【おすすめ短編小説リスト】

【おすすめ】夏目漱石作品リスト_青空文庫で5分で読める短編小説・詩・エッセイ

【5分で読めます】夏目漱石の作品から5分で読めるおすすめ作品をまとめました。夏目漱石は代表作はもちろん短編やエッセイでも面白い作品を多く残しています。幻想的、会話調、いろんな作風が楽しめますがユーモアもある夏目漱石の面白さを体感した後は、その他中長編のおすすめ作品もご紹介してます。読書選びにご活用ください。

夏目漱石のプロフィール

夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日(慶応3年1月5日) – 1916年(大正5年)12月9日)は、日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助(なつめ きんのすけ)。江戸の牛込馬場下横町(現在の東京都新宿区喜久井町)出身。

大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。帝国大学(後の東京帝国大学、現在の東京大学)英文科卒業後、松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授などを務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東京帝国大学講師として英文学を講じながら、「吾輩は猫である」を雑誌『ホトトギス』に発表。これが評判になり「坊っちゃん」「倫敦塔」などを書く。

その後朝日新聞社に入社し、「虞美人草」「三四郎」などを掲載。当初は余裕派と呼ばれた。「修善寺の大患」後は、『行人』『こゝろ』『硝子戸の中』などを執筆。「則天去私(そくてんきょし)」の境地に達したといわれる。晩年は胃潰瘍に悩まされ、「明暗」が絶筆となった。

by wikipedia

【余談】夏目漱石は言葉遊びの名手?いまも使われる造語

夏目漱石は言葉遊びも多様しており、造語も作るなどまさに近代文学の礎として現在でも使われる言葉も残しています。

  • 浪漫
  • 沢山
  • 月並み
  • 兎に角
  • 新陳代謝
  • 反射
  • 無意識
  • 価値
  • 電力

※上記、夏目漱石の造語であると言われていますが、実際には漱石よりも古い用例もありあくまでも一説の例もあります。

夏目漱石のアイロニー溢れるユーモアを体感したい方におすすめ

元日 夏目漱石

夏目漱石_元旦

unsplash

漱石のアイロニカルなユーモアを感じたい人におすすめ

皮肉が聞いた祝辞 エッセイ

元日の新聞に載せる祝辞は元日に書いてるわけじゃない。その前の年の瀬の締切にでも書いたであろう苦し紛れの文句が何を新年を祝いやがってとつらつらと皮肉と込めて書きなぐるそれは、芸人さんの深夜ラジオみたいにイジりまくった文章。これがいつ書かれたのかを確認すると、1910(明治43)年1月1日であり元旦だった。夏目漱石のユーモアが文章からもその構造からも読み取れるおすすめのエッセイ。
元日 夏目漱石

入社の辞  夏目漱石

夏目漱石_退職

unsplash

おすすめの退職エントリーに夏目漱石はいかがでしょう。

漱石の退職エントリー エッセイ

漱石、大学教師やめるってよ。大学の鬱憤、生活苦、やめた理由と、新聞社には入社した理由が漱石節で綴られています。やめる時、始める時の心境は最近ネットで見かける退職しました記事にも似た心境が読み取れ、いつの時代もどんな人でも同じような気持ちなのかなとホッとさせてくれます。退職を考えてる人も働くことについて悩んでいる人も文豪がどんな気持ちで生きて働いていたかが分かるのでおすすめです。
入社の辞  夏目漱石

無題  夏目漱石

「はたらくこと」について考えている人におすすめ

夏目漱石が学生に語る、仕事論 エッセイ

夏目漱石が学生への講演を記録したもの。学生は将来モノづくりのエンジニア。畑違いの漱石は自身の作家という職業選択をした経緯や仕事観をエンジニアと対比して語る。それは働く誰も考えさせられる金言がある。
個人的に気になった節を下記に紹介します。
無題  夏目漱石

文学、美術、音楽、演劇等はこの方面に属します。これらのものはなくてすむものであります、しかもありたいものなのです。これらは、幾分か片方で切りつめて余あまった energy をこちらの方に向ける、どちらかといえば押しのふとい方なのです。私らはこの方面へ向って行く。この方面からいえば時間距離なんていう考はありません。飛行機――飛行機のような早いものの必要もなく、堅牢けんろうなものの必要もなく、数でこなす必要もない。生涯にたった一つだっていいものを書けばいいのです。即ち私どもとあなた方とはかく反対になっているのです。

