宮沢賢治の厳選53の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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宮沢賢治は詩人、童話作家。仏教信仰と農民生活にもとづかれた作品を多く輩出。いまでも読みつがれ、映像化されることもあります。銀河鉄道の夜や風の又三郎、雨ニモマケズ、など彼の作品には、自然や宇宙のなかにある人間という宇宙観や死生観をときに強く、ときに優しく、老若男女に語りかけてくれる言葉が特徴的です。実は、彼の作品自体は、生前は一般の方にほとんど知られていなかったそうです。没後に国民的な作家になった彼の生前の生き方自体にも多くのひとがいまでも惹かれる理由のひとつかもしれません。生きることについて朴訥と考えてきた「宮沢賢治」の言葉。人生や仕事に対しての哲学的な言葉が魅力的な宮沢賢治の言葉から厳選した名言集を紹介します。

宮沢賢治はどんなひと?

宮沢 賢治は、日本の詩人、童話作家。 仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行った。作品中に登場する架空の理想郷に、郷里の岩手県をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。

Wikipedia

宮沢賢治の人生の名言 -風を感じたくなる言葉

宮沢賢治の幼少期は学業にも優れ、昆虫や自然、鉄鉱石を愛でるひとでもありました。その頃から彼の自然への興味、しいては宇宙観が育まれていたのかもしれません。また彼は仏教信仰に目覚めたこともあり、思想形成に強く影響を受けています。「すべてがわたくしの中のみんなであるやうに、みんなのおのおののなかのすべてですから。」「風からも光る雲からも諸君にはあたらしい力が来る。」自然や宇宙を思わせる彼の言葉には、いまの時代にはあまり感じないことや考えなかったことを想起させてくれる力があります。読後には、風を感じたくなり、土の固さを踏みしめたくなる名言を紹介します。

真の幸福に至れるのであれば、それまでの悲しみは、エピソードに過ぎない。

何がしあわせかわからないです。本当にどんなに辛いことでも、それが正しい道を進む中の出来事なら、峠の上りも下りもみんな、本当の幸せに近づく一足づつですから。

もう決してさびしくはない。なんべんさびしくないと言ったとこで、またさびしくなるのは決まっている。けれどもここはこれでいいのだ。すべてさびしさと悲傷とを焚いて、人は透明な軌道をすすむ。

あなたの方から見たらずいぶんさんたんたるけしきでしょうが、わたくしから見えるのはやっぱりきれいな青ぞらとすきとおった風ばかりです。

誰だって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねぇ。

かなしみはちからに、欲りはいつくしみに、いかりは知恵にみちびかるべし。

雨にも負けず 風にも負けず 褒められもせず 苦にもされず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫な体を持ち 慾はなく 決して怒らず そういうものに 私はなりたい

世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない

いまこそおれは さびしくない たったひとりで生きて行く こんなきままなたましひと たれがいっしょに行けようか

一つずつの小さな現在が続いているだけである。

すべてがわたくしの中のみんなであるやうに、みんなのおのおののなかのすべてですから。

もしそれ人とは人のからだのことであると、そういうならば誤りであるように。さりとて人は、からだと心であるというならば、これも誤りであるように。さりとて人は心であるというならば、また誤りであるように。

風からも光る雲からも諸君にはあたらしい力が来る。

きみのようにさ、吹雪やわずかの仕事のひまで泣きながら体に刻んでいく勉強が、まもなくぐんぐん強い芽を噴いて、どこまでのびるかわからない。それがこれからの新しい学問の始まりなんだ。

新たな時代は世界が一の意識になり生物と成る方向にある。

わたくしのこんなさびしい考えは、みんなよるのためにでるのだ。

諸君はこの颯爽たる、諸君の未来圏から吹いて来る、透明な清潔な風を感じないのか。

わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い証明です(あらゆる透明な幽霊の複合体)風景やみんなといつしよにせはしくせはしく明滅しながら いかにもたしかにともりつづける因果交流電燈のひとつの青い照明です

