【青空文庫】5分で読める短編小説リスト

青空文庫で5分で読める新美南吉おすすめ作品リスト(詩・小説)

児童文学で心温まる作品を残した新美南吉の作品の5分で読めるものをまとめました。あらすじも紹介してますので、読書選びにご活用ください。

プロフィール
新美南吉(にいみ なんきち、1913年7月30日 – 1943年3月22日)は、日本の児童文学作家。本名は新美正八(旧姓:渡邊)。愛知県半田市出身。雑誌『赤い鳥』出身の作家の一人であり、彼の代表作『ごん狐』(1932年)はこの雑誌に掲載されたのが初出。結核により29歳の若さで亡くなったため、作品数は多くない。童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残した。

赤とんぼ

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赤とんぼと少女の友情

あらすじ

赤とんぼが恐る恐る少女の肩にとまると、可愛い赤とんぼと大変喜ばれました。少女と赤とんぼの友情はいつまでも続くと思っていましたが、少女が東京に引っ越すことになりました。

驢馬のびっこ

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難しく考えてしまう人におすすめ

あらすじ

買ってきた驢馬がびっこをひいて歩いている。なんとかならないかと物知りな方の教え通りやってみてもどうもまだびっこをひいている。あーでもないこーでもないと結果的に驢馬にしてあげたことは。

りんごの車

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ほのぼのするりんごの詩

あらすじ

りんご売りと子供が車に乗せたりんごを売り歩く。リズムよく売れてなくなっていくりんご。ついに売り切れた車に乗っていたのは。ほのぼのするりんご売りが目に浮かんできます。

ラッパ

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心で聞く音があることを教えてくれる短編

あらすじ

おじいさんは耳が遠くなり聴こえにくくなっています。息子は彼に何か聞こえやすくなる道具はないかと聞かれ、分からずラッパを反対に耳に当てれば聞こえると言いました。それもだんだん聴こえなくなると息子は別のラッパをあげてあることを言いました。心温まるお話。

明日

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明日があるさと思える詩

あらすじ

明日に何が起きるか、素朴で牧歌的な明日の描写に、明日を気楽に迎えられる「きょう」にしてくれそうな詩。

一年生たちとひよめ

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嘘が教えてくれた本音

あらすじ

ひよめという魚?に歌をうたう一年生たち。その歌詞にはだんごをやるよとあり、これは嘘だと先生は諭す。一年生たちは、またひよめに出会い、歌を嘘をつかないよう歌詞を変えて歌う。

井戸

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人が井戸を初めて見た時の高揚感

あらすじ

村に井戸が出来た。それを見る人々の心象が美しく井戸に映る。はじめて、という箇所を最後に読むと、それまでの高揚感が一気に読み手に押し寄せて来る。その一瞬が見事に込められている。

ウグイスブエヲ フケバ

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親を亡くした子と子を亡くしたウグイスが惹かれ合う。

あらすじ

ウグイス笛を吹くとウグイスが寄って来る。その子の吹いた笛は悲しい。親を亡くした子の吹く音は、ちょうど同じように子を亡くしたウグイスを惹きつける。

ウサギ

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ウサギをロバの子と間違えた話

あらすじ

チョウさんはロバを買いに来ましたが、ウサギを知らず、その耳の大きな子はいずれ大きなロバになると騙され、ついつい買ってしまい、育ててみると。

乳母車

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乳母車目線に描かれた赤子の時間

あらすじ

眠り歌を聞いたり、ゆらゆらゆれたり、赤子の状況に合わせて、乳母車も同じように変わる。乳母車はどう思ってるのかと想像を巡らされる。

ウマヤノ ソバノ ナタネ  新美南吉


by unsplash

世界は美しい場所である賛歌な短編

あらすじ

厩のそばに菜種の蕾がありました。蕾が育つのを楽しみ、この世界の美しさを目にすることを、まわりの菜種や馬や蝶々が楽しみにしています。世界はそもそも美しい場所であることを新美南吉氏の作品全てにつながる愛情が込められています。

生まれて来る雀達  新美南吉

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子供の成長に心配する短編

あらすじ

びっこを引く雀は卵を産み、自分と同じようにびっこを引く子供だったらどうしようと心配する母雀とその子達の成長。

海から帰る日  新美南吉

by unspash

少年たちの背中を押す言葉

五年の月日に対する自分の心の動きや強さについて信じることの大切さを述べた辞。出典はわからないがおそらく少年たちの背中を押す言葉なのだろうと、少し勇む自身の読後感に思う。

売られていった靴  新美南吉

by unsplash

自分の作った商品が売れた時の嬉しさな短編

あらすじ

靴職人の兵助が初めて自分で作った靴が売れたあまりに嬉しくてお節介にお客さんに声をかけた。何度も声をかけてしまいにはお客さんに怒られた。それほど嬉しい。自分で作った商品やサービスが売れていく人間の根っこにある喜びが溢れている。

