔しさや恥ずかしさで野村克也氏は終わらず、どうすればカーブが打てるか考えた。投手それぞれのピッチングのクセを見つけ、カーブを事前に見破ることでカーブの打てない野村を克服した。野村克也氏の苦手克服方法には徹底的な観察がある。現状の見てる世界になかった視点や解像度で見つめると、自分を変えるヒントを見つけることができると教えてくれる名言。

失敗の根拠さえ、はっきりしていればいい。それは次につながるから。

上記のカーブ克服方法につながるが、なぜ自分が失敗したかが分かることが克服の第一段階かもしれない。失敗を受け止め、言語して、原因と結果を説明できることができれば、あとはその過程のあいだにある自身の行動を変えるだけ。ひとつひとつ、失敗の過程を分解してみればいい。それは悔しいし、恥ずかしい作業かもしれない。しかし、そこに向き合い、改善点を明確にしなければ次にはつながらない。逆に言えば、次につなげるということは、失敗から学ぶ、それだけでいい。成長はとてもシンプルな方法でできると教えてくれる名言。

ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。

自己を過大評価した瞬間から、思考の硬直が始まる。

プライドは成長を邪魔する。なぜプライドが成長を邪魔するだろうか。失敗に学ばないからだ。失敗を偶然とみなし、せっかくの成長の機会を自ら奪う。自信を持ってプレーすることは必要だけれども、過信は良くない。過信による怠慢なプレーは結果も怠慢になるのは当然。プライドや過信には自身の思考を硬直させるからだめだと野村克也氏は説く。思考が硬直するということは学習されていない証であり、日々複雑な環境の変化に気づいていないという証明である。勝負の世界では相手の変化に気づけず、ビジネスの世界では経済の時代性に気づけない。それでは誰も自分を評価するはずもない。プライドも過信も捨てて、柔軟な思考こそ成長の姿勢だと再認識させられる名言。

どうやったらライバルとの競争に勝てるか考えたとき、1日24時間の使い方の問題だ、と思った。

生まれ持った才能や環境は選べない。不公平な気持ちに歯ぎしりしたくなる日もある。それでも誰もが平等に与えられたその日は、みな24時間という事実がある。時間は誰しもに与えられた公平な資源であり、スケジュールとしてコントロールできるもの。ライバルに勝りたいなら、この24時間をコントロールして、最大限の成長を目指す。逆に言えば、成長したいときに、その物事にどのくらい時間を使っているかについて自覚的になるべきだ。可視化させた時間に対し、少ないと感じれば、どう増やせるかを考える。成長するための時間を確保することから始めたくなる名言。

不器用な人間は苦労するけど、徹してやれば器用な人間より不器用な方が、最後は勝つよ。

自分のことを不器用だと思っている人は多いのではないだろうか。この言葉はとても勇気を与えてくれる言葉。徹してやることで不器用な人間が最後には器用な人間に勝つ。それは、これまでの野村克也氏の名言から考えれば、不器用な人間には自分の不得手に対し認識が深く、数ある失敗を学習の機会に変えることができるチャンスが存在するということかもしれない。不器用な人が、器用な人よりも多く持っているもの、それは「失敗」の数。失敗を活かして成長に成長を重ねよう。

敵に勝つより、もっと大事なことは、常に自分をレベルアップすること。

勝負事であれば、目の前の敵や、近くにいるライバルなどの存在が分かりやすい現状認識や目標設定となり、成長の糧になる。しかし野村克也氏は、それ以上に有効なこととして、自分自身をライバルと見立てることこそが成長するために重要な考え方だと説く。昨日の自分よりも成長しているか。周囲の環境は絶えず変化し、ときに目標を見失うこともあるかもしれない。それなら、昨日の自分を意識すれば、見失うということがなくなる。むしろ毎日に成長の機会が生まれる。自分と向き合いたくなる名言。

限界が見えてからが勝負だ。

成長で大事なこととして、過去の自分自身と比べてみることが有効だと先述の野村克也氏の言葉で挙がっていたが、時間軸を基準に考えると、過去の自分だけでなく、現在の自分、未来の自分という存在が浮上する。限界を感じるという感覚は、現在の自分と未来の自分との喜ばしい差分が想像できないときに覚える。それは同時に未来の自分との勝負である。未来からの挑発のようなものであり、または自分自身との勝負には終わりがなく、ときにその絶え間なさに嘆く現在の自分の心情とも言える。詰まるところ、成長は過去から未来の間にいる現在の自分の内面が試されている。成長は自分との勝負。そこには誰も傷つけることがない勝負が繰り広げられる。負けたり勝ったりのリーグ戦のような勝負。楽しもう。

「もうダメ」ではなく、「まだダメ」なのだ。

限界を感じたときに口にする言葉「もうダメ」。野村克也氏はアスリートとして、敵だけでなく、自分自身との勝負にも身を置いてきた。その環境は、自分の内面から絶えずあふれる弱音に対してもコントロールする術を身につけさせた。たったいま心から出た「もうダメ」を「まだダメ」にしてみる。すると、僅かな可能性が未知数なもの広がりをみせた。まだダメならどうすれば良くなるか?言葉ひとつで、思考は回りだす。できない理由でなく、できる方法を考えだす。もうからまだへ、たった2文字の言葉を変えるだけでまた勝負に臨める名言。

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マザーテレサの厳選33の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

マザーテレサ2

マザーテレサさんは修道女の身からひとり、貧困の人々へ言葉通り手助けをしてまわる活動が次第に人々へ広がり、「神の愛の宣教者会」を創立した。彼女の発する言葉は、利他的な行動が自身への幸せにつながることを身をもって証明してくれている。人生や仕事に勇気をくれる哲学的な言葉が魅力的です。マザーテレサさんの言葉から厳選した名言集を紹介します。

マザーテレサてどんなひと?

マザー・テレサ、あるいはコルカタの聖テレサ は、カトリック教会の修道女にして修道会「神の愛の宣教者会」の創立者。またカトリック教会の聖人である。Wikipedia

マザーテレサの仕事と人生の名言 ー「それでも続けること」ことの大切さ

マザーテレサ1

unsplash

マザーテレサはひとりで貧困の人々への手助けを始めました。当初はその貧困を取り巻く周囲の人々は笑いましたが、マザーテレサは気にすることもなく支援を続けました。それはやがて、かつての教え子たちから支援の輪が広がりました。周囲の無碍な声に「それでも続けること」を説くマザーテレサの名言を紹介します。

人生とは機会です。
そこから恩恵を受けてください。
人生とは夢です。それを実現してください。
人生とは挑戦です。それをかなえてください。
人生とは義務です。それを完成しとげください。
人生とはゲームです。それを楽しんでください。
人生とは約束です。それを果たしてください。
人生とは悲しみです。それを乗り越えてください。
人生とは歌です。それを歌ってください。
人生とは苦労です。それを受け入れてください。
人生とは悲劇です。それを慰めてください。
人生とは冒険です。それを思い切ってやってください。
人生とは運です。それを作っていってください。
人生とはあまりにも貴重なものです。それを壊さないでください。
人生とは生きることです。戦いぬいてください。