↑ 文学とエンジニアは正反対であること。エンジニアが正確を求められるのに対し、文学は自由さこそ価値があると。

――二つのものの性質を概括がいかつしていうと、あなた方の方は規律で行き、私どもの方は不規律で行く。その代り報酬は極ごく悪い。金持になる人、なりたい人は、規律に服従せねばならない。あなた方の方は mechanical science の応用で、私どもの方は mental なのだから割がいいようだが、実は大変に損をしているのです。しかしあなた方は自由が少いが、私どもは自由というものがなければ出来ない仕事であります。なおいいかえれば、あなた方は仕事に服従して我がというものをなくなさなければ出来ないのです。各自個々勝手な方面へ行ったなら、仕事はできない。私どもの方は我を発揮しなければ、何も出来ません。

↑ 文学は自由であることが強く求められ、より個人的であることが求められる。それは、エンジニアとは真逆である。文学は自由だから楽で良いねという話ではなく、自由でなければいけいない「不自由」を含んでいる。そこには仕事に対する価値と報酬の原理が文学を生業にしても離れられない。つまり仕事という一面で言えば、文学もエンジニアも同じという風にも伝わってくる。

ところがここに腕の人でもなく頭の人でもない一種の人がある。資本家というものがそれである。この capitalist になると、腕も人間も大切でなく、唯金かねが大切なのである。capitalist から金をとり上げればゼロである。何にも出来ない。同様にあなた方から腕をとり上げても駄目である。われわれは腕も金もとり上げられてもいいが、人間をとり上げられてはそれこそ大変である。

↑ 文学やエンジニアの働きを頭や手と喩えていたところに別のプレイヤーがいることが伝える。それはお金を持った資本家という存在。それぞれが違う資質でもって経済を担っている。しかし、はじめにあるのは「人間」である。肝心なことを気づかせてくれる。

あなた方の方では技術と自然との間に何らの矛盾もない。しかし私どもの方には矛盾がある。即ちごまかしがきくのです。悲しくもないのに泣いたり、嬉しくもないのに笑ったり、腹も立たないのに怒ったり、こんな講壇の上などに立ってあなた方から偉く見られようとしたりするので――これは或ある程度まで成功します。これは一種の art である。

↑ 文学は自由さがゆえにときに心にもないことを表現することがある。泣いてなくても泣き、笑えなくても笑う。それはアート、つまり芸術でもあると。芸術は人間本来の心をときに離れてしまうほどの飛躍をもたらすが、それこそ芸術の怖さでもあると、つまり自由さや個人的な表現が芸術になり価値となりこそすれ、それは怖さでもある。はたらくうえでの心持ちの話にも聞こえてきます。

世の中には全く同じ事は決して再び起らない。science ではどうだか知らないけれども、精神界では全く同じものが二つは来ない。

↑ 上記の芸術の怖さゆえ、伝統芸能や過去の芸術の様式を次世代に引き継ぐことを目的にしている人もいる。しかし、漱石はそうではなく、個人の自由さから起点していくことが芸術なのだから大いに冒険していくべきと。それはこの世界唯一のものであると。

文学とエンジニアのはたらくうえでの資質こそ違えど、人間の根幹は同じ。というように受け取れる現在でも十分に胸にくる漱石のエールだと勝手に読み取りました。

人生の儚さ、不思議を気づかせてくれる夏目漱石おすすめ作品

三山居士 夏目漱石

夏目漱石_三山居士

unsplash

夏目漱石、人生は短く儚いことを教えてくれる。

友の死に際に想う エッセイ

夏目漱石の大切な友人の池辺くんがもう命短いと聞き、彼の元へ、いつか来訪してくれた日のことや、最後に彼を見た日のことなどを回想しながら、彼の最後の顔を拝むまでのこと。あの時、少しでも何か言葉を交わしていればなといつまでも消えない後悔が残る読後。人生の儚さを教えてくれるおすすめという言葉は似つかわしくないけれども一読をおすすめします。
三山居士 夏目漱石

変な音 夏目漱石

夏目漱石_病院

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死生観について考えさせられる夏目漱石の短編

生きている不思議さを覚える

病院の別室から変な音が聞こえる。大根をするような音が。入退院を繰り返すうちに知った音の正体。自分と他者と生と死の不思議さ。当然だが院内には死を身近に感じる存在や空気感がある。それは入院してみて気づく時間の流れのようなもの。入退院を繰り返して、時間経過とともに院内の生死の空気が変わることに気づく主人公を通して、死生観の不思議について考えさせられるおすすめ作品です。
変な音 夏目漱石

夏目漱石、1時間で読めるおすすめ短編・エッセイのご紹介

倫敦塔 夏目漱石

初期の夏目漱石の文豪として才能が感じ取れるおすすめ短編小説

読了時間30-40分

【書き出し文章】

二年の留学中ただ一度倫敦塔ロンドンとうを見物した事がある。その後ご再び行こうと思った日もあるがやめにした。人から誘われた事もあるが断ことわった。一度で得た記憶を二返目へんめに打壊ぶちこわすのは惜しい、三みたび目に拭ぬぐい去るのはもっとも残念だ。「塔」の見物は一度に限ると思う。

