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岡田武史の厳選25の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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岡田武史さんはサッカー日本代表監督として、1998年、2010年ワールドカップを指揮したのち、今治FCのオーナーとして、日本のサッカーシーンに新しい息吹を根付かせる試みをしている。彼の発する言葉は人生や仕事に勇気をくれる哲学的な言葉が魅力的です。岡田武史さんの言葉から厳選した名言集を紹介します。

目次

岡田武史てどんなひと?

岡田 武史は日本の元サッカー選手、サッカー指導者。現在はFC今治運営会社「株式会社今治.夢スポーツ」代表取締役、日本エンタープライズの社外取締役、城西国際大学特任教授、日本サッカー協会参与。 選手時代のポジションはディフェンダー。Wikipedia

岡田武史の仕事と人生の名言 ー「発想を変える」ことの大切さ

 

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“心から言った言葉は言葉以上のものを伝えるんですよね。だからベスト4にしても、ボクが本気でベスト4だと思ってないと伝わらないんですよ。本当にオレはそう思っているか?と自分にといかけて伝えるくらいの重みのある言葉は、必ず言葉の意味以上のものを伝えてくれる。”


“大体監督が「予選突破くらいでいいや」と思ったら、下(選手)は「1勝すればいいや」になるんですよ。お前ら自分たちのチームで「Jリーグで通用するからいいやというプレーじゃダメだよ」と。「ベスト4行くんだろ? 本気で」と。「オレは本気でベスト4を目指す奴とやる」と宣言しましたから、それから毎回毎回「本気で目指してみないか」っていうようなことを言い続けて、手紙も出したりね。

2010年南アフリカワールドカップの際に、岡田氏は目標をベスト4に掲げた。
結果はグループリーグを突破し、ベスト16に。目標こそ達成できなかったけれども前回大会を上回り、周囲の期待値以上の結果を出した。もし岡田氏自身が監督としての目標をグループリーグ突破にしていたら、結果は違っていたかも知れない。ストレッチ目標を掲げ、本気で達成する士気を作り出してから、はじめて取り組み方は変わっていくと。
ここには、大事な要素が2点あり、目標を設定した人がどれだけ本気で伝えるかが1つ。そして、その当事者が同じ温度感でどれだけ本気になっているかが1つ。
ワールドカップでベスト4にまで行くには、ヨーロッパや南米の強豪に勝利することが必須条件であり、その条件をクリアできるチームや個人に成長していなければならない。
それは、監督の手腕を超え、一人ひとりの成長の速度や伸び具合に強く影響する。そこまでのレベルを達成できるかどうかでまず大前提に備えていなければならないことは、目標を設定すること。
この目標設定を大きくかつ真剣に設定できるのが、監督やリーダーの重要な役割のひとつ。岡田武史元日本代表監督はそれを見事に担った人物。
まず、大きな目標を設定し本気で取り組む意識を持つことから始めることが大切だと教わる名言。

 

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“いろいろな巡り会わせっていうのをうまくつかんで行かなければいけない。選手にもよくいうけど、運は誰にでもどこにでも流れているそれをつかめるかつかみそこねるか。オレはつかみ損ねたくねえんだと。こっからここまでダッシュと言ったら、ここまで。1メートル手前じゃない。たった1メートル手前で力を抜いたために運をつかみそこねてワールドカップに行けないかもしれない。ボクは結構そういう細かいことにうるさいんですよ。「勝負の神様は細部に宿る」と選手に言うんですけど、勝負を分けるのって戦術論やシステム論も大事なんだけど、ボクの感覚ではね、8割くらいは小さいこと。”

結果を出す要素の8割は「小さいこと」だと考える岡田武史氏。具体的な例えとして、ここまでダッシュすることを求めて、その1メートル手前で走ることをやめて手を抜いた選手がいるとしたら、そこを徹底して走り切ることを求めると。
手を抜いてしまってその1メートルで結果が大きく変わることを知っているから。それがワールドカップに行けるかどうか、ワールドカップで勝てるかどうか。
小さなこととの積み重ねが大事になる。直近の試合でもあのとき、あの選手が、あのプレーをしていたら、と傍目から思うその気持ちは監督はもちろん、選手自身も感じているかも知れない。
そのもう少しのプレーをするためには、日頃の練習で手を抜かないことに尽きると、自身に置き換えて自問したくなる名言。