人はしばしば不合理で、非論理的で、自己中心的です。
それでも許しなさい。
人にやさしくすると、人はあなたに何か隠された動機があるはずだ、と非難するかもしれません。
それでも人にやさしくしなさい。
成功をすると、不実な友と、本当の敵を得てしまうことでしょう。
それでも成功しなさい。
正直で誠実であれば、人はあなたをだますかもしれません。
それでも正直に誠実でいなさい。
歳月を費やして作り上げたものが、一晩で壊されてしまうことになるかもしれません。
それでも作り続けなさい。
心を穏やかにし幸福を見つけると、妬まれるかもしれません。
それでも幸福でいなさい。
今日善い行いをしても、次の日には忘れられるでしょう。
それでも善を行いを続けなさい。
持っている一番いいものを分け与えても、決して十分ではないでしょう。
それでも一番いいものを分け与えなさい。

人生のいま目の前にあることを受け入れ肯定しながら、前に進むこと。考えたり悩んだり時に誰かへの批判などせずにただただ今すべきことをする。マザーテレサの言葉は簡潔だけれど人々の背中を強く押してくれる。小さなことでも構わないから行動しなさい。そんなふうに聴こえてくる。どんなに逆でもどんなに理不尽でも自分の世界を変えてくれるのはいつも自分であり、自分が言った言葉よりも自分がしてきた事の積み重ねが世界を変える。思い煩う時、マザーテレサの言葉を読んで、もう一度行動しようと思えてくる名言。

人生はひとつのチャンス、人生からなにかをつかみなさい。

神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。

人生はいろいろある。幸も不幸も含め紆余曲折が人生だとしても、マザーテレサは人生をひとつのチャンスだと説く。何かを掴むことができる機会だと説く。成功や失敗の結果よりもまず、人生が機会に満ち溢れた時間だと思うだけで気持ちは前よりも高揚する。可能性が常に一秒先の未来から自分のもとにやってくるような気さえしてくる。何かをつかもうとする。その時間こそがもうすでに夢中で楽しい時間なら、それは結果として成功ととらえてもいいのではないか。常に機会に目を凝らし掴もうと行動することこそ、マザーテレサが説く、人生を楽しむ秘訣かも知れないと思わされる名言。

導いてくれる人を待っていてはいけません。あなたが人々を導いていくのです。

暗いと不平を言うよりも、あなたが進んで明かりをつけなさい。

説教してきかせても、それは人とふれあう場にはなりません。ほうきをもってだれかの家をきれいにしてあげてごらんなさい、そのほうがもっと雄弁なのですから。

マザーテレサはカルカッタで従事していた修道院をある日、神からの啓示を受けて、スラム街の貧しい人々を手助けするようなる。元教師であった彼女がまずはじめに行ったことは、学校に行けない子供たちを集めて、青空授業を無料で行なった。その活動からやがて彼女の昔の教え子たちがボランティアとして彼女のもとに集まり、寄付も少しづつ寄せられるようになった。彼女は自分にできることを見つけ、目の前のことに真摯に取り組んだ。この姿を見聞きした人が彼女の取り組みに感じるものがあり、支援の輪が広がっていった。彼女の教え子が集まったのもの過去に彼女がその教え子の人々にも同じように真摯に向き合ったからこそ「信頼」を得ることができ、いまの彼女に協力する動きも生まれたのだろう。いまできることを真摯に取り組む。その姿はきっと、少しの時間差こそあれ誰かが協力してくれる。まずは自分から行動を起こすこと。誰かの行動を待つのではなく、自分がその誰かになること。その行動は次第に大きな動きに変わる。ひとりで始めたこともやがて、ひとりではできなかったことまでやってのける動きになる。力が湧いてくる名言。

昨日は去りました。明日はまだ来ていません。わたしたちにはただ、今日があるのみ。さあ、始めましょう。

過去のことをあれこれ考えても、悲しいかなそのときにはもう戻ることはできない。昨日は過ぎてしまったのだ。大事なことはいつだっていまに向き合うこと。もちろんいまを大切にしたからこそ、その時間が過ぎていき、過去となり変わってもまだ今と同じような感覚であるのかもしれない。常に「いま」を生きるのは、記憶や論理など人間が動物より得意な頭を使って生きていると少し難しくなる。大事なのは、常に「いま」を感じること。昨日という概念を忘れることと、きょうやいまという時間を身体で感じること。動物のようにいまに集中していくことができれば、人は昨日よりも前に進むことができる。昨日を忘れ今を生きようと思えてくる名言。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

人は不合理、非論理、利己的です。
気にすることなく、人を愛しなさい。
あなたが善を行うと、利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。
気にすることなく、善を行いなさい。
目的を達しようとするとき、邪魔立てする人に出会うでしょう。
気にすることなく、やり遂げなさい。
善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。
気にすることなくし善を行い続けなさい。
あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。
気にすることなく正直で誠実であり続けないさい。
助けた相手から恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。
気にすることなく助け続けなさい。
あなたの中の最良のものを世に与え続けなさい。
気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

マザーテレサが設立した「神の愛の宣教者会」の目的は「飢えた人、裸の人、家のない人、体の不自由な人、病気の人、必要とされることのないすべての人、愛されていない人、誰からも世話されない人のために働く」こと。マザーテレサのこの活動が人々の感心を強く響かせたのは、自身の進行であるキリスト教信者への支援ではなく、どんな宗教でも貧しい人々を支援すること。そして、キリスト教に改宗させることもせず、ただただその人が信じる宗教を尊重しケアを行ってきたこと。信仰よりもまず、命や愛こそが人間の存在として大切なことであり、最大限の敬意を持って接する。当初掲げた目的に合致した行動が世界中の人々の感銘を与えた。行動や活動は、当初の目的と違ってきたり、目的が手段に変わってしまったりと少しづつずれていくこともある。マザーテレサは目的を忘れず進んでいった。この凄さは大小関わらず、目的を掲げたことのある人なら感じるものがある。マザーテレサが目的からずれることのなかった要因は、目的が本当にやりたいことであったことと、常にいまが目的に向かって生きているかどうか感じ取りながら生きてきたのだろう。自分の思考や言葉、行動の一挙手一投足に常に気を配り、目的と合っているか照らしながら、他人の一挙手一投足は常に少し想定を超えるものと見越して、自分の感情や目的に影響させないような心持ちでいたのかもしれない。自分の心を平和な状態にし、周囲をも平和にしていく。なかなかできることではないけれど、この言葉を時折思い出して、確かめながら今を生きて行こうかと思える名言。