宮沢賢治の人生の名言 -いかに生きるかという方法を教えてくれる言葉

宮沢賢治は、37歳でこの世を去りました。度々病気に伏していた彼が作家として唯一受け取った原稿料は5円だけでした。信仰の違いから父親との確執もあったそうです。その後、彼の作品をいまでも読みつがれ、日本を代表する作家のひとりになりました。死の直前にようやく父親に褒められたそうです。生前に最大限の評価を得られなかったとは言い難い宮沢賢治の人生でしたが、愚直に自分の信じる道を突き進んだことは、時間差はあれど花が咲くことを教えてくれているようです。どんなひとにもある報われない状況に対して、宮沢賢治の生き方や言葉は多くのヒントが含まれています。いまの自分の生き方は信じた道を進んでいるかと、考えてみたくなる言葉・名言を紹介します。

すべてあらゆるいきものはみんな気のいい、かわいそうなものである。けっして憎んではならん。

諸君はこの時代に強いられ率いられて、奴隷のように忍従することを欲するか。むしろ諸君よ。あらたな正しい時代をつくれ。宙宇は絶えずわれらに依って変化する。潮汐や風、あらゆる自然の力を用ゐ尽すことから一足進んで、諸君は新たな自然を形成するのに努めねばならぬ。

自分が真実から目をそむけて子どもたちに本当のことが、語れるのか。

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾はなく 決して怒らず いつも静かに笑っている

我々が出来ることは、今を生きることだけだ。過去には戻れないし、未来があるかどうかも定かではない。

人間は他人のことを思いやって行動し、良い結果を得た時に、心からの喜びを感じるものである。その喜びこそ、人間愛に基づくほんとうの「幸せ」なのである。

無意識から溢れるものでなければ、多くは無力か詐欺である。

さあ涙を拭いてきちんと立て。もうそんな宗教風の恋をしてはいけない。

みんながめいめい自分の神様が本当の神さまだと言うだろう。けれどもお互いほかの神さまを信ずる人たちのしたことでも涙がこぼれるだろう。それから僕たちの心がいいとか悪いとか議論するだろう。そして勝負がつかないだろう。けれどもしお前が本当の考と嘘の考とを分けてしまえば、その実験の方法さえきまれば、もう信仰も科学と同じようになる。

わたしたちは、氷砂糖をほしいくらいもたないでも、きれいにすきとおった風をたべ、桃いろのうつくしい朝の日光をのみこむことができます。

正しく強く生きるとは銀河系を自らの中に意識してこれに応じて行くことである

宮沢賢治の仕事の名言 -「 永久の未完成これ完成である 」仕事について考えさせられる言葉

宮沢賢治の作品は、完成した後でも、書き換えられて全く別の作品になってしまうことがあったそうです。 「永久の未完成これ完成である」 という言葉にあるように、変化そのものが一つの作品であり、彼の生き方だったのかもしれません。彼の言葉には、仕事についてヒントになる言葉も多くあります。「人の心を本当に動かすにはその人の体験から滲み出る行いと言葉しかない。知識だけでは人は共感を感じないからだ。」「なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでも、のどから血が出るまでは叫ぶんですよ。」宮沢賢治は生前には作品が売れていたとは言えない作家です。しかし、いまでも彼の言葉が多くに人に届くのは、彼の実直な生き方から紡がれた言葉や考え、世界観があったからかもしれません。永久の未完成を完成とした尽きない彼のエネルギーに、自身の仕事について考えたくなる言葉をご紹介します。

人の心を本当に動かすにはその人の体験から滲み出る行いと言葉しかない。知識だけでは人は共感を感じないからだ。

永久の未完成これ完成である。

ぼくはきっとできると思う。なぜならぼくらがそれをいま、かんがえているのだから。

どうも、ちょうどよく働くことほど、体に良い事は無いですな。

諸君よ。紺色の地平線が膨らみ高まるときに、諸君はその中に没することを欲するか。じつに諸君はその地平線に於る。あらゆる形の山岳でなければならぬ。

優秀な人間は議論や分析が先行し、それで終わってしまうことが多い。行動に移さねば意味がない。

まことのことばはうしなはれ、雲はちぎれてそらをとぶ、ああかがやきの四月の底をはぎしり燃えてゆききする。おれはひとりの修羅なのだ。

潮や風..あらゆる自然の力を用い尽くして諸君は新たな自然を形成するのに努めねばならぬ。

もしお前が。よく聞いてくれ。ひとりのやさしい娘を思うようになるその時、お前に無数の影と光の像が現れる。お前はそれを音にするのだ。みんなが町で暮らしたり、一日遊んでいるときに、お前はひとりであの石原の草を刈る。そのさびしさでお前は音をつくるのだ。多くの侮辱や窮乏の、それらを噛んで歌ふのだ。

