きょう、 7月28日 に生まれたひとの言葉

伊坂幸太郎の厳選91の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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伊坂幸太郎は、小説家。軽快な会話と圧巻の伏線回収で構成された彼の世界観は多くの読者を魅了しています。

作品やキャラクターそれぞれについてのファンも多く、彼らが語る言葉ひとつひとつに現実世界を生きるメッセージが込められているようにも思える力強い言葉が多数出てきます。

「人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。」

人生や仕事に対しての哲学的な言葉が魅力的な伊坂幸太郎の言葉から厳選した名言集を紹介します。

伊坂幸太郎はどんなひと?

千葉県松戸市出身。東北大学法学部卒業。この時期の東北大学には、薬学研究科に瀬名秀明、文学研究科に佐藤賢一、理学部に松崎有理と円城塔など、現在小説家として活躍している人物が在学していた。大学卒業後、システムエンジニアとして働くかたわら文学賞に応募、2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。数年後に作家専業となった。宮城県仙台市在住。
2002年の『ラッシュライフ』で評論家に注目され始め、2003年の『重力ピエロ』で一般読者に広く認知されるようになった。それに続く『アヒルと鴨のコインロッカー』が第25回吉川英治文学新人賞を受賞。

Wikipedia

伊坂幸太郎の人生の名言 -自分の人生を楽しむことの大切さを教えてくれる言葉

伊坂幸太郎は日本の小説家です。

会話と伏線、ユーモアに包まれた世界観が魅力の作品つくりについて、

「以前、井上ひさしさんに会ったとき『嫌なこと、辛いことは生きているだけで経験できる。人間無理して作らなければいけないのは笑いだ』」

と言われたそうです。

それ以降、お金を払ってフィクションを読んでもらうなら『辛い話だったけど、明日も頑張ろう』『明日も会社行こう』みたいな気持ちになれるものがいい」と思うようになったそうです。

「考えてもどうしようもないことにエネルギーを費やすくらいなら、やるべきことをやったほうがいい。自分の人生を楽しめよ。とりあえず、マンションに帰って、風呂入って、寝て、起きて、仕事行きな。」

彼の言葉には、ときに皮肉めいた言葉もありますが、その言葉の向こうには人間讃歌の音が聴こえてくる言葉が多くあります。

自分の人生を楽しむことの大切さを気付かさせてくれる名言を紹介します。

人生については誰もがアマチュアなんだよ。誰だって初参加なんだ。はじめて試合に出た新人が、失敗して落ち込むなよ。

大事なルールほど、法律では決まってないのよ。困った人に手を貸しなさい、とかね、そういうのは法律になってない。

誰だって初参加なんだ。人生にプロフェッショナルがいるわけがない。まあ、時には自分が人生のプロであるかのような知った顔をした奴もいるがね、とにかく実際には全員がアマチュアで、新人だ。

誰だって自分だけはオリジナルな人間だと思っているんだよ。誰かに似ているなんて言われるのはまっぴらなんだ。俺は、ジョン・レノンに似ていると言われるのだって我慢できないね。

気軽に、「さようなら」が言えるのは、別れのつらさを知らない者の特権だ、と私は思う。

思い出っつうのは、だいたい、似たきっかけで復活するんだよ。自分が思い出してれば、相手も思い出してる。

人はただ生きていて、目的はない。死んでいるようにいきているのが、通常なのだ。

分かり合おうとするから、辛いのかもしれない。相容れないもの同士なのだ。それを前提にすれば、気は楽だ。

思い出は作るものじゃなくて、勝手に、なるものなんだよ。いつの間にか気づいたら思い出になってる、そういうものだよ。

幼稚園児が知っていても、大人が知らないことはあるんだよ。

人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである。

考えてもどうしようもないことにエネルギーを費やすくらいなら、やるべきことをやったほうがいい。自分の人生を楽しめよ。とりあえず、マンションに帰って、風呂入って、寝て、起きて、仕事行きな。