私たちのしていることは大海の一滴(ひとしずく)に過ぎません。だけど、私たちがやめたら確実に一滴が減るのです。

私たち一人一人が、自分の玄関の前を掃除するだけで、全世界はきれいになるでしょう。

私にできてあなたにはできないこともあり、あなたにできて私にはできないこともあります。だから、ともに力を合わせれば、素晴らしいことができるのです。

この世界には70億人の人間がいて、一日2ドルほどの生活レベルの人は40億人いる。世界に眼を広げれば、およそ二人にひとりは貧困層と呼ばれる人だ。マザーテレサが活動していた時代も同様に多くの貧困層の人がいた。この数字を目の当たりにすると、自分ひとりが行動を起こしたところで世界は変わらないかもしれないとさえ思え、一歩踏み出すことをやめてしまうかもしれない。しかし、マザーテレサはやめなかった。ひとりひととりが自分の家の玄関を掃除するような身近な物事に少しだけ愛を注ぐことが出来れば世界は変ると本気で思っていたのだろう。いや、思っていたというよりも、計算した結果、確実に達成できると思い至ったのかも知れない。この世界の二人にひとりが貧困層だとしたら、豊かな側にいるひとりが、貧困であるひとりに少しだけ手助けすることができれば、世界はたちまち貧困という言葉はなくなる。そう単純に考えていたのかも知れない。だからこそ、大河の一滴であったとしても、一滴の集まりこそが大河なのだから、その一滴を注ぎ続けようと発信してようにさえ思える言葉。自分にできることが小さくとも、自分にできることをできる範囲でやろうと思えてくる名言。

マザーテレサの仕事と人生の名言 ー「愛が大事」思い煩う思考にさよならする考え方

マザーテレサ2

unsplash

マザーテレサはこの世界に愛が足りないとときます。その愛はひとの優しさであり、ほんの少しの行動、笑顔だけでも十分な愛情を受けたひとの心に届きます。ほんの少しの行動からはじめましょうと説くマザーテレサの言葉は、世界の笑顔を増やしたことでしょう。

この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです。

一切れのパンではなく、多くの人は愛に、小さなほほえみに飢えているのです。

マザーテレサはこの世界に足りないことは、愛と感謝であり、その意味を表す表現が微笑み、誰かに向けられた笑顔だと説く。マザーテレサの画像を検索してもらうとすぐに彼女の笑顔の写真が飛び込んできて、彼女の笑顔がこの世界に溢れていることが分かる。誰もができることのひとつとしても「誰かに笑顔を向けること」はすぐにできる世界平和。身近な人への笑顔をもう少し増やしてみよう。ある統計では、日本人の子どもは1日400回笑い、大人になると15回に減るそうだ。子どもの笑顔が一瞬でも心に平和をもたらすことを思い出して、子どもたちに負けず、大人ももう少し笑顔を増やそうと思えてくれる名言。

平和は微笑みから始まります。

笑ってあげなさい。笑いたくなくても笑うのよ。笑顔が人間に必要なの。

誰かに微笑みかけること、それは愛の表現であり、その人へのすばらしい贈り物となるのです。

短くて口に出しやすい言葉でも、心のこもった言葉はある。そんな言葉はいつまでも心の中で輝き続ける。

これらの言葉も、上記と同様に「笑いましょう」とマザーテレサは説く。とても簡単なことだけれど、貧困という言葉に対して、ついつい難しい顔をしてしまったりする。それでも笑顔は愛の表現あり、他者への贈り物である。そしてこの贈り物は手間暇のかからない贈り物だ。もしも笑顔が届けられない人には、短めの言葉だっていい。そこに愛情が込められてさえいれば、人の心には届く。笑顔も言葉もどちらも愛の表現だ。ついついこの表現を忘れがちになることがあるけれど、いつも絶やさずに表現できれば、世界はもっと楽しくなる。自分が誰かに笑顔や言葉をもらったときの気持ちを思い出すと、自分の顔も笑顔になる。いつかの笑顔が誰かの心には残る。世界に少し足りなくなる愛は、誰もが無償で簡単に贈ることができ、誰かの心に貯まっていく。その総和が世界の平和に少しでも役立ち、巡り巡って自分を笑顔にしてくれると思える名言。

あなたに出会った人がみな、最高の気分になれるように、親切と慈しみを込めて人に接しなさい。

あなたの愛が表情や眼差し、微笑み、言葉にあらわれるようにするのです。

慰められるよりも慰めることを、理解されるよりも理解することを、愛されるよりも愛することを。

私たちは、大きいことはできません。小さなことを大きな愛をもって行うだけです。

マザーテレサは大きいことを人々に求めていない。ただただ身近な人を愛するように、ひとりひとりができる小さなことをできるよう願っている。しかしマザーテレサの願いや自身の行動として積み重ねた小さな行動は、大きな物事を動かす力があった。1982年のイスラエルとパレスティナの武力衝突を一時休止させ、戦火の病患者たちを救出した出来事があった。マザーテレサの訴えにより大きな争いがいっときでも止まったのだ。小さなことをしてきたマザーテレサへの信頼が一国の動きを変えてしまうほどの力をも示した出来事だ。だからこそ、マザーテレサの願うひとりひとりの小さな愛ある行動を沢山の人が信じたくなるのだろう。彼女自身が証明した愛の力を持ってひとりひとりが行動し続けたらどうなるか、動くのは一国に留まらない。笑顔を言葉を誰かに贈り続けようと思える名言。

大切なのは、どれだけ多くをほどこしたかではなく、それをするのに、どれだけ多くの愛をこめたかです。大切なのは、どれだけ多くを与えたかではなく、それを与えることに、どれだけ愛をこめたかです。

世界平和のためにできることですか?家に帰って家族を愛してあげてください。
あたたかい微笑み。妻に夫に子供に、そして全ての人に微笑みかけなさい。微笑みは愛を育てます。

いつもお互いに笑顔で会うことにしましょう。笑顔は愛の始まりですから。

今、この瞬間幸せでいましょう。それで十分です。その瞬間、瞬間が、私たちの求めているものすべてであって、他には何もいらないのです。

愛の反対は憎しみではなく無関心である。

マザーテレサの言葉で格言のように人々の視点を変えた言葉として、「愛の反対は無関心」という言葉ではないか。少なとも自分は視点が変わったひとりだ。愛の反対は憎しみや暴力ではなく無関心という言葉は、存在すらさせてもらえないという状態を指す。憎しみを買うのも辛いが、相手にとって存在していない存在であるこは別の意味で辛さがある。だからこそ、愛とは相手がいまここに存在していることを自覚させてくれる力がある。現代ではWEBやSNSの登場により、承認欲求の割合が大きくなっている。自分が何者もであるか、それがいいねと思ってもらえるのか。存在していないのは砂漠にひとり叫んでいるように思えるとするなら、心が次第に枯れていくのは想像できる辛さだ。愛を込めて家族を互いに今この瞬間に笑顔や言葉を表現しようと優しい気持ちになる名言。

貧困をつくるのは神ではなく、私たち人間です。なぜなら私たちが分かち合わないからです。

マザーテレサは、自身に贈られた高級車を宝くじの景品にして、修道院のためのお金に換えたそうです。貧困は人間が作った概念であり言葉。世界の食糧を平等に分けたとしたら、すべての人たちが十分に食べられるだけの食糧はこの世界で生産されているそうだ。しかし、それが出来ていないからこそ貧困がいまだに存在する。神の力ではなく、人々の至らないところにこの問題は尽きる。政治の役割である再分配をもってさえ、上手く分け合えない世の中に対し、私達はどう分かち合えば良いのか。まずは貧困の存在を知り、原因である人間というものについて知ることから始めたくなる名言。

