【短編映画を探して】

【選書サービス】作家・クリエイターが「おすすめ」する本リストから「おすすめ」します。

選書サービスはじめました。作家・クリエイターが「おすすめ」する本リストから「おすすめ」します。

雑誌やテレビ、WEB上から作家・クリエイターさんなどがおすすめしている作品をリストアップし、自身の好きな本を参考にした選書サービスもしております。好きな作家がおすすめする作家や作品に出会え、世界が広がるリーディングリストとしてご活用ください。

本のタイトル・写真から「選書サービス」いたします。

選書は、送付いただいたタイトルや写真を参考に、過去、作家やクリエイターがメディアにて「おすすめ」した1000冊以上のリストのなかから、独自に選書いたします。
※選書は、3冊~5冊のリスト構成となります。

メリット ▶ 大切な本から誰かの大切な本と出会える
メリット ▶ 著名人やクリエイターの人柄や好きな本を知り、世界が広がる

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選書例

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【買取希望の本】

「バイバイ、ブラックバード」
「自分の仕事をつくる」
「イワンデニーソヴィッチの一日」
「ダカフェ日記」
「町田くんの世界」

  

 

【選書リスト】

 

「グッド・バイ」 作 太宰治

作品をおすすめしたひと 高橋源一郎

“恋愛の途中では悩みが多いかもしれないけど、悩んでも悩まなくても結果は同じ。「全ての恋愛は無に帰す」と言っている。”

参照:BRUTAS 20140101+0115号「人を愛せただけで幸せと思える本」

【選書理由】
伊坂幸太郎氏の「バイバイ、ブラックバード」は太宰治氏の未完作品、「グッド・バイ」がオマージュとされております。ご存知ではあるかもしれませんが、当作品も同じように、これまで付き合っていた複数の女性との別れが物語の主軸にあり、別れについての「潔さ」と「寂しさ」や、別れる口実として、新しい彼女役同行するひとりの女性とのやりとりがこれからの出会いにつながる「予感」を残しているかのように物語は終わります。作品自体は未完のままですが、未完であるとする最後の一文でも、この物語は締めくくることができる特異な完成度が読後に残ります。サヨナラこそ人生、しかしサヨナラのあとにこそ新しい出会いがある。胸が高鳴る期待感として、おすすめします。

「無能の人・日の戯れ」 作 つげ義春

作品をおすすめしたひと 戌井昭人

“つげさんのすごいのは、下品ではないところ。まさに詩情を感じてしまう。”

参照:BRUTAS 20140101+0115号 就職しなくても大丈夫

【選書理由】
「自分の仕事をつくる」は仕事とは何かをデザイナーの方々を中心に自分だけの仕事を作ってきたその経験や手触りをインタビューしていく作品です。誰もが同じように、仕事を取り組む上で、まず必要なことは仕事が自分事になるように取り組める心持ちや姿勢、環境などではないかという仕事観について丁寧に考える書籍。それとは反対にあるようなタイトルの「無能の人」は、売れない漫画家だった男が、最後には石を売るという商売をしています。希少価値のあるだろう石を売っているのですが、世間からは笑われ、奥さんにも愛想を尽かれ、惨めさが伝わってくる作品ですが、誰もが自身の内面にある、自由に生きたい気持ちや、生活はしなければならない状況などに思う悩みの往来が淡々と描かれています。自分の仕事をつくろうとした男の物語としても読み取れることで、おすすめします。

「詩めくり 」 作 谷川俊太郎

作品をおすすめしたひと 穂村弘

“日めくりカレンダーのように、毎日一篇ずつ、短文が載っている”

参照:BRUTAS 20140101+0115号 詩の楽しさ、詩の本質を窺い知れる本

【内容】
「長篇小説は一行でだって書ける」と、高橋源一郎さんのことばを受けて、正月から毎日一篇ずつ一年間長篇小説を書いた谷川さん。短詩みたいになってしまったこの暦には季節感もなければ、名言、教訓のたぐいもなく、まして現実の一年とはなんのかかわりもない、とおっしゃいます。しかし、短詩にはぎゅっと詰まったことばがあります。どこから読むかは、自由です。

【選書理由】
「ダカフェ日記」は日常の何気ない風景の愛らしさを切り取った写真集、「イワンデニーソヴィッチの一日」は強制収容所での過酷な労働者の一日を描くも、人間の内面における自由さや豊かさは些細でも消えはしない。そんな一日を送ることが自分にもできればと思わせる本と照らし、谷川俊太郎の「詩めくり」はカレンダー形式で短い詩が書かれている作品。毎日ひとつでも自由に豊かになれればいいという願いを込めて、おすすめします。

