ビートたけしの厳選100の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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ビートたけしはお笑い芸人。日本のお笑いBig3とまで称されつつ、俳優や映画監督などでも活躍する彼のエンターテインメントは後進に多くの影響を与えました。教育熱心な母親からの反対をうけた芸人の道。当時のゆるいお笑い界を毒の効いた笑いで天下をとった実績。映画監督でキタノブルーと呼ばれる「青」の世界観の「あの夏、いちばん静かな海」から、ヤクザ映画という日本の エンターテインメント「アウトレイジ」まで毒の効いた笑い以外にも多彩なエンターテインメントを提示した功績があります。彼の言葉には、自身の半生、経験から生まれた現実世界を乗り越えるための言葉に溢れています。人生や仕事に対しての哲学的な言葉が魅力的なビートたけしの言葉から厳選した名言集を紹介します。

ビートたけしはどんなひと?

ビートたけしは、日本のお笑いタレント、司会者、映画監督、俳優、脚本家、歌手、編集家である。本名:北野 武。東京都足立区島根出身。勲等は旭日小綬章。 タモリ、明石家さんまと共に、日本のお笑いBIG3の一角を担う。日本国外では本名北野 武で、映画監督として知られる。

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ビートたけしの人生の名言 -元気でいることの大切さを教えてくれる言葉

ビートたけしは幼少期から教育熱心な母親の影響もあり、進学校に通い、明治大学の理工学部に入学しました。しかし、芸人の道を志した息子に、母は怒り嘆き、猛反発。その後、北野家では「芸人を目指した北野家の武」という存在は無かった事になっていたそうです。ビートたけしは、浅草のストリップ劇場「浅草フランス座」で、芸人見習いを志願してエレベーターボーイを始めることからキャリアは始まりました。親や影響、周囲の目を気にすることなく突き進んだ彼の言葉には、現実を乗り越えるために大切な「笑い」が多くあります。現実を笑い飛ばす彼の言葉は、受け手にパンクな気持ちを与えてくれます。 ビートたけしの言葉を読んだあと、読み手の心は鼓舞されていることに気づく名言を紹介します。

努力すれば、きっとなんとかなるって、そんなわけないだろう。一所懸命やればなんとかなるほど世の中甘くないってことは、親とか周囲の大人が一番知ってんじゃねえか。必死にやってもうまくいくとは限らなくて、どうにもならないこともある、それが普通で当たり前だってことの方を教えるのが教育だろう。

思う通りにやって駄目だったらそれだけのことって納得できるけど、他人の言うことを聞いて駄目だったらどうにもならないよ。

人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには1人が死んだ事件が2万件あったってことなんだよ。

お前にはその才能がないんだと、親が言ってやるべきなのだ。

どうせ死ぬんだから、せめて生きている間は楽をしよう、という考えは僕の場合逆でさ、どうせ死ぬとき楽になるんだから生きている間はとことん辛く生きよう、というのが僕の考え。

世界に何十億と女がいるのに、一人の女に振られただけで、そんなに落ち込んでどうする。もっと素晴らしく、お前を愛してくれる女の子は一杯いる。めぐりあってないだけだ。

昔から「運も実力のうち」なんて言葉があるとおり、おいらも所詮人間の成功なんて運があるかどうかに尽きると思ってる。

強さって、鈍感さかなって思う時がある。あの人は強いから全然くじけないっていうけど、それは鈍感なんじゃないかって思う時あるね。

友情というのはこっちから向こうへ一方的に与えられるもので、向こうから得られる何かではない。友情とは自分の相手に対する気持ちだ。

よく生きがいっていうんだけど、生きがいなんてそんな大切なもんかね。人は生まれて、生きて、死ぬ、これだけでたいしたもんだ。

どうせ死ぬんだから、ということ。人間は生まれて、ご飯食べて、う●こして、子ども作って、死ぬ。どれだけ考えたり、動けるか。社会的に迷惑をかけずに、スレスレで生きることを、無限に考えた方がいい。