どんな人にあっても、まずその人のなかにある、美しいものを見るようにしています。
この人のなかで、いちばん素晴らしいものはなんだろう?
そこから始めようとしております。そうしますと、かならず美しいところが見つかって、私はその人を愛することができるようになります。
これが私の愛のはじまりです。

マザーテレサは、どんな人でもできる世界平和の行動として、笑顔を贈ることを願っている。しかし、他者に愛の表現として、笑顔を贈ることは誰彼構わずは出来ないよと思ったりもする。マザーテレサはまず他者に対して、その人の美しい部分を見つけ、見ていくのだそうだ。それによって、他者は誰しもが美しい存在になる。笑顔は自然に生まれる。こんなふうな考え方が出来れば、無敵じゃないかと思える。他者の美しい部分。マザーテレサのすごいところは、どんなひとにもある心の美しい部分を見つける力がひとつにある気がする。色眼鏡をはずして、美しさを見つけに行く。自分はそんな風に他者を見ているか?これはつまり、積極的に自分から他者に向き合う姿勢だ。この時点でもうすでにマザーテレサは他者の存在を肯定してくれている。その眼差しで見られたらひとは心を自然と開いてるのかも知れない。見ようとしてくれた人に対して、悪い気はしないし、自分も同じように見ようとする関係性が生まれる。まずは美しい部分を見つけに行く。人の心はどこまでも広い。その眼差しを相手は見ている。何かが始まる気がする名言。

自分のことへの思いわずらいでいっぱいだと、他人のことを考える暇がなくなってしまいます。

他人に優しくしたいなら、自分に向けた思い煩いを捨ててしまうことからはじめよう。自分のことでいっぱいなときは他人に優しくする余裕もない。反対に言えば、他人に関心を懐き優しさを与えることは自分への思い煩いを振り払うひとつの方法ともなる。思い悩むときにひとに与えることに集中しよう。気づけば優しくなり悩んだことは忘れてしまっているかもしれない。

早足で歩くのと同時に惨めに感じるのは不可能です。

こちらも自分のことで思い煩うときに、身体は正直に歩く速度さえ思い煩っている。ならば、早足で歩いてみようとマザーテレサはいう。身体の速度は思考回路を無に帰してくれる。悪循環のループはなくなり、惨めな気持ちに至ることもない。つまり、思考で解決するのではなく、身体的な行動で思考をリセットしてしまえば、解決したことと等しいともいえる。早足はたとえであり、行動しよう、ひとへの優しさを贈ろう。それは自分自身を豊かにしてくれるひとつの方法論であり、マザーテレサが実際に証明してくれた有効な解決策。マザーテレサの贈り物だ。

マザーテレサの人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

マザー・テレサ 愛と祈りのことば

概要
その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。神との深い一致を実践する中で語られた言葉に込められた愛の真理とは?本当に心豊かに生きるための糧となるメッセージ集。

マザー・テレサ日々のことば

概要
本書に集められたマザーのことばは、いろいろな機会に、さまざまな形で、いろいろな人々に語られたものからの抜粋である。1月から12月に区切って構成。

マザーテレサの人生と仕事の名言では学び足りない方へ

自分の仕事の作り方のヒントをくれる50の言葉・名言集。【日々更新】

【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【8月12日-8月18日】

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【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【8月26日-9月1日】

 

365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【238/365日の名言】 8月26日生まれ
マザー・テレサ 修道女

“神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。”

成功を定義するのは人間であり、個人の主観で変わるものである。ただ誰もが拍手を惜しまない姿があるとしたら、挑戦している姿だ。血と汗と涙で濡れた顔つきは誰かの胸を打つ。成功ではなく、挑戦にこそ価値がある。マザーテレサのようには信仰がない人であってもこの言葉は共感でき、もっと挑みたくなる名言。

【239/365日の名言】 8月27日生まれ
宮澤賢治 詩人,童話作家

“我々が出来ることは、今を生きることだけだ。過去には戻れないし、未来があるかどうかも定かではない。”

つまるところ、出来ることは今に全力を注ぐこと。どんな能力や環境が備わっている人でも1日は24時間しかなく、体感出来るのはこの今の瞬間だけなのだから、その今にどれだけ注げるかの集中や密度が何かを分けるのだろう。宮澤賢治のような自然や宇宙に夢を見た人であるからこそこの今が尊く感じたのかなと今を大事にしたくなる名言。

【240/365日の名言】 8月28日生まれ
ターシャ・テューダー 絵本画家

“一生は短いんですもの。やりたくないことに時間を費やすなんてもったいないわ。”

ターシャテューダーさんは、絵本画家でもあり、自身の庭園の美しさも度々取り上げられた人。その美しさから彼女自身の生活を愛した暮らしぶりもまた美しく人々を魅了した。彼女の内面の美しさが彼女の周辺を彩るのなら、この言葉は彼女の世界の全ては彼女が愛したものだけを集めた時間。まずは自分がしたいことを出来るだけすることで世界はより豊かになるのかなと感じる名言。

【241/365日の名言】 8月29日生まれ
マイケル・ジャクソン ミュージシャン

“僕は読書が大好きだ。もっと多くの人に本を読むようアドバイスしたい。本の中には、まったく新しい世界が広がっているんだよ。旅行に行く余裕がなくても、本を読めば心の中で旅することができる。本の世界では、何でも見たいものをみて、どこでも行きたいところに行ける。”

数々のポップソングと時代を作ったキングオブポップ、マイケルジャクソン。彼は音楽やダンスと同じように読書を愛した。どこへでも連れて行ってくれる本の世界は彼の想像力をも広げていたのかもしれない。読書でどこまでも世界を旅したくなる名言。

【242/365日の名言】 8月30日生まれ
井上陽水 ミュージシャン

“温泉ってすごいですよね。悩みのある人で、温泉に2回ぐらい入って、まだ悩んでる人がいたら見てみたいなあって。3回目でまだ深刻な顔してる人を見たことないですねえ”

悩んだらとりあえず温泉に入ろう。悩みとは無縁な印象がある井上陽水でも悩みについての解決策として、その事自体の解決ではなく、悩んでいることすら忘れてしまえば、悩みは解決したことと同じである。問題を問題とすることをやめる解決策を挙げる。温泉とまでいかなくても、普段疲れ悩んだあとに、ゆっくり湯船に浸かればそれまでのモヤモヤがほぐれていくのは誰もが経験があるかもしれない。悩んだら湯船に浸かりたくなる名言。

【243/365日の名言】 8月31日生まれ
野茂英雄 野球選手

“僕は練習は嫌いですから。手抜いてますよ。
ただ、絶対にはずせない練習というのがあって、それはやります。
できるようになるまで反復してやる。それだけです。”

ボロボロになるまで現役でやり続けることを決めて、全うした野茂英雄氏の印象とは反対の練習嫌いという言葉。けれど自分を成長させるために何が必要かを考え、そこについては自分に負荷を課すことを続けたからこそ、ここまでの存在になったのだろうか。ただ闇雲に練習するだけでなく、いま自分に最適なことは何か。常に考えていた人であろうし、だからこそ、トルネード投法という独自の投球フォームを築けたのだろう。自分に絶対に必要な負荷を考え、取り組む具体的な行動が大事だと思わされる名言。

