【働くこと】について考える

【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【7月22日-28日】

 

365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【203/365日の名言】 7月22日生まれ
吉高由里子 女優

人って、イライラしたりストレスが溜まって、自分なんて幸せじゃない…と思っているとき、1日3回いいことをしたり、人の役に立つことをすると幸福感に満たされるそうなんですね。これはテレビからの情報で、撮影後に知ったことなので、撮影中はもう、ストレスコントロールで大変でした(笑)。

女優の吉高由里子氏はスクリーン越しからだと奔放な気風を感じさせる。そんな彼女であるけれど、しばらく女優業を休んでいたことがある。多かれ少なかれストレスのない人はほぼいない。どうやり過ごすか。気分なのか、行動なのか、アプローチもいろいろあるなか、彼女の言葉ではないが、聞いた話として、意識していること、1日3回、ひとの役にたつことをしてみようと思った名言。

【204/365日の名言】 7月23日生まれ
村上淳 俳優

一番シンプルな表現をすると、支え合うというよりも高め合いたい。キャリアとかスキルとか収入じゃないですよ。そりゃ収入欲しいですよ。欲しいけど、何ていうのか悟空みたいなもんですよ、『ドラゴンボール』の。おめえツエーな、みたいな。そっちの方が人生ワクワクするじゃないですか。最初は亀仙人に精一杯だったけど、最後は魔人ブウに勝つわけでしょ? 僕もそれの繰り返し、次から次ですよ。人とやってる以上そのことをすごく大事にしたい。俳優もアパレルの仕事も、それが感じられないことは避けたい。それだけですね。

収入はもちろん欲しい。しかし、それよりも重きを置くことは人との出会い。人を喜ばせるのは人。そのワクワクはまた新しい出会いにより螺旋階段のように上へ上へ上昇していく。お金では買えないワクワク感が何かに取り組むエネルギーの源泉の方が面白い。と再確認させてくれる名言。

【205/365日の名言】 7月24日生まれ
久保田利伸 ミュージシャン

つまるところ、人生は自分の判断と覚悟次第なんだ

夢を叶えるために単身でNYに渡った久保田利伸氏。自分の人生に対して正直に本音で考えてたどり着いた答えに対して、その気持ちは自分だけのものであるのだから大切にすべきと歌う。自分の気持ちへの答えが見つかったら、あとはその気持に応える行動をするのみ、覚悟の大切さが響く名言。

【206/365日の名言】 7月25日生まれ
岡野雅行 ガイナーレ鳥取GM

そこで僕は「やってできないことはない。なんだってやり方はある」と解ったんです。「自分流を誰に言われても曲げない」。この松江日大に行っていなかかったら、僕はプロになっていなかったと思います。

岡野雅行氏が入った高校にはサッカー部がなく、立ち上げから始めた。チラシを配って部員を集め、素人の人にサッカーを教え、すべてのことについて岡野氏が取り組んだ結果、県内で3位になり、選抜に高校からサッカーを始めた部員が選ばれたりと、自分が考えて結果を出した時に感じた言葉。やり方は無限にあると教わった名言。

【207/365日の名言】 7月26日逝去
中島らも 作家

仕事も私生活も馬鹿馬鹿しいことはよくやっていますけど、ユーモアは一種の武器なんですよね。相手をガス抜きしてしまう。相手のきっちりした筋肉をグニャグニャにしてしまう。げらげら笑っているうちは気づかないけれども、実際は笑わされていて、そのことでガス抜きされている。

中島らも氏の著作を読んだことがある人には分かるかも知れないが、彼の文章は独特のユーモアに満ちている。そのユーモアについての考えを聞かれたときの言葉。ひとは笑っている間は何もできない。つまり世界は平和であり、笑いは武器にだってなる。戦略的に政治的な思考回路すら瞬間でほぐす笑いは、誰もが生きる上で必要なものだと感じた名言。

【208/365日の名言】 7月27日逝去
レイ・ハラカミ  ミュージシャン

結局僕は音楽を作って世に出すことで、やっと社会とコミュニケートできてるタイプの人間なんで……いつも思うのは、すごく地味な、すぐ寝れる音楽を作りたいなと(笑)。それは結構いつでも思ってますね。気がついたら終わってて、「もう一回聴こう」ってなるような。「また寝ちゃったよ!」みたいな(笑)。授業がつまんなくて眠いとか、そういうのじゃなくて。

子守唄のような音楽を作りたい。音楽が刺激に満ちたものであるイメージが強い現在だが、音楽は人の心を緩和するものでもある。たとえ音楽的な本質を理解されなくても、聴いた人を眠りに誘うような音楽はそれだけで素敵だ。自分と社会と音楽についての関わりについて語った言葉に、彼の優しさが溢れている名言。

【209/365日の名言】 7月28日生まれ
大瀧詠一 ミュージシャン

今日生きているのだって途中だし、なんだって途中なんだから。一生未完で終わるわけですよ

人生は未完である。きょうは、昨日のつづきであり、つづきは明日なのだ。いまの連続が絶え間ない現在と過去を作る。時間芸術である音楽家が残した言葉だからこそ、強くそのことが身にしみる。ただ、この言葉は、途中であることを悲観するのではなく、いくらやっても途中なのだから、自分にとっての最大の「いま」を重ねていけばいいじゃないか背中を押してくれる名言。

 

 

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【セブンルール】かき氷喫茶バンパク店主 伏野亜紀 要約文字起こし【7つのルールと仕事・名言】

概要 【セブンルール】かき氷喫茶バンパク店主 伏野亜紀

 

かき氷に注目!今週の主人公は三軒茶屋で、ライブバーを昼間だけ間借り営業しているかき氷店「かき氷喫茶バンパク」の店主・伏野亜紀、34歳。フワフワのおいしさに加え、インスタ映えするかわいい見た目のかき氷で、開店と同時に満席になることもある。
和歌山県で生まれ、スタイリストになりたくて上京。アシスタントからの挫折、再スタートなどを経て、ようやく一人前のスタイリストとして仕事が入り始めた矢先、膝を痛めて仕事を辞めなくてはならなくなってしまった。絶望に打ちひしがれていた彼女が、全く畑違いの「かき氷」を職業とするようになるまでには、どんな経緯があったのか?
メニューには“すもも杏仁みるく”や“チョコミント”など、独創的なラインナップが並ぶ。日々の仕事を追ったVTRからは、「いつ辞めても悔いはない」というほどかき氷に全力を傾けた彼女の、おいしいかき氷をお客に楽しんでもらうための、さまざまなこだわりや工夫が見えてくる。その中にはスタイリスト時代に師匠から学んだことも生かされていた。
スタジオの出演者たちから半ば悲鳴に近い声も聞こえた、伏野の休日の過ごし方とは?そして出演者4人が騒然とした彼女のセブンルールとは?
公式サイト

伏野亜紀 プロフィール

和歌山県出身の34歳。スタイリストになる為に上京したものの、膝を痛めてその夢を断念。その後、小さい頃から「食べまくっていた」というかき氷好きが高じて、かき氷店を開くことを決意。2015年に東京・三軒茶屋でかき氷店「かき氷喫茶バンパク」をオープンさせた。フワフワな氷の触感、丸みを帯びた可愛い見た目に加え、地元・和歌山の旬のフルーツを使ったメニューが大人気となっている。自他共に認める“かき氷マニア”。

かき氷喫茶バンパク店主 伏野亜紀のセブンルール

  1. かき氷は丸く盛りつける
  2. シロップに和歌山産の食材を使う
  3. 借りたときより綺麗にして返す
  4. かき氷を食べるとき ごはんは後回しにする
  5. 毎日1万歩 歩く
  6. 8月はしっかり休む
  7. カウンター席にはお客さんを入れない

 

