【おすすめ絵本】「おならうた」 谷川俊太郎 おならは最低?理屈なく笑えるおなら最高説【あらすじ感想】

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「おならうた」 谷川俊太郎

 

いもくって ぶ

くりくって ぼ

すかして へ

ごめんよ ば

おっふろで ぽ

こっそり す

あわてて ぷ

ふたりで ぴょ

谷川俊太郎作の「おならうた」に飯野和好が新作を加えた絵本。

最低で最高な「おなら」

 

いもくって ぶ

おならをするシーンが続く。それだけ。

それだけのことだし、もう大人なのだから「おなら」で笑うことはないな、なんて読み始めると笑っている。

考えてみれば、生活に欠かせない「おなら」がきっかけで笑いになることはあるんだよな。

音も「ぶ」とか「ぷ」とか、濁音半濁音で滑稽だし、ニオイも臭いし、なにより生理的でとても人間的な一面がわかる行為だ。緊張から緩和に空気を変えてしまう「おなら」は人間関係を実は良好な関係にしてくれるくらい、良い意味でそのひとの「隙き」を見させてくれる。

一見、最低だと思われている行為が実は最高だった。おならも一例のひとつかもしれない。

 

リズムとコミカルに、大人も子供も一緒に笑える絵本

 

くりくって ぼ

短いことばに、飯野氏の絵が想像も笑いも超えてくる。

リズミカルな詩とコミカルな絵が互いの良さを存分に引き立てる。

読み手はページをめくっては笑い、めくっては笑う。それだけでいい。

あっとういう間に読み終わったあと、もういちどあの音と絵に触れたくなる。

そこで気づくのか。コミカルな絵ではあるけれども、よく見ると、いくつもの意味や物語が含まれたている。だから何度でも楽しめる。

大人も子供も楽しめる笑いを誘いに誘う絵本。

 

 

 

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