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作家・クリエイターがおすすめする本・作品リスト(一部)

【作家】絲山秋子がおすすめする本・作品リスト

【作家】絲山秋子がおすすめする本・作品リスト

バッタを倒しにアフリカへ  前野ウルド浩太郎 

【芸人】東野幸治がおすすめする本・作品リスト

東野幸治の好きな本(アメトーーク 読書芸人2017より)

プロフィール
東野 幸治は、日本のお笑いタレント、司会者である。by Wikipedia

『蜜蜂と遠雷』 恩田陸

“漫画で言うなら「ピアノの少年」と近い。”天才少年が周囲を心震わすだけでなく、コンクールに出場した天才たちの熱く美しい文章から音楽が聞こえてくる祝祭のような小説。

『全裸監督 村西とおる伝』 本橋信宏

『ルビンの壺が割れた』 宿野かほる

『明るい夜に出かけて』  佐藤多佳子

“芸人アルコ&ピースのラジオを中心に動く物語。芸人として小説の舞台に出ているアルコ&ピースに嫉妬した。”

『R帝国』 中村文則 

『紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男』 野崎幸助

「モテたい、抱きたい」その欲望を叶えるべく、まず富を築き、美女を抱きまくったナンパ武勇な本。

『ボクたちはみんな大人になれなかった』 燃え殻

『1984年のUWF』 柳澤健

『ホワイトラビット』 伊坂幸太郎 


【実業家】黒川光博がおすすめする本・作品リスト

黒川光博がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から黒川光博さんがおすすめする本・作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

黒川光博(虎屋17代当主 代表取締役社長) 

年齢を重ねることの意味を学んだ本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「落日燃ゆ」 城山三郎

城山三郎さんの作品は、いつの時代も変わらず人が憧れ、しかし簡単に実践することのできない、素のままの自分で生きていくことの意味を教えてくれる小説です。

 

「粗にして野だが卑ではない」 城山三郎

その年齢で火中の栗を拾うような役を「やろうと」思い立たれた意志の強さ

「高齢者と心理臨床 衣・食・住をめぐって」 黒川由紀子

年を取ると身体の角度が変わるという話に納得。年相応のモノは必要だが、美しさにも配慮しないと

【ピアニスト】谷川賢作がおすすめする本・作品リスト

谷川賢作がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

谷川 賢作は、東京都出身の作曲家・ピアニストである。 

マイルスを始める最初の本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「50枚で完全入門 マイルス・デイヴィス」 中山康樹

ジャズは肩肘張って聞く必要はないんです。肩の力を抜いていただいたら、ともかく聞くべきはマイルス・デイヴィスです。そして同時に読むべきは中山康樹さんのマイルス本。

「マイルスに訊け!」 中山康樹

さっと読める一冊ですが、マイルスのあまりの”オラオラ”ぶりに驚くと思いますよ。(笑)・・・信じられないほど高飛車な反面、どこかすごく優しいところもある、マイルスの人となりがよく出ています。

【漫画家】いしかわじゅんがおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

いしかわ じゅんは、日本の漫画家、小説家、漫画評論家。

公式サイト http://ishikawajun.com/

 

「ライク ア ローリング ストーン」 宮谷一彦

間違いなく、現代の漫画を創ったひとりであることを、もっと知ってほしいものだ。作品の素晴らしさもね。


【編集者】畑中章宏がおすすめする本・作品リスト

畑中章宏がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

畑中 章宏(はたなか あきひろ、1962年 – )は、日本の文筆家・編集者。 大阪府大阪市生まれ。近畿大学法学部卒業。平凡社の編集者として、『月刊太陽』編集部に所属。また、『荒木経惟写真全集』、『別冊太陽 神像の美』、『日本の秘仏』などの書籍を担当。

地方の風習に触れる本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「日本の民家」 今和次郎

間取り図やスケッチが詳細で、さらに文章もいい。

 

「新板 遠野物語」 柳田国男

柳田国男は炯眼だなと思うのは、この民家研究を都会の人ではなく田舎の人に託したこと。

 