【244/365日の名言】 9月1日生まれ
幸田文 作家

“樹木がひとつ見たいと思いますと、どうしても獣も鳥も、山川の流れている水も、それから山も、その山がどんなふうに崩れるとか、どんなふうに噴火するとかって、ひとりでにつながってきますんでしょ。
それできょろきょろきょろきょろしてね、私本当にきょろきょろして楽しんでますわ。”

きょろきょろしよう。ひとつの他愛のないことでも少しの好奇心から辿りにたどって気づけば大きな場所に広がる世界が見える。はじめの小さな好奇心を忘れずに、大人だってきょろきょろしたっていい。そんな風に気軽に思えてくる名言。

 

 

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岡田武史の厳選23の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

岡田武史さんはサッカー日本代表監督として、1998年、2010年ワールドカップを指揮したのち、今治FCのオーナーとして、日本のサッカーシーンに新しい息吹を根付かせる試みをしている。彼の発する言葉は人生や仕事に勇気をくれる哲学的な言葉が魅力的です。岡田武史さんの言葉から厳選した名言集を紹介します。

岡田武史てどんなひと?

岡田 武史は日本の元サッカー選手、サッカー指導者。現在はFC今治運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」代表取締役、日本エンタープライズの社外取締役、城西国際大学特任教授、日本サッカー協会参与。 選手時代のポジションはディフェンダー。Wikipedia

岡田武史の仕事と人生の名言 ー「発想を変える」ことの大切さ

 

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“心から言った言葉は言葉以上のものを伝えるんですよね。だからベスト4にしても、ボクが本気でベスト4だと思ってないと伝わらないんですよ。本当にオレはそう思っているか?と自分にといかけて伝えるくらいの重みのある言葉は、必ず言葉の意味以上のものを伝えてくれる。”


“大体監督が「予選突破くらいでいいや」と思ったら、下(選手)は「1勝すればいいや」になるんですよ。お前ら自分たちのチームで「Jリーグで通用するからいいやというプレーじゃダメだよ」と。「ベスト4行くんだろ? 本気で」と。「オレは本気でベスト4を目指す奴とやる」と宣言しましたから、それから毎回毎回「本気で目指してみないか」っていうようなことを言い続けて、手紙も出したりね。

2010年南アフリカワールドカップの際に、岡田氏は目標をベスト4に掲げた。
結果はグループリーグを突破し、ベスト16に。目標こそ達成できなかったけれども前回大会を上回り、周囲の期待値以上の結果を出した。もし岡田氏自身が監督としての目標をグループリーグ突破にしていたら、結果は違っていたかも知れない。ストレッチ目標を掲げ、本気で達成する士気を作り出してから、はじめて取り組み方は変わっていくと。
ここには、大事な要素が2点あり、目標を設定した人がどれだけ本気で伝えるかが1つ。そして、その当事者が同じ温度感でどれだけ本気になっているかが1つ。
ワールドカップでベスト4にまで行くには、ヨーロッパや南米の強豪に勝利することが必須条件であり、その条件をクリアできるチームや個人に成長していなければならない。
それは、監督の手腕を超え、一人ひとりの成長の速度や伸び具合に強く影響する。そこまでのレベルを達成できるかどうかでまず大前提に備えていなければならないことは、目標を設定すること。
この目標設定を大きくかつ真剣に設定できるのが、監督やリーダーの重要な役割のひとつ。岡田武史元日本代表監督はそれを見事に担った人物。
まず、大きな目標を設定し本気で取り組む意識を持つことから始めることが大切だと教わる名言。

 

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“いろいろな巡り会わせっていうのをうまくつかんで行かなければいけない。選手にもよくいうけど、運は誰にでもどこにでも流れているそれをつかめるかつかみそこねるか。オレはつかみ損ねたくねえんだと。こっからここまでダッシュと言ったら、ここまで。1メートル手前じゃない。たった1メートル手前で力を抜いたために運をつかみそこねてワールドカップに行けないかもしれない。ボクは結構そういう細かいことにうるさいんですよ。「勝負の神様は細部に宿る」と選手に言うんですけど、勝負を分けるのって戦術論やシステム論も大事なんだけど、ボクの感覚ではね、8割くらいは小さいこと。”

結果を出す要素の8割は「小さいこと」だと考える岡田武史氏。具体的な例えとして、ここまでダッシュすることを求めて、その1メートル手前で走ることをやめて手を抜いた選手がいるとしたら、そこを徹底して走り切ることを求めると。
手を抜いてしまってその1メートルで結果が大きく変わることを知っているから。それがワールドカップに行けるかどうか、ワールドカップで勝てるかどうか。
小さなこととの積み重ねが大事になる。直近の試合でもあのとき、あの選手が、あのプレーをしていたら、と傍目から思うその気持ちは監督はもちろん、選手自身も感じているかも知れない。
そのもう少しのプレーをするためには、日頃の練習で手を抜かないことに尽きると、自身に置き換えて自問したくなる名言。

 

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“選手によく話すんですけど、究極のエンジョイってのは、自分の責任でリスクを冒すことだと。要するに、監督が「ここだ」と行ってる。でも「オレはここだ」。これで成功した時にこんなに楽しいことはないんですよ。だからギャンブルでね、自分のなけなしの金で賭けてるから、無くなったら大変だ!勝ったらこれで何を買おうかという喜びがあるわけですよね。スポーツはお金賭けないでできるギャンブル。そこが本当の楽しみなはず。最高に面白いところだぞ、ここはと。言われたことをこなすだけじゃ面白くもクソもないだろうという言い方をするんですけど、でもリスクを冒して失敗したらオレは怒るぞと。怒るかもしれないと言いますけどね。だからリスクなんですよ、怒られるからリスク。「リスクを冒して失敗しても褒めよう」なんてそれはリスクじゃなくなるんですよ、それは。”

岡田武史氏は、リスクを負うことは楽しさを生んでくれる要素のひとつであると説く。
スポーツは勝敗があり、ギャンブル性のあるもので、ここにリスクが設定されていて、かつ、監督からの指示がそのギャンブル性を優位に運んでくれるためのサポートでもあるが、それを時には、監督の指示を破り、自分で考えたプレーをすることにも楽しさはあると。
もちろん監督としての立場はあり失敗すれば怒ることはするが、その怒られるリスクを負ってチャレンジしたときのプレーこそ、指示以上の誰もが想定していない好プレーを生む可能性が大きい。
それは結果を左右するプレーかもしれず、監督としてはどこかで予想や予定調和を良い意味で裏切ってくれるプレーを期待しているのかもしれない。
リスクを負うことをポジティブに考えられ挑戦したくなる名言。

 

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“日本のサッカーは個で勝てないので組織で戦うんです、って言ったら「どうして個で勝てないんですか?」って言われた時、ボクにとってはものすごく大きなスイッチなんだよね。個で勝てないのはボクらにとっては常識ですからね。サッカー界では。最初はカチンときたけどね笑。そういやそうだよな、なんで「個で勝てない」と決めつけているんだろうと。”