東京、三軒茶屋にあるかき氷喫茶バンパク。夜はライブバーを営む店のため、営業は昼間だけ。

定番のいちごミルク味はもちろん珍しいチョコミント味やレアチーズ味など、斬新なフレーバーのかき氷は若い女性を中心に人気を集めている。

今や行列ができる人気店となった実は彼女、元々スタイリストをしていた。しかし膝を壊して歩けなくなった。

大好きだった仕事を失った彼女、それでも好きを仕事にすることを諦めなかった

かき氷好きだから、じゃあ次はこれを仕事にしよう。道半ばで夢を絶たれた彼女が真剣勝負で作るかき氷。

セブンルール1. かき氷は丸く盛り付ける

一日の始まり、真っ先に向かったのは家の近くにある氷店氷。

一つずつ確認して氷を買うと足早に店へ。すると氷を冷蔵庫には入れずトレイの上に置いたままにした。

「冷たいままだと食べた時にキーンとなるので、表面が透明になるくらいまで溶かして使います。」

開店準備を行い、1時間後。開店を待ちわびる人が10分前には並び始め、氷が程よく溶ける12時に店がオープン。

注文を受けてからかき氷を作って行く。作り方が彼女ならでは。

ふわふわの氷を軽く手で押さえてはシロップをかける。この作業を3回繰り返すと、かき氷は丸みを帯びた愛らしい形になっていく。

「はじめは、ザクザクした形だったんですけど、作ってからお客さんに運ぶまでの距離があるので、固めておかないと潰れやすかったりしたので、この形がベストかなと思って」

最後にたっぷりシロップをかけ完成。目指すのは美味しくて可愛いかき氷。

「お客さんの前に出した時に丸くて可愛い方が楽しいかなと思って」

和歌山県で生まれ育った。

スタイリストを夢見て上京、服飾の専門学校を卒業しアシスタントとして過酷な日々を数年過ごした後、26歳の時、念願のスタイリストに。

しかしその矢先のことだった。膝を壊し当時は歩けないほど悪化していた。諦めざるをえなかった。

「30過ぎて周りと比べて何もないんだって、もう東京にいなくてもいいかな。」

そんな彼女を癒してくれたのが大好きなかき氷だった。

「それまで行けてなかったかき氷店を巡り、もう思い起こすことがないという気持ちと同時に、それが楽しくなってきて、作る方に興味を持ち始めたんですね。」

セブンルール2. シロップに和歌山産の食材を使う

「間借りでカレー屋をやっておる知り合いがいたんですけど、私も間借りだったらかき氷屋さんできるかもしれないと思って」

その後、知人に間借りできる店を紹介してもらい、2015年に自分のかき氷店をオープン。

今では開店前から行列ができる人気店になった。

見た目の可愛さはもちろん彼女の独創的なメニューが客を魅了する。

爽やかなミントが香るまるでケーキのような濃厚な味わいのはちみつレモン。レアチーズアイス。さらにキウイなど旬のフルーツを使ったかき氷も人気だ。

常時6種類以上のメニューがあるがそのうちの種類には必ずある食材を使うようにしている。

「メニューの和歌山県産の食材を必ず一つ入れてます」

「いつもメニューに和歌山って入れてることによって、ちょっとでも和歌山に興味を持ってもらえて、きっかけになればなと思って」

セブンルール3. 借りたときより綺麗にして返す

閉店時間はもう少し。時間がない中、彼女は店内を隅々まで洗い、床もきっちり拭き、部品まで分解し洗って行く。

「1日サボると、もうどうでもいいやという気持ちになりそうで毎日やってます。」

一番大切なかき氷機はもちろん、昼間は使っていないビールサーバーまで磨く。

「迷惑をかけてると思うので、店を貸してくれていることに感謝の意を込めて綺麗にする」

その心得はスタイリスト時代に培ったもの だ。

「師匠がとても丁寧な人で、借りてきて使わなかった商品もアイロンをかけて、元に戻してて、その姿勢がいいなと思って」

セブンルール4. かき氷を食べるとき ごはんを後回しにする

休日で時間が出来たときは、他店のかき氷を巡る。たこ焼きとかき氷のお店、ラーメンとかき氷のお店。

「食べ始めると悲しくなる。なくなるのがもったいなくて」

「勉強しようかなと思って行っても、食べ始めると、あぁ美味しいってなって勉強することを忘れていて」

かき氷を完食した彼女が最後に注文したのはラーメン。かき氷を食べるときはごはんを後回しにするそうだ。

セブンルール5. 毎日1万歩歩く

16時、この日3杯のかき氷を食べ、休日を満喫した。この日はおよそ1時間かけて歩いて帰った。また別の日も1時間かけて歩いて帰っていた。 聞くと帰ったあとに、歩きに行くこともあるという。目安にしているのは一日1万歩だそうだ。

「一万歩歩くといいよみたいな事を聞いて、そっからそれを目安に歩くようになりました。本当は膝を壊して、そこから病院で足の筋力を落とさないように軽い運動した方がいいよって言われて、歩き始めたんですけど、それきっかけで歩くのが楽しくなってきたので」

歩き続けること、すでに1時間。歩数計を確認してみると今日も目標達成していた。

セブンルール6. 8月はしっかり休む

きょうは店はお休み。まずは砂糖を買いにスーパーへ。

次に向かったのは青果店、この日は岡山県産の桃を購入。

膝の病気のため一度に重い荷物を運べない。そのため数回に分けて買い出しをする。

荷物を運び終わると、ようやくシロップ作りに取り掛かる。

店の休みは週3日ほど、しかし仕込み作業などで出勤していることが多い。

「事務作業してたり、休みの日でもついつい仕事をしてしまう」というそんな彼女には毎年欠かせないルールがある。

昨年8月。店のSNSにアップされていたのは2週間の夏季休業のお知らせ。

和歌山に帰ってのんびりしているそうだ。

「仕事はやりすぎていつもどこかで体に不調が出て、仕事ができなくなる。かき氷ではそうならないように8月は休むことにしてます。」

8月はかき氷店にとって繁忙期、しかし、納得のいく接客やかき氷が作れないというジレンマもある。

「それなら夏は他のお店もやってるんで、うちは休んでもいいかなと」

セブンルール7. カウンター席にはお客さんを入れない

店内を見渡すとなぜかカウンターが全て空席。その理由は、

「かき氷作りは時間との勝負。早く作らなければすぐに溶けてしまう。かき氷は作り直しが効かなくて、ちょっと間違えると一からやり直しになっちゃうんですね。シロップかけちゃうと元には戻せないので、気を緩められない。」

素早さが問われるかき氷作りで、見た目の美しさも追求し一つ一つ丁寧に作っている。

「お金払ってきてくれてるので、全力で応えようって」

彼女のかき氷を求め、多くの客が訪れる。今では満席になることも多い。そんな時かき氷を最高の状態で提供するために決めているルールがある。

店内を見渡すと何故かカウンターが全て空席に。

「カウンターに座って、こちらに話しかけてくれるんですね。お話するのは楽しいんですけど、かき氷作る作業に入っちゃうと、ちょっと話しかけられると何度も失敗しちゃってからは使用しないってことに決めて営業してます。」

売上だけを考えればカウンターは使った方がいい。でも自分の納得のいくいっぱいを食べてもらいたい。だからこそカウンター席に人は入れない。

「申し訳ない気持ちはあるんですけど、納得のいかないものは出したくない。」

夢を叶えた矢先に味わった挫折。それでも好きを仕事にすることを諦めなかったそしてあなたに情熱を注げるものに出会えた。

「かき氷のおかげで、幸せになったかな」

あっという間に溶けてしまうからこそ、その一瞬一瞬をめいっぱい楽しんでもらいたい。食べに来てくれた人の笑顔が彼女を幸せにする。

 

かき氷喫茶バンパク店主 伏野亜紀のセブンルール

  1. かき氷は丸く盛りつける
  2. シロップに和歌山産の食材を使う
  3. 借りたときより綺麗にして返す
  4. かき氷を食べるとき ごはんは後回しにする
  5. 毎日1万歩 歩く
  6. 8月はしっかり休む
  7. カウンター席にはお客さんを入れない

 

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【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【7月15日-21日】

 

365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【196/365日の名言】 7月15日生まれ
永瀬正敏 役者

「目のご病気の方、見えなくなった方、弱視の方…いろんな方々に協力していただきました。中には言いたくないこともたくさんあったと思うんですが、気持ちの隅々までさらけ出し、僕に預けていただいた。それを裏切ってなるものか、という気持ちがありました。と言っても、普段の僕は目が見えるわけで、なにか一個二個カセを作っておかないとダメだと思ったんです。それが何かまでは思いつかなくて、欲の一つである食欲を断とうと思ったんです。監督以外には、ほとんど言わなかったです」

視力を失う役を演じることになった永瀬氏は、役作りのため同じ状況の方々に話を聴くことに。想像を超える現実の想いを自分の役に投影するには、演じるという手法だけでなく、自らの欲である食欲を断ったそうです。断つことで、身体的な欠落に対する感性をリアリティをもって与えていく。被写体になったときの彼の存在感というのは、このような背景が醸しているのかもしれません。何かを得ようとしたときの、もう一歩踏み込んだアプローチとして「何かを捨てる」ことも時として必要だと感じさせる名言。

【197/365日の名言】 7月16日生まれ
松本隆 作詞家

“僕は人間が好きなんだろうね。風や海といった無機質なものも好きだけど、やはり人間が好きで、人間がいるからドラマができて風景も面白くなる。

松本氏の書く詩は人の機微が浮かんでくる。それは、松本氏自身が人間が好きだから。風景の美しさも理解しながら、その端っこに人がいたとしたら人を見てしまうのだそう。あの人はどんな人でどんな想いを抱いててと想像が膨らんでしまう職業病とだって言える思考回路は、まず第一に人が好きだからこそ成り立つ思考回路であり、そこから多くの詩がいまも歌われている。人を好きになることは、人を喜ばせるはじめの思考回路だと再認識させてくれる名言。