「新美南吉童話集」 新美南吉

田舎では不思議なことがたくさん起こる、それも都会では味わえない醍醐味。・・・創作文学の新美南吉もお薦めしたい。

「螺旋階段 album」 志賀理江子

この本の面白さは地元人と志賀さんの関係。写真を撮るために住人たちにさまざまな協力を要請するんですが、彼らはなぜ自分たちがそういうことをしなきゃいけないのかという理由を一切聞かないらしいんです。

【漫画家】田中相がおすすめする本・作品リスト

田中相がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

漫画を描いている田中というものです。「千年万年りんごの子」→「その娘、武蔵」(講談社・ITAN)→2017年7月7日に『LIMBO THE KING』の2巻が発売されました。

いつでもどこでも同じと思った本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「忘れられた日本人」 宮本常一

理由は常にあるのに時間が経つとそれは忘れられて物だけが残る。改めて、”由来”は興味深く美しい。そんなことを考えました。

「人間滅亡的人生案内」 深沢七郎

「いつでもどこでも同じかも」と思った。

「アルベール・カーン コレクション よみがえる100年前の世界」 デイヴィッド・オクエフナ

“すべてがつながっている”思った一冊です。・・・私の「今」は100年前の様々な国の人、場所とつながっているんだと強く実感しました。

【翻訳家】松田青子がおすすめする本・作品リスト

松田青子がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

松田青子は日本の翻訳家、小説家、童話作家で元女優である。

追い込まれたって大丈夫と思える本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「キャッチ=22」 ジョーゼフ・ヘラー

腹を据えてマジで逃げろ。教訓ですよね。

「バベットの晩餐会」 イサク・ディーネセン

「損なわれない自分」を持つということなんです。貧しくても、家族を失っても。”わたし”は損なわれない。どんな状況でも”わたし”は”わたし”だと。みんな心に「バベット」を持つべきです。

「九年目の魔法」 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ

「読書=魔法」。ハリー・ポッターのような魔法ではなく、本で培った知識や想像力でリンさんを守るんです。窮地に追い込まれても「本さえあれば大丈夫」なんです。


【作家】町田康がおすすめする本・作品リスト

町田康がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

町田 康(まちだ こう、1962年1月15日 – )は、日本の小説家、ミュージシャン。

大阪府堺市出身。1981年、バンド「INU」のボーカリストとしてアルバム『メシ喰うな!』で歌手デビュー。同バンド解散後もさまざまな名義で音楽活動を続けるかたわら、俳優としても多数の作品に出演。1996年には処女小説「くっすん大黒」で文壇デビュー、2000年に小説「きれぎれ」で第123回芥川賞受賞。以後は主に作家として活動している。

 

「パターソン」 ジム・ジャームッシュ

詩とはなにかということを、この映画を観てやっと知りました。夢のように過ぎ、泡のように消えていく日々の生活のなかで私たちは、毎日、真っ白なノートを贈られているのだと知りました。

 

 

【開発者】川田十夢がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

1999年 メーカー系列会社に就職、面接時に書いた『未来の履歴書』の通り、同社Web周辺の全デザインとサーバ設計、全世界で機能する部品発注システム、ミシンとネットをつなぐ特許技術発案など、ひと通り実現。2009年 独立。2010年『AR三兄弟の企画書』出版。2013年 情熱大陸出演。編集者 佐渡島庸平と発明マネジメント会社トルク設立。2014年 J-WAVEでレギュラー番組『THE HANGOUT』スタート。2015年 作・演出・開発をつとめた舞台『パターン』をフジテレビで番組化、NHK『課外授業 ようこそ先輩』に出演するなど、公私ともに活躍の舞台を拡張している [2]

 

ハミ出しちゃってる先輩たちに学本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「真鍋博のプラネタリウム 星新一の挿絵たち」 真鍋博 星新一

読み手の想像力をハミ出させる絵なんです。・・・小説の世界が拡張されてますよね。

「怪獣博士/大伴昌司「大図鑑」画報」 堀江あき子

新しくて未知なものって設定自体が世の中にないですからね。これを商売としてやっていたという事実にユウキが出るなぁ。

 

「ディズニーランドが日本に来た!「エンタメ」の夜明け」 馬場康夫

当時としてはハミ出たものを作り続け、それが僕たちが知っている当たり前のアミューズメントやエンターテインメントの基礎になっている事実が、実に励まされるなと思って。


【作家】桜庭一樹がおすすめする本・作品リスト

桜庭一樹がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から桜庭一樹さんがおすすめする本・作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