人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ。

簡単に感化されることはたぶん、十代の特権に違いない。

人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている。

ただ、たんぽぽの花が咲くのに価値がなくても、あの花の無邪気な可愛らしさに変わりはありません。人の価値はないでしょうが、それはそれでむきになることでもないでしょう。

人生というのは川みたいなものだから、何をやってようと流されていくんだ。安定とか不安定なんていうのは、大きな川の流れの中では些細なことなんだ。向かっていく方向に大差がないなら、好きにすればいい。

絶対と言い切れることがあるとすれば、人は死ぬ、ということだけだ。人は必ず死ぬ。

人間というのは前向きだ。かと思えば、めちゃくちゃ悲観的になるしな。ちょうどいい、ってのがないんだよ。

人間にとって、年齢とは、その人間の品質を表す数値ではない。つまり、年嵩が増しているからと言って、優秀であるとは限らず、それはただの、肉体の、主に、血管や内臓の使用年数に過ぎない。

偉くなる人間に必要なのは、現場の人間が苦労している間にも、コーヒーを飲んで会議を開ける神経だ。

びっくりするくらい空が青いと、この地続きのどこかで、戦争が起きてるとか、人が死んでるとか、いじめられてる人がいるとか、そういうことが信じられない。

魅力的で、力のある言葉は、いつだって扇動家に利用される。

世の中に酷くないことってないでしょ?生まれた時から、死ぬのが決まっているというのがすでに酷いんだから。

人間が作ったもので一番素晴らしいのはミュージックで、もっとも醜いのは、渋滞だ。

人生で味わうさまざまな出来事を、音楽にしてぎゅっと凝視している。騒がしかったり、壮大だったり、忙しかったり、ゆっくりしていたり、それが人生だ。

子供が寝ている間に、両親が話し合いを続けて、で、離婚が決まってから発表されるってのと一緒だ。国ってのは必要最低限のことしか、国民には教えようとしない。

ふいに有名な言葉を思い出した。「愛するとは、お互いに見つめ合うのではなくて、同じ方向を見つめることである」という、あれだ。何だか、今こうやって、僕たちが並んで花火を見ている状況に相応しいと思った。

たぶん絵というのは、紙に殴りつけた祈りだよ。

人間の価値はその友を見れば分かる。

昔は良かった、とかよく言うけど、昔も良くはねえんだよ。いつだって、現代ってのは良くなくて、だからな、俺たちは自分の生きているその時と向き合わないといけねえんだ。音楽も映画も、その時の自分たちの時代と立ち向かうために作られたものなんだよ。チャップリンの、「独裁者」にしたって、今見たら、ただの説教臭いコントだけどな、当時は命がけだ。ジョン・レノンの「イマジン」だって、当時の社会に向かって投げられただけだ。

世間が事実だと思ったことが事実なんだ。

伊坂幸太郎の人生の名言 -自分のやりたいを大切さにしたくなる言葉

伊坂幸太郎は、小説界の大賞である直木賞の選考を辞退しています。

有名になることで、小説を書く時間が減ってしまうことや、受賞した場合、自分の本を本当に喜ぶ人には逆に届かなくなるような気がしたから辞退したそうです。

彼の作品内に出てくる言葉に、

「周りの雰囲気とか、世間体を気にして、やりたいことができないような自分はちょっといやだ。何のための人生なんだ、って思うよ。」

彼の描く作品内の人物達は、常に人生や仕事、世界と自分、について向き合っています。

彼らの発するこの世界へ向けた言葉の根底には、作者である伊坂幸太郎自身の、この世界との向き合い方が読み取れるかもしれません。

伊坂幸太郎の生き方や言葉は多くのヒントが含まれています。

自分にとって少しでも良い世界にしようと思える言葉・名言を紹介します。

人間は大きな目的のために生きているんじゃないの。小さな目的のために行動したら?