【198/365日の名言】 7月17日生まれ
宅間孝行 脚本家

創作って、そういう「ちくしょう、負けてらんないぞ」っていうエネルギーが必要になることもある。文芸の作家にしろ俳優にしろ、ヒリヒリするような感情から良い作品が生み出されていくように思います。そんなネガティブなところから、よく笑いに持っていけたなとは思いますけど。

あるコメディを書いたキッカケは、酒の席で著名な作家や作品を面白くないと吐いた宅間氏の言葉に、知人が返す刀で「では書いてみろ」と言われて書いたそうだ。若い熱量があってこそかけた作品を振り返ったときの言葉。怒りをエネルギーにして作ることも時としてある。何かを作るとき、自分のなかにある多様な感情のうち、怒りの感情であったとしても作る力になるのだと教わった名言。

【199/365日の名言】 7月18日生まれ
大倉孝二 役者

「手ごたえがあろうがなかろうがやりたいんです。ただね、自分で身銭を 「切ってるわけじゃないので、そう簡単にはできないんですけど。僕はなにしろ、くだらないことばかりがしたいんです。でも、実際はそうもいかないから、自分でくだらないことをやる場所を作ればいいと思って、 「ジョンソン&ジャクソンを始めたわけで。作っていくっていう作業はしんどいし、大変ですけど、やりたいことだから楽しくて。とにかく、いくらでもやりたいですね。

「僕はなにしろ、くだらないことがしたい」こう言い切る大倉氏の役者のモチベーションとその演技は、だからこそ振り切れていて面白いのかもしれない。オファーされた役ひとつでは満足できず、ただただくだらないことをする演劇の企画をライフワークとして始めてしまった彼だからこそ、くだらなくて面白いものを見せてくれる。自分がいましていることの動機に疑いのない人は強いと感じた名言。

【200/365日の名言】 7月19日生まれ
宮藤官九郎 脚本家

例えばいきなりカンヌ映画祭のグランプリを獲るような映画を撮りたいと思っても、無理だって考えて、結局何もやらない人が、意外と多いような気がするんです。ー何かやらせてもらえるなら、何でもとりあえずやれば良いのにって思いますね。かっこ悪いことしたくないとか考えず、なりふり構わずにとにかく発表したほうが良いと思います。

宮藤官九郎氏は多作な脚本家だ。もちろん売れっ子だから多作であるとも言えるが、この世界に入ったときから作品を作り続けていたことを知ると、まず大切なことは作ること。もし作ったことがない、やったことがないことだとしても、それでも作り、やってみることが大事。とにかく作り発表する。話はそこからだとなにか作りはじめたくなる名言。

【201/365日の名言】 7月20日逝去
ブルース・リー 俳優

本当に人生を愛しているなら、時間を無駄にするな。人生は時間でできているのだから。

睡眠は8時間?通勤は往復で2時間?食事は3食で3時間?だとしたら1日の残りは13時間。仕事に8時間。残りは5時間。そんなにあったのか。それしかないのか。どう感じるだろうか?そんなまとまった時間なんかないかもしれない。だとしても、細切れの時間の価値をないがしろにしていないか?これら全てがあなたの時間であり、あなたの人生。時間を大切にしなければと思い返す名言。

【202/365日の名言】 7月21日生まれ
勝村政信 俳優

その試合の時もスタジアムまで歩いて30分かかると言われて、「なんでこんなに遠いんだ」と尋ねたら、「バカじゃないかお前は、30分サッカーの話ができるんだぞ」って返ってきたんですよ。そんなこと考えたこともなかった。

サッカー好きの勝村氏、勝村氏が言った言葉ではないが、あるヨーロッパの試合会場までの道中にいたサッカーファンから言われた言葉。日本でスポーツを観戦すると、ついついその会場と会場の最寄り駅の距離を気にしがちだが、その目的地までの道中も含めて「観戦」なんだと価値観をひっくり返される言葉。それは日本風に言えば、「家に帰るまでが遠足」のベクトルがポジティブでもっとハッピーで言い回しとして、目的に至る過程は全て楽しみ尽くせばいいと教えてくれた名言。

 

 

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【情熱大陸】魚屋店主・前田尚毅の要約文字起こしと仕事・名言

概要 魚屋店主・前田尚毅の仕事に密着

「前田の手にかかると、魚が劇的に旨くなる」
今、国内のみならず、海外の一流料理人たちがこぞって魚を欲しがる魚店がある。静岡県焼津市にある「サスエ前田魚店」。5代目店主の前田尚毅はその目利きの正確さに加えて、誰にもマネの出来ない独自の鮮度コントロールの技術で魚の旨味を飛躍的にアップさせるとして、香港やマカオ、ニューヨークなどの有名レストランからもオファーが絶えない。
魚種や魚体の大きさはもちろん、乗っている脂の量によっても締め方を変え、輸送時間や荷を積み込む際の向きまで徹底的にこだわる前田。彼の手で鮮やかに下ろされ切り身となった魚が、まな板の上でまるで生きているかのようにピクピクと動きだす様は驚くよりほかない。
番組では、魚の旨味を最大限に引き出す前田の代名詞「脱水」と言われるスーパーテクニックを徹底取材するとともに、この時期限定の幻の鰹“もち旨鰹”を追い求める前田に密着する。「鮮度」「温度管理」「食感と旨みを引き出す前田の技」という三拍子が完璧に揃って初めて完成するとされるこの鰹、一流料理人達をして「まさに脳に刺さるような旨さ」と絶賛されるが、果たして取材中に出会う事ができるのだろうか。
177センチ94キロ、角刈り頭と巨体を揺らしながらひた走る43歳の「魚屋道」を追った。
公式サイト

魚屋店主・前田尚毅のプロフィール

1974年、静岡県焼津生まれ。この地で60年続く老舗「サスエ前田魚店」5代目。県立焼津水産高等学校時代には、競りの記録係を務めるなど魚に関わるアルバイトに勤しみ卒業後、本格的に仕事をスタート。ミシュラン三ツ星の「鮨よしたけ」、The World’s 50 Best Restaurants 2018で17位の「傳」、2013年のボキューズ・ドールで世界3位に輝いた浜田統之が料理長を務める「星のや東京」など、国内外の一流飲食店に焼津から魚を納める。魚一筋で趣味は魚を食べること。こわもての風貌だが、売るために買った魚が可愛くなって店の水槽で飼い始めるなど意外過ぎる一面も。家族は妻と2人の子供。43歳。

「彼は変態ですね」魚屋店主・前田尚毅について

水揚げされたカツオを睨み。魚に触れるだけで、男はその食生活まで見抜いてしまう。

「これは胃袋が膨らんでる。なかに小魚が入っているけどまだ消化されてはいないですね。」

前田尚毅。彼が買い付け仕立てた魚はいま錚々たる名店から引く手数多だ。

「彼は変態ですね。」ある名店の店主はそう語る。

彼の魚は、食通の間で評判が広まり、半年先まで予約が埋まっているという静岡の天ぷら店も前田の魚以外は使わない。

主曰く、店の人気は前田との共同作業はあってこそみんなが食べに来てくれるそうだ。

「僕ららどういう料理を提供しようとしているのか。一緒に考えてそれに合った魚を提供してくれる点が一番違うと思いますね。」

前田の魚を求める料理店は全国で200件あまり。いまは海外の名店にも出荷している。

朝の板場を解放し、ときにアドバイスも

買い付けた魚を店舗へ運び込み、仕分け作業が始まった。

顧客の顔を思い浮かべながら、素早くお送り先を決めて行く。

無論、自分の店先に並べる分も疎かにはできない。朝8時になると地元の料理人たちが続々と集まってくる。

地元の料理人はただ食材を取りに来たわけではなかった。前田の店であるその場で魚を捌き始める。なんだか不思議な光景だった。鮮度を保つには魚はそれぞれに迅速で的確な処理が必要。前田は朝の板場を解放し、ときにアドバイスも与えている。

きょうは懐石料理店の料理人に、焼き物の串の打ち方まで伝授していた。

試行錯誤を経て、前田尚毅がたどり着いたやり方。「脱水」

前田の目利きの確かさも手伝って、地元に限らず、遠方からのお客が集まる。

前田が店を任されているが板場では父親の洋さんも。

現役創業60年を数え、この4月からは長男裕久さんが働き始めた。1974年四代続く鮮魚店に生まれた。高校卒業と同時に働き始め、店を任されたのは6年前、37歳の時。

きょうは従業員30人珍しく誰かがミスをしてしまったようだ。

前田は真っ先に善後策を講じ始める。不安を胸に先方へお詫びの連絡を入れた。

卸す予定の魚を別の魚に変更する依頼。その魚に近い味わいがある魚に前田のある仕立て「脱水」を施して対応させてもらうことに。
脱水。詳しくは企業秘密だが、まな板に切り身を乗せ、塩を振る。塩には水分を抜く作用がある。その量と時間を微妙に調節して、魚の食感と旨みをコントロールしている。