情報って誰が出してるんだってことですよ。みんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。

男の嘘は、いってみれば「女の人の化粧」と同じだから。女の人は化粧して嘘ついてるわけだからさ。それに男の人は女の人と付き合う時は、言葉やなんかで化粧してるわけだから。

あいつ、裏切った、裏切ったって心の中に毒持って生きてくより、相手にいいことしてやったっていう感覚でいるほうがいいんだ。だって、裏切りなんてこれからもじゃんじゃんあるんだから。それをいちいち自分の問題にして抱え込んでたら大変なことになっちゃうもん。

変な言い方だけど、自分のために死んでくれる人間が何人いるよりも、そいつのためなら命をかけられるって友達が1人でもいる方が、人間としては幸せだと思う。

いつも不安で不安で仕方がない。おれほど憶病者はいない。開き直らないとむちゃできない。

人間は比べるものがないとダメなんだよ。南の島はいいけど、冬にハワイに行くのが楽しいのは、寒い日本を離れていくから。サモアの人がハワイに行っても、嬉しくもなんともない。

そのベンツ買えよ。本当にその車乗りたいなら今買わなきゃダメだよ。返せるときに返してくれればいいから。

悲しいけど、目の前に死がチラついている時には、芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ。

人生に幸せなんて求めること自体勘違いなんだよ。

快感にはみんな暴力的なものが内在してんだよ。

オーイ、空は青いか、海は広いか、夢はあるか、友はいるか、誰かに恋してるか、ポケットの中の金で満足か、そーか、じゃあ、さっさと死ね。

オレはまだまだ変わっていくよ。ドキドキしたいからね、自分に。

鳥のように、自由に空を飛べたら、魚のように泳げたら、なんて思わない。自由を楽しむ生き物などいない。生きて行く事は、つらく、悲しく、目的も分からないものだ。

何に興味あんの?……っていったら、やっぱ、自分にいちばん興味あるしさ。何に腹が立つ?……って聞かれれば、やっぱ、自分だしさ。誰がいちばん好きかっていえば、これも自分自身なんじゃないかね。

この前実家いったらさ、母親が「タクシー使って病院行くから金よこせ」ていうんだよ。仕方ないから金渡したらさ、あのばばあ老人手帳もってタダ乗りバスしてやがんの。バスの中からニコニコ笑って手振ってやがった。一枚上手だよな。

もし戦争反対と言うなら、自分が殺されても構わないという覚悟ができなければ嘘だね。

生きていればいいじゃんってこと。何もしないで死ぬのが一番嫌だな。

夢は、夢。目標とは違うんだけど、勘違いしてる奴が「夢をもっていきなきゃ」なんてごちゃごちゃにしている。

側近を作るとか、若い奴と仲良くしようとか、そういうのはもう愚の骨頂。

感情というのは抑えるのが当然なのに解放するのがいいって風潮になってしまった。

数学は哲学です。すべての事象・物事はすべて数字で説明できます。生きるもの全ては数字に支配されている。

全てはおふくろから始まった。

金のことでつべこべ言うと、母親にこっぴどく叱られたものだ。誰だって、金は欲しいに決まっている。だけど、そんなものに振り回されたら、人間はどこまでも下品になるというのが俺の母親の考えだった。貧乏人のやせ我慢と言ったらそれまでだが、そういうプライドが、俺は嫌いじゃない。

生きてるだけで幸せだっていうかさ。生きてるからガックリできんだもん。

生死の境をさまよった事故以来、生きることに対する執着なんかなくなったね。

子供の教育で大切なのは、タガの嵌め方と外し方だ。

日本の文化というのは「貧」の文化なんだ。

俺はまだ、何かに喧嘩を売っている。

いまのたった今の時点で努力していない奴らは死ぬときに必ずオロオロするんじゃないのかって思う。それまで何もやってきていないんだから。なにひとつ自分に満足していないんだよね。駄目な奴は。じゃあお前はどうだって言われると、いったい何をしてきたんだろうかって考えると、もう愕然としてくる。強烈なんだ。その問いかけは。どんなに素晴らしい人でも、それは誰にでも当てはめて言えるわけだし、これをしてきたって言える人間はいない。やればやるほど、人間は抜けた部分に気づく。だからやっぱり、人間自分の目の前にあることを一生懸命やるしかない。

