【キングオブコント2017】 各コントのあらすじと設定の面白さについて

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お笑い芸人のコント王者を決める大会。キングオブコントにて、各出場者のコントをあらすじで書いてみました。

あらすじからみるコントは実際の映像とは違う印象を受けます。

それは「設定の面白さ」です。

あらすじを書いてみると、おもに設定やストーリーが説明されるので、設定そのもの自体の面白さが出てます。

この設定が面白ければ、受け手にその後の展開や期待を膨らませてくれますし、設定の妙を広げていくことで、終始面白くなるほど、設定は大事だなと素人ながら思いました。

これはコントに限らずどの分野ジャンルでも大切なことではないでしょうか。設定つまりコンセプト自体の面白さがあれば、自然とその後の展開も面白くなります。

しかし、この設定を考えつくことがなかなか難しいのでしょう。

 

下記は、各出場者のコントのあらすじです。

キングオブコント2017 各出場者のコントのあらすじ

 

わらふぢなるお

コールセンター担当の男は本日やめるので、適当な答えで対応する。

 

ジャングルポケット

高層ビルのエレベーター、乗り合わせの男1人と乗り込もうとする男女2人は恋沙汰を始め、なかなか乗れない。怒りの頂点についぞドアが閉められる瞬間に、男女のカミングアウトに自らドアを開け聞くことにする。

 

かまいたち

夕方の公園、同じクラスの冴えない奴が学校のマドンナに告白されている、時の練習をしていた。しばらく練習を覗いていると、今度は練習を覗かれていることを見つけ、こちらの方へ問いただしてくる、時の練習を始める。覗かれた時の練習からまた覗かれた時の練習とループは繰り返され、どこまでが練習か分からなくなる。

 

さらば青春の光

居酒屋、注文したものは全てきた。食べていると、間違えて自分の卓に置かれるだし巻き卵。違うことを店員に伝えたあとなぜかだし巻き卵が食べたくなり、注文してしまう。次にきたのはエビグラタン、もちろん頼んでいない。間違いを伝えたあとやはりエビグラタンが食べたくなる。そこで気づく、一度、卓をわざと間違え別の客に生の料理のライブ感を見せることで、注文をねらう手法だと。次第にエスカレートする店員と客の掛け合い。

 

アンガールズ

浜辺で冴えない男性2人がナンパをする。ある程度満足した2人は帰る準備をするが、ひとりの荷物が盗まれている。海パン一枚で強がる彼も限界になり、帰りの電車で乳首が見えずに帰るにはどうすればいいか2人で考える。

 

にゃんこスター

少年はリズム縄跳びという曲に合わせて縄跳びをする発表会を鑑賞。そこで出てきた可愛らしい女性の縄跳びさばきに感動、いよいよ曲のサビに入り、どんな縄跳びが観られるか期待していると、縄跳びは飛ばず、謎の踊りをする。一番いいところで謎の踊りをする彼女に次第に、その謎の踊りを、欲している自分がいる。

 

アキナ

バイトの休憩中に、他愛ない会話をする2人だが、なぜか合わない。バスケットボールで遊ぶ一人。ボールが転がりもう一人の男が拾ってくれるかと思うと、なぜか拾わずに部屋を出る。携帯電話を変えたことに気づきボール拾ってくれなかった彼に話を振ると、さっきまで話していたその携帯を誰の携帯と聞き返す。次第に違和感が怖くなり、距離を取る。

 

パーパー

卒業式、冴えない自分でも卒業式の高揚感があれば制服のボタンを欲しがる女性がいるはず、と期待するも、現れなかった。学校を、後にしようとするその時、声をかけられた。ボタンをあげようとすると、クラスの別の男性のボタンを貰ってきてくれないかと予想外のお願いをされる。断るも、しつこくお願いされ、チャンスとみるやキスしてくれと無茶苦茶なお願いし返す。

 

GAG少年楽団

幼馴染の男は2人と女1人の3人ももう50代、社会ではある程度の成功をおさめるもなぜか男女の三角関係だけは変わらないまま。少女漫画の若々しい三角関係と年齢には嘘をつけない外見のギャップ。

 

ゾフィー

親子3人で暮らしていたが家の夕飯時、子供が帰ると父がうなだれていた。訳を聞くと母が出ていったそうだ。子は父を責めたて、母がいないことへの怒りをぶつけるが、聞いているとそうではなく、飯がないこと、飯を作る人がいないことへの怒りだったと父は気づく。父子の間に温度差のあるなか、子はますます飯がないことへの怒りを高める。

最後に 設定やコンセプトに時間をつかう重要性

上記のように、どれも映像として見たときは面白かったが、あらすじを書いてみるとまた違う印象を受けます。

もちろんあらすじの書き方という質も影響していますが、ここで受ける印象の違い、つまり、設定の面白さの違いが比較できます。

設定が面白いとストーリーの入り口からすんなりと入っていけますし、設定自体に面白さがあるので、その設定の妙の部分をより広げていけば、終始面白いストーリーにもなりえます。

冒頭でも記載してますが、どんな業界や事業、プロジェクトにおいても、設定やコンセプトで面白いものを作ることは、その後の面白さに大きく関わることなので、この部分に時間を使っていくことはとても重要だと再認識しました。

 

最後に、審査員も設定、本が面白いと評価していたコントのあらすじを紹介します。

さらば青春の光

パワースポットとして観光地になった岩があった。あまりの人気に、その岩には触れないよう守衛さんが横にいた。ある観光客が岩との撮影に行列を成す人々の光景を見て、守衛さんにどのくらい待つかと尋ねた。いくつかの質問で、どうやら岩は10年前から人気となり、守衛さんもまた10年前からここにいるとのこと。。もしかしてと思った観光客は守衛さんに尋ねた。10年そばにいるあなたがなぜ岩のパワーにあやかれていないのかと。

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