王さまと靴屋  新美南吉

by unsplash

王様が聞きたかった国民の本音な短編

あらすじ

王さまが変装して町に繰り出した。靴屋によって自分とバレていないことを確認して「この国の王さまはバカだと思わないか」と質問した。靴屋のおじさんは答えに王さまは明るい気持ちになった。

お母さん達  新美南吉

by unsplash

これから生まれてくる我が子を想う短編

あらすじ

小鳥のお母さんと牛のお母さんは生まれてない我が子をお互いに自慢していました。しまいに喧嘩になりそうな時、蛙が現れ訳を聞くと、もうじき生まれるのに子守唄を覚えてないのかいと蛙の子守唄を、教えてあげました。ほのぼのするおはなし。

落とした一銭銅貨  新美南吉

by usnpalsh

生き物や植物の声が聴こえてくる短編

あらすじ

小鳥が一銭銅貨を大事にくわえ家路につくとき、畑に落としてしまいました。あたりは暗いので次の日に取りに行こうとしたら、風邪をひき、雪が降り畑は真っ白になっていました。私の一銭銅貨はここにいますか?と畑に声をかけてみることにしました。冬から春になる生き物が返事をしてくれました。和みます。

カゴカキ  新美南吉

by unsplash

あらすじ

昔の移動手段の籠に侍が乗りこむと、ある時、運んでいる駕籠かき2人がが殺してしまおうかと物騒なことを話しており、自分のことだと勘違いした侍は逃げました。刀を忘れたと駕籠かきが、追いかけてきました。

がちょうのたんじょうび  新美南吉

by unsplash

あらすじ

がちょうのたんじょうびに動物たちは集まることにしました。ただ一つ、イタチを、呼ぶかどうか迷いました。なぜならイタチは大きなオナラをするからです。でも呼ばないこともイタチは怒るので、オナラをしないことを約束してもらいきてもらいました。当日イタチは。。子供に読み聞かせてみたい。オナラは笑いの最大公約数。

カナヅチ  新美南吉

by unsplash

あらすじ

笛吹きがある日道端でカナヅチを拾った。これがなんの役に立つのか知らなかったが、持っておいた。鍛冶屋、大工、靴職人、出会う人みんながカナヅチを使っていた。カナヅチはとても役に立つことを知り、笛吹きは考えた。

蟹のしょうばい  新美南吉

by unsplash

あらすじ

蟹はある日、床屋になりました。海辺では切ってほしいも生き物がいないので山に行き、狸と出会いました。イタズラ好きの狸は蟹にお父さんも切ってくれと言いました。せっせと切る蟹でも手が回らず、蟹は子供たちも床屋にしました。

カンザシ  新美南吉

by unsplash

あらすじ

ある日、女の子が池にカンザシを落としてしまいました。池の底にいた魚はカンザシを拾ってあげず自分のものにしました。しかし、そのカンザシは魚にとっては使い勝手がありません。魚は大事な事に気づき、次の日あの女の子にカンザシを返すことにしました。

狐のつかい  新美南吉

by unsplash

あらすじ

山の中で猿と鹿と狐と狼が暮らしており、行灯を使っておりました。行灯の油がなくなると、狐が村へ買いに行きました。帰り道、買ってきたなたね油を一口舐めるとなんと美味しいことか。ぺろぺろと少しだけ舐めたつもりが。

木の祭り  新美南吉

by unsplash

あらすじ

大きな木に花が咲くと、その花の香りが風に乗って蝶々の元まで届きました。蝶々はみんなで木を囲んでお祭りをしようと計画します。そこに蛍も誘って夜になってもお祭りはつづきました。

去年の木  新美南吉

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あらすじ

仲良しの小鳥と大きな木、小鳥は歌をうたい、木は歌を聴いていました。冬になると、小鳥は別の場所へ飛び立たなければなりません。来年もまた会いに来ますと残して飛び立ち、冬がすぎ、春に戻ると木が見つかりません。ようやく見つけた木へ最後の歌を歌いました。

ゲタニ バケル  新美南吉

by unsplash

あらすじ

お母さんタヌキと子どもタヌキが化ける練習をしていました。子どもタヌキはあまり化けるのが上手くないのですが、唯一下駄に化けることはうまく、ある日化けた下駄にお侍さんが間違えて履いて行ってしまいました。

こぞうさんのおきょう  新美南吉

by unsplash

あらすじ

お寺のお坊さんの代わりに小坊主がお経を唱えにいきました。途中、うさぎに誘われ遊んでいると、お経を忘れてしまいした。うさぎはお経の代わりに歌を教えてくれました。お経の代わりにその歌を歌い小坊主は檀家さんにおまんじゅうをもらいました。

子どもの好きな神さま  新美南吉

by unsplash

あらすじ

子どもの好きな神さまは子どもたちが遊んでいると、混じって遊んでいました。しかし、姿は見えない神さまに子どもは気づきません。ある雪の積もった日、子どもたちは雪に顔を押し当てて遊んでいると、ひとり誰だかわからない顔がありました。子どもたちは神さまを捕まえようといたずらを仕掛けました。