“個で勝とうと思ったわけですよ。組織だけじゃなくて個でもある程度勝たないと無理だと。で、走り勝つ、ボール際で勝つ。ボールががしゃんと当たった時に、ボールが自分の前にこぼれるのか、相手の前にこぼれるのか。じゃあ今まで日本は的にパスでスコン、スコンとやられて来たかといったら、ガチャン、ポロ、ドンでやられるのが多いんですよ。だからここで勝てるかどうかがすごく大きいんでね。そういうので何かないかとありとあらゆるものを探しましたね。”

岡田武史氏がある大学教授と対談していた時にあった会話。
日本サッカーの常識とされていた個で勝てないのだから、組織的なサッカーで世界と戦おうとしていた考え方を、サッカーとは畑違いの人に言われて、これまで大前提とされてきた常識を課題として捉え直した。
問題設定をどうするか。これはどこの世界でもよくある話かもしれない。先人が築いてきた問題を踏まえて解決に取り組むのは合理的ではあるが、そもそもその問題設定が最適かどうかはいま一度考えてみると、新しい発想が生まれるかも知れない。
そもそもを考え、意見を述べることは、当初の岡田氏のように当事者の機嫌を逆撫でするような発言に取られるかも知れないが、ここにまだ未知があることを感じ取ってもらえれば、解決への大きな前進になる。そもそもと考えたくなる名言。

 

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“かつて私は世界の名門クラブの練習を定期的に見学し、何かを取り入れようとしました。優れた手法を学ぶことは間違いではないといまも思っています。ただ、世界の誰かがやっていることをそのまま真似しても、それ以上にはなれません。”

“自由なところから自由な発想って出てこないんですよ。縛りがあるから、それを破って驚くような発想が出てくる。”

“子供時代からプレーモデルや哲学をきちんとしたメソッドで叩き込んで、正しいサッカーの型を作るべき。型にはめると自由な発想ができなくなると言われがちですが、そうではありません。守破離という言葉もあるように、型があってそれを守るから、やがてそれを破り離れようという進化が始まり、その過程で新しい発想が生まれる。それはサッカーに限らず、あらゆる分野で言えることかもしれません。”

岡田武史氏も言うように、成長するために必要なことは、多くの先人の成功例を知り、真似ることが大事だと。
そしてある程度知見から次に、しなければならないのは、それらも模倣から離れ自身のオリジナリティを持った手法を作ることが大事。
守破離と言われる鍛錬における三段階があり、守が型を真似し体得する段階、破がその型を破り、自身の改善を少しずつ試みる段階。離が型から離れ自身を確立する段階。
この流れと同じように岡田武史氏は型や模倣から離れるに至った氏の発想は多くの人も惹きつける魅力がある。それはただ単に自由に培われたものではなく、型や制限された枠があってこそ、それを打ち破ることで得たものだろう。
そこまで至ったからこそ、これまでの日本サッカーの歴史を作ってきた監督になり得たのかもしれない。
誰にもある守破離に真摯に向き合いたくなる名言。

 

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“何もないところから決断は生まれない。蓄積してきたものが無心によってつながっていく。”

上記の守破離のような無数の情報や数多の決断を重ねてきたからこそ、ここぞと言う時の決断ができる。
そこにはこれまでの情報から論理的に導かれた決断と言うよりもむしろ閃きのような直感的なものだと。
しかし、その決断の裏にはこれまでの様々な経験知があってこそ導かれたもの。決して論理や経験を軽視せず、それらを糧により強く決断させてくれる閃きまで自身を追い込むことで最良の決断ができる。
経験を大事にしつつ、最後には無心で臨むことが大事だと教わった名言。

 

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“犯罪心理学で「ブロークン・ウインドウ理論(割れ窓理論)」というのがありますよね。窓が割れているビルとそうでないビルとでは、割れているビルのほうが泥棒が入りやすいということ。人間は美しい場所のほうが悪いことはできないという心理を表しています。裏を返せば、人間は美しい場所にいること、美しいことをすることによって、すごく幸福感を得られると思うんです。だから善いことを続ける企業というのは、「美しい企業」でもあると思います。美しいから、その周りにはいつもみんなのハッピーがある。日本にそういう企業が増えれば、本当に幸せな社会になると思いますよ。”

“物事の判断基準は「損か得か」「好きか嫌いか」「正しいか間違いか」などいろいろありますが、僕は様々な決断を下すときに必ず「この生き様は美しいか?」と自分に問いかけます。”

今していることは美しいか?この基準が岡田武史氏の物事を選択する時の基準の一つ。壊れた窓理論のように、秩序のない場所や人、組織はより秩序が乱れる法則がある。
逆説的に美しさを求めれば人はより美しくなる。美しいかどうかを自問していくことは少しでも良い人生を築く上でとても参考になる考え方な名言。

岡田武史の仕事と人生の名言 ー「いまできることをやろう」とよりいまに集中できる考え方

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“90分のたかがサッカーだと。でも90分だからこそ全力を尽くさなければいけない。”

“今の自分に出来ること以上はできない。今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。”

“勝負の鉄則に「無駄な考えや無駄な行動を省く」ということがあります。考えてもしょうがないことを考えてもしょうがない。負けたらどうしよう。負けてから考えろ。ミスしたらどうしよう。ミスしてから考えたらいい。できることは足元にある。それをやらないと、目標なんか達成できない。”

“ヤット、その腹でベスト4行けるか? と。あ、これ言っちゃいけない笑。本人には言ったけどね。”

“走れるようになっても走らなきゃ意味がないんですよ。体幹トレーニングしていても体を当てなきゃ意味がない。
「動物は今を精一杯生きている。でも人間は、済んだことを悔やんで今できない。先のことを心配して今できない。俺はそういうのは大嫌いだ。今できることをやってくれ」”

ここにある言葉は端的に言えば、「いまできることをやろう」の一言につきる。人間は過去や未来の概念が邪魔をして、動物のように今に集中出来ていない。
いまにいかに集中するかがプレーの一つ一つの質を上げ、良い結果につながる。いまに集中して取り組む。
サッカーの試合は90分。この90分だけでも集中して取り組む。その90分のために普段の生活やトレーニングから逆算的に取り組む。
岡田武史氏が遠藤選手にそのお腹でベスト4が狙えるかと問うたのは最高の90分に繋がる普段であるか?と問うているだろう。
そして、磨き上げた身体に満足することなく、90分の試合の中で存分にその力を発揮することが大切だと。
鍛えた身体は使わないと意味がなく、いま目の前の敵に勝つために使う。
目的を忘れず、思い描いた舞台の瞬間に勝つためのいまであろうと説いた。
自分のいまはどうか?自問し奮い立つ名言。

 

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“僕が試合を見に行くときに注目しているのは、いかに選手がチャレンジしているかです。選手は当然、調子のいいとき、悪いときがあります。チームが勢いがないときは当然、選手のコンディションにも影響します。でも、本気でチャレンジしているかどうかはわかります。”