夏目漱石の初期の短編小説。自身のロンドン滞在の記憶と、その場所であっただろう出来事のような幻想事を小説に昇華しているのだろうか。書き出しにある、ただ1度の倫敦塔見物と決めたのは、「余」の倫敦塔で見た幻想?も宿屋の主人に話すと、台無しにされたから。
倫敦塔は歴史的建築物で、あの9日間だけ女王につき処刑されたレディー・ジェーン・グレイが幽閉されていた場所。
漱石は同時期に「吾輩は猫である」を執筆した。その筆致とは相通じない漢詩のようなキレのあるリズムの文体とロンドンの暗鬱とした空気感を行間に込め、最後に皮肉なオチで綴るユーモア。どれも夏目漱石の文豪たる才能が溢れているおすすめ作品。
倫敦塔 夏目漱石

琴のそら音 夏目漱石

初期の夏目漱石のおすすめ短編小説ー会話多用と疑心暗鬼の深まりー

読了時間30-40分

【書き出し文章】

「珍らしいね、久しく来なかったじゃないか」と津田君が出過ぎた洋灯ランプの穂を細めながら尋ねた。
 津田君がこう云いった時、余よははち切れて膝頭ひざがしらの出そうなズボンの上で、相馬焼そうまやきの茶碗ちゃわんの糸底いとそこを三本指でぐるぐる廻しながら考えた。なるほど珍らしいに相違ない、この正月に顔を合せたぎり、花盛りの今日きょうまで津田君の下宿を訪問した事はない。

夏目漱石の初期の短編小説。
婚約者がインフルエンザだと友人に話すと、友人はちょうど似たような状況の夫婦がいたと話し出す。それはインフルエンザから肺炎を患い、亡くなった若い女性の魂が出征中の夫に逢いにいった話。自身の妻の死への不安に怖くなる夜道と、妻の調子の様子が描かれるラストのギャップが爽快。
主人公と友人との会話が多用されるスタイルは読みやすく、友人の話を聞いた主人公の不安が広がる様子が読者にも伝わってくる。最後には漱石の「ぼっちゃん」のような健康的なオチが夏目漱石らしい。おすすめ作品。
琴のそら音 夏目漱石

 

【夏目漱石をもっと読み耽りたい方におすすめ】夏目漱石歩全集

AmazonKindleで夏目漱石の122作品がひとつになった全集があります。自分も購入しましたが、全集なんかは紙で買うとかなりの量になりますが、データだと簡単に保管できますし、読み出しも気軽にできますのでおすすめです。

 

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小学校の教科書にも載っている作品を残す江戸川乱歩の作品。青空文庫掲載のなかから5分で読めるものをまとめました。あらすじや名言も紹介してますので、読書選びにご活用ください。

江戸川乱歩のプロフィール

江戸川 乱歩は、大正から昭和期にかけて主に推理小説を得意とした小説家・推理作家である。また、戦後は推理小説専門の評論家としても健筆を揮った。実際に探偵として、岩井三郎探偵事務所に勤務していた経歴を持つ。 by wikipedia

江戸川乱歩という「ひと」がわかる 名言

孤独に徹する勇気もなく、犯罪者にもなれず、自殺するほどの強い情熱もなく、結局偽善的に世間と交わって行くほかはなかった
会話を好まず、独りで物を考える、よくいえば思索癖、悪くいえば妄想癖が、幼年時代からあり、大人になっても、それがなおらなかった

ー孤独であることと思索や妄想など、内的な世界観の醸成が彼の作家性を高めていたのかもしれません。ー

男というものは、少々陰険に見えても、根性はあくまでもお人よしにできているものだ。そして、女というものは、表面何も知らないねんねえのようであっても、心の底には生まれつきの陰険が巣くっているものだ

ー人間の内面のおぞましさや滑稽さを切り取ってみせる江戸川乱歩の作品にある志向性が垣間見える言葉。表面と内面の矛盾こそがそのまま面白さにつながる作品の不思議さと、その矛盾を面白いと感じる人間の感受性の不思議について考えさせられます。ー

たとえ、どんなすばらしいものにでも二度とこの世に生れ替って来るのはごめんです

ー厭世的とでもいうのか。江戸川乱歩のアイロニカルな部分が言葉にされたのでしょうが、二度とこの世に戻りたくないという言葉に、人間の存在の懐疑心や違和感が滲み出ているような、それがまたこの人間が暮らす世界の奥行きをつくっている不思議で矛盾で感性が、江戸川乱歩の魅力なのかもしれませんー

