羽生善治の厳選65の名言から学ぶ【人生と仕事の哲学】

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羽生善治は棋士。将棋界で初の当時の全7タイトル(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖)の独占を達成しました。素人目にもその実績には天才と称すにふさわしいとすら思えますが、彼は常に成長を求め、挑戦をやめない姿勢にこそ人々を魅了する輝きを放っているのでしょう。彼の言葉には、自身の半生、経験から生まれた周囲の環境に左右されず常に己との対話、戦いをやめない成長を喜びとする言葉に溢れています。人生や仕事に対しての哲学的な言葉が魅力的な羽生善治の言葉から厳選した名言集を紹介します。

羽生善治はどんなひと?

羽生 善治は、日本の将棋棋士。永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の称号資格保持者、及び名誉NHK杯選手権者の称号保持者。二上達也九段門下。棋士番号は175。埼玉県所沢市出身。

Wikipedia

羽生善治の人生の名言 -ひとりで決めることの大切さを教えてくれる言葉

羽生善治は著書『決断力』の「成長するために逃げずに敢えて相手の得意な戦型に挑戦する」との旨の発言をしています。目の前の勝ち負けよりも成長することを大切にする彼の言葉には、ひとりで考え決断することの大切さを語る言葉が多くあります。 決断の重要性を知る彼の言葉には、自然と勇気が漲ってくる言葉に溢れています。 羽生善治の言葉を読んだあと、読み手の心は次の一手を指したくなることに気づく名言を紹介します。

もちろん勝負に勝つというのも大事なんですけど、そのためにいつも決まり形でやっていたら、そのことで将棋をやっている意味があるのかということに、どうしてもぶつかってしまうんです。誰もがやっている決まりきった道筋で振りきってしまうと、結局、人の来た道をただ辿ってるだけということになります。

いろいろ考えられる選択肢の中から、「この一手」を選ぶのは自分しかいないわけです。

毎回石橋を叩いていたら勢いも流れも絶対つかめない。

ただ一局一局を大切に、そこにだけ集中して指してきた。

一人で考えるか、それとも何人かの人が集まって知恵を出し合うか、どちらがより有効かは、非常に面白いテーマだ。私は、基本的には一人で考えなくてはいけないと思っている。

勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。

遠回りしながらも、もがいて身につけたものの方が、簡単に得たものよりも後々まで役立ちます。

すでに過ぎ去ったことは仕方がない。私は、意識的に先のことを考えるようにしています。反省は勝負がついた後でいい。

意表を突かれることに驚いてはいけない。

何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。

私は才能は一瞬のひらめきだと思っていた。しかし今は、10年とか20年、30年を同じ姿勢で、同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。

終わったものはくよくよ考えても仕方ないから。

どんな場面でも、今の自分をさらけ出すことが大事なのだ。

ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが、何より大事な才能だと思います。

何事も年齢が上がってから覚えた人は、感覚よりも知識に頼る傾向がある。

欠点を裏返すと それがその人の一番の長所であったりする。

人間には二通りあると思っている。不利な状況を喜べる人間と、喜べない人間だ。

人生の中で目指しているものがはっきりしている人はいくつになってもエネルギーがある。

相手は敵であると同時に作品の共同制作者であり自分の個性を引き出してくれる人ともいえる。

興味が続くかぎり、集中力は続くものです。

勝敗を決定するのは、「ただの一手」であったりする。絶妙の一手。あるいは絶妙に見えて最悪の一手。

大一番の対局では、誰しも手堅く、安全、確実な道を選びたくなるものだ。自分もそうすることがよくある。しかし、確実にという気持ちに逃げると、勝負に勝ち続けるのは難しくなってしまう。

役に立たないとか意味がないと思っていることのほうがむしろ重要なんじゃないか。

理想としては、勝負を超越した心境の中で将棋を指すことなんです。

無駄な駒は一枚もない。

必ず最後には踏み込んで勝負に出なきゃいけない時がある。

羽生善治の人生の名言 -いかに生きるかという方法を教えてくれる言葉

羽生善治のエピソードにおいて、長年のライバル森内俊之氏から「彼の凄さは、周りのレベルも上げつつ、自分のレベルも上げるところにある。勝負の世界にいながら、周りとの差を広げることだけにこだわっていない」と語られたそうです。勝負の世界、明日は我が身というなかで、彼が見つめるものは、将棋というものの奥深さへの探求が何より大切なものなのかもしれません。将棋界のレベルアップはそのまま将棋を究め一歩になる。探求者、羽生善治の言葉には、生き方のヒントになる言葉があります。本来の目的や大義を求める道には周囲にも良い影響をもたらす可能性が大いにある。自身の生き方について考えてみたくなる言葉・名言を紹介します。