過去ばっかり見てると、意味ないですよ。車だって、ずっとバックミラー見てたら、危ないじゃないですか。事故りますよ。進行方向をしっかり見て、運転しないと。来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ。

気持ちは分かるけど、そんなに怖がってたら、できることもできなくなるし、どうせ生きていくなら、ある程度は開き直ったほうがいいよ。

「目の前で、子供が泣いてるとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。その時に、正義とは何だろう、とか考えててどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ」。

気が変わらないうちに行動しなさい。飽きたり、嫌になったり、怖くなったりする前に、思いついたことは、すぐにやったほうがいいよ。

善いことも悪いことも、やったことは、全部自分に戻ってくるんだ。今は違っても生まれ変わった後で、しっぺ返しがくる。

頼むぜ。車間距離ちゃんと取っておけよ。いいか、距離感なんだよ、人生は。

国家が望めば、国家が生き長らえるためなら、殺人も合法となるんだよ。国民のためにそうなってるわけじゃない。全部、国家のためだ。

けどな、教師たちは何もできないんだよ。「やめなさい」「暴力は駄目です」なんて口で言うだけなんだ。あれで教育できるって言うんだったら、あの教師たちは今すぐ紛争地域に行って、マイクで、「やめなさい」って叫ぶべきだったな。

痛みってのは脳への危険信号だ。非常ベルだな。そいつに慣れて、麻痺すれば、あんまり関係ねえよ。ああ痛いな、って思うだけだ。ああ鳴ってるな、ってな。小学校の非常ベルだ。

たとえばさ、太陽が空にあるのは当たり前のことで、特別なものではないよね。でも、太陽は大事でしょ。死ぬことも同じじゃないかって思うんだよね。特別じゃないけど、まわりの人にとっては、悲しいし、大事なことなんだ。

人間ってのは失わないと、ことの大きさに気がつかない。

周りの雰囲気とか、世間体を気にして、やりたいことができないような自分はちょっといやだ。何のための人生なんだ、って思うよ。

本を読み、内容を噛み砕く事で、語彙が増え、知識が増え、いっそう読解力が増した。本を読む事は、人の感情や抽象的な概念を言語化する力に繋がり、複雑な、客観的な思考を可能にした。

人間の最大の武器は、笑えることではないか?笑えば何かが充電できる。それも真実だ。

見かけで物事を信じるのは大事なことではあるけれど、恥ずかしいことでもある。

人生なんていつ終わってしまうかわからないんだから、話は交わせる時に交わしておくべきだ。

疑うのをやめて、信じてみるのも一つのやり方だ。

だってさ、人間は情報ではできていないのよ。その人の情報がどれだけ集まっても、その人間はできあがらない。逆に考えれば、情報がいくら漏れても、実はその人間が死ぬようなことにはならないはずなんだって。

「世の中って理不尽ですよね」気が利いているようでいて、実のところ何も言い表していない、という台詞を私は言ってみる。こういう空虚な言葉が、間を埋めることはよくある。人間が好んで使う手法だ。

誰だってそうだ。みんな自分の命が、人生が心配で、一番大事に決まっている。どんな事故や事件が起きても、人が真っ先に思うのは「それって私に関係するかしら」だ。むしろ正しい生き方だよ。

それだけで充分、凄いことだろ。宗教を持ち出す前に、生きていること自体に驚いて、拍手をすればいい。

「急いで結婚し、ゆっくり後悔しろ」って外国の諺だ。俺はそれから逆に学んで、結婚に焦っていないわけだ。

そもそも、大人が恰好良ければ、子供はぐれねえんだよ。

オリジナルな生き方なんてできるわけがない。

違うんだって。日本人はその報いをすぐ欲しがるだろ。ブータン人はそうじゃない。今じゃなくていいんだ。生まれ変わった後に、それが返ってくるかもしれない。そう思っているんだ。日本人は即効性を求めるから、いつも苛々、せかせかしている。それに比べれば、ブータン人は優雅だよ。人生が長い。