指環 江戸川乱歩

指環 江戸川乱歩

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盗んだ指輪の行方は 短編

以前電車で一緒だった男二人。再開早々あの電車の出来事、一人の男が指輪を盗んだ疑いにかけられ、その様子をもう一人が目撃したことを振り返り、指輪の行方を種明かす。
指環 江戸川乱歩

指 江戸川乱歩

指 江戸川乱歩

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ピアニストの右手の最後 短編

不慮の事故で失った右手をピアニストはまだ知らない。病院で左手と合わせて、新曲の練習をするピアニストを横目に、手術室に残した彼の右手を確認した親友の医者。培養液に浮かぶ右手が少し動いたように見えた。
指 江戸川乱歩

白昼夢 江戸川乱歩

白昼夢 江戸川乱歩

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愛する嫁といつまでも一緒にいるために 短編

町中で男が真面目な調子で「妻を愛するあまり殺めた」と語る。気が狂ったと誰も信用しない笑いが起こるが、ある一言を頼りに女は本当に殺され蝋人形になっている真実を知った白昼夢。
白昼夢 江戸川乱歩

妻に失恋した男 江戸川乱歩

妻に失恋した男 江戸川乱歩

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妻に失恋した男との真実 短編

見合い結婚で一緒になった二人。夫は次第に妻を愛し始めたが、妻の愛情は感じられず苦悩していた。そんな矢先、夫は銃で自殺を図った。真相を解明すべく妻の身辺を探る刑事は遂に突き止めた。
妻に失恋した男 江戸川乱歩

一人二役 江戸川乱歩

一人二役 江戸川乱歩

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いたずらが現実に、夫婦愛の不思議 短編 

男は家庭をもつも家に帰らないし、他の女と遊びふけている自由奔放。やがてそれにも飽きた男はあるイタズラを思いつく。夜更けに変装して妻に違う男と寝床にいるように思わせるイタズラ。バレないのをいいことに何度も重ねると妻は次第にその変装した架空の人物に恋心抱いてしまった。このイタズラをやめるか。考えた男は別人として妻と新しい恋をすることに決めた。
一人二役 江戸川乱歩

モノグラム 江戸川乱歩

モノグラム 江戸川乱歩

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青春の淡い恋心を思い出す中年男性 短編

街で会った男に声をかけられた、「どこかで会ったことがありますね」記憶を辿ると、どこかで会った気もする。思い出したのは学生の頃に恋をしていた女性。その弟さんだった。彼から彼女のその後の話を聞くと亡くなったそうで、形見に見つけた写真に自分の写真が大事にされていたそうだ。淡い恋心が再燃し、彼女の墓参りでも行きたくなってしまった頃合い、妻がその写真を見つけてしまい、ある事実を口にした途端、淡い恋心がすべて溶けてなくなった。笑い話。
モノグラム 江戸川乱歩

夢遊病者の死 江戸川乱歩

夢遊病者の死 江戸川乱歩

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夢遊病者が抱える自分への疑い 短編

夢遊病者の彦太郎は自身が知らぬ間に度々しでかしてしまうことに苛まれている。仕事も見つからず、父親との不仲も重なり、精神的に不安定なある日、父親が倒れていた。もしかしたら自分が寝ている間に。。恐怖が彼を追いかけただた逃亡をはかる。事件の真相は意外な事実で終わるが、彼が心のうちを知るひとはついぞいなかった。
夢遊病者の死 江戸川乱歩

火星の運河 江戸川乱歩

火星の運河 江戸川乱歩

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火星の光景が奇想にめぐる短編

浮遊感がある世界観と詩的な描写で異世界の惑星が広がる。次第に自身の姿もその世界観に様子を変える。ミステリー色の強い江戸川乱歩の奇想な部分が垣間見れる掌編。
火星の運河 江戸川乱歩

日記帳   江戸川乱歩

日記帳   江戸川乱歩

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“世にも辛抱強い恋文だったのでしょう。彼はこの「私はあなたを愛する」というたった一言を伝える為に、たっぷり三ヶ月の日子を費やしたのです。”

あらすじ:
病で亡くなった弟の日記帳を読んだことから、取り返しのつかない事実に触れてしまった兄。弟が兄の妻を愛していた事実。弟、妻。自身の大切な存在である二人の関係が形見である日記を通して知ってしまう。兄の胸に宛てのない虚しさが残るほど、読者の脈拍は少し早くなっている。引き込まれる短編。
日記帳   江戸川乱歩

 

【江戸川乱歩の世界をもっと読みたい方におすすめ】江戸川乱歩全集

AmazonKindleで夢野久作の154作品がひとつになった全集があります。自分も購入しましたが、全集なんかは紙で買うとかなりの量になりますが、データだと簡単に保管できますし、読み出しも気軽にできます。

 

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