物体は激しく動けば、それだけ摩擦が大きくなる。人間だって、激しく動くと熱を持つのだ。はたから見れば、輝いている人間のことが、きっと羨ましく見えるのだろう。だけど、輝いている本人は熱くてたまらない。星だって、何千光年という遠くの地球から見れば、美しく輝く存在だ。「いいなあ、あの星みたいに輝きたい」人はそう言うかもしれないけれど、その星はたまったもんじゃない。何億度という熱で燃えている。しかも、燃え尽きるまで、そうやって輝いていなくちゃいけない。これは真面目に、結構辛いことなのだ。

いまの社会は、人生とは何かとか、人間の生きる意味は何かみたいなことを言いすぎる。若い人には、それが強迫観念になっている。何かとそういうことを言う大人が悪いのだ。自分たちだって、生きることと死ぬことの意味なんか絶対にわかってないくせに。天国や地獄が本当にあるのかも、神様がいるのかいないのかも、誰も証明したことがないわけだ。そういう曖昧な状態なのに、生きる意味を探せなんてことを言われたら誰だって迷うに決まっている。

人間の知恵や創造力は、壁や障害があってこそ豊かに発揮される。分厚い壁が目の前にあれば、子供は放っておいても、なんとかしてそこから自由になろうともがく。壁をぶち壊そうとする奴もいれば、壁の下に穴を掘ろうとする奴もいるだろう。壁の内側に、誰も気づかなかった自由を見つける子供もいるだろう。知恵や創造力で壁を乗り越えるところに、自由の喜びがある。何でも自由にやっていいよという世界では、知恵も想像力も働かせる必要がない。最近の子供にはやる気がないというけれど、それはそういうことの当然な帰結なのだろう。

おそらく脳には、節電モードみたいなものがついていて、ちょっと慣れてくると、すぐに楽をしようとする。絵でいうなら、描き慣れるということがある。たとえば、ゴリラの絵を描くとする。初めてだから上手く描けないんだけど、絵としては悪くない。ところが、調子に乗って同じゴリラの絵を何枚も描いていると、だんだん手が慣れてきて、すらすら描けるようになる。そうなると、絵としてはつまらない。描き慣れた絵は、見てもあんまり感動しない。

ビートたけしの人生の名言 -いかに生きるかという方法を教えてくれる言葉

ビートたけしのエピソードは尽きませんが、当時のお笑いスターであった萩本欽一やドリフターズのアットホームで子供向けの笑いに対し、彼自身が目指すお笑い業界に危機感を感じたため「萩本欽一といかりや長介を引きずり下ろしたかった、この2人の牙城を崩さない限り、ひょうきん族はありえないと思った。」と語っています。その言葉通り、その後とビートたけしはお笑い界のトップになりました。現実世界の厳しさを笑いを込めて表現しながらも有言実行で天下を取ったビートたけしの言葉には、生き方のヒントになる言葉があります。夢でなく目標として、絵空事でなく現実として生きることについて考えてみたくなる言葉・名言を紹介します。

勉強するから、何をしたいか分かる。勉強しないから、何をしたいか分からない。

夢を持て目的を持て、やれば出来る。こんな言葉にダマされるな。

ささやかな幸せを確保するにもめちゃくちゃ努力しなきゃだめだよ。生半可なことじゃないよ道には罠がいっぱい仕掛けられてるんだからさ。

場所を変えることは自分を変えることにはならないんだよ。どこにいても自分だけの問題で周りの景色なんかどうでもいい。

生きる事に理由をつけるのは構わない。あそこの蕎麦が食いたいとか、来週のドラマの続きを見たいとかでも、死ぬことに理由をつけちゃいけねぇんだ。

未来というのは結局この一瞬一瞬の積み重ねなんだ。この今の延長に未来がある。遠い未来もこの瞬間の積み重ねなんだよな。

生まれながらにして、死ぬときの対応の仕方を模索していくのが、人生のような気がする。

将来はさ、将来はみんな不安なんだよ。でもそれをあえて出さないほうが、男としては、かっこいいと思わない?

