きょう、 生まれたひとの言葉

【セブンルール】ピザ職人 小田有花 要約文字起こし【7つのルールと仕事・名言]

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

概要 【セブンルール】ピッツァ職人 小田有花

「世界3位のピッツァ職人!聖地が認めたマルゲリータはくっそウマい」

今回の主人公は、2015年に本場ナポリのピッツァ職人世界選手権で、日本人ながら3位に輝いた小田有花。薪窯をはじめ、主な材料はすべてナポリ産にこだわる本場の味に地元ファンも大絶賛!

カフェやイタリア料理店で働いていた23歳の時に世界一周クルーズ船で働くチャンスを得た。寄港地で様々な料理を味わう中、ナポリで食べたマルゲリータの美味しさに衝撃を受け、帰国してすぐに高松市のピッツァ専門店やナポリで修業を積んだ。

「ピッツァは2分で死ぬ」と語る彼女が今も守り続ける師匠の教えと職人魂。世界に通用する実力を持ちながらも愛する地元・香川県にこだわり続ける理由、そしてセブンルールとは?
参考:公式サイト

 

ピッツァ職人 小田有花のセブンルール

  1. 生地は全力で押す
  2. お客さんに「すいません」と言わせない
  3. 週5 うどんを食べる
  4. モヤモヤしたら“こんぴらさん“へ
  5. 兄や姉のいる人を雇う
  6. 気になる店はどこでも行く
  7. ナポリの味を香川で広める

 

彼女は2015年にピッツァの生地ナポリで開催された職人の世界大会で日本人ながら3位に輝いた経歴を持つ。

その実力を持ちながら愛する地元香川を離れようと思ったことはないという。

「海の幸も山の幸もありますし何より地元が好き」

そんな彼女が作り出す、素材のひとつひとつにこだわった風味豊かな40種類以上に本格的なピッツァが味わえるこのお店は今や家族連れなど多くのお客さんで賑わう地元の人気店だ。

香川県で生まれた彼女がピッツァ職人の道を志したきっかけ、ナポリで食べた1枚なマルゲリータピッツァだった。

彼女がその一枚のピッツァと出会う前、昔から興味があった世界一周クルーズ船のダイニングで働く仕事を見つけ、打ち込める何かを探す旅に出た。

その旅の最中、本場ナポリで初めて食べたマルゲリータピッツァが彼女の心を動かした。

「初めてのナポリでマルゲリータピッツァを食べた時に、こんな美味しいものがあるんだと思った。うまいし、かつ、安い早い。それがもう「うどん」と同じだなと思った。」

想像を超える美味しさと、ふるさとのうどんにどこか似ていると感じた。

彼女は、帰国後、すぐに地元香川のピッツァ専門店やナポリの有名店で師匠につき厳しい修行を積んだ。

そんな努力の結果、世界大会で3位に輝いた彼女には今でも守り続けている師匠の教えがある

セブンルール1.生地は全力で押す

生地をつくるとき、全力で押すこと。師匠には「この工程でピッツァの90%は決まる」と言われた。生地の押し具合で生地全体の空気が均一になり、その後の工程もうまくいく。この工程が一番大事だと彼女は今でもその教えを守っている。