集中力がある子に育てようとするのではなく、本当に好きなこと、興味を持てること、打ち込めるものが見つけられる環境を与えてやることが大切だ。

集中力は、人に教えてもらったり、聞いて身につくものではない。勝負どころでの集中力を発揮するには、集中できる環境を自らつくり出すことこそが大切だと思っている。

漠然とした不安は、立ち止まらないことで払拭される。

新しい戦型は、実戦で試して一度負けないとマスターできない。

羽生善治の仕事の名言 -「 守りたければ攻めなければいけない」仕事について考えさせられる言葉

unsplash

羽生善治を称する言葉に、「羽生マジック」「羽生ゾーン」「ハブにらみ」「歴代名人の長所をすべて兼ね備えた男」などが固有名詞が出来るほどの圧倒的な存在であることが伺いしれます。しかし、彼の言葉には、日頃の研鑽こそが大切である事実を、これでもかというほど伝えてくれます。「相手でも自分でも、どちらかが悪い手を指すと、もっとすごいものを作り出せそうなチャンスがなくなってしまった、ということですから。」をある1戦後に語りました。彼の原動力は将棋への探究心、良い将棋を指したい想いから生まれています。守るでなく常に攻めることで何かが生まれるのでしょう。良い仕事がしたい、と思う気持ちのもっと奥にあるかもしれない探求心を頼りに一歩踏み出したくなる言葉をご紹介します。

何かに挑戦したら確実に報われるのであれば、誰でも必ず挑戦するだろう。報われないかもしれないところで、同じ情熱、気力、モチベーションをもって継続しているのは非常に大変なことであり、私は、それこそが才能だと思っている。

楽観はしない。ましてや悲観もしない。ひたすら平常心で。

「自分の得意な形に逃げない」ということを心がけている。

追い詰められた場所にこそ、大きな飛躍があるのだ。

勝負に一番影響するのは「怒」の感情だ。

相手のことを知るよりも、自分自身が強くなればそれで済む世界だし、それを目指した方が本筋というか、王道という気がする。

リスクを避けていては、その対戦に勝ったとしてもいい将棋は残すことはできない。次のステップにもならない。それこそ、私にとっては大いなるリスクである。いい結果は生まれない。私は、積極的にリスクを負うことは未来のリスクを最小限にすると、いつも自分に言い聞かせている。

「まだその時期じゃない」「環境が整っていない」とリスクばかり強調する人がいるが環境が整っていないことは、逆説的に言えば、非常にいい環境だと言える。リスクの大きさはその価値を表しているのだと思えば、それだけやりがいが大きい。

イメージが浮かぶのは序盤と終盤である。浮かんでしまえば、あとは中盤でその間のつじつまを合わせればいい。

自分自身を裏切らない努力の姿勢が 未来の結果として現れてくる。

「いかに戦うか」は大局観にかかわるが、その具体的な戦略は事前研究が決め手になる。事前にしっかり準備して万全の態勢で、対局に臨んでくる人は強い。

細かく考えすぎたらその場から動けないし、だいたいで動いているだけでは目的地につくことはできない。

守ろう、守ろうとすると後ろ向きになる。守りたければ攻めなければいけない。

勝敗を決するのは高いテンション、自分への信頼、分が悪い時に踏みとどまる根性。

相手の意図を考えることから駆け引きは始まる。

大きく見ることと小さく突き詰めていくこと、このバランスが大切なのだと思う。

私は、対局が終わったら、その日のうちに勝因、敗因の結論を出す。

直感には邪念の入りようがない。長く考えると言うのは道に迷っている状態なんですね。「勝ちたい」とか余計な思考も入ってくる。だから、いくら考えても分からない時は、最初に戻って直感にゆだねることがよくあります。

両方だめだという結論のなかで二者択一にこだわるよりも、まったく読んでない手のほうが可能性が広がるのだ。

ミスはミスを呼び、悪手は悪手を呼ぶ。プロがミスをしないのは、ミスしにくい局面を選択しているからなんです。本当に見たこともない新手は、ひらめきみたいなものからしか生まれない。でも、それは、先入観をすべて捨てて考えないとなかなかできない。