いつまでもガキの頃の感性を大切にしていきたい。

最後まで押し通せなかったらやさしさではない。途中でくじけるなら悪人になればいい。やさしさは根性です。

へりくだった心をもって互いに相手を自分より優れた者としなさい。

人生で楽しいことばかりじゃない。苦しいと思うことも生きている証だと思えば楽しめる。

生きることは大切だけど、人生何十年っていっても、それ以上に激しく動いたほうがいい。だから、ちょっと嫌なことがあると、急に仕事したくなる、本書いたり。たまに、本の中にそいつの悪口入れたり。

自分の子供が、何の武器も持っていないことを教えておくのは、ちっとも残酷じゃない。それじゃ辛いというなら、なんとか世の中を渡っていけるだけの武器を、子供が見つける手助けをしてやることだ。それが見つからないのなら、せめて子供が世の中に出たときに、現実に打ちのめされて傷ついても、生き抜いていけるだけのタフな心に育ててやるしかない。

逃げる術ばかり考えてないで少しは向かって行けって。

どんなにワインに詳しくても、ソムリエにワインのことを語ってはいけない。そんなことをしたら、ソムリエは何も大切なことを教えてくれなくなる。「このワインはどうして美味しいの?」と、聞くべきなのだ。

他人への気遣いで大切なのは、話を聞いてやることだ。人間は歳を取ると、どういうわけかこれが苦手になるらしい。むしろ、自分の自慢話ばかりしたがるようになる。だけど、自慢話は一文の得にもならないし、その場の雰囲気を悪くする。それよりも、相手の話を聞く方がずっといい。

人生を楽しむ秘訣は早めに死ぬこと。

人は何か一つくらい誇れるものを持っている。何でもいい、それを早くみつけなさい。

世代が違うと話が合わないなんて言うのは間違い。話が合わないんじゃなくて、話を引き出せない自分がバカなのだ。年寄りとお茶を飲んでいて、「おじいちゃん、この茶碗は何?」って聞けば、何かしら答えが返ってくる。きっかけさえ作ることができれば、思いもよらない話が聞けることもある。相手はいい気持ちになれるし、こっちは知らなかったことを知る。相手が小学生だって同じだ。

ビートたけしの仕事の名言 -「 鳥が空を飛ぶためには何万回翼を動かしているかよく見てごらん」仕事について考えさせられる言葉

ビートたけしは天才とも称され、芸人の枠の収まらず映画監督でも独自の世界観を作り出してきました。ただ彼の語る言葉は、地に足のついた現実を見極めた言葉が多くあります。「鳥のように自由に空を飛びたいなんていうのは勝手だけど鳥が飛ぶためには何万回翼を動かしているかよく見てごらん。」という言葉通り、努力を惜しまない人でもあります。たとえば、タップダンスは毎日練習を欠かさず行なうそうで、海外に渡航する際ですらタップシューズを持参していたそうです。言動や存在そのもがエンターテインメントであるビートたけしですが、人知れず努力することを惜しまないからこその功績であり仕事なのでしょう。まずは基本を続けることから始めたくなる言葉をご紹介します。

いろんな仕事をやろうと思ったら、やっぱり基本がなきゃダメなことは多い。

鳥のように自由に空を飛びたいなんていうのは勝手だけど鳥が飛ぶためには何万回翼を動かしているかよく見てごらん。

世間一般ではアニメオタクとかフィギュアオタクとか、秋葉原をうろついてるやつらを何か差別的に指してるみたいで困るんだけど、ひとつのことにこだわって情熱を傾ける人たちをオタクと呼ぶとしたら、オタクになれるのは実にすごいことだと思うよ。

映画監督という、昔は思ってもみなかった仕事をするようになっても、やっぱり俺は理科系だなと思う瞬間がある。シナリオを書いていて、因数分解みたいな作業を無意識のうちにやっている自分に気づくのだ。だから理系の学部に入ったことは、間違いではなかった。ただ、そこを卒業して、その先に敷かれているレールに乗って走っていく未来に、魅力を感じられなかった。

おいら、上に立つ人間っていうのは完全に孤独じゃなきゃいけないって思う。

自分はまだ未熟だと言い訳にしてる奴が多いが、君達は完璧な人を見たことあるのか?俺はここまでの人生で、まだ出会って無いし、これからも出会わ無いだろうよ。

我々みたいのが天才のふりをするためには、捨てなきゃいけないものが一杯あるんだよね。

自分はまだ未熟だと言い訳にしてる奴が多いが、君たちは完璧な人を見たことあるのか?