桜庭 一樹は、日本の作家、小説家。女性。島根県生まれ、鳥取県米子市出身。1999年、「夜空に、満点の星」で第1回ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。ゲームのノベライズやライトノベル、ジュブナイルなどの作品や、山田桜丸名義でゲームシナリオを数多く手がける。

 

「さよなら、ぼくのモンスター」

カリコレで「さよなら、ぼくのモンスター」観てきた。ネズミの最後っ屁がじつによかった。

【作家】戌井昭人がおすすめする本・作品リスト

戌井昭人がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

東京都調布市出身。1995年、玉川大学文学部演劇専攻卒業。同年、文学座付属研究所に入所。翌年に文学座研究生に昇進し12月に退所。1997年に牛嶋みさをらとともにパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」を旗揚げし、脚本も担当している[2]。
2008年に「新潮」に発表した『鮒のためいき』で小説家デビュー。2009年に小説『まずいスープ』で第141回芥川龍之介賞および第31回野間文芸新人賞の候補になる。2011年に『ぴんぞろ』で第145回の芥川龍之介賞候補、2012年に『ひっ』で第147回の芥川龍之介賞候補、2013年に『すっぽん心中』で第149回芥川龍之介賞候補、第40回川端康成文学賞受賞。2014年に『どろにやいと』で第151回芥川龍之介賞候補、第36回野間文芸新人賞候補。2016年に『のろい男 俳優・亀岡拓次』で第38回野間文芸新人賞受賞[3]。

就職しなくても大丈夫と思える本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「無能の人・日の戯れ」 つげ義春

つげさんのすごいのは、下品ではないところ。まさに詩情を感じてしまう。

「詩人と女たち」 チャールズ・ブコウスキー

女とやりまくるっていうだけの話なんだけど、でも常に情けない間抜けな結果が紛れ込んでいる。そこがよかった。えげつないことを言っているのに、下品ではない。

「抹香町・路傍」 川崎長太郎

つげさんが川崎長太郎のことを好きだっていうのもわかる気がする。ブコウスキーも長太郎も、書くことをずっとやめないっていうのがすごい。

【批評家】若松英輔がおすすめする本・作品リスト

若松英輔がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

公式サイト:http://www.gtpweb.net/twr/

 

批評家・随筆家。
1968年生まれ、慶應義塾大学文学部仏文科卒業。
2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選。
2016 年「叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦」にて第2回西脇順三郎学術賞を受賞。

 

 

「それでもそれでもそれでも」 齋藤陽道

今年読んだ新刊書の中で、最もたしかな、そして新鮮な手ごたえのある一冊だった。この作者の本として最高のもので、また、最初に読むのにもよいと思う。良質なフォトエッセイ集だが、精神は新しい「詩集」だと思った。素晴らしい。

【文筆家】松浦弥太郎がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

松浦弥太郎は、日本の文筆家、書籍商。「暮しの手帖」前編集長、COW BOOKS代表。cookpadの新サービス「くらしのきほん」編集長。

自分らしさに立ち帰る本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「手塚治虫極めつき 1000ページ」 手塚治虫

1000ページもあるとどれが自分が好きだとか、そういう話から離れていくんです。細部まで読破するのはまず、無理。連戦連敗。でも、負けるからこそ、また帰ることが出来るんです。

 

「谷岡ヤスジのギャグトピア」 谷岡ヤスジ

 

「赤塚不二夫1000ページ」 赤塚不二夫

 

 

「モモ」 ミヒャエル・エンデ

モモに出てくるマイスタ・ホラーが言う「星の時間」はまったく珍しくない、普通のこと。

【文筆家】平野紗季子がおすすめする本・作品リスト

平野紗季子がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から平野紗季子さんがおすすめする本・作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

フードブログが人気を博し、フードエッセイストなる。

食への好奇心が湧いてくる本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

 

「おいしさの表現辞典」  川端晶子、淵上匠子

 

一つの食材でも、人によって感じ方は違う。そんな面白さを教えてくれたのが、「美味しさの表現辞典」です。

 

「京都の中華」 姜尚美

この本片手に、京都を巡礼したほどです。

 

「ギィ・マルタンの芸術」  ギィ・マルタン

食への貪欲さが本の佇まいからも溢れてるんです(笑)。

【文筆家】平松洋子がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

アジアを中心として世界各地を取材し、食文化と暮らし、文芸と作家をテーマに執筆活動を行う。2006年『買えない味』で山田詠美の選考によりドゥマゴ文学賞受賞。2012年『野蛮な読書』で第28回講談社エッセイ賞受賞。