脱水は、試行錯誤を経て、たどり着いたやり方。

前田の腕に全幅の信頼を置く東京の高級料理店は魚の変更に何一つ文句を言わなかったという。

店のミスはむしろ信用率を高める好機になったのではないか。

仕事が一段落し、家に帰ったのは夜の7時。子供がいる驚いたことにまだ仕事があると言う。

前田が足を向けたのは、懐石料理の店。今朝、串焼きのコツを教えた料理人のお店。魚料理を模索しているその一つが金目鯛の鱗焼き。これも前田のアイデアだそうだ。

直接料理人の声を聞くことを大切にしている

4月のある日、板場の作業着とは打って変わった服装で東京に行ってきた。

折を見ては得意先を回り、直接料理人の声を聞くことを大切にしている。

ミシュランで例年のように三ツ星を撮り続けている鮨よしたけ。

2年前にオープンした日本旅館星のや東京の料理長とも懇意にしていた厨房で切り分けてくれたのは前田が送ったカツオ。

自分の魚がどのようにお客に出されているのかこればかりは直接は足を運ばなければわからない。

そのお店のスタッフがサプライズで、前田の顔を印刷したTシャツを見せてくれた。前田Tシャツ。前田が愛されているのが伝わる。

by unsplash

魚の眠っている旨みを引き出すのが自分の仕事ー魚屋店主・前田尚毅

電話に色めき出す。前田が急いだ先は御前崎漁港。地元でも珍重される上物が水揚げされているらしい。駿河湾の深海でとれた鰹。申し分なかった。キラキラしている地元ではもち鰹と言われている上物だ。

迷いなく買いつけた鰹。勝負は温度管理。2台のケースはあえて氷を少なめにして、店に着く頃には全て解けるようあらかじめ計算している。

ここから先は時間との戦いだ。前田はモチ旨鰹と名づけていた。

包丁さばきはめっぽう素早い。眠っている旨みを引き出す最大のポイントはこれを冷やす時間にあるという。

冷蔵室に20分。切り身には芳醇な味が膨らみ封じ込められる。ただし長くは持たない地元限定の味覚だった。

カツオの水揚げ日本一で知られる焼津でもそうは巡り会えない逸品。

駆けつけた料理店が次々持ち帰って行く。

その一件、付き合いの長いイタリアンのシェフはモチ旨鰹のアレンジを心得ていた。

本日のイチオシはダイナミックな厚切りでわずかに醤油を絡ませ、ケッパーと玉ねぎのソース、それに大葉を添える。お客の反応が楽しみだ。

前田は店の奥で魚を飼育している。買い付けた魚が可愛くなり飼っているのだそうだ。前田は変態というより魚をただただ愛している男だ。

 

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【言葉・名言】逆境こそ自分の基本に立ち返られることがプロフェッショナル 森保一 サッカー監督

逆境でこそ、「自分の基本」に立ち返れ

出典:プロフェッショナル サッカー監督 森保一

NHK番組 プロフェッショナル仕事の流儀の森保一氏の回を紹介します。

監督就任5年目の森保。シーズンを戦い抜くために、森保に任された大きな仕事の一つが選手起用だ。森保は、この任務が「最も嫌な作業」だと言う。それは、試合に出たいと必死に努力を続ける選手たちの“心”を預かっているということを、忘れてはいけないと肝に銘じているからだ。
森保は選手たちがベストの状態で練習し、試合に臨めるよう、心の通ったコミュニケーションを取りながら、同時に、選手のやる気に火を点けていく。

ミスはみんなで修正する。

森保一、その中で培われた一つの信念

ミスはみんなで修正する

「サッカーは球技の中で一番ミスの多いスポーツだと思いますし、ミスが起こった時に、動作のミスを取り返すために、みんなでどうするかっていうことをやっていこうと伝えてます。理想通り行くことの方が少ないんで、それはどう修正しながら次に向かっていけるか、ということは自分の中では大切にしてるところです。」

ミスをするのは当たり前。そのミスを選手みんなでカバーすることを求める。

チームに加入した外国人選手、ナイジェリア出身のピーターウタカ。その独特のセンスと決定力から攻撃の要として期待されていた。

しかし、森保は彼の守備の力がやや低いと感じていた。攻撃が終わったらすぐに切り替え守備に戻る。チームの基本を繰り返し徹底して求めた。組織で戦う意識を高めることには一切妥協しない。

一喜一憂せず、次への最善の準備をする

負けが続くなか、森保に焦った様子は全くなかった。

いつもと同じように次の試合への準備に集中する。

「目の前の試合に向けて最善の準備をするっていうことしか考えてないので、結果に一喜一憂しない。」

そんな森保の前向きな態度はチーム全体に良い影響を与えている。

ある選手からは
「勝った時に必要以上に喜び、負けた時に必要入れるか落ち込んだり、そういう監督であれば、なかなか選手は平常心でいることは難しいと思うんですけど、結果に一喜一憂することなく自然として、そこは本当に心強いです。」

一喜一憂しない。

その背景には過去の実績に関係なく、練習で良いパフォーマンスをした選手が試合に起用されるという森保の原則がある。

練習はお金が取れると称されるほど激しい練習。練習では緩みがちになる球際の攻防も実戦さながらのぶつかり合いだ。

「キレイに試合に勝とうと思わんでいいから、泥臭く、局面局面を勝っていく。みんなで粘り強くしのいでチャンスを作っていこう。」

監督は選手の”心”を預かる仕事

午後3時、午前の全体練習が終わった後に選手はまた走り始めていた。二部練習だ。

指導はコーチが行う。森保はよほどのことがない限り、二部練を見続けるが見てくれている若手にとっては絶好のアピールの機会だ。

「試合の経験を平等に与えることは出来ないですし、でも練習を通して間違いなく成長できるように、次の道に繋がっていくことはしていきたいなとは思います。」
「選手は厳しい練習をいっぱいしなければいけなくて、嫌がるかも知れないですど、僕らにとっては選手を少しでも伸ばしたいという気持ちを忘れずにサポートしていければと思っています。」

選手の起用に最も神経をすり減らす。

森保は監督として忘れてはならない大切なことがあるという

“心”を預かる仕事

「采配に関しては、選手を一つの駒として扱わなければいけない。そういう仕事ですけどま、選手にはみな”心”があると思ってますし、選手の”心”を預かる仕事だという風に思ってます。」

森保一のそのサッカー人生は、敗北の人生だった。

長崎県での高校時代では、全国大会常連校の国見高校に何度も苦杯を舐めた。その後、実業団に入っても実力の差に愕然とした。スピード・技術・高さ・全てにおいて最低レベルだった。

そんな森保さんだからこそ、試合に出られるのか、努力は本当に評価されるのか、不安や迷いを抱く選手の気持ちが分かるのだ。

「みんなロボットではないので、その試合に出るために努力を日々続けてくれているので、そこのところの心があるということを、そこを忘れないようにしようと思っています。」

森保一のこだわり 人との接し方

1.いつでもどこでも話しかける

森保氏は、思えば時と場所を選ばず、選手に話しかけると決めている。

「お互い喋っていることが心にすっと入っていくタイミングっていうのはあると思いますので、そういう機会をみて話すってことは大切かなと思います。」

「ただ選手は傷ついているような状態で追い打ちをかける状況であれば、違うタイミングで振り返ったりとかその時々、いろんな状況を見て話しかけます。」

2.声をかける時は「質問」から

「選手を見て、僕はこういう風に思うと、一方的に伝えても、選手は違う思いや感覚を持って聴いているかもしれないですし、そこはまず自身はどう思ってんのかっていうことを聞いてあげたいとは思ってます。」

3.笑顔で終わる

「下を向いてても次のエネルギーにならないと思いますし、いいイメージをできるだけ持ってもらえうように、ポジティブなイメージで次に進んでいけるように。そういう働きかけをしたいとは思っています。」

逆境でこそ、「自分の基本」に立ち返れ

チームの状態は上向きつつあった。

一人グラウンドを走る選手がいた柏好文。柏は前の試合で今シーズン初めてスタメンから外された。

誰もが常に厳しい状況に追い込まれるプロの世界伝えたい信念があった。

逆境でこそ、「自分の基本」に立ち返れ

逆境でこそ自分の基本に立ち返る。

森保氏がこの信念を胸に刻むようになったのは、日本サッカー史上最大のどん底とも言える経験をしたからだ。

あのドーハの悲劇。

勝てば悲願のワールドカップ初出場となる。最終予選、森保氏は自分の役割である泥臭く相手のボールを奪い続けた。

2対1で日本中が歓喜の瞬間を待っていた。終了間際に失点し、夢は終わった。

「夢遊病者のように思考回路が回っていたいない中で、フラフラフラフラ、頭が真っ白、なんでワールドカップに行くことができなかったんだろうみたいな」

心が折れた。でもサッカーはやめきれなかった。

「それでもやらないといけないと思いますし、人生はずっと繋がっていくと思うので、それでもやっぱやり続けていかなければいけないという気持ちは、大切にしていきたい。」

森保氏は再び、自然体で、自分らしく。自分の基本に立ち返り、サッカーに取り組んだ。

「やると決めたら思い切って腹くくってやる。短所が長所には絶対変わらないですし、そういった意味で自分の長所とはなんなのか。自問しながらそれを伸ばしていく。」

この日、森保は力を発揮できずにいた柏に声をかけた。

「去年良くなっていたところが、今年少しさらに良くするためには、もっとトライすることは必要。」

柏は、次の試合、本来のアグレッシブな走りをみせ、90分走りきった。距離にして12キロ以上走り続けた。

逆境にこそ基本に忠実にやり続ける

監督は人の心を預かる仕事。ストレスはないのだろうか?

