【青空文庫】5分で読める短編小説リスト

青空文庫で5分で読める。宮沢賢治のおすすめ児童文学リスト【作品ほぼ毎日更新】

宮沢賢治の児童文学は、動物や植物などこの世界の自然がキャラクターとして多く出てきます。その愛らしいキャラクターに和んでくる物語や、ときに風刺や皮肉が利いた物語など、「言葉や文章、物語の楽しさ」をあらためて教えてくれます。短くも深い宮沢賢治の世界をまとめました。

ありときのこ  宮沢賢治

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ありの兵隊になごむ短編

ありの兵隊がなにやら大きな白い山を見つけた。隊長は見張っているから大将に伝えて来いと指示、確認すると、きのこというものだった。

気のいい火山弾  宮沢賢治

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いじられた時に読みたい短編

ほかの石より大きく黒く丸い火山弾はみんなに揶揄われ、いじられます。最後に人間に貴重な石と見初められるまで、どんな言葉にも穏やかに返す対応に自身の身の振り方を反省したりしちゃう童話です。

クねずみ  宮沢賢治

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威張り散らしたねずみの短編

学のあるねずみが、蘊蓄を垂れながらエヘンエヘンとヒゲを触る仕草にみなが癪に触る。しまいには猫まで癪にさわり、食べられちゃいました。最後のオチが面白く、少しホラーな感じ。小さな頃に読みたかった。

車  宮沢賢治

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使いを頼まれた少年の短編

使いを頼まれた少年が車に乗り、工場へ目指す道中、不思議な子供に車に乗せてくれと頼まれ、途中で車輪の楔が外れたりと、でこぼこした道ででこぼこと色んな事が起こる。ロードムービーな童話。

黒ぶどう  宮沢賢治

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狐と子牛のぶどうを食べる短編

ずる賢い狐は散歩に子牛を誘う。民家のぶどうを見つけ食べていると人が部屋に入ってきた。

氷と後光  宮沢賢治

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雪と陽だまりが汽車に溶け合う短編

若い夫婦と赤子が汽車で北の国へ目指す道中の、車内。北国の寒さと雪化粧、朝日が登り、太陽の暖かさと光が赤子のいる汽車に溶け合う描写や文章がとても綺麗。

 

ツェねずみ  宮沢賢治

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弱さを出す利己的なねずみの短編

何かにつけて周りのせいにするねずみはどんどん友達が減っていき、しまいには道具仲間のネズミ捕りしか相手にしてもらてません。そのネズミ捕りもしまいには。

月夜のけだもの  宮沢賢治

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月夜に起こる動物園の一騒動 短編

夜も更け月明かりが動物達を照らす。そこではライオンは王様に像や白熊、狐や狸などが騒動を巻き起こす。小さな頃誰もが想像した動物園の夜のファンタジー。

 

宮沢 賢治(みやざわ けんじ、正字: 宮澤 賢治、1896年8月27日 – 1933年9月21日)は、日本の詩人、童話作家。

仏教(法華経)信仰と農民生活に根ざした創作を行い、創作作品中に登場する架空の理想郷に、岩手をモチーフとしてイーハトーブ(Ihatov、イーハトヴあるいはイーハトーヴォ (Ihatovo) 等とも)と名付けたことで知られる。生前彼の作品はほとんど一般には知られず無名に近かったが、没後草野心平らの尽力により作品群が広く知られ、世評が急速に高まり国民的作家となっていった。そうした経緯もあって日本には広く愛好者がおり、出身地である岩手県花巻市は彼の故郷として有名である。

 

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宮沢賢治の他、短く読める物語まとめました。

青空文庫で5分で読める おすすめ短編小説リスト100【作品ほぼ毎日更新】

 

青空文庫で5分で読める おすすめ短編小説リスト100【作品ほぼ毎日更新】

青空文庫とは、作者の死後50年の著作権切れした小説などの作品を対象に無料で読めるサイトです。青空文庫から短編小説を中心に5分ほどで読め、かつ面白い作品リストを紹介します。恋愛/ミステリー/推理小説/ホラー/SF/ファンタジー/ユーモア/ショートショート・ショートなど、50年以上前の作品は現在の作風とは違う面白さが楽しめます。朗読にもおすすめです。