積極的に食を知るための本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「聡明な女は料理がうまい 」桐島洋子

台所の創造性をうたったことが衝撃的で。世の女たちがガツンといわされたんです(笑)

 

「土を喰う日々」 水上勉

精進料理の話だけれど、基本的に食と向き合う時の精神が書かれている。何度も何度も繰返し読みましたが、そのたびに新たな発見があります。

 

「エキストラバージンの嘘と真実」 トム・ミュラー

 

食べ物のことを語るうえではぜひ入れておきたいです。-知ることの大切さを改めて教えてくれる本だと思います。

【作家】朝井リョウがおすすめする本・作品リスト

朝井リョウがおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から朝井リョウさんががおすすめする本・作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビューし、2012年には同作が映画化。2012年、『もういちど生まれる』で第147回直木三十五賞候補。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少となる[1]。直木賞受賞後第一作『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。2016年、英語圏最大の文芸誌「Granta」日本語版でGranta Best of Young Japanese Novelistsに選出される。

 

『出会いなおし』 森絵都

人生を点ではなく線で捉えることの豊かさを教えてくれる短編集。切り捨てるのではなく、出会いなおす。大好きな一冊です。

 

『ディリュージョン社の提供でお送りします』 はやみねかおる

携帯電話を始めとする技術革新やツッコミ文化の台頭により”閉ざされた山荘”というような古き良きミステリ要素が成立しにくくなった今、はやみねさんはそれらを存分に楽しめるとあるシステムを確立しました。詳細は本編でどうぞ。

朝井リョウさんの作品

【おすすめ短編小説】最後の恋 MEN’S―つまり、自分史上最高の恋。【全編あらすじと感想】

【作家】高橋源一郎がおすすめする本・作品リスト

高橋源一郎がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から高橋源一郎さんがおすすめする本・作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

散文詩的な文体で言語を異化し、教養的なハイカルチャーからマンガテレビといった大衆文化までを幅広く引用した、パロディパスティーシュを駆使する前衛的な作風。日本のポストモダン文学を代表する作家の一人である。

 

ティモシー・アーチャーの転生 (東京創元社) – 著者:フィリップ・K. ディック

「もうディックなんか面白くないんじゃないかと。そんなことはなかった、すっげえ面白い。」

人を愛せただけで幸せと思える本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「死の棘」 島尾敏雄

僕が思うに世界文学史上最もひどい私小説。そしてもし日本の小説を何か一冊だけ紹介しろと言われたらこれを挙げる。

 

「グッド・バイ」 太宰治

恋愛の途中では悩みが多いかもしれないけど、悩んでも悩まなくても結果は同じ。「全ての恋愛は無に帰す」と言っている。

 

「ヴェニスに死す」 トーマス・マン

同性で、年齢も、国籍も、言葉も、身分も違う少年を対象にした、愛の可能性ゼロ、「見てるだけ」の恋愛なのに、それでも幸福そうなんだよね。

【写真家】鈴木心がおすすめする本・作品リスト

鈴木心がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から鈴木心さんが薦めた作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

公式サイト:http://suzukishin.tumblr.com/

2005年東京工芸大学芸術学部写真学科を卒業。アマナに勤務後、独立。雑誌、テレビ、映画ポスター、企業広告などの写真制作を手掛け、CM、PVなどの映像制作を手掛ける。

 

だいたい大丈夫、と思える写真集

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「GO-SEES」   juergen Teller

モデルの飾らない表情を捉えている。美しい子たちのありのままの姿を見ると、やっぱり元気が出ます。

 

「エル・ブリの一日 アイデア創作メソッド 創造性の秘密」 フェラン・アドリア

もの作りは創造だということを、アートでなく料理で体現。創造性を身近に感じる本

 

「Hiromix works」  Hiromix

技術や知識がなくても大丈夫。写真で大切なのは感性、意図、そして決定的瞬間に立ち会う運と教えてくれる。

 

「A BIRD – BLAST#130」  畠山直哉

人間がどんなに自然に手を加えても、自然は人に無関心という、ある種の怖さを感じる。

 