見た目には、かなり危険でも、読み切っていれば怖くはない。剣豪の勝負でも、お互いの斬り合いで、相手の刀の切っ先が鼻先1センチのところをかすめていても、読みきっていれば大丈夫なんです。

同じ方法で悪くなる。だから捨てなきゃいけない。せっかく長年築きあげてきたものでも変えていかなくてはならない。

長い時間考えた手がうまくいくケースは非常に少ない。

山ほどある情報から自分に必要な情報を得るには、「選ぶ」より「いかに捨てるか」の方が、重要なことだと思います。

勝つのは一点差でいい。五点も十点も大差をつけて勝つ必要はない。常にギリギリの勝ちを目ざしているほうが、むしろ確実性が高くなる。

勝負の世界では、「これでよし」と消極的な姿勢になることが一番怖い。常に前進を目ざさないと、そこでストップし、後退が始まってしまう。

新しい試みがうまくいくことは半分もない。でもやらないと、自分の世界が固まってしまう。

誰でも最初は真似から始める。しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ。

努力をしている人の側にいると、自然にいい影響が受けられるだろう。

たとえば、最初に相手がミスをする。そして次に自分がミスをする。ミスとミスで帳消しになると思いがちだが、あとからしたミスのほうが罪が重い。そのときの自分のミスは、相手のミスを足した分も加わって大きくなるのだ。

ビジネスや会社経営でも同じでしょうが、一回でも実践してみると、頭の中だけで考えていたことの何倍もの「学び」がある。

決まり切った局面で長考して時間を使って疲れるより、勝負どころの場面で、深い集中力を発揮できることが大切。

成果が出ないときこそ、不安がらずに、恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、成長の分岐点であると考えています。

勝負では、知っていることに自分の思考とか、アイデアをプラスしないと意味がないのですが、知っているというその一点だけで、有利になるということもよくあるんです。

一番いいと思えるものを簡単に、単純に考えることができれば、逆境からの突破口を見出せる。

羽生善治の人生と仕事の名言が溢れ出ている書籍

“生涯通算獲得タイトル数歴代1位、史上最速での1200勝達成、王座を奪取し三冠! 進化を続ける希代の棋士の「直感力」を初めて開陳 「直感」と「読み」と「大局観」。棋士はこの三つを使いこなしながら対局に臨んでいる。そして経験を積むにつれ、比重が高くなり、成熟していくもののひとつが「直感力」であるという 将棋は、ひとつの場面で約八〇通りの可能性がある。それを瞬時に二つ三つに絞り、直感によってひとつの手を選ぶ。直感は、一秒にも満たないような短時間でも、なぜそれを選んでいるのか、きちんと説明できるものだ。直感とは、自分自身が築いたものの中から萌芽するものであると著者はいう 内容例を挙げると◎「見切る」ことができるか◎無駄はない◎底を打つ◎何も考えずに歩く◎他力を活かす◎見極めの制度◎道のりを振り返らない等々 迷走続ける現代社会に生きる我々に、自分を信じ、突き進む力と勇気を与える一冊。”

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“熾烈な勝負の世界で勝つこと、そして勝ち続けること。 身を斬り、骨を削るような厳しさにさらされながら、勝負の綾や不条理、怖さを知り尽くしてもなお勝負に挑みつづける勝負師たち。彼らが見ている世界、そして戦いに挑む流儀とはどんなものか。 日本のサッカーを世界のベスト16まで導いたサッカー界きっての勝負師・岡田武史氏と、稀代の天才棋士と呼ばれる羽生善治氏。 サッカーと将棋、それぞれの戦いにおける、勝負勘の研ぎ澄ませ方、勝負どころでの集中力の高め方、そしてメンタルの鍛え方――それらをぶつけ合っていただいた熱戦対論。 勝負の世界にのめりこみ、そこで勝ち抜く一流の勝負師たちの話は読み応え十分。でも、そもそも勝負哲学は一流の勝負師たちだけのものではないはず。勝負の世界に身を置く方だけでなく、一般ビジネスマンや主婦、学生など、誰しもにとって訪れる「ここが勝負どころ!」においてヒントとなる珠玉の言葉が満載です。 あの名場面の舞台裏の話も交え、大いに盛り上がった対談。臨場感そのままにお届けします。”

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「直感の七割は正しい」「迷ったときは、シンプルな方を選ぶ」。前人未到の記録を更新し続ける天才棋士が明らかにする勝負・決断・集中の極意。ビジネスから学習にまで幅広く効果が高いと定評のあるベストセラー2冊を一気に読める合本版登場。

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