ごんごろ鐘  新美南吉


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あらすじ

村のお寺の鐘が出征する。戦争時の爆弾に使われるそうだ。村中のみんなが名残惜しみ鐘を見送る。古いものが新しいものに生まれ変わる寂しさと潔さが溢れる。

坂道  新美南吉

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春、新しい生活の前に読みたい短編

春の新しい地へ旅立つ青年が、名残惜しく故郷を自転車でまわる。道中の坂道で危険な目にあった後日、同じように老人がその坂道で事故に会い帰らぬ人に。同じ境遇にあったが生きていた青年と亡くなった老人。その偶然のもとに人生はあることが青年に胸に強く響く。

里の春、山の春  新美南吉

 

春が芽吹く季節に 短編

子鹿が親鹿に春って何?花って何?と尋ねた。聞いても分からない。一度も見たことがない春や花を子鹿は誘われるままはじめて目にした。子鹿が春ってさ花ってさと親鹿に話す姿が初々しい。

 

 

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青空文庫で5分で読める中原中也おすすめ作品(詩・エッセイ・小説)

詩人の中原中也の作品の5分で読めるものをまとめました。あらすじも紹介してますので、読書選びにご活用ください。

プロフィール
中原 中也(なかはら ちゅうや、1907年(明治40年)4月29日 – 1937年(昭和12年)10月22日)は、日本の詩人、歌人、翻訳家。旧姓は柏村。 代々開業医である名家の長男として生まれ、跡取りとして医者になることを期待され、小学校時代は学業成績もよく神童とも呼ばれたが、8歳の時、弟がかぜにより病死したことで文学に目覚めた。中也は30歳の若さで死去したが、生涯で350篇以上の詩を残した。

我が生活


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好きな人を友人に取られた人におすすめ

あらすじ

好きな女性を友人に取られた。その口惜しさ(くやしさ)をこれでもかと綴った語り。女々しさや自己否定が露わに書き綴られた様はどれほどの口惜しさかか物語る。口惜しい(くやしい)と何度口にしたか。

夜汽車の食堂


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雪景色に思い馳せたい方におすすめ

あらすじ

少年が1人夜汽車で食事を取っている。魚フライにレモンをかけられ、アメリカのおばさんに怒られた。窓には白熊が雪達磨を作っていた。雪原に一筋走る夜汽車と少年が故郷から離れる心象が寄り添って流れていく。

良子

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おばあちゃんの懐かしさを思い出させてくれる

あらすじ

良子は祖母に育てられている。買い物、お嫁修行、雨の日、祖母との一日を通した良子と祖母の関係が描写がどこか懐かしい。

山羊の言

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中也はピカソをどう見ていたか

あらすじ

ピカソの言葉
“芸術に関するあらゆる議論は無用である。”
この言葉を題材に芸術について語る。中原中也がピカソをどう捉えていたかがうかがい知れる随筆。

山羊の歌

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汚れちまった人におすすめ

あらすじ

四季の移り変わりを彩りだけでなく、朽ち果てる様の陰鬱も描写する。それでいてリズミカルに歌い上げる詩集。有名な歌、「汚れちまった悲しみ」にもここに収められている。一編から気軽に読むことができます。

星とピエロ

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星について知りたい人におすすめ

あらすじ

星について、あれは銀紙さとピエロが言っているのか。銀河は女性の着物の帯のようなものさ。とピエロが言っているのか。途方もない宇宙の真理に途方もないホラが吹かれたときの化学反応が、詩なのかもしれない。

坊や

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赤子が泣く様はただ清らか

あらすじ

我が子が泣く様を清水にたとえた詩。きょうもどこかで赤子が泣いていることは、きょうもどこの山の小さな溝に流れる清水と似ているとうたう。きょうもどこかで清水が流れていることを巡らしてみたくなる。

亡弟


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弟がなくなったときのことを書いた私小説

あらすじ

弟が病に倒れ、見舞いに行くと、医者は諦めろと弟に諭していた。理解ができないなかも弟は懸命に生き、やがてなくなった。葬儀を終え、医者に形だけでも挨拶をしに行った。苦しみに耐え生きた弟に比べた自身の不甲斐なさが流れている。5分より若干読む時間はかかりますが読み応えある筆致です。

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煙草が吸いたくなる詩

あらすじ

山の上に浮かぶ雲に対して自身の過去や未来、時間への記憶を重ねる。雲を眺めタバコを吸うことを世界的幸福と言っているのを読むと吸わないタバコも吸ってみたくなる。

曇った秋

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秋の夜長におすすめな詩

あらすじ

秋特有の寂しさ、夜の寂しさ、路上の猫、タバコの煙、寂しさが漂う詩。それでも朝は来る。その前に読み耽る詩としてぴったりな詩。

 

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