まことの言葉はここになく、修羅の涙は土に降る。

宇宙は絶えずわれらによって変化する。誰が誰よりどうだとか、誰の仕事がどうしたとか、そんなことを言っている暇があるか。新たな詩人よ。雲から光から嵐から、透明なエネルギーを得て、人と地球によるべき形を暗示せよ。

なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでも、のどから血が出るまでは叫ぶんですよ。

求道、すでに道である。

おれはすこしぐらいの仕事ができて そいつに腰をかけてるような そんな多数をいちばんいやにおもうのだ。

人の心を本当に動かすにはその人の体験から滲み出る行いと言葉しかない。知識だけでは人は共感を感じないからだ。

打算性の強い人はたいてい失敗する。

詩は裸身にて、理論の至り得ぬ境を探り来る。そのこと決死のわざなり。

詩人は苦痛をも享楽する。

新たな時代のマルクスよ。これらの盲目な衝動から動く世界をすばらしく美しい構成に変えよ。

新しい時代のダーウィンよ。さらに東洋風静観のチャレンジャーにのって銀河系空間の外にも至ってさらに透明に深く正しい地史と増訂された生物学をわれらに示せ。

新しい時代のコペルニクスよ 余りに重苦しい重力の法則から この銀河系統を解き放て

もしあなたがほんたう(本当)に成功ができるなら、それはあなたの誠意と人を信ずる正しい性質、あなたの巨(おお)きな努力によるものです

人はやるだけのことはやるべきである。けれども、どうしてもどうしても、もうできないときは落ちついてわらっていなければならん。おちつき給え。

苦難を避けず直進せよ。

宮沢賢治の人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

かなしみはちからに 心にしみる宮沢賢治のことば

『雨ニモマケズ』『銀河鉄道の夜』――。独特のリズムと世界観で、多くのファンを魅きつけてきた宮沢賢治。岩手の雄大な自然写真をバックに、賢治の書簡や作品群から選りすぐった珠玉の「ことば」を収録した名文集。

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イーハトーヴからのいのちの言葉―宮沢賢治の名言集

童話、詩、書簡などにちりばめられた数々と名言、心を打つ表現や文章を集め、賢治の魅力のエッセンスを一冊にまとめた。途方もなく大きく透明な作家の本質に迫る決定版・賢治読本。新書判セミハード

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宮澤賢治 魂の言葉

「雨ニモマケズ」のほか、賢治の思いや祈りが込められた言葉の数々を収録。

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宮沢賢治 100の言葉

“詩人として童話作家としていまもなお愛されている宮沢賢治。 「幸福への考え」「普遍性への考え」「環境に見合う自己完成の考えかた」をテーマに 宮沢賢治の作品のなかから珠玉の名言を100厳選しました。 賢治の生き方や郷土への愛から生まれる言葉を説き明かしていきます。 宮沢賢治の肖像、手紙、花巻の風景などと一緒に言葉を味わえる、 生誕120年を記念したファン必携の一冊です。”

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賢治の言葉–童話編

宮沢賢治の童話(80編)から、印象に残る言葉を各話ひとつづつピックアップした、いわば賢治童話の予告編集。地元・岩手の野山や民俗から地球を超えて宇宙へ、異世界へ、人の心の中へと、その視野は途轍もなく広く、動植物ばかりでなく鉱物や工作物、自然現象からばけものまでありとあらゆるものが織りなす途方もなく豊かな作品世界。幅広く、かつ奥深い賢治童話をコンパクトに見渡すことができる1冊です。

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宮沢賢治の人生と仕事の名言では学び足りない方へ

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