「ストレスはないですね。プレッシャーとか期待を背負って仕事できるとか戦えるのはすごい幸せなことだと思いますし、喜びをもって仕事出来ていると思います。」

「逆境に立たされたりとか、いま自分の思い通りにいかなかったりする時も、基本に忠実に。それをやり続けることができる人こそプロフェッショナル」


by unsplash

“逆境にこそ基本に忠実にやり続けることがプロフェッショナル。”

仕事においていかに「逆境」の状況は誰しもあります。その時こそ自分の基本に立ち返り、むしろ自分に向き合う機会だと捉え、取り組む。その大事さを森保氏から教えられた気持ちでこの回を見終えました。最後に決まりの締めで語るプロフェッショナルとはの上記の言葉にもその精神が垣間見えます。

番組情報・書籍紹介

NHKサイトからも森保一氏の回の様子を読むことができますので御覧ください。

森保一氏の人柄が分かる他の記事はこちらがおすすめです。
【森保一監督がサンフレッチェ退任後に、世界中をまわって見てきたこと

森保氏の書籍をご紹介します。ご興味のある方はどうぞ御覧ください。

 

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【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【7月8日-14日】

 

365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【189/365日の名言】 7月8日生まれ
三谷幸喜 脚本家

「いい歳して『まだこんなことをやっているのか』と言われたい」

喜劇作家として知られる三谷幸喜氏、その作品作りには飽くなき笑いへの探求はもちろん、若かりし頃に誰もが持っていた「くだらなさ」のようなものをいつまでも絶やさないところが三谷幸喜を三谷幸喜たらしめているのかもしれません。初心というか初期衝動こそがアウトプットの源泉だと自身にも確かめたい名言。

【190/365日の名言】 7月9日生まれ
Aimer 歌手

例えばある風景を観て、それを美しいと感じて涙が出てくる瞬間があったとしたら、必ずその土台には、いつか自分が死んでしまってこの景色が観られなくなるっていう、後ろ向きの感情があるんです。逆に言えば、いつか観られなくなってしまうという気持ちがあるからこそ、今この瞬間に観える景色を美しいと思えるというか。昔から、心が動かされるときには、常に自分の中に相反するもの、対立するものが存在してるなって思うんです。

死を想うことで生を想うことができる。メメント・モリのような考え方。空腹感が食事を美味しくしてくれるように、有限なものの価値を最大限に感じるには無限というか何事も無に帰すことを想像する感性を持つことは大事。100年前も、100年後も自分はここにいないことをどこまで想像できるか?想像してみたくなる名言。

【191/365日の名言】 7月10日生まれ
村山由佳 作家

今まで自分の中でやり切れていなかった部分を、一所懸命に石ころを拾うみたいに、集めながら進んできた気がします。ずっとそうやって小説を書いてきたのかもしれません。

百度参りにつかう百度石のようにひとつひとつ積み上げていくように、また海岸に流れ着いた石ころや路傍の石に価値を見出し、拾っていくような行為は、どこか祈りにも似いているし、自分の内に深く潜るような修行のようなある種の強さを想起しました。自分のうちにある大事なことを拾う作業も時には必要だと感じさせてくれる名言。

【192/365日の名言】 7月11日生まれ
古川日出男 作家

「ほんとうは小説なんて教科書になんか載るはずがないんだよ。
載せられもしないんだよ、小説ってこれ、すごいスリリングなものじゃん、楽しいだけじゃなくて「悪」だったり危なかったりするものなんだよ」

教科書に載るような小説には物語としての道徳的な要素や名文として言語能力の養成として扱われいてます。しかし、小説自体の価値や力、可能性は時に怖ささえ抱かせる底知れないものであると。教科書が全てではない。それを自覚することは、子供だけでなく、大人にもどんな分野の教科書的な価値観からの逸脱や飛躍に役立つ名言。

【193/365日の名言】 7月12日生まれ
荒俣宏 作家

「私立の中学・高校に通う私のために親は必死で学費を工面してくれていました。ですからそれ以上、お金を欲しいなんて言えません。そこで、通学代と昼食代としてもらっていたお金を浮かして本を買おうと思ったのです。通学はたまたま安く購入した中古の自転車で通うことで解決しましたが、昼食代を本代にあてるのはかなり大変でした。何しろ空腹をがまんするわけですから」

通学代と昼食代で今の時代なら1000円くらいは浮くだろうか。そのお金で本を買い血肉にしていた博学の荒俣氏はまさに本を食べて育った人と言って良い気がする名言。食べ盛りの空腹感を我慢してまでの好奇心に感服。

【194/365日の名言】 7月13日生まれ
星野智幸 作家

読まないと書けないというのはそういうことだと思います。創造的な読みがないと小説は生まれません。創造的な読みが、ただ読むだけという行為を超えてしまったときに、先行作品という器から言葉が溢れ出てきて、次の作品が生まれるんです。

「あいうえお」だけを知っている人と「50音」知っている人では、書ける文章が違う。例えがややミニマム過ぎますが、より多くの言葉や物語、小説というものを読んできた経験と、その経験が既存の作品を読み手としてだけで満足せず、頭の中で新しい物語を読み始めてしまうような創造が、文字になった時、新しい作品は出来上がるのかも知れません。自分がこれまで一番、時間やお金を使い、感情を動かされ想像力を発揮してきたことこそ、良い作り手になる初期条件なのかなと思わせる名言。

【195/365日の名言】 7月14日生まれ
本谷有希子 作家

毎日を非生産的には過ごしたくない。ここで何かしないといけないという焦りがありました。レストランのウエイトレスのアルバイト中も、紙ナプキンの裏にメモ書きして、家でワープロに打ち込みました。毎日寝る前に「きょうは500字増えた」「1000字増えた」と確認していたんです。
毎日文字数を数えて、「今日も何かしたぞ」「無為には過ごさなかったぞ」ということだけを拠り所にして書き上げたのが、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でした。

生産は身体にいい。なんでもいい。料理でも掃除でも小さな何かを作ることでも、書くことでも。出来れば目に見えるものがいい。自分が何を作ったのかが目に見えるもの。形は実感を再度と言わず何度も蘇らせてくれる。生産についてはここまで。本谷有希子氏の想いは生産それ以上の何か人生に爪痕を残さなければならないという焦燥と危機感の日々だったのだろう切実な生産は芸術にすらなりうると思わせる名言

 

 

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【センスは知識からはじまる】で学んだセンスとは?・センスの磨き方【要約感想】(水野学 著)

センスとは何か?それは知識の集積による判断である。著者はまず対象への「普通」という判断基準を作ること、それには知識が必要である。センスは学習による成果であり、感性だと思っていたセンスについての考え方が変わったことと、センスの磨き方を本著から学びましたので、要約と感想をご紹介します。

公式概要

“センス”とは、特別な人に備わった才能ではない。それは、さまざまな知識を蓄積することにより「物事を最適化する能力」であり、誰もが等しく持っている。今、最も求められているスキルである“センス”を磨くために必要な手法を、話題のクリエイティブディレクターが説く!