 

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“選手によく話すんですけど、究極のエンジョイってのは、自分の責任でリスクを冒すことだと。要するに、監督が「ここだ」と行ってる。でも「オレはここだ」。これで成功した時にこんなに楽しいことはないんですよ。だからギャンブルでね、自分のなけなしの金で賭けてるから、無くなったら大変だ!勝ったらこれで何を買おうかという喜びがあるわけですよね。スポーツはお金賭けないでできるギャンブル。そこが本当の楽しみなはず。最高に面白いところだぞ、ここはと。言われたことをこなすだけじゃ面白くもクソもないだろうという言い方をするんですけど、でもリスクを冒して失敗したらオレは怒るぞと。怒るかもしれないと言いますけどね。だからリスクなんですよ、怒られるからリスク。「リスクを冒して失敗しても褒めよう」なんてそれはリスクじゃなくなるんですよ、それは。”

岡田武史氏は、リスクを負うことは楽しさを生んでくれる要素のひとつであると説く。
スポーツは勝敗があり、ギャンブル性のあるもので、ここにリスクが設定されていて、かつ、監督からの指示がそのギャンブル性を優位に運んでくれるためのサポートでもあるが、それを時には、監督の指示を破り、自分で考えたプレーをすることにも楽しさはあると。
もちろん監督としての立場はあり失敗すれば怒ることはするが、その怒られるリスクを負ってチャレンジしたときのプレーこそ、指示以上の誰もが想定していない好プレーを生む可能性が大きい。
それは結果を左右するプレーかもしれず、監督としてはどこかで予想や予定調和を良い意味で裏切ってくれるプレーを期待しているのかもしれない。
リスクを負うことをポジティブに考えられ挑戦したくなる名言。

 

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“日本のサッカーは個で勝てないので組織で戦うんです、って言ったら「どうして個で勝てないんですか?」って言われた時、ボクにとってはものすごく大きなスイッチなんだよね。個で勝てないのはボクらにとっては常識ですからね。サッカー界では。最初はカチンときたけどね笑。そういやそうだよな、なんで「個で勝てない」と決めつけているんだろうと。”

“個で勝とうと思ったわけですよ。組織だけじゃなくて個でもある程度勝たないと無理だと。で、走り勝つ、ボール際で勝つ。ボールががしゃんと当たった時に、ボールが自分の前にこぼれるのか、相手の前にこぼれるのか。じゃあ今まで日本は的にパスでスコン、スコンとやられて来たかといったら、ガチャン、ポロ、ドンでやられるのが多いんですよ。だからここで勝てるかどうかがすごく大きいんでね。そういうので何かないかとありとあらゆるものを探しましたね。”

岡田武史氏がある大学教授と対談していた時にあった会話。
日本サッカーの常識とされていた個で勝てないのだから、組織的なサッカーで世界と戦おうとしていた考え方を、サッカーとは畑違いの人に言われて、これまで大前提とされてきた常識を課題として捉え直した。
問題設定をどうするか。これはどこの世界でもよくある話かもしれない。先人が築いてきた問題を踏まえて解決に取り組むのは合理的ではあるが、そもそもその問題設定が最適かどうかはいま一度考えてみると、新しい発想が生まれるかも知れない。
そもそもを考え、意見を述べることは、当初の岡田氏のように当事者の機嫌を逆撫でするような発言に取られるかも知れないが、ここにまだ未知があることを感じ取ってもらえれば、解決への大きな前進になる。そもそもと考えたくなる名言。

 

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“かつて私は世界の名門クラブの練習を定期的に見学し、何かを取り入れようとしました。優れた手法を学ぶことは間違いではないといまも思っています。ただ、世界の誰かがやっていることをそのまま真似しても、それ以上にはなれません。”

“自由なところから自由な発想って出てこないんですよ。縛りがあるから、それを破って驚くような発想が出てくる。”

“子供時代からプレーモデルや哲学をきちんとしたメソッドで叩き込んで、正しいサッカーの型を作るべき。型にはめると自由な発想ができなくなると言われがちですが、そうではありません。守破離という言葉もあるように、型があってそれを守るから、やがてそれを破り離れようという進化が始まり、その過程で新しい発想が生まれる。それはサッカーに限らず、あらゆる分野で言えることかもしれません。”