「Donald Judd: Agood chair is a good chair」 Donald Judd

大味な素描も収録されていて、その大胆さゆえに自分が勝手に深読みしてしまう“日常の逸品”集。

「ERNIE’S POSTCARD BOOK」 Tony Mendoza

「ilove.cat」というウェブマガジンを始める際どんな写真を撮るべきか悩んでいる自分に、憎い部分まで含めて愛らしい猫写真があると教えてくれた。

 

「太陽とハチ蜜 高橋マリ子写真集」 藤代冥砂

僕が写真を面白いと思うきっかけになった本です、いろんな意味で癒やされます。

「The Photograpfic Art of WILLIAM HENRY FOX TALBOT」 Larry J. Schaaf

まさに何事も、初心、忘れるべからず的な。

 

「TOYOTA 86 1st. ANNIVERSARY BOOK TOUGE」 五條伴好

峠道も立派な被写体にしてしまう撮影者の熱量の高さに感服してしまう。

 

「遠い視線」 長野重一

決定的瞬間をさらりと撮っている。とりあえずカメラを手に外に出れば大丈夫。何かは起こるが、見るか見ないかはその人次第だと気付かされる。

 

 

「カンボジアの子どもたち」 遠藤俊介

彼は大学の同級生で、白血病で亡くなりました。子供たちがすごいいい表情で笑っていて、写真越しに笑わせようと振る舞っていたであろう彼の姿を思い出します。

【歌人】俵万智がおすすめする本・作品リスト

俵万智がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から俵万智さんが薦めた作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

公式サイト:http://www.gtpweb.net/twr/

俵 万智(たわら まち、1962年12月31日 – )は、日本の歌人。父は希土類磁石の研究者の俵好夫

 

悲しみの秘義 若松英輔

久しぶりに「一生モノ」と思える本に出会った。

若松英輔の薦める作品リストはこちら

【作家】西加奈子がおすすめする本・作品リスト

西加奈子がおすすめする本・作品リスト

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プロフィール

西 加奈子(にし かなこ、1977年5月7日[1] – )は、日本の小説家イラン ・テヘラン生まれ。エジプトカイロ大阪府和泉市光明台育ち。『ぴあ』のライターを経て、出版社への持ち込み原稿であった『あおい』で2004年にデビューする。 2005年『さくら』が20万部を超えるベストセラーとなる

公式サイト:http://www.nishikanako.com/

 

参照:角田光代さん×西加奈子さん|人気作家が「年末読みたい本」とは?おこもり読書のすすめ

 

「テヘランでロリータを読む」  アーザル ナフィーシー

イラン人の女性英文学者がイランの革命後、監視社会になってしまったなかで自分の家に生徒を集めてこっそり「ロリータ」を始めとする当時禁じられていた小説を読むっていう。ドキュメンタリーのような作品です。多分日本って、イスラム教徒のことを一番知らん国やと思うんです。だから世界で色々起こっていることがちょっとわかるかなって思って。そういう意味でも読んでほしいですね。

 

「灯台守の話」  ジャネット・ウィンターソン

これは自分に向けて書いてくれてる気もしたし、この歳でこんな小娘みたいな気持ちになると思わんかった!っていうくらい、読んでて苦しくて…。「なんでこれ、私は書かれへんかったんやろ」って悔しくて、めちゃくちゃ嫉妬した。しばらくこのことばっかり考えてて、ハマりすぎて苦しくて嫌でしたね。もう嫌すぎてしばらく人に言えなかった。

 

「ホテル・ニューハンプシャー」  ジョン・アーヴィング

何かあったとき絶対に持ってます。これを読むまで一番のカルチャーは映画や音楽やと思ってて、小説の地位は自分のなかで正直低かったんですよ。でも読んでから、一気に1位になりました。ほんとに全部を超えた!アーヴィングは言わずもがなですよね。

 

「青い眼がほしい」  トニ・モリスン

モリスンは文章が美しい。うち、作曲家や映画監督は常人じゃないと思ってて、自分には遠い出来事やと思ってたから安心感があったんです。でも小説って、私たちももしかしたらできるじゃないですか。言葉を知っているし、紙と鉛筆さえあれば物理的には書けるから。なのに、こんな“遠いところ”で書いてるっていうか、絶対真似できないすごいことをしてる小説家がいるんだってびっくり。

【歌人】穂村弘がおすすめする本・作品リスト

穂村弘がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から穂村弘さんが薦めた作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

 

プロフィール

加藤治郎荻原裕幸とともに1990年代の「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。批評家エッセイスト絵本翻訳家としても活動している。