クリエイティブディレクター水野学氏について

水野学はクリエイティブディレクターとして多種多様なデザインを手がけています。下記には本著で紹介されたデザイン例です。

THE SHOP
日常に使うモノの「THE○○」と定番をあらゆる視点からセレクトしたショップ

フランダースリネンバッグ
本著で紹介の水野氏が手掛けたブランド。リネンという素材の知識から作り上げたブランド。

 

センスは知識からはじまる【要約感想】

【目次】

Prologue センスは生まれついてのものではない

Part1 センスとは何かを定義する
・センスとは、数値化できない事象を最適化することである
・まず「普通を知ること」が必要である
・子どもは自由に「センス」を発揮している
・美術の授業が「センス」のハードルを高くしている

Part2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代
・センスのよし悪しが個人と企業の存続に関わる時代
・時代は「次の利休」を求めている
・技術がピークを迎えるとセンスの時代がやってくる
・新しいものが広がるには時間がかかる
・なぜ日本企業の製品にはセンスがないのか
・日本企業に必要なのはクリエイティブディレクター
・「経営者のセンス」が企業の底力になる
・クリエイティブディレクターは企業の医者である
・どんな職種にもセンスが必要不可欠になっている

Part3 「センス」とは 「知識」からはじまる
・すべての仕事において“知らない”は不利
・ひらめきを待たずに知識を蓄える
・イノベーションは、知識と知識の掛け合わせである
・センスとは、知識にもとづく予測である
・客観情報の集積がその人のセンスを決定する

Part4 「センス」で、仕事を最適化する
・「流行っている」=「センスがいい」ではない
・効率よく知識を増やす三つのコツ
・センスをもって選択・決断する
・もし、チョコレートの商品開発者になったのなら?
・知識のクオリティが精度の高いアウトプットをつくり出す
・知識を加えて、消費者のベネフィット(付加価値)とする
・アウトプットの精度をあげてシズル感を最適化する
・知識をセンスで測ってアウトプットを決定する

Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる
・センスアップはスキルアップにつながる
・企画書は、消費者に知識、物語、価値を知らせる手紙
・「好き」を深堀りしてセンスあるアウトプットをする
・「好き嫌い」ではなく例を挙げてセンスを磨く
・「せまいセンス」でも、それを軸に仕事をすることはできる
・日常の工夫で、思い込みの枠を外す
・書店を五分で一周して気になったものが何かを確認してみる
・「幼児性」で新鮮な感性を取り戻す
・人生の先輩と話してセンスの底上げをする
・「服選び」は自分を客観視し、最適化する身近な方法

Epilogue 「センス」はすでに、あなたの中にある

 

Part1 センスとは何かを定義する 【要約・感想】

水野氏はセンスとは、

「数値化できない事象を最適化することである」と説きます。

これの本質は、センスが数値で計れるものであれば、売れている服がセンスがあるという論理も納得ができるものであるが、実際はそうではない。

つまりセンスは数値化は出来ないけれど、そこには確実に良し悪しがあるものであり、まずは良いか悪いかの「判断基準」である「普通を知ること」と説きます。

そのモノの「普通」が分かれば、普通より良いか、普通より悪いかの判断でまずかなりの精度をあげることができます。

多角的、多面的に物事を計った上で、「普通」を見つけだし、設定する能力が大事だと、氏はセンスを踏み込んで解説しています。

Part2 「センスのよさ」が、スキルとして求められている時代 【要約・感想】

人間は、技術がその時代のある一定の到達点に達すると、美意識の方に関心が行く。と氏は考えています。

それは戦国時代の千利休や、江戸時代の芸術文化の豊穣さだったり、ヨーロッパのルネッサンスや産業革命以後の「アート・アンド・クラフツ運動」など、技術からセンスへの揺り戻しが定期的に起き、時代を変えていくと。

そして現代はアップルが代表的な存在あるように、「センスの時代」が来ていると説きます。

しかし、日本にはセンスのある企業や商品が世界に比べまだまだ少なく、その理由のひとつとしては、市場調査が先行したマーケティング先行の商品開発があるそうです。

市場調査の手法や精度はもちろん否定はできませんが、消費者のインサイトの核心を突くような「iPhone」のような商品の輩出はマーケティングではなくセンスで作られているのだから、日本もセンスを意識していくべきだと説きます。

Part3 「センス」とは 「知識」からはじまる 【要約・感想】

氏は
センスとは知識の集積。
知識とは紙、センスとは絵。知識があればあるほど、自由な絵を描くことができる。
と説きます。

そしてセンスはひらめきのようなものとして扱わず、まず、「誰もが見たことがある当たり前のもの」の知識を集めることから始めるべきだと説きます。

みんなが驚くものは過去の延長線上にあった「ありそうでなかったもの」です。それならまず当たり前のものを知ることから驚きは生まれます。

アウトプットの前段階に、知識を前提とした方向性の決定が大事であり、イノベーションは知識と知識の掛け合わせから生まれます。

そしてセンスとは知識に基づいて予測ができることとし、未来予測の精度は知識量である程度の予測ができることが増えます。

例として、氏は、物件の選定などに都市計画の知識などを加味して、今後の周りの建物の日当たりなどを予測しながら選定したそうです。知識を得る必要性がうかがえます。

このように知識の蓄えと予測の繰り返しでセンスは一層磨かれます。

そして、センスの敵は主観だと説きます。上記の知識という客観的な情報の集積の障害として主観はできるだけ除することを説きます。

思い込みを捨てて客観的な情報を集めましょう。

Part4 「センス」で、仕事を最適化する 【要約・感想】

効率よく知識を身に着けていくコツは3つあると氏は解説しています。

  1. 王道から解いていく
  2. 今、流行しているものを知る
  3. 「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみる

1の王道とは、

・定番
・一番良いとされているもの
・ロングセラー
と言われているものです。

王道のものは、改善と洗練を経て、その地位にいるわけであり、それらを知ることは「そのものらしさ」を知ることに繋がります。まずは王道を抑えましょう。

また、王道を抑えることは副次的に、それが王道かどうか、王道はいくつもあることに気づくなかで、ある判断基準であればこれが王道だと多角的な判断ができる知識が得ることが出来ます。

2の今、流行しているものは、

王道と逆の流行を抑えることで、知識の幅が広がります。

流行を抑える上で活用したいのが雑誌を読むことです。ネットでも情報はたくさんありますが、どちらかと言うと速報性が重視され情報に深みがありません。

雑誌は出版過程で情報が網羅的かつ深化されているので、雑誌で現在の流行を抑えていくことは効率的です。

3の「共通項」や「一定のルール」がないかを考えてみるとは、

王道と流行を抑えたあと、その他の情報を得てそれらにはある「共通項」や「一定のルール」を自分で分析することです。

インテリアショップで言えば、王道と流行を抑えたあと、それ以外のお店を見て回り、インテリアショップにある「共通項」や「一定のルール」を見つけます。

例えば、入りやすいお店の共通項や、レイアウトの一定のルールなどを分析解釈することで、インテリアショップらしさをより自分のなかに蓄えることが出来ます。

これらを3つの方法を活用しながら知識を増やしていきます。知識の質はアウトプットに直結します。例えば、下記の3者の説明で質の高いものはどれでしょうか?

1「福沢諭吉ってすごい」

2「福沢諭吉って慶應義塾大学を作った人ですごい」

3「福沢諭吉って「日本を変えてやると」言っていた中岡慎太郎らが騒いでいた頃、「次の時代には学問が必要になるだろう」と考えて、慶應義塾大学を作った人だからすごい」

では、3の説明が情報の質量も高く、説得力があります。知識があるというのはこのようにアウトプットの質に直結します。

Part5 「センス」を磨き、仕事力を向上させる 【要約・感想】

氏はセンスは仕事力であるスキルアップにもつながると説きます。

センスを高める知識の収集は自分を聞き役にすることが不可欠であり、それは他者の人の知識を吸収する上で必要なコミュニケーション能力の向上にもつながります。

また、相手の好みを深掘りすることで表面的な嗜好でなく、なぜ好きなのかまで聴くことでより好みに最適かつエッジがたった提案ができます。聴くことはセンスを磨く上で大切な所作です。

また提案をするときに、実際にインプットした情報をアウトプットする上で大切な3原則があります。

それは「誰が、どんなときに、どんな場所で使うのか」この3Wを常にイメージしながらアウトプットすることで最適な提案ができます。

また知識があることはセンスに大きく関わると説明しましたが、オタクと言われるほどの狭い範囲で深い知識はどう活用するべきか。

これもその対象から類推して自分の知識に紐づけて発想していくことで仕事に活かせると説きます。

例えば、魚が好きな人が、動物クッキーの新商品を提案するとしたら、魚のクッキーはどうか?スイミーという物語が一般的に知られているので、赤い魚のクッキーが一枚入っている魚クッキーと発想は広げることはできます。

 

知識を付けていくときには、不勉強と思い込みをなくすことが必要です。

その対策としては、
・書店を五分で一周して気になったものが何かを確認してみること
・人生の先輩と話してセンスの底上げをする
・「服選び」は自分を客観視し、最適化する身近な方法

がおすすめです。

これらは、嗜好や主観が強く、本屋では決まった場所から、本屋全体を回り、自分が少しでも気になった本を開いてみたり、どんな分野や言葉かを覚えておくことで、客観的な情報を増やすことが出来ます。

人生の先輩には、自分の知らない世界や経験知を得ることが出来ます。

服選びでは、自分や相手への主観をなくし客観的な情報から最適化する作業が効果的です。下記の作業工程が服選びで学べると解説しています。

1 ターゲットの表面的な「特性」を正確に把握する (スタイルなど)
2 ターゲットの内面的な「特性」を正確に把握する (嗜好や性格など)
3 最適化の条件を設定する (ゴール、どうなりたいのか)
4 最適化に向けた機能を設定していく (ゴールを満たすもの)
5 時代環境を考えて調整する (流行など)

 

まとめ

以上、「センスは知識からはじまる」の要約感想でした。

センスとは?知識の集積であり、
センスの磨き方は?知識を客観的にどんどん吸収していくことが大切。

これらを学習習慣の基本的な考え方として取り入れていくことはどの分野でも大切だと感じました。

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【セブンルール】そうめん専門店店主 田中嘉織 要約文字起こし【7つのルールと仕事・名言】