岡田武史氏も言うように、成長するために必要なことは、多くの先人の成功例を知り、真似ることが大事だと。
そしてある程度知見から次に、しなければならないのは、それらも模倣から離れ自身のオリジナリティを持った手法を作ることが大事。
守破離と言われる鍛錬における三段階があり、守が型を真似し体得する段階、破がその型を破り、自身の改善を少しずつ試みる段階。離が型から離れ自身を確立する段階。
この流れと同じように岡田武史氏は型や模倣から離れるに至った氏の発想は多くの人も惹きつける魅力がある。それはただ単に自由に培われたものではなく、型や制限された枠があってこそ、それを打ち破ることで得たものだろう。
そこまで至ったからこそ、これまでの日本サッカーの歴史を作ってきた監督になり得たのかもしれない。
誰にもある守破離に真摯に向き合いたくなる名言。

 

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“何もないところから決断は生まれない。蓄積してきたものが無心によってつながっていく。”

上記の守破離のような無数の情報や数多の決断を重ねてきたからこそ、ここぞと言う時の決断ができる。
そこにはこれまでの情報から論理的に導かれた決断と言うよりもむしろ閃きのような直感的なものだと。
しかし、その決断の裏にはこれまでの様々な経験知があってこそ導かれたもの。決して論理や経験を軽視せず、それらを糧により強く決断させてくれる閃きまで自身を追い込むことで最良の決断ができる。
経験を大事にしつつ、最後には無心で臨むことが大事だと教わった名言。

 

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“犯罪心理学で「ブロークン・ウインドウ理論(割れ窓理論)」というのがありますよね。窓が割れているビルとそうでないビルとでは、割れているビルのほうが泥棒が入りやすいということ。人間は美しい場所のほうが悪いことはできないという心理を表しています。裏を返せば、人間は美しい場所にいること、美しいことをすることによって、すごく幸福感を得られると思うんです。だから善いことを続ける企業というのは、「美しい企業」でもあると思います。美しいから、その周りにはいつもみんなのハッピーがある。日本にそういう企業が増えれば、本当に幸せな社会になると思いますよ。”

“物事の判断基準は「損か得か」「好きか嫌いか」「正しいか間違いか」などいろいろありますが、僕は様々な決断を下すときに必ず「この生き様は美しいか?」と自分に問いかけます。”

今していることは美しいか?この基準が岡田武史氏の物事を選択する時の基準の一つ。壊れた窓理論のように、秩序のない場所や人、組織はより秩序が乱れる法則がある。
逆説的に美しさを求めれば人はより美しくなる。美しいかどうかを自問していくことは少しでも良い人生を築く上でとても参考になる考え方な名言。

岡田武史の仕事と人生の名言 ー「いまできることをやろう」とよりいまに集中できる考え方

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“90分のたかがサッカーだと。でも90分だからこそ全力を尽くさなければいけない。”

“今の自分に出来ること以上はできない。今の自分のすべてを出す以外、やれることはない。自分は自分だし、自分以上でも自分以下でもない。ありのままの自分をしっかり受け止めていたい。”

“勝負の鉄則に「無駄な考えや無駄な行動を省く」ということがあります。考えてもしょうがないことを考えてもしょうがない。負けたらどうしよう。負けてから考えろ。ミスしたらどうしよう。ミスしてから考えたらいい。できることは足元にある。それをやらないと、目標なんか達成できない。”

“ヤット、その腹でベスト4行けるか? と。あ、これ言っちゃいけない笑。本人には言ったけどね。”

“走れるようになっても走らなきゃ意味がないんですよ。体幹トレーニングしていても体を当てなきゃ意味がない。
「動物は今を精一杯生きている。でも人間は、済んだことを悔やんで今できない。先のことを心配して今できない。俺はそういうのは大嫌いだ。今できることをやってくれ」”

ここにある言葉は端的に言えば、「いまできることをやろう」の一言につきる。人間は過去や未来の概念が邪魔をして、動物のように今に集中出来ていない。
いまにいかに集中するかがプレーの一つ一つの質を上げ、良い結果につながる。いまに集中して取り組む。
サッカーの試合は90分。この90分だけでも集中して取り組む。その90分のために普段の生活やトレーニングから逆算的に取り組む。
岡田武史氏が遠藤選手にそのお腹でベスト4が狙えるかと問うたのは最高の90分に繋がる普段であるか?と問うているだろう。
そして、磨き上げた身体に満足することなく、90分の試合の中で存分にその力を発揮することが大切だと。
鍛えた身体は使わないと意味がなく、いま目の前の敵に勝つために使う。
目的を忘れず、思い描いた舞台の瞬間に勝つためのいまであろうと説いた。
自分のいまはどうか?自問し奮い立つ名言。