作品をご紹介する前に、青空文庫のご紹介ですが、こちらは主にボランティアの方々により作品ひとつずつの公開作業がされています。

青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。

青空文庫のボランティアはどなたでも参加することができます。ちなみにボランティアの方々を耕作員と青空文庫では呼んでおり、これは、過去の作品を世の中に蒔き、未来に芽吹かせる意味を込めて「耕作員」と読んでいるそうです。俄然やってみたくなる名前ですよね。ボランティアについてのご詳細はこちらをご覧ください。

青空文庫で5分で読める。おすすめ短編小説リスト【作品ほぼ毎日更新】

日記帳   江戸川乱歩

日記帳_江戸川乱歩

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“世にも辛抱強い恋文だったのでしょう。彼はこの「私はあなたを愛する」というたった一言を伝える為に、たっぷり三ヶ月の日子を費やしたのです。”

あらすじ:
病で亡くなった弟の日記帳を読んだことから、取り返しのつかない事実に触れてしまった兄。
日記帳   江戸川乱歩

 

江戸川乱歩おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める詩・小説・エッセイ

江戸川 乱歩7月28日は、大正から昭和期にかけて主に推理小説を得意とした小説家・推理作家である。また、戦後は推理小説専門の評論家としても健筆を揮った。実際に探偵として、岩井三郎探偵事務所(ミリオン資料サービス)に勤務していた経歴を持つ。 本名は平井 太郎(ひらい たろう)。 ウィキペディア
生年月日: 1894年10月21日

鮨  岡本かの子

鮨_岡本かの子

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“子供はおいしいと云うのが、きまり悪いので、ただ、にいっと笑って、母の顔を見上げた。 「そら、もうひとつ、いいかね」 母親は、また、手品師のように、手をうら返しにしてみせた後、飯を握り、蠅帳から貝の一片れを取りだして押しつけ、子供の皿に置いた。・・・子供は焦立って絶叫する。 「すし!すし」 母親は、嬉しいのをぐっと堪える少し呆けたような それは子供が、母としては一ばん好きな表情で、生涯忘れ得ない美しい顔をして 「では、お客さまのお好みによりまして、次を差し上げまあす」”

あらすじ:
すし屋の看板娘ともよが常連の老紳士「先生」に惹かれる。先生はすしが好きなの?すしは僕にとっての慰みだと先生は幼少の思い出を語る。 先生にとっての「鮨」と、ともよにとっての「先生」は慰みとして重なっていたのかもしれない。
鮨  岡本かの子

 

 

岡本 かの子は、大正、昭和期の小説家、歌人、仏教研究家。本名カノ。東京府東京市赤坂区青山南町生まれ。跡見女学校卒業。漫画家岡本一平と結婚し、芸術家岡本太郎を生んだ。小説家として実質的にデビューをしたのは晩年であったが、生前の精力的な執筆活動から、死後多くの遺作が発表された。 ウィキペディア
生年月日: 1889年3月1日

 

愛撫  梶井基次郎

愛撫  梶井基次郎

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“私はゴロッと仰向きに寝転んで、猫を顔の上へ上げてくる。二本の前足。掴んで来て、柔らかいその足の裏を、一つずつ私の目蓋にあてがう。快い猫の重量。温かいその足の裏。私の疲れた眼球には、しみじみとした、この世のものでない休息が伝わって来る。”

あらすじ:
猫の身体が気になって仕方がない男の、猫の妄想、猫の夢、猫との戯れのモノローグ。
愛撫  梶井基次郎

檸檬  梶井基次郎

檸檬  梶井基次郎

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‪「とにかく檸檬を手にしたくなる短編」

あらすじ:
‬ ‪好きだった店やモノを目にしても鬱々とする。京都の街中を放浪する彼が見つけたのは八百屋の檸檬。‬ ‪檸檬を手にした時の至福が忘れられず彼は昔好きだった店にある仕掛けをする。‬
檸檬  梶井基次郎

