【365日】プロフェッショナル・クリエイターの仕事や人生の名言【7月8日-14日】

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365日、誰かが生まれて、ときになくなります。ここではプロフェッショナルと言われた人々の仕事や人生に役立つ言葉を名言集として誕生日、逝去日で紹介します。

【189/365日の名言】 7月8日生まれ
三谷幸喜 脚本家

「いい歳して『まだこんなことをやっているのか』と言われたい」

喜劇作家として知られる三谷幸喜氏、その作品作りには飽くなき笑いへの探求はもちろん、若かりし頃に誰もが持っていた「くだらなさ」のようなものをいつまでも絶やさないところが三谷幸喜を三谷幸喜たらしめているのかもしれません。初心というか初期衝動こそがアウトプットの源泉だと自身にも確かめたい名言。

【190/365日の名言】 7月9日生まれ
Aimer 歌手

例えばある風景を観て、それを美しいと感じて涙が出てくる瞬間があったとしたら、必ずその土台には、いつか自分が死んでしまってこの景色が観られなくなるっていう、後ろ向きの感情があるんです。逆に言えば、いつか観られなくなってしまうという気持ちがあるからこそ、今この瞬間に観える景色を美しいと思えるというか。昔から、心が動かされるときには、常に自分の中に相反するもの、対立するものが存在してるなって思うんです。

死を想うことで生を想うことができる。メメント・モリのような考え方。空腹感が食事を美味しくしてくれるように、有限なものの価値を最大限に感じるには無限というか何事も無に帰すことを想像する感性を持つことは大事。100年前も、100年後も自分はここにいないことをどこまで想像できるか?想像してみたくなる名言。

【191/365日の名言】 7月10日生まれ
村山由佳 作家

今まで自分の中でやり切れていなかった部分を、一所懸命に石ころを拾うみたいに、集めながら進んできた気がします。ずっとそうやって小説を書いてきたのかもしれません。

百度参りにつかう百度石のようにひとつひとつ積み上げていくように、また海岸に流れ着いた石ころや路傍の石に価値を見出し、拾っていくような行為は、どこか祈りにも似いているし、自分の内に深く潜るような修行のようなある種の強さを想起しました。自分のうちにある大事なことを拾う作業も時には必要だと感じさせてくれる名言。

【192/365日の名言】 7月11日生まれ
古川日出男 作家

「ほんとうは小説なんて教科書になんか載るはずがないんだよ。
載せられもしないんだよ、小説ってこれ、すごいスリリングなものじゃん、楽しいだけじゃなくて「悪」だったり危なかったりするものなんだよ」

教科書に載るような小説には物語としての道徳的な要素や名文として言語能力の養成として扱われいてます。しかし、小説自体の価値や力、可能性は時に怖ささえ抱かせる底知れないものであると。教科書が全てではない。それを自覚することは、子供だけでなく、大人にもどんな分野の教科書的な価値観からの逸脱や飛躍に役立つ名言。

【193/365日の名言】 7月12日生まれ
荒俣宏 作家

「私立の中学・高校に通う私のために親は必死で学費を工面してくれていました。ですからそれ以上、お金を欲しいなんて言えません。そこで、通学代と昼食代としてもらっていたお金を浮かして本を買おうと思ったのです。通学はたまたま安く購入した中古の自転車で通うことで解決しましたが、昼食代を本代にあてるのはかなり大変でした。何しろ空腹をがまんするわけですから」

通学代と昼食代で今の時代なら1000円くらいは浮くだろうか。そのお金で本を買い血肉にしていた博学の荒俣氏はまさに本を食べて育った人と言って良い気がする名言。食べ盛りの空腹感を我慢してまでの好奇心に感服。

【194/365日の名言】 7月13日生まれ
星野智幸 作家

読まないと書けないというのはそういうことだと思います。創造的な読みがないと小説は生まれません。創造的な読みが、ただ読むだけという行為を超えてしまったときに、先行作品という器から言葉が溢れ出てきて、次の作品が生まれるんです。

「あいうえお」だけを知っている人と「50音」知っている人では、書ける文章が違う。例えがややミニマム過ぎますが、より多くの言葉や物語、小説というものを読んできた経験と、その経験が既存の作品を読み手としてだけで満足せず、頭の中で新しい物語を読み始めてしまうような創造が、文字になった時、新しい作品は出来上がるのかも知れません。自分がこれまで一番、時間やお金を使い、感情を動かされ想像力を発揮してきたことこそ、良い作り手になる初期条件なのかなと思わせる名言。

【195/365日の名言】 7月14日生まれ
本谷有希子 作家

毎日を非生産的には過ごしたくない。ここで何かしないといけないという焦りがありました。レストランのウエイトレスのアルバイト中も、紙ナプキンの裏にメモ書きして、家でワープロに打ち込みました。毎日寝る前に「きょうは500字増えた」「1000字増えた」と確認していたんです。
毎日文字数を数えて、「今日も何かしたぞ」「無為には過ごさなかったぞ」ということだけを拠り所にして書き上げたのが、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』でした。

生産は身体にいい。なんでもいい。料理でも掃除でも小さな何かを作ることでも、書くことでも。出来れば目に見えるものがいい。自分が何を作ったのかが目に見えるもの。形は実感を再度と言わず何度も蘇らせてくれる。生産についてはここまで。本谷有希子氏の想いは生産それ以上の何か人生に爪痕を残さなければならないという焦燥と危機感の日々だったのだろう切実な生産は芸術にすらなりうると思わせる名言

 

 

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