詩の楽しさ、詩の本質を窺い知れる本

参照:BRUTUS (ブルータス) 2014年 1/15号 [雑誌]

 

「ともだちは実はひとりだけなんです」平岡あみ 絵 宇野亜喜良

「例えば”冷蔵庫開けて食べ物を探すときその目を誰にも見られたくない”とか、瑞々しい孤独感が好きですね」


 

「手のひらの花火」 山崎聡子歌集

”義兄とみる「イージーライダー」ちらちらと眠った姉の頬を照らせば” 危険な雰囲気ですよね。女性の方が逸脱セざる得ないというか、魂だけは自由なんだっていうイメージが広がります。

「詩めくり」 谷川俊太郎

日めくりカレンダーのように、毎日一篇ずつ、短文が載っている

 

「死刑宣告」 荻原恭次郎

ここまで徹底的にビジュアルを駆使した詩集は稀有

 

「えーえんとくちから 笹井宏之作品集」  笹井宏之

「えーえんとくちからえーえんとくちから 永遠解く力を下さい。」詩的ワンダーを感じる表現だと思います。

 

「春戦争」 陣崎草子

“ランボルギーニらんぼるぎーにランボルギーニLamborghini男はバカだ”つい、”乱暴”という言葉を想起しますよね。

 

「おおきなひとみ」 谷川俊太郎 絵 宇野亜喜良

“だれもしぬことはできない なにもおわることはできない” これは、日常的常識とは真逆。この衝撃が詩的にどう回収されるのか。手に取って確かめてください。

 

「みちのく鉄砲店」 須藤洋平

“真夜中、家中の酒という酒を全て飲み干し、それでもまだどこかに隠してあるんじゃないかと乱暴に探し回った”という一節で始まる彼の作品は、とにかく衝撃的。

 

「西東三鬼全句集」 西東三鬼 

ほかの俳人とは違う、トリッキーな作品を遺した人です、寺山修司も彼のファンでした。

 

「タラチネ・ドリーム・マイン」 雪舟えま

クロージョライという名の女の子が登場するのですが、その名の由来はclose your eyes。そのセンスには衝撃を受けました。

 

「セレクション歌人26 東直子集」 東直子

素晴らしい才能の持ち主。

 

「まさかジープで来るとは」 せきしろ 又吉直樹

ぼくは、お笑いの芸人さんはほぼ全員、詩人だと思っています。その一つの証左がこの作品です。

 

「明石海人歌集」 明石海人

“深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ何処にも光はない”この詩を残した時点では、もう目は見えていなかったはず。そんな状態の彼が、自らが光らなければ希望はないと言うわけです。すごい迫力です。

【作家】角田光代がおすすめする本・作品リスト

角田光代がおすすめする本・作品リスト

雑誌やテレビ、WEB上から角田光代さんがおすすめしていた作品をリストアップしております。リーディングリストにご活用下さい。

プロフィール

大学を卒業して1年後の1990年、「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞を受賞し、角田光代としてデビュー[5]。1996年に『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞を受賞したほか、数度芥川賞の候補に挙がった。2005年、『対岸の彼女』で第132回直木三十五賞受賞[8]。『キッドナップ・ツアー』など児童文学も手がけている。

参照:角田光代さん×西加奈子さん|人気作家が「年末読みたい本」とは?おこもり読書のすすめ

 

「べつの言葉で」 ジュンパ・ラヒリ

家では両親の話すベンガル語、外では英語を話して育ってきた著者が、イタリア語を勉強して習得するまでのエッセイで、初めてイタリア語で書いた短編小説も収録されている。でも結局それも、「今年の3冊」のうちの一冊に選んじゃったりするから。

 

 

「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」 滝口悠生

作者の若さが美しい!最近若い人が書いた本を読むと、「あぁ、私にはもうこういう所へは行けない」って思っちゃって。それこそ、打ちのめされる感覚。衝動と書き方とか、地図を持たずに小説のなかにいる感じで。

 

 

「あなたを選んでくれるもの」 ミランダ・ジュライ

今年一番私がおもしろいと思った本なので、おすすめしたいです。作者は2011年に「ザ・フューチャー」っていう映画を撮った監督なんだけど、それを撮る前に作る意味がわからなくなっちゃったんです。行き詰まって、フリーペーパーで「売ります」って広告を出してる人に会いに行ってインタビューするってことを始めるんですよ。いろんな人に会って話を聞くうちに、インターネットが入らない“生の人生”っていうのにどんどん入っていっちゃって、打ちのめされていくんですよね、人生の生々しさに。最後に符号がぴったり合うみたいな、信じられないようなことが起きて映画ができるんですけど、最後がすごい。