桜の樹の下には  梶井基次郎

桜の樹の下には  梶井基次郎

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「美しさは狂気な短編」

「桜の樹の下には死体が埋まっている。」そんな妄想と狂気を抱かなければ腑に落ちないほど桜や花々は美しい。狂気に耽れば耽るほど桜もまた美しくみえる。桜の樹の下には  梶井基次郎

基次郎おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める小説・詩・エッセイ

梶井 基次郎は、日本の小説家。感覚的なものと知的なものが融合した簡潔な描写と詩情豊かな澄明な文体で20篇余りの小品を残し、文壇に認められてまもなく、31歳の若さで肺結核で没した。 死後次第に評価が高まり、今日では近代日本文学の古典のような位置を占めている。 ウィキペディア
生年月日: 1901年2月17日

 

七階の運動  横光利一

七階の運動  横光利一

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‪‪”久慈は能子に逢うと世界が新鮮に転倒した。彼女は酒だ。彼は能子の唇を狙って傾いていく患者である。”‬ ‪

あらすじ:
百貨店オーナーの道楽息子は、各フロアに女性を作る。それぞれの女性の美しさを楽しむが、知性が美しい能子にはほとほと手を焼く。‬ ‪
七階の運動  横光利一

笑われた子供  横光利一

笑われた子供  横光利一

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なにが将来を決めるか誰もわからない短編

あらすじ:
家族会議の話題は末っ子の吉の進路。大阪の商人に、百姓に、職人に、あーだこーだ会議は続いたある日。父のカミソリかボロボロになっていた。どうやら吉が夢で見た妖怪を掘っていたらしい。その結果、吉は下駄屋になったが。
笑われた子供  横光利一

蠅  横光利一

蠅  横光利一

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ハエから見る人間の短編

馬車を待つ人々、定員人数は埋まり、発車時刻になった。馬車を運転する馭者は出発前の饅頭のせいか居眠りをしてしまう。結末の見え出す時、冒頭から出てきたハエと人間のコントラストが不条理を際立たせる。
蠅  横光利一

横光 利一は、日本の小説家・俳人・評論家である。本名は横光利一。 菊池寛に師事し、川端康成と共に新感覚派として大正から昭和にかけて活躍した。 ウィキペディア
生年月日: 1898年3月17日

 

貨幣  太宰治

貨幣  太宰治

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「貨幣から見た人間世界が覗ける短編」

少し前、日本に百円紙幣が発行された。一枚の貨幣が発行され交換される。経済のひとつひとつに物語があり、人間がいる。発行から戦時までの貨幣から見た人間の醜さと尊さを描く。
貨幣  太宰治

満願  太宰治

満願  太宰治

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‪満願の笑みが浮かぶ短編‬

病院で見かける婦人。婦人の旦那は身体を崩すも回復してきている。もう少しの辛抱ですよと、医者が声をかける。ある日、婦人が颯爽と歩いていた。その表情のなんと美しいことか。爽やかな時間経過の読後。‬ ‪
満願  太宰治


黄金風景  太宰治

黄金風景 太宰治 ‪

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負けることの価値を教えてくれる短編‬  ‪

女中を虐めていた少年は大人になり家を追い出され、その日暮らしのある日、その女中と再会した。過去の恥ずかしさやいまの屈辱感を抱いていた自分に対し女中の言葉は意外な言葉だった。‬  ‪
黄金風景  太宰治

チャンス  太宰治

チャンス 太宰治

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恋愛は偶然でなく意志な短編

俗に恋愛はチャンスと言われ、つまり偶然から成るものとされる説を太宰治が意志だと語り、片想いこそ恋の最高の姿と語る。
チャンス  太宰治

失敗園  太宰治 ‪

失敗園  太宰治

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庭先の野菜達の声が聞こえる短編‬  ‪

小さな庭先にやたらめったら植えた野菜達がどうも失敗した実りになり、その様子を野菜達の視点から語られる太宰調に庭先を見る目が変わる短編。‬
失敗園  太宰治

鬱屈禍  太宰治

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自虐もすぎると笑ける短編 

古今東西の文学者、芸術家を引き合いに、芸術は障害があるからこそ生まれる説を自身の不調な制作になぞる。終始自虐調でもなぜかニヤニヤ読んでしまう太宰治。
鬱屈禍  太宰治