本当に大事なことは、小声でも届くものだ。

伊坂幸太郎の仕事の名言 -「 僕は練習が嫌い」仕事について考えさせられる言葉

伊坂幸太郎は、学生時代から会社員になっても執筆していたそうです。

早朝、会社に行く前に小説を書き、夜中に小説を書きながら眠ることも。

デビュー後も、賞や売上の実績をつくりながらも、自分の表現欲に素直に応え続けています。

「誰のために小説を書くのかっていうと、一番は、自分のために書くわけじゃないですか。読者のために、というのも考えますけど、それを優先させると、ただの仕事になっちゃいそうですし、やっぱり僕は自分がわくわくすることを第一に考えちゃうんですよね。」

「 どの仕事だって基本的には、歯車なんだから。で、歯車みたいな仕事をしていても、人生は幸せだったりもするし。」

自分の欲を大切にしながら成果を出し続けることを伊坂幸太郎は教えてくれます。

彼の言葉には、仕事についてヒントになる言葉も多くあります。

今日と明日の自分の仕事について考えたくなる言葉をご紹介します。

あのね、人間のやることの九十九パーセントは失敗なんだってさ。だから、失敗するのは普通の状態なんだ。フランク・ザッパが言うには、失敗するのを死ぬほど恐れているのは、自分を最高に恰好いいと思っている自惚れた人間なんだって。

どうせ死ぬのであれば、自分がやりたいことを納得いくまでやるべきじゃないか、と。よそから褒められる人間になったところで、毎日毎日、毎秒毎秒、死へと近づいていくのには変わりがない。明日死ぬかもしれない。やりたいことを我慢して、何が得られるのか。

黄金時代が現代であったためしはない。いつだって黄金時代は、その時代には気がつかず、後になってはじめて、「あの時は良かったな」と分かるもの、そういう意味なのだろう。もしくは、まだ見ぬ未来にだけ存在している、ということか。

人の上に立つ人間に必要な仕事は、「決断すること」「責任を取ること」の二つしかない、と雪子は思っていた。たぶん大半の政治家はそれをやらない。親だってやらない。もちろん大半のギャングのリーダーは言うまでもない。

人を騙すには、真実とか事実じゃなくて、真実っぽさなんですよ。

得てして人は、自分の得た物を、自分だけが得た物と思い込むというわけですよ。

誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘は、ほとんど誤りに近い。

人生はきっと誰かにバトンを渡すためにあるんだ。今日の私の一日が、別の人の次の一日に繋がる。

悲しいことが起きてもトータルで見れば読後感が暗くならないようにしたい。それが僕の構成というか、小説としてのやりたいことです。あとは、やはり物事がフェアであってほしい、という気持ちが作品に影響するんですね。

いいかい、人間のやることの九十九パーセントは失敗なんだ。だから、何にも恥ずかしがることはないぞ。失敗するのが普通なんだからな。

綺麗事を言ってるうちは、何も変わらないんだ。

コップ半分の水を見て、「まだ半分もある」と述べることも、「もう半分しかない」と述べることも可能なように、情報や統計は見せ方により、どんなものの根拠にも使える。

誰のために小説を書くのかっていうと、一番は、自分のために書くわけじゃないですか。読者のために、というのも考えますけど、それを優先させると、ただの仕事になっちゃいそうですし、やっぱり僕は自分がわくわくすることを第一に考えちゃうんですよね。

どの仕事だって基本的には、歯車なんだから。で、歯車みたいな仕事をしていても、人生は幸せだったりもするし。

「なんだこれ?」みたいなのが作りたかったんですよ。「ガンダム」でいうと、ズゴックみたいな。

スマホの操作を、スワイプとかピンチとかいう言い方をせずに、知ってる言葉になおしていくような文章の書き方が好きなので、そういう意味でも僕好みの話になりました。

「正解がはっきりしなくて、重要な問題」ほど、人は他人の答えを真似する。

仕事を間違いなく遂行する、というのはプロの基本です。時にはいい加減なプロもいますが、それは仕事というよりは、趣味のようなものですよ。

関心を持てば、人はどうするか。検索するんだ。

基本とウォーミングアップはどんな仕事にも必要だ。

あんたたちの仕事で奇跡は起こせるのか?