人間のやることは不思議で、不条理なのだ。俺だって、アフリカで何万人もの人が飢え死にしているっていうのに、映画なんか撮っている。

映画に限らず、絵でも小説でも、どんな作品でも、自分がいいと思う以上の作品をつくることはできない。他の人がどう感じるかなんて、どうやってもわからないのだから。客観的に作品をつくるというのは、撮影の苦労や思い入れを忘れて、一人の観客として自分の映画を見るということだ。マーケティングの結果がどうだからとか、世の中の流行がこうだからというような話とは、まったく関係ない。

笑いは差別だって思っているところがあるからね。差別的な意見で人が笑うところ、あると思う。それがないと、かなりの笑いがなくなるんじゃないかと思う。

芸人の実力が人気に追いついてきて「いい芸してるね」「技術があるね」なんて批評されはじめた頃には、もうブームは終わりに向かってるってことなんだよな。

やるべきことを普通にやる。それでいいんじゃないですか?こだわりってそういうことでしょ。

どんなに売れても、300人、400人の客前で上がらないようなヤツは芸人として感受性がないだろ。俺、今もすごい上がり症だしな。

客が来るうちは花だな。客が来なくなって辞めるのはいいんだよ。でも自分の生活が安定したから辞めるっていうのは泥棒だよね。

世間を楽しませているから自分も楽しむべきだって言うんじゃなくて楽しませる域にいることが根本であって一番凄いことなんだ。それ自体が贅沢であってだなそれに加えて自分が贅沢するってのは余分なことなの。

努力ってのは宝くじみたいなものだよ。買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない。

立派な師匠って言うのは、何百人もの弟子をみんな食わせた。芸人としてはやっていけないような奴まで食わせている。そういう師匠はやっぱり凄いと思うんだ。

芸人だったら相手のレベルにチューニングを合わせてやって、喋れるようじゃなきゃしょーがねーよ。

全部まとめてエンターテイメント。

完ぺきな映画なんてありえない。いつもこれが最高傑作だと思って映画をつくっているけれど、完成して試写を見た瞬間から、もう次の作品のことを考え始めている。今度こそ、すごい作品を撮ろう。

成功の秘訣は、いちばんなりたいものじゃなくて、その人にとっては二番目か三番目の、違う仕事に就くこと。自分にはもっとやりたいことがあるんだけど、今すぐにそれをできる能力はないから違うことをやってます。それぐらい自分を客観的に見られるやつのほうが、成功する可能性は高い。

金より芸が欲しい、権力より感性が欲しい。

いい漫才をしているときは、何をしゃべったか憶えてなかった。いい映画を撮っているときは、神経がピリピリしてくる。いい絵を描いているときは、よだれが垂れる。集中しているかどうかってことなんだろうが、では、どういうときに集中するかっていうと、これがよくわからない。自分でコントロールできるものではないようだ。わかるのは、集中しているときは、脳みそを全部使っている感じがするってことだ。

芸人をやって、映画監督をして。ビートたけしをして、北野武でもいるといういまの人生は、本当に疲れる。弱音を吐くわけじゃないけれど、なにもこんなことをしなくても、人生の快感を得ることは、できたんじゃないかと思う。コツコツと真面目に働いて、家族を守り、子供を育てる。それだけでも、十分に人生を生きたいという満足感は得られる。有名になろうが、いい映画をつくろうが、その満足感には大差がないだろうということは、この歳になってみればよくわかる。とはいえ、もう一回、人生をやり直せたとしても、苦しくても何でも、熱い人生を選ぶ。