I can speak  太宰治

I can speak  太宰治

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窓から聞こえる声と言葉 短編

太宰治が宿屋で執筆中、窓からの歌声が声が心地よく思い馳せる。また別のある夜、姉と弟の会話が聞こえた。酔った弟は姉に学を身につけていることを伝えるため”I can speak English”と声にする。姉の笑い声が聞こえる。
I can speak  太宰治

太宰治おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める詩・小説・エッセイ

太宰 治は、日本の小説家である。本名、津島 修治。自殺未遂や薬物中毒を克服し戦前から戦後にかけて多くの作品を発表。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。その作風から坂口安吾、織田作之助、石川淳らとともに新戯作派、無頼派と称された。ウィキペディア
生年月日: 1909年6月19日

 

変な音 夏目漱石

変な音  夏目漱石

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「生きている不思議さを覚える短編」

あらすじ:
病院の別室から変な音が聞こえる。大根をするような音が。入退院を繰り返すうちに知った音の正体。自分と他者と生と死の不思議さ。
変な音  夏目漱石

【おすすめ】夏目漱石作品リスト_青空文庫で5分で読める短編小説・詩・エッセイ

夏目 漱石は、日本の小説家、評論家、英文学者。本名、夏目 金之助。江戸の牛込馬場下横町出身。俳号は愚陀仏。 大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。帝国大学英文科卒業後、松山で愛媛県尋常中学校教師、熊本で第五高等学校教授などを務めた後、イギリスへ留学。ウィキペディア
生年月日: 1867年2月9日

 

あし 新美南吉

あし 新美南吉

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ほのぼのする短編

あらすじ:
二匹の馬が昼寝から起き上がろうとすると足が痺れてうまく立てない。自分の足が盗まれたと思った馬は自分の足を探しまわる童話。絵本があったら読んでみたい。
あし 新美南吉

飴だま 新美南吉

飴だま 新美南吉

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‪ほのぼのする短編‬ ‪ ‬ ‪

渡し舟に乗った母と二人の子供。相席のお侍さんは温い気候にうたた寝。飴を母にせがむ子供二人に飴は一つ。どうしよう。その時お侍さんが目を覚まし。‬ ‪この時の飴だまはさぞ美味しがっただろうな童話。‬
飴だま 新美南吉

赤い蝋燭  新美南吉

赤い蝋燭 新美南吉

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蝋燭に火が灯る。心も灯る暖かい短編

猿が赤い蝋燭を山で拾った。猿はそれを花火だと思い山は大騒ぎ。夜にみんなで打ち上げた花火を観ることに。火をつけたらいよいよ。蝋燭に火がつけられたあとの間が温まる。
赤い蝋燭  新美南吉

手袋を買いに 新美南吉

手袋を買いに 新美南吉

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狐の親子と人間の親子 短編

こども狐は雪を初めて見ました。寒くて手袋を買いに人間の街へ、母狐に言われていた約束を間違えて破ってしまいましたが、人間は優しく、人間の親子も狐と同じように温かく、こども狐は早く母狐の元に帰りたくなりました。 手袋を買いに。
手袋を買いに 新美南吉

丘の銅像 新美南吉

丘の銅像 新美南吉

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全てのことは変わっていく 短編

丘の銅像に詩人の功績を称えた銅像がたった。歳月は流れ、その銅像は医学者の功績を称えるため姿を変えた。時代を生きた将軍や忠犬などあらゆる姿に変わり、最後は銅に戻り鐘の音を鳴らした。
丘の銅像 新美南吉

ごん狐 新美南吉

ごん狐 新美南吉 ‪

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悲しい善意 短編‬ ‪

狐のごんは兵十の鰻を悪戯に奪ってしまった。数日後、兵十の母の葬式を目にしたごんは兵十は母のために鰻を獲っていたのだと気づき、翌日から、山から採ってきた栗を家の前に置いていった。それに気づいた兵十はまた狐が奪いに来たと思い。‬
ごん狐 新美南吉

 

新美南吉は、日本の児童文学作家。本名は新美正八。愛知県半田市出身。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作『ごん狐』はこの雑誌に掲載されたのが初出。結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は多くない。童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残した。 ウィキペディア
生年月日: 1913年7月30日