 

 

「輝ける闇」  開高健

私は、開高健の『輝ける闇』にすごくショックを受けて、今なおショックを受け続けています。言葉の使い方とか日本語に対する姿勢とか、あと書く対象への迫り方、向かい合うときの姿勢の真摯さとかがズバ抜けてる。私とは月とすっぽんくらい違う。多分デビュー前に知ってたらデビューしなかったかも。怖すぎて…。

 

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    短編映画「 赤とんぼ 」 懐かしさを思い出させてくれる原風景

    短編映画「 赤とんぼ 」

     

    童謡「赤とんぼ」の作詞家 三木露風氏が生まれ育った町、兵庫県たつの市の旧市街を舞台に作られた短編映画ーーー龍野地区の文化遺産を活かす会 主催 :複合作品展 パラダイムⅢ上映作品https://www.facebook.com/Paradigm2?re…STAFF 撮影 : 上田敬祐録音 : 倉貫雅矢スチール : 中塚小百合プロデューサー : 淺井良昭 白柳淳企画・監督・撮影・編集 : 菅原孝司www.kojisugawara.com

    リコーダーの音が懐かしさをもたらす

    童謡、赤とんぼは日本人の誰もが聴いたことがある曲のひとつ。

    聴いただけでなく、歌ったたり、楽器で演奏したりしたことがあるひとも多いのではないか。

    本編は、赤とんぼの作詞家、三木露風氏の故郷を舞台に赤とんぼが流れる原風景が描写されている。

    少女が町で赤とんぼをリコーダーで吹き歩く。

    その音を耳にしたおじいさんは、ハーモニカで赤とんぼを吹き、

    その音を耳にした奥さんは歌詞を口ずさむ。

    少女の吹く赤とんぼは聴くひとの思い出をよみがえらせる。

    いつまでの歌い吹き継がれる童謡の景色と、作詞家の故郷の風景が重なる。

    故郷の映像美が受け手の思い出すら、よみがえらせる。

    夕やけ小やけの 赤とんぼ
    負われて見たのは いつの日か

    山の畑の桑の実を
    小篭に摘んだは まぼろしか

    十五で姐やは 嫁に行き
    お里のたよりも 絶え果てた

    夕やけ小やけの 赤とんぼ
    とまっているよ 竿の先

     

     

    「ゼンマイシキ夫婦」 あなたは何のために誰のゼンマイをまわすのか?

    FOXムービー プレミアム 短編映画祭 2014 優秀賞作品「ゼンマイシキ夫婦」

    FOXムービー プレミアム 短編映画祭 2014
    優秀賞作品「ゼンマイシキ夫婦」
    監督:森ガキ侑大
    平凡な毎日をすごす夫婦の愛は少しずつ冷めていた。二人の背中には、決して自分では回す事ができないゼンマイがついている。自分のゼンマイは相手にまわしてもらうしかない。何の為に、相手のゼンマイをまわすのか?
    夫婦や愛のあり方に触れる、新しいファンタジー。by You Tube

    ゼンマイが愛を可視化させる

    夫婦の背中にはゼンマイがついている。

    ひとりではまわせない互いのゼンマイを、時折まわしあうことで生活は続いていける。

    ゼンマイはつまり命であり存在そのものであり、ゼンマイをまわすことは互いの存在への愛を示し、そして時にその愛が試される行為といえる。

    試されるとは、ゼンマイをまわす行為という日常に埋もれそうな愛を試されるということ。

    つまり愛がなくなると、ゼンマイはまわされない。

    ゼンマイがまわされないことがどういうことか分かってはいるけれど、まわせない。

    目に見えない愛が、ゼンマイという存在によって可視化される。

    ゼンマイがいつ止まるのかわからないけれど、もうすぐ止まることはわかっている。

    なぜならもう少しまわすことができたことを誰よりも自分がわかっているから。

    その時、止まりそうなゼンマイは、存在の限りなさも同時に可視化させる。

    もうすぐ止まる。もうすぐやってきてしまう未来を思うことで、埋もれそうな愛の在り処に気づく。

    鑑賞後、

    「オマエはゼンマイをまわしてるか?」

    自問自答をしていた。