 

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“僕が試合を見に行くときに注目しているのは、いかに選手がチャレンジしているかです。選手は当然、調子のいいとき、悪いときがあります。チームが勢いがないときは当然、選手のコンディションにも影響します。でも、本気でチャレンジしているかどうかはわかります。”

上記の言葉と通じるが、岡田武史氏が選手に求めていることは、いまできることやることと、リスクを負ってチャレンジすること。
これは試合展開や身体の調子に関わらず、心意気として常に持っていることができる。その内面を岡田武史氏は試合の視察ではチェックしている。
これはどんな世界でも応用できる人材の見方ではないだろうか。
その人がチャレンジしているかどうか。もちろんチャレンジにはリスクがつきものであり、それでもチャレンジし続けているかどうかを見ることは、この選手が今後伸びていくかどうかの将来性や、ここ一番の重要な試合での活躍を予想する判断基軸になる。
チャレンジしている人にはリスクはもちろんあるが、監督に見初められるようなチャンスも同時にある。
チャレンジする上で勇気づけられる名言。

 

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“重圧やプレッシャーは重力みたいなもので、重力がないと筋肉も骨もダメになっちゃう。”

“人間は土壇場になったら強くなる。本当に人間って強いもんですよ。でも大体みんな、その前に諦める。諦めないで頑張ってたら、人間には底力ってあるもんです。”

重圧やプレッシャーは出来れば避けたい気持ちももちろんあるが、それこそがパワーの源だと岡田武史氏は説く。
重力があってこその筋力や骨の関係性のように、重圧やプレッシャーがあるからこそ、人間の底力が湧き出る。その底力が出るまで、自分をプレッシャーにさらす。
もちろん逃げたくなったり諦めたくなる。けれど、そこからやっと、人間の本来の力が出てくる。
精神力はその力を呼び覚ますために限界まで耐え抜くためにある。世界を戦い抜いた人だからこそ、人間の底力を見え、人間の底力を信じている。
プレッシャーと無二の親友になる考え方、プレッシャーと二人三脚できる精神力が勝ち抜く上では必要条件。簡単に諦めてはいけないと思う名言。

 

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“最初のうちは、いろいろなところで夢を語って歩いているだけで、お金や人がどんどん集まってくるという感じでした。ところが、実際に経営を始めてみると、すぐに現実の厳しさに打ちのめされました。正直、経営がこんなに大変だとは思いもしませんでした。もちろんサッカーの監督にもプレッシャーはあります。ただ、その質が全然違うのです。一番苦しいのは、途中でやめられないこと。個人で戦っている選手や監督は、結果が出なければ自分が辞めるのみです。ただ、経営者の両肩には従業員とその家族の生活が乗っていて、自分だけ逃げ出すわけにはいかない。60名におよぶ選手やスタッフたちに、何があっても月末には給料を払わなければならない。プレッシャーで寝られないなんて日本代表監督時代すらなかったのに、オーナーになってからは資金繰りが気になって、夜中に何度も目が覚めるのです。これまで経営者向けに講演をすることもあったのですが、いかに自分が何も知らずに語っていたかに気づかされました。”

岡田武史氏は監督業をやめた後、今治FCのオーナーになった。
そこでは、選手へのマネジメントではなく、クラブチーム全体のマネジメント業という新たなフィールドに足を踏み入れた。
その時の、感じたことについての言葉。夢やビジョンを描いていた当初は人もお金も集まり順風満帆だった。
しかし、いざ経営を始めると監督業のようにはうまくいかない。経営の難しさや怖さは監督業とは違う種類、違う次元のものがあったことに気づいたのだ。経営や運営は監督とは違い、簡単にやめることができない。
そして月末にはスタッフへの給与を支払わなければならない。
いわゆる資金繰りの面で経営者は日々プレッシャーを感じながら仕事をしている。
スタッフやその家族の生活がかかっているプレッシャーは並大抵ではない。
日本代表監督であっても一企業の経営は神経をすり減らすほどなのかと改めて経営というものの重圧を感じた名言。