自分を客観的に眺めて、生きていることを演出するとしたら、一番の理想は、いい映画を撮れたときに死ぬことだ。しかし、映画っていうものは完成した瞬間に、気に入らないところが次々に見えてくる。自分の映画に、満足することはない。満足するようじゃ映画監督なんて続けられない。だから俺も、生きることに興味がないなんて言いながら、いざ死神があらわれたら、こう言ってしまいそうな気がする。「あと1本だけ映画撮らせてくれねぇか」人間、歳を取るとずうずうしくなる。

俺は俺自身のためにい映画をつくる。自分のために撮って、あとは「アンタも見る?」と聞くだけだ。映画監督なんてやってる人は、たいてい映画が好きなわけだけど、その好きにも2種類ある。映画監督が目的になっている人と、監督が手段に過ぎない人だ。監督が手段という人にとって、映画は表現手段のひとつだ。だから、自分の映画を客観的に見る目を持っている。

暴力シーンは淡泊に撮るが、音には凝っている。俺の映画で使っている銃の発射音はすべて本物だ。役者がトカレフを撃っているときは、ちゃんとトカレフの音がしている。床に転がる薬莢の音までが本物だ。俺のところには、世界に出回っているほとんどの銃やマシンガンの発射音の、膨大なコレクションがある。音響さんがアメリカに行って、ものすごい苦労をして録ってきてくれたのだ。言わなきゃ誰もわからないだろうけれど、不思議なもので、観客は無意識にその違いを感じている気がする。

本当の感動は、やった奴しか分からない。

成功の秘訣があるとすれば、どこへ行ってもトイレ掃除を実践していることぐらいでしょうか。

役者もそうだと思うけど、客ものって自分ものってはいても、それを見ているもう一個の目はないとダメなんだ。そう言う訓練というか持って生まれたものと言うか、それがないと良い芸人にはなれないかもしれない。

一生懸命アイディアをひねって、白い目で見られよう。

稽古を一年やったやつと、十日舞台に出た漫才師がいたとしてさ、その実力の差っていうのは、舞台に出た奴が勝つに決まってるわけだから。稽古は駄目なんだよね。現場に出ないと。

運と才能と、あと努力…。ごく普通のことを人一倍やった人だよ。そして運は必要だよ。

俺は怒ったり、命令したりはしない。まずスタッフに聞く。「こういうふうに撮りたいんだけど駄目かな?」「このシーンはどうやって撮ればいい?」最終的には自分のやりたいようにやっているのだが、もしかしたらもっといい意見が出るかもしれないから、まず聞くのだ。みんな映画が好きでこの仕事をしているわけだから、意見を求められれば、一所懸命考えて働いてくれる。だから手抜きなんか絶対にしない。スタッフの能力を最大限に引き出すには、これが一番だと思っている。

タイミングは自分で作るんだよな。

ビートたけしの人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

“1981年~1990年、木曜深夜のニッポン放送では、「神」がしゃべっていた。 この国のラジオ史上、最も多くの少年たちの人生を変えた番組が、活字で復活。「これをありえないスピードで、たけしさんがしゃべってるのを想像してください。鳥肌立ちますよ」(松尾スズキ) ”

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コピペ↓

ある真夏の昼下がり、ランニングにショートパンツ、ビーチサンダル姿のひとりの青年が、浅草六区の街におりたった。それがオイラだった。――昭和47年、大学を中退したたけしは、浅草フランス座に飛び込んで芸人修業を開始した。ダンディな深見師匠、気のいい踊り子たち、乞食のきよし等愉快な仲間に揉まれながら、自分を発見していくさまを綴る青春自伝エッセイ。傑作コント付き。

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“老い、孤独、そして独立――すべてを語る。 天才・たけしが「老い」と「孤独」をテーマに男の生き方について語る。世間に迎合せず生きるための「さみしさ」との付き合い方とは。自らの独立騒動や、大杉漣氏、松方弘樹氏、漫画家・さくらももこさんなど友の死についても深く語る。 「ニッポン社会も、老化が止まらない」の章では、小学館新書の前作『テレビじゃ言えない』同様のタブーなき社会事象も展開。高齢化社会の欺瞞と矛盾をえぐり出す。”

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