これは作家によると思うんですが、僕は履歴書を準備しないし、小説の中では「見えているところだけ見えていればいい」と思っています。だから作品を映像化されたときに、自分が書かなかった設定ができたり、スピンオフのエピソードを作りたいと言われたりするとすごく違和感があります。それが嫌なわけじゃないし、つじつまを合わせようとしたらきっとできるでしょうが、省略された部分も作品の一部ですから、ない部分を書かないことも大事だと思っているんです。

「いろいろあったけど最後は幸せになりました」だと、僕は辛くなってしまうんです。フィクションだから全部嘘の話なんですが、ちょっと綺麗すぎる。死んだ人は生き返らないし、会えない人はやっぱり会えない。人生はそういうものなのだけど、それでも上を向いて生きていくことはできる、みたいな話にしたいというのはありますね。

人はいつだって、得意なやり方で、世の中とぶつかっていくほかない。

人間には選択する瞬間がある。決断の瞬間だ。フォワードが大事な試合で、ペナルティエリアに入り、シュートに行くのかパスをするのか、それも決断の一つだろう。その時、試されるのは、判断力や決断力ではなく、勇気なんだと思う。決断を求められる場面が、人には突然、訪れる。勇気の量を試される。

ある結論が出て、取りまとめる直前に、細かい追加条件を付け足せば、たいがい呑んでもらえるんですよ。

まずは押してみるべきだ。…押せば石は動くかもしれない。もしくは、地面に食い込む山のようにびくともしないかもしれない。けれど、押してはみるべきだ。

そういうのはさ、スランプ中のバッターに、キャッチャーのサインを盗んで教えるのと一緒なんだよ。その場しのぎなんだ。選手に本当に必要なのは、狂ったバッティングフォームを直してあげることなのに。

もっと大変な人がいるから、なんて思ったら駄目だよ。そんなこと言ったら、どんな人だって、「海外で飢餓に苦しむ人に比べたら、まだまだ」なんてなっちゃうんだから。

行き詰まっているとお前が思い込んでいただけだよ。人ってのはみんなそうだな。例えば、砂漠に白線を引いて、一歩も踏み外さないように怯えて歩いているだけなんだ。周りは砂漠だぜ、縦横無尽に歩けるのに、ラインを踏み外したら死んでしまうと勝手に思い込んでいる。

知る勇気をもて。自分の理性を使う勇気をもて。

常にベストをつくせ。見る人は見ている。

伊坂幸太郎の人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

仙台ぐらし

心配性の作家がつづる地方都市生活の魅力と希望。震災で都市機能がマヒしてしまった体験を持つ仙台。そこに暮らすちょっと心配性で、ちょっと自意識過剰な作家の、軽妙で味わい深いエッセイ。途方に暮れた後にたどり着いたのは「楽しい話を書きたい」という思い。日常のすきまの希望をつづって、読後感も爽やか――。短編小説「ブックモビール」も収録。

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3652: 伊坂幸太郎エッセイ集

エッセイが得意ではありません――。自らはそう語る伊坂幸太郎がデビュー以来ぽつぽつと発表した106編のエッセイ。愛する小説、映画、音楽のこと。これまた苦手なスピーチのこと。そして、憧れのヒーローのこと。趣味を語る中にも脈々と流れる伊坂的思考と、日常を鮮やかに切り取る文体。15年間の「小説以外」を収録した、初のエッセイ集。裏話満載のインタビュー脚注つき。

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チルドレン

「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々――。何気ない日常に起こった5つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

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重力ピエロ

兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。

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アヒルと鴨のコインロッカー

大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。

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オーデュボンの祈り

コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか? 伊坂幸太郎、伝説のデビュー作見参!

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死神の精度

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

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伊坂幸太郎の人生と仕事の名言では学び足りない方へ

日本を代表する作家、端切れの良い文体とシニカルな言葉が好きな方におすすめです。

愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ。

夏目漱石の厳選51の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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