 

セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹

セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹

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‪いまの仕事や生活の有難さに気づかされる短編‬ ‪

あらすじ:
セメント工事の男は朝から晩まで働き得た僅かな賃金で子供を養う。贅沢の少しでもしたいやり切れなさのある日、セメント樽の中に手紙を見つけ読むと気づかされる。‬ ‪‬ ‬
セメント樽の中の手紙 葉山嘉樹

葉山 嘉樹は日本のプロレタリア文学の作家である。福岡県京都郡豊津村出身。 ウィキペディア
生年月日: 1894年3月12日

 

羅生門 芥川龍之介

‪悪とは何か考えさせられる短編‬

疫病が蔓延した時代、羅生門に雨宿りする下人がいた。夜を過ごすため門の上にある楼にいってみると老婆がいた。老婆のしていた行為に憎悪と不可解な勇気が沸き出し、ある行動をする。‬
羅生門 芥川龍之介


猿蟹合戦 芥川龍之介

猿蟹合戦 芥川龍之介

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おとぎ話のその後の話

誰もが知ってる猿蟹合戦。猿をこらしめた蟹たちのその後の話。勧善懲悪の主役の蟹が悪として刑にかけられてしまう。現実世界に似た皮肉たっぷりに語る芥川龍之介ならではのおとぎ話。
猿蟹合戦 芥川龍之介

英雄の器 芥川龍之介

英雄の器 芥川龍之介

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最高の「だからこそ」な短編

中国の武将、項羽を「英雄の器ではない」と評する男がいた。損得勘定ができず、運に命を委ねる姿は英雄ではないと。それを聞いた中国のある時代の皇帝、劉邦は答える「…だからこそ」が粋。
英雄の器 芥川龍之介

悪魔 芥川龍之介

悪魔 芥川龍之介

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悪魔も思い悩む短編

昔悪魔が見えたと物語る「うるがん」という人物がいた。悪魔は姫君の上にあぐらをかいていたそうだ。次第に悪魔は美しく清らかな面持ちになっていく。訳を聞くと姫君の清らかな心に惹かれていたと。悪事が務めの悪魔が光を見て思い悩む姿が人間と似ていた。
悪魔 芥川龍之介

蜘蛛の糸  芥川龍之介

蜘蛛の糸  芥川龍之介

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因果で応報な短編

地獄にいたある男が、現世で唯一した蜘蛛を助けた善を想い、仏様が地獄まで蜘蛛の糸を垂らした。男は蜘蛛の糸を辿り極楽を目指すが、下を見ると地獄にいる者たちが登ってきた。男は叫んだ、と同時に、糸は切れた。
蜘蛛の糸 芥川龍之介

トロッコ  芥川龍之介

トロッコ 芥川龍之介

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知らない町が怖かった頃を思い出す短編 

良平はトロッコに興味が湧き、徒らで乗った感覚か忘れられず、トロッコ押しの手伝いを買って出た。村里をを離れどこまでも押していくトロッコ。次第に自分がどこにいるのか怖くなり、無我夢中で、家路を駆けた。
トロッコ 芥川龍之介

東京に生まれて 芥川龍之介‪

東京に生まれて 芥川龍之介 ‪

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東京出身作家の東京の短編‬ 

東京生まれの芥川龍之介が東京について語る。東京生まれが東京を語ることはそもそも無理があると前置き、あえて語ると、やっぱり無理があった読後感。その自虐性が東京人の一側面かなとも感じました。‬  ‪
東京に生まれて 芥川龍之介

黒衣聖母 芥川龍之介

黒衣聖母 芥川龍之介

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マリア像にまつわる短編

ある一族の代継息子が病に。祖母は自身の命を賭けていいから孫を助けてとマリア様に願った。願いは叶い孫は快復した矢先、看病に疲れ果てた祖母が眠りにつくと孫も病状が一変した。曰く付きのマリア像が一族の運命を定める。
黒衣聖母 芥川龍之介

