【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【7月15日-21日】

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365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【196/365日の名言】 7月15日生まれ
永瀬正敏 役者

「目のご病気の方、見えなくなった方、弱視の方…いろんな方々に協力していただきました。中には言いたくないこともたくさんあったと思うんですが、気持ちの隅々までさらけ出し、僕に預けていただいた。それを裏切ってなるものか、という気持ちがありました。と言っても、普段の僕は目が見えるわけで、なにか一個二個カセを作っておかないとダメだと思ったんです。それが何かまでは思いつかなくて、欲の一つである食欲を断とうと思ったんです。監督以外には、ほとんど言わなかったです」

視力を失う役を演じることになった永瀬氏は、役作りのため同じ状況の方々に話を聴くことに。想像を超える現実の想いを自分の役に投影するには、演じるという手法だけでなく、自らの欲である食欲を断ったそうです。断つことで、身体的な欠落に対する感性をリアリティをもって与えていく。被写体になったときの彼の存在感というのは、このような背景が醸しているのかもしれません。何かを得ようとしたときの、もう一歩踏み込んだアプローチとして「何かを捨てる」ことも時として必要だと感じさせる名言。

【197/365日の名言】 7月16日生まれ
松本隆 作詞家

“僕は人間が好きなんだろうね。風や海といった無機質なものも好きだけど、やはり人間が好きで、人間がいるからドラマができて風景も面白くなる。

松本氏の書く詩は人の機微が浮かんでくる。それは、松本氏自身が人間が好きだから。風景の美しさも理解しながら、その端っこに人がいたとしたら人を見てしまうのだそう。あの人はどんな人でどんな想いを抱いててと想像が膨らんでしまう職業病とだって言える思考回路は、まず第一に人が好きだからこそ成り立つ思考回路であり、そこから多くの詩がいまも歌われている。人を好きになることは、人を喜ばせるはじめの思考回路だと再認識させてくれる名言。

【198/365日の名言】 7月17日生まれ
宅間孝行 脚本家

創作って、そういう「ちくしょう、負けてらんないぞ」っていうエネルギーが必要になることもある。文芸の作家にしろ俳優にしろ、ヒリヒリするような感情から良い作品が生み出されていくように思います。そんなネガティブなところから、よく笑いに持っていけたなとは思いますけど。

あるコメディを書いたキッカケは、酒の席で著名な作家や作品を面白くないと吐いた宅間氏の言葉に、知人が返す刀で「では書いてみろ」と言われて書いたそうだ。若い熱量があってこそかけた作品を振り返ったときの言葉。怒りをエネルギーにして作ることも時としてある。何かを作るとき、自分のなかにある多様な感情のうち、怒りの感情であったとしても作る力になるのだと教わった名言。

【199/365日の名言】 7月18日生まれ
大倉孝二 役者

「手ごたえがあろうがなかろうがやりたいんです。ただね、自分で身銭を 「切ってるわけじゃないので、そう簡単にはできないんですけど。僕はなにしろ、くだらないことばかりがしたいんです。でも、実際はそうもいかないから、自分でくだらないことをやる場所を作ればいいと思って、 「ジョンソン&ジャクソンを始めたわけで。作っていくっていう作業はしんどいし、大変ですけど、やりたいことだから楽しくて。とにかく、いくらでもやりたいですね。

「僕はなにしろ、くだらないことがしたい」こう言い切る大倉氏の役者のモチベーションとその演技は、だからこそ振り切れていて面白いのかもしれない。オファーされた役ひとつでは満足できず、ただただくだらないことをする演劇の企画をライフワークとして始めてしまった彼だからこそ、くだらなくて面白いものを見せてくれる。自分がいましていることの動機に疑いのない人は強いと感じた名言。

【200/365日の名言】 7月19日生まれ
宮藤官九郎 脚本家

例えばいきなりカンヌ映画祭のグランプリを獲るような映画を撮りたいと思っても、無理だって考えて、結局何もやらない人が、意外と多いような気がするんです。ー何かやらせてもらえるなら、何でもとりあえずやれば良いのにって思いますね。かっこ悪いことしたくないとか考えず、なりふり構わずにとにかく発表したほうが良いと思います。

宮藤官九郎氏は多作な脚本家だ。もちろん売れっ子だから多作であるとも言えるが、この世界に入ったときから作品を作り続けていたことを知ると、まず大切なことは作ること。もし作ったことがない、やったことがないことだとしても、それでも作り、やってみることが大事。とにかく作り発表する。話はそこからだとなにか作りはじめたくなる名言。

【201/365日の名言】 7月20日逝去
ブルース・リー 俳優

本当に人生を愛しているなら、時間を無駄にするな。人生は時間でできているのだから。

睡眠は8時間?通勤は往復で2時間?食事は3食で3時間?だとしたら1日の残りは13時間。仕事に8時間。残りは5時間。そんなにあったのか。それしかないのか。どう感じるだろうか?そんなまとまった時間なんかないかもしれない。だとしても、細切れの時間の価値をないがしろにしていないか?これら全てがあなたの時間であり、あなたの人生。時間を大切にしなければと思い返す名言。

【202/365日の名言】 7月21日生まれ
勝村政信 俳優

その試合の時もスタジアムまで歩いて30分かかると言われて、「なんでこんなに遠いんだ」と尋ねたら、「バカじゃないかお前は、30分サッカーの話ができるんだぞ」って返ってきたんですよ。そんなこと考えたこともなかった。

サッカー好きの勝村氏、勝村氏が言った言葉ではないが、あるヨーロッパの試合会場までの道中にいたサッカーファンから言われた言葉。日本でスポーツを観戦すると、ついついその会場と会場の最寄り駅の距離を気にしがちだが、その目的地までの道中も含めて「観戦」なんだと価値観をひっくり返される言葉。それは日本風に言えば、「家に帰るまでが遠足」のベクトルがポジティブでもっとハッピーで言い回しとして、目的に至る過程は全て楽しみ尽くせばいいと教えてくれた名言。

 

 

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