概要 セブンルール そうめん専門店店主 田中嘉織

東京・東中野で珍しい24時間営業のそうめん専門店・阿波や壱兆などを経営する田中嘉織、48歳。店にはすだちをぜいたくに使ったメニューなど定番5種類に加え、日替わりでトムヤムクンやビーフシチューなどと合わせた変わりメニューも提供。今年3月には2号店のそうめん居酒屋を出し、話題を呼んでいる。
田中が1号店をオープンしたのは39歳の誕生日。元は貿易会社に勤務し、飲食店には勤務したこともなかったという。いつかふるさとのそうめんを食べさせる店を作りたいと考えていた彼女は、結婚と出産、離婚を経て、39歳にして念願の店をオープンすることになったのだ。公式サイト

プロフィール 田中嘉織

徳島県出身 48歳。2009年、39歳の時に東京・東中野に24時間営業のそうめん専門店「阿波や壱兆」をオープン。5種類の定番メニューに加え、独創的な発想で生み出してきた300種類の日替わりメニューが話題を呼んでいる。
上京後、故郷・徳島のそうめんを友人たちに喜んで食べてもらえたことから、いつか故郷のそうめんを食べてもらえる店を作りたいと考え、その夢をかなえた。現在は20歳の息子と一緒に暮らしている。今年3月には2号店のそうめん居酒屋をオープン。店舗サイト

そうめん専門店店主 田中嘉織のセブンルール

  1. 人が驚くそうめんを毎日作る
  2. 料理には母の出汁を使う
  3. サワーはトリプル
  4. 大工仕事は父に頼む
  5. 出汁の濃さはお客さん好みに
  6. 息子に手作り弁当を持たせる
  7. 朝9時にお客さんを入れ替える

セブンルールに今回の主人公はそうめん専門店店主田中嘉織。

東京東中野にある24時間営業のそうめん専門店。連日多くの客で賑わうその人気の秘密はそうめんのイメージを覆す麺の意外な食感。

彼女の故郷徳島県で手間暇かけて作られた半田そうめん。太めの手延素麺だ。

斬新なそうめんが人気を呼び今年3月にはついに2号店を開いた。

彼女1号店を開いたのは9年前の誕生日。しかしそれまで飲食店で働いたことがない素人だった。

「そうめん屋をやると言った人の8割に反対された。そうめんにお金を払って食べにくる人はいないと言われた。」

さらにその頃彼女は離婚を経験し、当時小学生だった一人息子を育てながらの出発だった。

24時間営業のそうめん専門店店主田中嘉織の7つのルールとは。

セブンルール1.  人が驚くそうめんを毎日作る

そうめん居酒屋をメインに忙しく働く田中。このお店では定番メニューの5種類に加え、彼女の独創的な発想から毎日様々な味が生み出される日替わり素麺がある。

日替わり麺のアイデアは
「朝起きて、テレビで料理を見た時に、よしじゃあ今日はこれやろう、というパターンもありますし、家庭料理のノリですよね。」

日替わり素麺はジャンルにとらわれず生み出してきた数は優に300を超える。ここまでするのにはある思いがあった。

「お客さんがそうめんなのにこれ!?っていう驚きを見たいし、そうめんじゃないみたい!!という声を聞きたいというのはありますね。」

常に新しいそうめんのアレンジを模索してきた彼女今年の正月にはこんなそうめんのぐで人の顔を形にするおかめそばからヒントを得たその名もふくわらい温泉

開店当初から、優しい甘みが広がるこのそうめんは彼女にとっては懐かしい母の味だ。

徳島県で生まれ育った彼女、上京後、友人に田舎のそうめんを振る舞うと
「みんな食べると、美味しいって言ってくれて、またあのそうめんやってってリクエストが入るわけですよ。関東の人も田舎の薄いだし汁に抵抗ないんだなと、正直勝ったような誇らしい気持ちになりましたね。」

お店を開きたいという夢を抱いていたものも、その後は就職を経て結婚出産そして離婚を経験しシングルマザーにしかし突然20年越しの夢が実現するチャンスが巡ってきた。

「関東の徳島人会に参加したときに、会長からそうめん店をやってごらんなさいと言われた。店をはじめたのはたまたまです。」

そうめん専門店は開きましたが、それまでアルバイトも含め飲食店で働いた経験は全くなかった。

セブンルール2.  料理には母の出汁を使う

人気店となったこのお店の味には開店当初から変わらないこだわりがある。

どんなメニューにしても、母のだし汁のレシピをベースにしている。

鰹節・煮干し・干し椎茸をベースに徳島産の醤油・みりん・酒を加えただし汁。

母からから受け継いだ出汁は様々な料理にも使われ、お店を支えている。

徳島から観光で来たついでにお店を訪れていた母の妙子さんは、

「私なんか料理を学んだわけでもなく自分で工夫してやった料理、本当に田舎の料理です。」

セブンルール3.  サワーはトリプル

夜の営業中、田中かおりに来客が。

お店を訪れたのは息子さん。

現在彼女は昨年アメリカ留学から帰国した二十歳の息子と二人暮らし、息子はお店が落ち着いている時間を見計らい食事に訪れると言う。

そんな二人揃って飲みに行くことも。今でこそ仲のいい二人だけお店を始め多忙な時期にある子の思春期が始まり喧嘩の絶えない日々もあった。

お酒は強めのお酒をサワーはトリプルで飲む。三杯目は冷静さを取り戻すためかダブルに変更。

セブンルール4.  大工仕事は父に頼む

店舗の大工工事は父に頼む。電動ドリルをわざわざ徳島から持参してきた。

役場に勤めていた30年ほど前から趣味で始めた日曜大工。いまではプロ顔負けの腕前だ。

大工仕事だけではなく、そうめんに欠かさずかけている薬味の青ゆずや福島の特産品などの仕入れなど両親の助けが欠かせない。

「本当に二人の存在がなかったらこういう店作りはできていない。」

最後に父あきらさんにこんなことを聞いてみた。一番の自信作は?

「娘」と満面の笑みで答えてくれた。

セブンルール5.  出汁の濃さはお客さん好みに

そうめんを出す時、田中嘉織はよくこんな言葉を口にする。

「お好みの味に調整できます」

その人が飲み干せるレベルに味を調整してあげたい。

そんな想いで、お客さんに好みのだし汁の濃さを聞き、可能な限り覚える。常連さんにはそとのときの状況によって味を変えてあげることも。

セブンルール6.  息子に手作り弁当を持たせる

一緒に暮らす息子には手作りの弁当を持たせている。

「ちょうどお店を始めた時に思春期で、罪滅ぼしという意味もあっていまもお弁当を作っている。」

息子さんは、時間があればお店の掃除などお手伝いをする。落ち着いたときにお店で夜ご飯を食べることも。

「自炊はできなくはないですけど、やっぱり母親の料理には勝てない。」

セブンルール7.  朝9時にお客さんを入れ替える

3年前から1号店の阿波や壱兆では24時間営業を始めた。そこには彼女ならではの考えと意外な苦労があった。

24時間を始めた理由は?
「一日の半分以上はお店を閉めてるわけじゃないですか。なんかもったいないなぁと思って」

24時間営業になり、夜勤明けの客で賑わい、大成功かと思いきや、昼間までお酒を飲む客とランチタイムの家族連れや会社員との共存が難しいという問題を抱えたいた。

考えた末、今年に入りあるルールを導入した。

その内容は、朝の8時までに来店した人は9時には1回チェックして帰るルール。

「私も飲んでる人の気持ちがよく分かるし、心苦しい部分もある。しかし、お店全体の心地よさを考えて、お酒関係なく普通にそうめんを食べに来たお客さんにはゆっくり食べてもらえるメリットもあると思います。」

飲食業界に飛び込んで9年彼女はまっすぐにそうめんの可能性を信じそして広めてきた。

「私が突発的に思いついたことが、人に喜んでもらえたりする結果がちらほら見えたら、やめられなくなっちゃう性格なんですよね。」

その味は多くの人に愛されている。

もちろん彼女自身が熱い想いも深まるばかりだ。

「そうめんは、故郷とか馴染みのある味だからとうことではなくて、すごく可能性のある麺だなと。新発見でした。私にとっても。」

「そうめんを食べることが当たり前になるような未来が希望でもあり目標でもあり、目指すところです。」

彼女の描く未来はそう遠くないかも知れない。

 

【そうめん専門店店主 田中嘉織の7ルール】 

  1. 人が驚くそうめんを毎日作る
  2. 料理には母の出汁を使う
  3. サワーはトリプル
  4. 大工仕事は父に頼む
  5. 出汁の濃さはお客さん好みに
  6. 息子に手作り弁当を持たせる
  7. 朝9時にお客さんを入れ替える

 

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【言葉・名言】良いものを作るために、優柔不断であることがプロフェッショナル 久住有生 左官