上記の言葉と通じるが、岡田武史氏が選手に求めていることは、いまできることやることと、リスクを負ってチャレンジすること。
これは試合展開や身体の調子に関わらず、心意気として常に持っていることができる。その内面を岡田武史氏は試合の視察ではチェックしている。
これはどんな世界でも応用できる人材の見方ではないだろうか。
その人がチャレンジしているかどうか。もちろんチャレンジにはリスクがつきものであり、それでもチャレンジし続けているかどうかを見ることは、この選手が今後伸びていくかどうかの将来性や、ここ一番の重要な試合での活躍を予想する判断基軸になる。
チャレンジしている人にはリスクはもちろんあるが、監督に見初められるようなチャンスも同時にある。
チャレンジする上で勇気づけられる名言。

 

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“重圧やプレッシャーは重力みたいなもので、重力がないと筋肉も骨もダメになっちゃう。”

“人間は土壇場になったら強くなる。本当に人間って強いもんですよ。でも大体みんな、その前に諦める。諦めないで頑張ってたら、人間には底力ってあるもんです。”

重圧やプレッシャーは出来れば避けたい気持ちももちろんあるが、それこそがパワーの源だと岡田武史氏は説く。
重力があってこその筋力や骨の関係性のように、重圧やプレッシャーがあるからこそ、人間の底力が湧き出る。その底力が出るまで、自分をプレッシャーにさらす。
もちろん逃げたくなったり諦めたくなる。けれど、そこからやっと、人間の本来の力が出てくる。
精神力はその力を呼び覚ますために限界まで耐え抜くためにある。世界を戦い抜いた人だからこそ、人間の底力を見え、人間の底力を信じている。
プレッシャーと無二の親友になる考え方、プレッシャーと二人三脚できる精神力が勝ち抜く上では必要条件。簡単に諦めてはいけないと思う名言。

 

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“最初のうちは、いろいろなところで夢を語って歩いているだけで、お金や人がどんどん集まってくるという感じでした。ところが、実際に経営を始めてみると、すぐに現実の厳しさに打ちのめされました。正直、経営がこんなに大変だとは思いもしませんでした。もちろんサッカーの監督にもプレッシャーはあります。ただ、その質が全然違うのです。一番苦しいのは、途中でやめられないこと。個人で戦っている選手や監督は、結果が出なければ自分が辞めるのみです。ただ、経営者の両肩には従業員とその家族の生活が乗っていて、自分だけ逃げ出すわけにはいかない。60名におよぶ選手やスタッフたちに、何があっても月末には給料を払わなければならない。プレッシャーで寝られないなんて日本代表監督時代すらなかったのに、オーナーになってからは資金繰りが気になって、夜中に何度も目が覚めるのです。これまで経営者向けに講演をすることもあったのですが、いかに自分が何も知らずに語っていたかに気づかされました。”

岡田武史氏は監督業をやめた後、今治FCのオーナーになった。
そこでは、選手へのマネジメントではなく、クラブチーム全体のマネジメント業という新たなフィールドに足を踏み入れた。
その時の、感じたことについての言葉。夢やビジョンを描いていた当初は人もお金も集まり順風満帆だった。
しかし、いざ経営を始めると監督業のようにはうまくいかない。経営の難しさや怖さは監督業とは違う種類、違う次元のものがあったことに気づいたのだ。経営や運営は監督とは違い、簡単にやめることができない。
そして月末にはスタッフへの給与を支払わなければならない。
いわゆる資金繰りの面で経営者は日々プレッシャーを感じながら仕事をしている。
スタッフやその家族の生活がかかっているプレッシャーは並大抵ではない。
日本代表監督であっても一企業の経営は神経をすり減らすほどなのかと改めて経営というものの重圧を感じた名言。

 

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“僕は自分で経営をやってみて、初めは夜中にガバッと目が覚めるくらい危機感がありました。だから全部自分でやらないと気が済まなかった。でも、あるときスポンサーから「最近の岡田さん面白くない」と言われて、そうか、自分がすべきことはビジョンや夢を語ることだと気づいたんです。それで最近は社員に任せるようにしています。”

岡田武史氏は経営を始めて気づいたそのプレッシャーに試行錯誤、まずは自分で何もかもやってみることにしたけれで、スポンサーの方には言われた一言で目が冷めた。
最近の岡田さんが面白くないと言われたのは、自分が手を動かすことが増えて、夢やビジョンを語ることを忘れていたから。
経営者として、プレーヤーとして自ら手を動かせば安心する反面、企業全体から見れば、夢やビジョンを語る声が小さくなり、外部の応援してくれるひとに声が届かなくなる。
企業として長期的な経営を考えると、やはり経営者は夢やビジョンを提示し続けることが重要な役割であることを示してくれる。
自分でやったほうが安心という目先の安心よりも、スタッフに任せたほうが安心という強い信頼関係を築きながら、外部の方を巻き込むことが経営者の手腕なのかも知れないと感じた名言。

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指し手が震えたあの場面の真相は?巨大な重圧の底で目覚めたものは?できれば勝負したくない相手とは?ロッカールームで必ず選手に言っていたことは?何が勝敗を分かつのか。何が技を磨き、精神を高めるのか。勝負の世界の怖さを知り尽くした二人の男が、勝負への執念と気構え、そして名場面の舞台裏を語り尽くす。

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タモリの厳選11の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

タモリさんは長寿番組「笑っていいとも」の司会者。個人としてはイグアナのモノマネや多国語ラジオのモノマネなど独特の芸風とサングラス姿ながら国民的なタレント。彼の発する言葉は人生や仕事に勇気をくれる哲学的な言葉が魅力的です。タモリさんの言葉から厳選した名言集を紹介します。

タモリてどんなひと?

8月22日生まれ。タモリは、日本の男性お笑いタレント、漫談家、司会者。本名は 森田 一義で、芸名「タモリ」と併用することもある。Wikipedia

タモリの仕事と人生の名言 ー「期待しない」ことの大切さ

 

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“座右の銘は「現状維持」”

“「ハングリー精神なんて邪魔。この世界ハングリー精神じゃダメだと思うんですけどね。笑いなんか人間の精神の余分なところでやってるわけでしょ」”

タモリさんは前向きで熱い発言とは真逆の言葉が多い。そこには熱さへの否定というよりも、熱さゆえに視野が狭くなり質を落とすことを懸念しているように取れる。
力みや過度な集中が「余計」を許さず、笑いを仕事としている彼にとっては、命取りになる。余白を持とうという意識は、熱くはないけれど物事の真理を突いたメッセージとして、肩の力を抜かせてくれ、身体がじんわり温かくなる名言。
座右の銘として、「現状維持」を挙げるのも、一般的には「現状維持」を意識していると、甘えが出てしまい、ゆっくりと下降線を辿ってしまうから「現状維持」で良しとするなと言われる。
そこを敢えて、「現状維持」を謳うのは、現状と将来を俯瞰的にとらえず、ただただ「いま」に向けて意識を向けているからだろう。
「いま」という瞬間の連続しかないのだから常にいま出せる100%の力を出していく。それが瞬間最大風速として、結果的に自己最高を更新していく。
そんな肩に力の入っていない座右の銘こそ、一番自分を発揮させてくれる気がする名言。
ハングリー精神にしても同様で、「貪欲さ」がこれまで自分以上の結果まで届かせることは承知しつつ、自身のフィールドである「笑い」に関しては、それが力みとなり、結果的に笑いが起きない悪循環を生む。
人間の精神の余分なところが笑いであるのだから、精神に余白を持たすことが大事と説く。
熱くハングリーが求めれられがちなときに少し頭を冷やし、余白をつくる名言。