 

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“僕は自分で経営をやってみて、初めは夜中にガバッと目が覚めるくらい危機感がありました。だから全部自分でやらないと気が済まなかった。でも、あるときスポンサーから「最近の岡田さん面白くない」と言われて、そうか、自分がすべきことはビジョンや夢を語ることだと気づいたんです。それで最近は社員に任せるようにしています。”

岡田武史氏は経営を始めて気づいたそのプレッシャーに試行錯誤、まずは自分で何もかもやってみることにしたけれで、スポンサーの方には言われた一言で目が冷めた。
最近の岡田さんが面白くないと言われたのは、自分が手を動かすことが増えて、夢やビジョンを語ることを忘れていたから。
経営者として、プレーヤーとして自ら手を動かせば安心する反面、企業全体から見れば、夢やビジョンを語る声が小さくなり、外部の応援してくれるひとに声が届かなくなる。
企業として長期的な経営を考えると、やはり経営者は夢やビジョンを提示し続けることが重要な役割であることを示してくれる。
自分でやったほうが安心という目先の安心よりも、スタッフに任せたほうが安心という強い信頼関係を築きながら、外部の方を巻き込むことが経営者の手腕なのかも知れないと感じた名言。

“日本人は「選手に判断させなきゃいけないから」「自由だ」と言って、16歳くらいから戦術を教えてた。(スペインとは)まったく逆じゃないかと。プレイモデルは「型」じゃなくて「原則」なんですが、それだったらプレイモデルを作って、16歳までに落としこんで、あとは自由にするようなチームを作りたいと。”

町の中心は更地、住民からは「骨を埋めるつもりあんのか?」岡田武史氏は、なぜ今治で経営者の道を選んだのか by logmi

“やっぱりね、夢は語ってるだけじゃ法螺吹きですから。それに対して自分がリスクを負ってチャレンジしている、それを見た時に人はついてきてくれるような気はしますけどね。”

町の中心は更地、住民からは「骨を埋めるつもりあんのか?」岡田武史氏は、なぜ今治で経営者の道を選んだのか by logmi

“夜中に「おい。俺たち今治に来て2年になるけど、今治人の友達がいる奴はいるか?」って聞いたら、誰もいなかったんですね。「そうか。俺たち『おもしろいのでサッカーを観に来てください』って言ってたけど、俺たちが行かなきゃいけないんじゃないか? 残業を8時までにして、町に出て友達を作ろう。友達を5人作らないとダメだ」と。

「俺たちはFC今治の仲間で仕事して、FC今治の仲間で飯食って、FC今治の仲間で議論して。そうじゃなくて、俺たちが出て行こう」と言って、「友達作戦」というのをやったり。”

「ついて行きたくなる人」とは、聖人君子でもお金持ちでもない 岡田武史氏が、今治でスタジアムを満員にするまでの軌跡 by logmi 

“例えば、駅の改札が自動になったと。これは、今まで(切符を)もぎっていた人に行っていたお金が発明した人に行くだけで、乗る人が増えるわけじゃない。価値を新しく生んでいるわけじゃない。便利になることは素晴らしいけど、その手段を使ってどういう社会を作るのかが一番大事です。” 

AIに従う「失敗のない人生」では得られない、本質的な幸せとは?岡田武史氏・龍崎翔子が、地域活性化を通じて目指す未来 by logmi

岡田武史の人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

指し手が震えたあの場面の真相は?巨大な重圧の底で目覚めたものは?できれば勝負したくない相手とは?ロッカールームで必ず選手に言っていたことは?何が勝敗を分かつのか。何が技を磨き、精神を高めるのか。勝負の世界の怖さを知り尽くした二人の男が、勝負への執念と気構え、そして名場面の舞台裏を語り尽くす。

 

岡田メソッド――自立する選手、自律する組織をつくる16歳までのサッカー指導体系

「日本人が世界で勝つための〈プレーモデル〉を作り、16歳までにそれを落とし込んで、
あとは自由にするチームを作ってみたい」――2014年、私はFC今治のオーナーになりました。
そして、自立した選手と自律したチームを作る〈型〉をクラブに浸透させる方法論を
〈岡田メソッド〉としてまとめたのです。

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書籍での対談など親交もあるその道のトップ同士の感覚。羽生善治。

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