彼女は、実はこの店以外にも県内で、揚げピザ専門店を経営し、移動販売車でイベントへの参加やネット販売を行っている。様々な店を手がける経営者でもある。

そんな彼女も家族も応援してくれている。店を手伝うのは実の姉や母。

セブンルール2.お客さんに「すいません」と言わせない

そんな彼女がランチタイムに真剣な眼差して度々何かを見つめていた。

彼女の視線の先には、客席テーブルに料理がなくなった頃を見計らいピッツァが出せるよう目を配っていた。

きちんとサービスが行き届いているか。職人としてそして経営者としても目を配る。

セブンルール3. 週5 うどんを食べる

休む間もなく翌日使う生地作りに取り掛かる。

ピッツァは、違う人が作れば全く別物になる。

シンプルだからこそ奥が深いピッツァ作りはスポーツに似ているという。

そんな彼女の自宅にお邪魔すると、スポーツ選手さながらの光景を目にした。

リラクゼーションの仕事をしている小学校時代からの友人に頼み体をほぐしてもらっていた。

もうひとつ、その体を支えてくれる愛してやまない存在があるという。

彼女がやってきたのは、自分のお店のすぐ隣にあるうどん屋さん。

週5日 うどんを食べているそうだ。

セブンルール4. モヤモヤしたら“こんぴらさん“へ

近々、彼女のお店は移転することが決まっている。客席はほぼ2倍の広さに。内装費について業者とやりとりをする。見積もりは当初の3倍に。経営者としては、頭が痛い。

そんな彼女が地元で気晴らしに訪れる場所があるという。こんぴらさんだ。本宮までは785段の階段を昇る。休憩をとらず30分登り続ける。

セブンルール5. 兄や姉のいる人を雇う

彼女は、今後はより経営方面へと力を入れていくつもりだと言う。

この日は、別の人がピッツァを焼いていた。「やらせられる限り今やらせて」育成にも力をいれているとのこと。 そんなピッツァを焼く彼を始め、この店の従業員には採用された理由の一つに共通点があると言う。

兄や姉のいるスタッフを積極的に雇っているという。弟や妹は、家で揉まれているのか打たれ強い人が多く、厳しい愛のムチにめげないことが多いと言う。

彼女が経験から導き出したルールだ。

セブンルール6.気になる店はどこでも行く

休みの日や時間を見つけて、気になるお店にはどこへでも行くという。

この日は東京のピッツァ専門店を訪れた。彼女一緒に来ていたのはピッツァ職人仲間。しかし絶対話題にしないことがあるという。食べているピッツァについて話題。

職人は一人一人それぞれ焼きたいピッツァが違うのでとのこと。

この日ランチも一緒にイタリアンを食べた友人は、実は彼女がナポリでピッツァに初めて出会った瞬間に居合わせていた大親友だ。

二日連続友人との食事を楽しむ彼女だが実はこれも仕事に繋がっていた。

彼女の貴重な休日は日本全国、時には海外への食事旅行に費やされる。

もちろん年に一度は必ずナポリにも足を運び、本番ピッツァを食べている。

セブンルール7. ナポリの味を香川で広める

そして、無事移転オープンを迎えた移転記念パーティーの日、お店には多くの人が訪れた。

「大都市に行って、そこで商売をしたいとかじゃなくて、自分が出会ったナポリピッツァはめちゃくちゃ美味しいって思っていて、それを香川の人に食べてもらいたいというのが大前提になってて。やっぱ地元が好き。」

その出会いは運命だったのかもしれない。

何か打ち込めるものを探して出会った本場のナポリピッツァは、どこか故郷を愛するうどんと似ていた。

「ナポリピッツァと讃岐うどんは似ている。生地を打って、命が短い。それも共通。あとはいつも食べるものですし、ナポリの人もピッツァはたくさん食べますし。」

故郷の人達に、愛するナポリの味を広めたい。だからこそ彼女はピッツァをうどんの国で焼き続ける。

 

「ピッツァとうどん、同じくらい愛してますよ」

 

ピッツァ職人 小田有花のセブンルール

  1. 生地は全力で押す
  2. お客さんに「すいません」と言わせない
  3. 週5 うどんを食べる
  4. モヤモヤしたら“こんぴらさん“へ
  5. 兄や姉のいる人を雇う
  6. 気になる店はどこでも行く
  7. ナポリの味を香川で広める

 

その他の
【セブンルール】要約文字起こし【7つのルールと仕事・名言】
はこちら

 

【この記事を読んだ方にはこちらもおすすめ】

自分の仕事の作り方のヒントをくれる50の言葉・名言集。【日々更新】

【販売中】Books365掲載の言葉・名言リストの閲覧権(フルボリューム)


当商品は下記のリストの言葉も網羅したフルボリュームのリストです。

不定期で更新されいていきます。
現在、120名、2716の言葉が収録されています。
データ形式は、Googleスプレッドシートで閲覧権限を付与したURLを共有します。

・購入後のダウンロードコンテンツ(PDF)にURLが記載されております。

ご購入はこちら

     