 

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“「人間って『自分がいかに下らない人間か』ということを思い知ることで、スーッと楽にもなれるんじゃないかな」

タモリさんは、「自分がいかにくだらないか」を知ることは、自分を楽にしてくれる考え方であると。
自意識のなかで自信過剰と自己嫌悪の延々ループを繰り返してしまい、気づいたらこんな時間になってしまい、「今日何もしていないじゃん」と最後には自己嫌悪で締めくくり、明日への誓いを立て、なんとか正気を保ち、眠りにつく。
そんなくだらない一日がもしあるとしたら、いっそ、はじめから「自分はくだらない」と開き直ってしまうのはどうか。
そして、これから面白い人間になっていくことすらも考えず、基本的にくだらないものとして自分を楽しみながらいじる。
自意識を繰り広げるくだらない一日はそこにはない。あるのはくだらない自分と、そんな自分の小さな変化や、外の世界の大きな変化に気づく眼の前の景色を面白くしてくれるループがあるだけ。
自分がいかにくだらないかを知ることは、面白い一日をはじめるうえで大切な考え方なのかもしれないと考えさせられる名言。

 

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“他人に期待などしなければ、つまらないことで感情的にならずにすむ。そうすれば人間関係に波風も立たなくなり、円満にだれとでも付き合える”

他人に期待をしないことは一見冷めた言葉とも取れるが、期待するからその期待が下回ると、自分の負の感情が湧く。
それならいっそ、期待をしなければ、下回るものがなくなり、負の感情は湧かない。
結果的に、それは人に対しても感情的に接することがなくなり、良好な関係を作れるのではないか。
冷めた言葉ともとれた言葉はタモリさんなりの優しい言葉である考え方だと感じる名言。

 

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“「人間の不幸は、どだい、全体像を求めるところにあると思うんです」”

人間は営みのすべてにおいて、これまで以上の質を得ようとする生き物であり、かつ各種のバランスの良さをも求める生き物。この意味では全体像を求める生き物であると言える。
しかし、これこそが人間を不幸足らしめていると説く。
勝手な解釈ではあるが、全体像をとらえたり、全体像を求めたりすることは抽象的な思考であり、抽象には得てして終わりがない。その終わりのないものを求めてしまう行為も同様にいつまでも終わりがない。
幸福をもとめ、幸福の全体像を求めてしまうことには実は終わりのない幸福への道を歩む不幸が含まれている自己矛盾がある。
それならば、いっそ、全体を求めず、分裂した部分的なものを求めれば、少しは楽になれるとのではないかと解釈する。タモリさんの言葉について、もう少し考えてみたい禅問答のような名言。

 

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“やっぱり近道はないよ。真ん中の王道が近道なんだよ”

“いまだに何かをわかったわけでもなく、ただ迷いつつ手探りでやり続けております。”

逆説的、冷めた名言が多いタモリさんがだが、この言葉はそれこそ、ひねる必要もない王道の言葉なのかもしれない。
物事に近道があるとしら、やはりど真ん中しかないと。誰もが歩んだ道として、別の道が近道と安易に考えてしまうが、やはりまっすぐに伸びる道を進むことが大事。道を歩く上で、近いかどうかが問題ではなく、先人が歩き、少し先が俯瞰的にも見えながら、目的地へは遠くも感じるこの道をただただ、歩き続けることこそが大事だと。
やり続けることに関して、タモリさんは笑っていいともという長寿番組をしてきた方として、誰よりも説得力があり、タモリさんだからこそ、王道をやり続けることの大切さを誰よりも分かっているのかもしれない。
やり続けるかしないと思える名言。

タモリの仕事と人生の名言 ー「聴くこと話すこと」がもう少しだけ上手になる考え方

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“「日常で一番重要なことを伝えるには低いトーンで小さな声でしゃべる方が伝わる。そうすると相手の注意力が増してくる。大きな声を出せば面白いと思うのは勘違いだ」”

学生時代、教室が盛り上がるなかで、大きな声で注意をしていた先生の声が突然小さくなると、さっきまでの賑やかさが静かになることがあった。
大きな声以上に小さい声の方が違和感を感じ、聞き耳を立てるのかもしれない。
タモリさんはこの原理に似た言葉とともに、聞き耳を立てた人に伝えることでより面白くなると説く。
どう伝えるかも考えつくされたプロならではの、コミュニケーションで活かしたい名言。

 

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“(相手に喋らせる為には)あまり訊いちゃ駄目なんです。訊くと人は喋らない。まず自分のことか関連することを話す。そうすると「いやいや違いますよ」って感じで話してくれます”

多くの方と対談をしてきたタモリさん。機械的にゲストへの質問をしても、ゲストはまだ話す人としてのエンジンが温まっていない。
そんなときは、自分自身が話してあげることで、お題の提示や答えの一例、ヒント、さじ加減など、話すうえでの材料や連想が広がる要素を与えるよう。ゲストはさっきよりも話やすくなっている。
聞きたいならまず話す。単刀直入にいくだけがコミュニケーションではないと考えさせられる名言。

 

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“初対面の人と上手く話す秘訣なんて無いんです。心構えとしては、初対面と思わない事じゃないですかねえ。この人はよく知っているんだ、仲良しだと思う事です”

初対面の人と上手く喋れればと思うのは、誰もが一度は思ったことかもしれない。
そんな問題への解答をタモリさんは初対面と思わず仲の良い人だと思うことと挙げる。
もし気心の知れた友人だと思えれば、上手く喋ろうなんて思うこともなく、自然と会話は弾む。
あえて、状況設定を変えてしまうことも問題解決の方法の一つだと教わる名言。

 

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“「名言は好きです。でも、名言を言おうとする人は嫌いです。」”

最後はタモリさんらしい言葉で締めくくり、また名言で記事を作った自身への皮肉としても挙げておきたい。
名言それ自体は良いものがあるが、名言を言おうとする人については言おうとする意識が野暮ったく滑稽に映るのだろう。
名言は言おうとするものではなく、自然と口にされた言葉こそ、その人の人柄や本質が溢れ、名言と昇華される。

 

 

 

 

タモリの人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

デビュー時から現在までの、タモリの様々な発言やエピソードを丹念に読み解き、その特異性と唯一無二の魅力に迫る。 親しみ深くて謎の多い、孤高の男の実像とは。―タモリは過去や未来にこだわることの不毛さに対し、若い時から(あるいは幼少時から)問題意識を持ち、考えぬいた末に「現状を肯定する」という生き方を選択した。いかに執着を捨て、刹那的に生きることを選べるか。その実践として、「タモリ」がある。―(本文より)

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