 “わからない”が、たのしい

出典:プロフェッショナル 左官 久住有生

NHK番組 プロフェッショナル仕事の流儀の久住有生氏の回を紹介します。

天才左官と謳(うた)われた父に3歳から技を仕込まれ、最難関とされる京都御所の外壁修復に20歳にして携わり、今や世界中で壁を塗る屈指の左官職人・久住有生(46)に密着。カメラが捉えたのは、現場でギリギリまで迷い続ける姿。僅かでも気に入らなければ何度でも壁を剥がし、やり直す。都会のど真ん中に山寺を作るという壮大なプロジェクトでも土壇場で迷い、重大な決断を下すことに。「優柔不断」を良しとする流儀に迫る

優柔不断。それは良いこと。

久住氏は現在では国内指折りの左官として知られている。最年少、京都有数の寺院の施工を手がけるなど実績技術ともに日本のトップレベル。山高氏がどんな人かというと優柔不断の一言があてはまる。例えば、現在手がけている仕事も最後までベストな判断をするために、迷う。「わからない」が口癖だ。

幼少期、著名な左官職人の父に徹底的に技術を仕込まれた。うまく出来ないと、ご飯が遅くなる。文字通り厳しい修行のような時間を過ごし、「左官職人にはならない」とパティシエの道を志す。

進路を父に告げると父は一言「世界を見てこい」とだけ言って、久住氏を世界に行かせた。そこで出会ったガウディの建築物、サグラダファミリアの造形に圧倒された。世界から帰ってきた父が久住氏に言ったのは「ケーキは食べたらなくなる。建築はお前が死んでも残る」と言われ、パティシエから左官職人を目指すことにした。

ギリギリの状況でも、ヒントを見つける。

“震災で、壊れたのは古くからの建物。意外と近年の建物は壊れていなかった。これは予想外の結果。古くからの方法論を見直すヒントになった”

1995年、阪神淡路大震災が起き、久住氏の地元である。淡路島は多くの被害が出た。建物はこわれ、久住氏は一手に壁の修復を引き受けた。休みもあまり取らず、被災者の方からは通常のお金は受け取れないと、通常の3分の1の日当で働いた。自身の生活も厳しくなるなか、久住氏は壊れている建築物と壊れていない建築物を比べて、古くからの建築が多く壊れていることに気づいた。古くからの手法である左官の方法論も見直すヒントがあった。そのことがキッカケで久住氏は実験室のような場所を作り、あらゆる土を試す研究に力を入れだした。

壁は愛されてこそ。自分の判断では作らない。

久住氏の施工現場のシーンで、施主と最終的な壁の判断のやり取りがある。久住氏は最後は施主の判断に委ねる。職人として磨いた技術や美意識こそあれ、最後はその壁はお客さんのものであり、お客さんに愛されてこそ壁の価値だと考える。

“「壁は愛されてこそ。」”

施主の判断は直に壁を見てから変わることももちろんある。1時間前にOKと言っていた。壁にもう少しこうしてくれと言われたとき、壁はもう乾いていて修正が難しくなる。それでも要望にできるだけ応える。

良いものを作りたい人の集まり。

また、時間のかかる作業を終えた壁が狙った通りにいかなかった部分があったときも、いまからやり直すと、またはじめからやり直すことになる。迷い悩んだが、壁を剥がしやり直すことを決めた。

そのとき、久住氏の左官チームの反応が印象的だった。

壁を剥がす作業に取り掛かるときのドリルを「では親方からまずは剥がしてもらいましょう」と笑いのあるなか壁を剥がし始めた。

“みんな、やり直すと言っても嫌な顔をする人はいない。良いものを作りたい人の集まりだから”

久住氏が優柔不断であるのは最後まで「良いもの」を作りたいという1点において、最後まで最良の判断を考えているから。


by unsplash

“良いものを作るために、優柔不断であることがプロフェッショナル。”

仕事においていかに「優柔不断」であることが大事かを久住氏から教えられた気持ちでこの回を見終えました。最後に決まりの締めで語るプロフェッショナルとはの上記の言葉にもその精神が垣間見えます。

番組情報・書籍紹介

NHKサイトからも久住有生の回が観ることができますので御覧ください。

久住氏の父、久住章氏の書籍をご紹介します。ご興味のある方はどうぞ御覧ください。

 

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【情熱大陸】”航空写真家・徳永克彦”の要約文字起こしと名言

概要

高度1万メートルの上空をダイナミックに飛び回る戦闘機やアクロバット機を誰よりも美しく撮るカメラマンとして、世界中の航空写真家の頂点に君臨し続ける男がいる。徳永克彦。一般的な地上からの撮影ではなく、自らも戦闘機に同乗し「空対空」でシャッターを切ることが許された世界でも3人しかいないカメラマンの一人で、一瞬の美をとらえるその技術は“神業”と賞賛され各国の空軍や企業から仕事のオファーが絶えない。

プロフィール

1957年東京生まれ。中学生で飛行機の魅力にハマり、1978年アメリカ空軍T-33A同乗以来、世界各国の空軍機の「空対空撮影」を中心に取材活動を続ける。軍用機に同乗撮影が許可されているカメラマンは、世界でも3人だけという。これまでに45カ国で空軍や海軍、航空会社の公式撮影の仕事を行い、搭乗時間は2000時間を超える。公式サイト

本来100%でなければ、常に高いハードルを自らに課していた。

何気なく目にしてきた飛んでいる飛行機の写真。

実はこれを撮影するのは至難の技だった。ジェット戦闘機に乗り込む男の名は徳永克彦。

戦闘機に乗ることを許された写真家は世界に3人しかいないと言われる。

被写体と同じスピードで飛ぶ垂直上昇。この時に徳永には体重の7倍近い重力がかかっている。思い描いた写真のためなら飛行中のドアを開け、命綱ひとつで身をさらす。

徳永の真骨頂は、“飛ぶ前に撮影は終わってる”とも言われる入念な準備だ。機体の飛行特性を知り尽くしたうえで速度・高度・太陽の位置に旋回の重力、更には背景となる地形や建物の角度まで徹底的に予測し、飛行機の流麗なフォルムをより力強く、美しく表現できる「最高の一瞬」をファインダーの中に作り出すのだ。連写はしない。まさに“居合い抜き”のようなワンショットで誰も見たことの無い画期的なアングルを生み出す徳永には、普段は保守的な戦闘機乗りたちも絶大な信頼が寄せているという。

スイス空軍基地に徳永がやってきた。決して遅刻はしない。サングラスにフライトスーツの出で立ちはパイロットさながらだ。撮影機材だけでなくヘルメットや酸素マスクも持参する。

パトルイユスイス。スイスの国民的人気を誇る空軍アクロバットチームだ。今回は彼らの PR 写真を撮る。

どんな体型でどこをどう飛ぶか驚くことにすべて徳永に一任されていた。

音速の飛行機に乗る必需品 G スーツ。重力で脳の血液が下がると失神するので空気ポンプ内蔵のスーツで下半身を締め付け血液が下がるのを防ぐ。

身体の前に着用したのは緊急脱出用のパラシュートだ。

今回乗り込む戦闘機は高度一万メートルまでわずか1分で到達する。

ちなみに1時間の飛行で燃料費は一気およそ200万円だと言う。

1時間後撮影は無事終わった。しかし、徳永は満足していなかった。事務所に戻り、撮り終えた画像と向き合う。

「あんまりうまくいかなかったんで、まあ20%ぐらいですかね。やっぱり50%は取れないとやっぱり成功したとは言えない。みんないい写真を撮るために準備してるわけですから、本来だったら100%でないといけないので。」

常に高いハードルを自らに課していた。

一番大事なことは「オリジナリティ」

子供の頃からよく飛行場に通った。

いつしか飛行機の写真を撮ることが仕事になった。

21歳の時アメリカの空軍機に乗る機会を得た。当時は民間のカメラマンが同乗するのは今より難しくなかったそうだ。以来その後で飛行機を撮る魅力に取り憑かれている。

3ヶ月ぶりの帰国。たまに会うからか。間に合うかはラブラブだ妻が語る徳永とは「普通の夫。わがままな旦那。面白い。」

今回の日本滞在はわずか一週間だ。この日は写真をプリントするための打ち合わせ。被写体はチリ空軍の戦闘機。徳永の写真を見れば誰もがこうを聞きたくなる。連射で撮ったのか?

「いや一枚ずつ。フィルムで。フィルム交換は2分かかる。空の上では、そんな時間はないので、なるべく少なく撮る習慣がついた。」習慣と言うが本音は自信だろう。

一番大事なことは?

「一番大事なのはオリジナリティ」「常に少しでもチェレンジしていかないと。」

生まれ変わっても航空写真家に?

「たぶんそうでしょうね。もう少しうまくやりたいですね。」

徳永克彦の飛行時間は、2012時間を超えた。

常にオリジナリティと、来世でも撮り続けたい飽くなき探究心がきょうも地球のどこかの空を飛ぶ。

 

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