現在収録の著名人

アインシュタイン
「何かを学ぶためには、自分で体験する以上にいい方法はない。」 ウォルト・ディズニー
エジソン
オードリー・ヘップバーン
ガンジー
キング牧師
ゲーテ
「人生において重要なのは生きることであって、生きた結果ではない。」 ココ・シャネル
サン・テグジュペリ
「計画のない目標は、単なる願い事にすぎない。未来とは、あなたが予測するものではなく、自分で可能にするものだ。」 シェイクスピア
ジョン・レノン
スティーブ・ジョブズ
ソクラテス
チャップリン
ナイチンゲール
ニーチェ
ハンナ・アーレント
ピカソ
ビル・ゲイツ
ブルース・リー
「本当に人生を愛しているなら、時間を無駄にするな。人生は時間でできているのだから。」 ヘミングウェイ
「ただ動いているだけでは、行動とは言えない。」 ヘレン・ケラー
ボブ・マーリー
マザー・テレサ
マリリン・モンロー
「もし私がすべてのルールを守ってたら、成功なんてしていなかったでしょうね。」 リンカーン
岡本太郎
「自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。なければなおいい、今まで世の中で能力とか、才能なんて思われていたものを越えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。」 夏目漱石
「あらゆる芸術の士は、人の世をのどかにし、人の心を豊かにするがゆえに尊い。」 芥川龍之介
吉田松陰
宮沢賢治
宮本常一
「結局、いい仕事をしておれば、それは自分ばかりでなく、あとから来るものもその気持ちをうけついでくれる。」 孔子
江戸川乱歩
坂口安吾
坂本龍馬
室生犀星
手塚治虫
「好奇心というのは道草でもあるわけです。確かに時間の無駄ですが、必ず自分の糧になる。」 勝海舟
西郷隆盛
赤塚不二夫
太宰治
白洲次郎
武田信玄
柳宗悦
「過去のものといえども真に価値あるものは常に新しさを含んでいる。」 柳田國男
「うずもれて一生終わるであろう人に関する知識を残すのが民俗学。」 老子
萩原朔太郎
葛飾北斎
三島由紀夫
ニュートン
福沢諭吉
斎藤茂吉

コンラート・ローレンツ
誰もが見ていながら、誰も気づかなかったことに気づく、研究とはそういうものだ。

川端康成
一人のよき友は、地上のすべての宝玉よりも、どんなに勝っていることか

チェ・ゲバラ
人は毎日髪を整えるが、どうして心は整えないのか?

フランソワーズ・サガン
もし書いてなかったら私はもっとひどい人生を送っていたでしょう。もし私が自分の人生を生きていなかったらもっとひどいものを書いていたでしょう。

ビリー・ワイルダー
真実を他人に伝えるならば面白おかしくすること。さもないととんでもないことになる。

ジョージ・オーウェル
自分の鼻先にあるものを見るためには、絶えざる奮闘が必要なのだ。

アントニ・ガウディ
オリジナリティーには起源に戻るという意味がある。オリジナルとはもともとの解決策である。シンプルさに回帰することだ。

小泉八雲
あなたの話、あなたの言葉、あなたの考えでなければいけません。

ジャン=ジャック・ルソー
私達はいわば二回この世に生まれる。一回目は存在するために、二回目は生きるために。

古今亭志ん生
貧乏はするもんじゃありません。味わうものですな。

ヘルマン・ヘッセ
ものごとは口に出した瞬間、少し違ったものになる。

フランツ・カフカ
わたしは自由です。だから道に迷ったのです。

ジャン・コクトー
私は今、生きようと努めている。というよりも、どのように生きるかを、私の中の死に教えようとしている。

円谷英二
ないものは作ればいい。金に困ったら発明すればいい。

ヘンリー・デイヴィッド・ソロー
どれだけ歳を重ねても熱意を失わない人々。私は彼らを老人とは呼ばない。

レイモンド・チャンドラー
タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない。

谷崎潤一郎
悲しい時には、桜の花の咲くのを見たって涙が出るんだ。

空海
仏の教えは一言で言えば、自分の利益と他人の利益を一致させることである

ギ・ド・モーパッサン
愛国心という卵から、戦争が孵化する。

ナポレオン・ボナパルト
じっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら考えるのをやめて進め

ライナー・マリア・リルケ
「旅」にはたった一つしかない。自分自身の中へ行くこと。

アルチュール・ランボー
「あらゆるものに縛られた哀れ空しい青春よ。気むずかしさが原因で僕は一生をふいにした。」


※記事掲載していない人物もいます。

     

ご購入はこちら

     

SNSでもご購読できます。