藪の中 芥川龍之介

藪の中 芥川龍之介

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真実は藪の中な短編‬ ‪

る夫婦が山路で盗人と出会った。夫は死に、妻は姿を消した。現場を目撃した人、妻、盗人。はてはイタコで夫を呼び出し、それぞれに事情を聞くと辻褄が合わない。真実はどこへ。‬
藪の中 芥川龍之介

蜜柑 芥川龍之介

蜜柑 芥川龍之介

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汽車の速さが朗らかな心持ちをくれる 短編

汽車、貧しそうな少女と同席に。不快感を抑えられず、煙草をふかし、新聞を読みやり過ごす。トンネルに入ると、少女はなぜか窓を開けた。窓を開けた理由を知り不快感は穏やかに朗らかに心変わる。
蜜柑 芥川龍之介

【芥川龍之介 もう少し時間をかけて読みたい短編】

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芥川龍之介おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める短編小説・エッセイ

芥川 龍之介は、日本の小説家。本名同じ、号は澄江堂主人、俳号は我鬼。 その作品の多くは短編である。また、「芋粥」「藪の中」「地獄変」など、『今昔物語集』『宇治拾遺物語』といった古典から題材をとったものが多い。「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている。 ウィキペディア
生年月日: 1892年3月1日

 

きのこ会議 夢野久作

きのこ会議  夢野久作

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‪毒と薬はどちらが得か?な短編‬

きのこ達が会議をしています。椎茸は人間に食べられ役立つことで繁栄すると、ハエトリ茸はハエも殺す毒で繁栄すると、どちらがいいのでしょう?その夜、人間がキノコ狩りに。‬ ‪
きのこ会議 夢野久作

がちゃがちゃ 夢野久作

がちゃがちゃ  夢野久作

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ただ音を鳴らせばいいわけではない短編

虫たちの月夜の音楽会は、くつわ虫ががちゃがちゃとがなり立て台無しに。残ったくつわ虫は自分の音楽が一番だと誇らしげ。そこに人間がやってきて。
がちゃがちゃ 夢野久作

キューピー 夢野久作

キューピー  夢野久作

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因果応報な短編

おもちゃ達が騒いでる。どうやらキューピー人形がいなくなったそうだ。鼠に聞くと三毛猫の仕業だと、みんなで三毛猫に問い詰めると、鼠がホラを吹いたと。鼠は三毛猫に仕返しされる。
キューピー 夢野久作

懐中時計 夢野久作

懐中時計  夢野久作

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人が見ているときしか働かない人への短編

箪笥の裏でひとに見られずともチクタク働く懐中時計をネズミは小馬鹿にする。それを受けた懐中時計の返しにネズミは逃げる。痛快のあとに自身はどうかと考えさせられる短編。
懐中時計 夢野久作

医者と病人 夢野久作

医者と病人 夢野久作

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病人の最後のギャグの短編‬ 

死期が近い病人に医者はもう1時間と持たない、どの薬でも助からないと告げる。それに返した病人の最後の洒落がブラックで秀逸。30秒で楽しめる短編。‬
医者と病人 夢野久作

縊死体 夢野久作

縊死体 夢野久作

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犯人が復讐されるホラーな短編 

恋仲の娘を殺し自殺に見せかけた犯人は毎日、新聞にその事件が載っていないか確認することが日課になっていた。ある日、新聞に載っていたその事件の被害者の名前が自分と書かれ、訳がわからず、犯行現場に戻ってみると。
縊死体 夢野久作

瓶詰地獄 夢野久作

瓶詰地獄 夢野久作

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天国が地獄になる短編

兄妹は海難事故により無人島に漂着した。助けを求め手紙入り瓶詰めを流し、島の崖に目印を立てた。幸い食料に恵まれ兄妹仲良く生活できること数年、次第に性に目覚めた二人は禁断の想いにかられ苦しみいよいよ島は地獄に変わった。
瓶詰地獄 夢野久作

夢野久作おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める詩・小説・エッセイ

夢野 久作は、日本の禅僧、陸軍少尉、郵便局長、小説家、詩人、SF作家、探偵小説家、幻想文学作家。他の筆名に海若藍平、香倶土三鳥など。現在では、夢久、夢Qなどと呼ばれることもある。戒名は悟真院吟園泰道居士。禅僧としての名は雲水、法号を萠円と称した。 出家名は、杉山 泰道、幼名は直樹。生年月日:1889年1月4日 ウィキペディア

 

黄いろのトマト 宮沢賢治

黄いろのトマト 宮沢賢治

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大人の世界に傷つく子供の短編‬

‪兄弟はトマトを作り楽しく暮らしていました。ある日、黄金のトマトが実り、またある日、サーカス団が離れ町にやってきました。入口で黄金の何かを渡す大人を見て兄弟は。
黄いろのトマト 宮沢賢治

注文の多い料理店 宮沢賢治

注文の多い料理店 宮沢賢治

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物語がもたらす温かさが味わえる 短編

伏線、ユーモア、サスペンス、小説の持つあらゆる面白さが童話で優しく包みこまれた短編。注文の多さは繁盛した証拠でなく、愛らしい店主からの注文が多いお店でした。
注文の多い料理店 宮沢賢治

どんぐりと山猫 宮沢賢治

どんぐりと山猫 宮沢賢治

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拙さがもたらすら偶然 短編

“かねた一郎さま 九月十九日 あなたは、ごきげんよろしいほで、けっこです。 あした、めんどなさいばんしますから、おいでんなさい。とびどぐもたないでくなさい。山ねこ拝” 小さな小さな裁判のはじまりはじまり。
どんぐりと山猫 宮沢賢治

 

宮沢 賢治は、日本の詩人、童話作家。 仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行い、創作作品中に登場する架空の理想郷に、岩手をモチーフとしてイーハトーブと名付けたことで知られる。 ウィキペディア 
生年月日: 1896年8月27日

三人の百姓 秋田雨雀

三人の百姓 秋田雨雀

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小判と赤子はどちらを手にするのが幸せかな短編

仲の良い百姓三人が仕事で村里から城下町へ向かう山道で赤子を見つけた。赤子には小判が括り付けられていた。小判を分け合う二人と、赤子を引き取る一人。その後、三人の人生が変わる。

三人の百姓 秋田雨雀

秋田 雨雀(あきた うじゃく、1883年(明治16年)1月30日 – 1962年(昭和37年)5月12日)は、日本の劇作家・詩人・童話作家・小説家・社会運動家である。

千年後の世界 海野十三

千年後の世界 海野十三

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40年前の近未来想像の短編

人間冷凍で一千年の眠りから覚めた男が出会った世界は。40年前の作家が描いた近未来は。

千年後の世界 海野十三

海野 十三は、日本の小説家、SF作家、推理作家、漫画家、科学解説家。日本SFの始祖の一人と呼ばれる。本名は佐野 昌一。 ウィキペディア 生年月日: 1897年12月26日

故郷 魯迅

故郷 魯迅

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故郷に過ぎた時間を思い馳せる短編‬ ‪

久方ぶりに故郷に戻り、懐かしい風景に高鳴ると同時にさびれている町並みに悲しくもなる。仲のよかった友人との再会するも、今となっては住む世界が違ってしまったことに嬉しくも寂しく、同時に恥ずかしくもなる。郷愁はそれぞれに違う想いを呼び起こす。‬故郷 魯迅

 

魯迅は、中華民国の小説家、翻訳家、思想家である。本名は周樹人で、字は豫才。浙江省紹興市の士大夫の家系に生まれた。父は周鳳儀、母は魯瑞、弟に文学者・日本文化研究者の周作人 、生物学者の周建人 がいる。中国で最も早く西洋の技法を用いて小説を書いた作家である。 ウィキペディア 生年月日: 1881年9月25日

不思議な国の話 室生犀星

不思議な国の話 室生犀星

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不思議な国の短編

弟があの山はなにと姉に尋ねると、姉は あそこには池がある。人はいない。山の森の中を美しく話す。ある日、姉はあの山に関する逸話を話す。ある娘が蛇に取り憑かれた話。山がありありと美しく見えてくる話。
不思議な国の話 室生犀星

室生犀星おすすめ作品リスト_青空文庫で5分で読める詩・小説・エッセイ

室生 犀星は、石川県金沢市生まれの詩人・小説家。by wikipedia

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青空文庫で5分で読める新美南吉おすすめ作品リスト(詩・小説)

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