【青空文庫】5分で読める短編小説リスト

【朗読におすすめ】青空文庫で2分で読める。無料おすすめ短編小説・詩・エッセイリスト

青空文庫とは、作者の死後50年の著作権保護が切れた作者作品を対象にした作品をWEB上で無料公開しているサイトです。当サイトから短編小説・詩・エッセイを中心に2分で読め、かつ面白い作品リストを公開します。50年以上前の作品は現在の作風とは違う面白さが楽しめます。また、短い作品なので、朗読にもおすすめできる作品リストです。是非ご活用ください。

あかい、やさしい はなもやうが 村山籌子

はな

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優しさの意味を伝えたいときの朗読におすすめ

やんちゃな女の子の幼心の詩 

乱暴者と言われた女の子、可愛い服を着た女の子に憧れながら、分かっているけどやんちゃをしてしまう。でもこの詩が歌われていることが、彼女の言動とは違う内面が伺え、どんな子どもや人にも言動と違う内面があることを気づかせてくれる。優しさの意味を伝えたいときの朗読におすすめです。
あかい、やさしい はなもやうが 村山籌子

積木の町 ロバート・ルイス・スティーヴンソン

朗読1

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積み木で作った世界は心にある詩

幼少の積み木でなんでも作った記憶。国や世界を作った記憶、やがて飽きて壊した記憶。形はなくなってもあの時作った世界はまだ自分の心にあることを思い出す詩。思い出の意味が小さな子供でも共感できそう。思い出や記憶、過去と未来などに思いを馳せてほしいときにおすすめです。
積木の町 ロバート・ルイス・スティーヴンソン

つめたいメロン 小川 未明

メロン

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メロンをお兄ちゃんにもっていくときの達成感のある短編 

冷えたメロンが冷蔵庫にあり、お兄ちゃんと食べるつもりが、お客さんが来たので、食べることに。お兄ちゃんにあげたいなと言葉にした弟はずいぶんと褒められた。メロン一切れをもって自転車でお兄ちゃんのもとへ「シャツの そでが 風かぜに ふくらんで、かみのけが ふわふわしました。」の描写に弟の誇らしい気持ちが伝わります。弟の誇らしさなど描写が浮かんでくる想像力が豊かになりそうな朗読としておすすめです。
つめたいメロン 小川 未明

葬式の行列 田中 貢太郎

葬式

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自身の葬儀が行われていた怪奇な短編 

ある武士が帰ると、家の前で葬儀の列があった、誰の葬儀か尋ねると、自分の名前を答える。摩訶不思議な現象。短くも優しい怪談とそのオチに朗読にはぴったりかもしれません。少し怖い朗読をしたいときにおすすめです。
葬式の行列 田中 貢太郎

食通 太宰 治

食通

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昔の食通の定義、太宰の食通の定義が知れるエッセイ 

太宰は食通と言われた。昔の食通とは大食いと同義だそうだ。そんな太宰は、丁寧に食を楽しむ人に対し、馬鹿じゃないかと茶々をつける。短くもおすすめのエッセイ。
食通 太宰 治

横綱 太宰 治

横綱_太宰治

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横綱の意外な一面を切り取る太宰エッセイ

横綱の双葉山は、余計な質問には答えないらしい。あるおでん屋で見掛けた掛け軸の言葉。どうやらそれは、うんともすんとも言わない横綱が書いた言葉らしい。その言葉と筆具合に太宰は横綱の内面を想像する。太宰の独特の視点がおすすめです。
横綱 太宰 治

おっぱい 小川 未明

親子

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おっぱいが恋しくなる幼児の短編

赤ちゃんが母のおっぱいを吸っていたのを見た女の子は私も欲しいと幼児帰りする。お母さんにたしなめられ、外で遊んでいると、目にゴミが入ってしまい、男の子に介抱され自宅に戻った。お母さんが女の子におっぱいを目に指してあげる。。時代が違うのか、ここで、可愛らしいはずの話が笑いの方向性に変わってしまったこの読後感を是非。朗読したあとに感想を話し合うのもおすすめの作品です。
おっぱい 小川 未明

純真 太宰 治

純真_太宰治

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純真について、子育てについての太宰のエッセイ 

純真という概念は海外からきたのだから、そんな概念は的を得ていない。子どもや子育てはそんなキレイなもではない「人間は、子供の時から、どうしたって悲しい思いをしなければならぬものだ。」と締めくくる太宰の子育て観が覗えるおすすめエッセイ。
純真 太宰 治

どじょうと金魚 小川 未明

どじょうときんぎょ_小川未明

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金魚の価値とどじょうの価値が教訓めいている短編

金魚は見た目も美しく金額もなかなかで人気。それにはんして、どじょうは茶色く、人気がない。でもどじょうはある子どもに、愛嬌のある踊りをみせ、日照りの続く日々を生き残り、金魚とは違った魅力や価値を教えてくれた。価値とはなにかを教えてくれる短編。
どじょうと金魚 小川 未明

ゆづり葉 河井酔茗

ゆづり葉_河井酔茗

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人生は、いつか誰かに譲るときが来ることを教えてくれる詩 

「子供たちよ。お前たちは何を欲ほしがらないでも 凡てのものがお前たちに譲ゆづられるのです。太陽の廻めぐるかぎり譲られるものは絶たえません。」と誰もがいつか誰かに譲るときがくることを教えてくれる巡りの詩。環世界や輪廻などこの世界の摂理のようなものを伝えたいときに朗読おすすめの詩です。
ゆづり葉 河井酔茗

 

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お母さん 小川未明

お母さん 小川未明

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海を見たときの気持ちを思い出す短編 

子どもが海が見えることをお母さんに伝える。その青や白の光景を目にし、白い波は応える。目にしたものすべてが、まるで生きているかのように映るのを横目に、お母さんは大人な少し温度の低い応対が親子の小さな記憶として共感できる歌。
お母さん 小川未明

星めぐりの歌 宮澤賢治

星めぐりの歌 宮澤賢治

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宮澤賢治の世界観が1分で楽しめる歌。

星座それぞれが空で生きているかのように、歌いながら次の星座次の星座へと巡っていく。360度一面に広がる星々とそこで営みがあるような広がりをみせながら、足元の地球や星座を眺める人々の営みまで歌に込めれられているような生命賛歌な歌。
星めぐりの歌 宮澤賢治

海と太陽 小川未明

海と太陽 小川未明

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海と太陽の秘密 

海が静かなに波を打つ様子を、海がイビキをかいて眠っているという。でもそんな穏やかな海もいつかの日には、大きな口をあけて、人々や命を飲み込もうとしたそうだ。それを見た太陽が海に魔法をかけた。海と太陽の秘密。
海と太陽 小川未明

明日 新美南吉

明日 新美南吉

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誰にでも明日がある。当たり前の尊さ。 

明日がある。どんな生き物にも明日がある。それぞれの明日を歌いながら、明日という希望が静かに穏やかに読み手の生命力を沸き立たせてくれる新美南吉らしい朗らかな生命賛歌。
明日 新美南吉

山の歓喜 河井酔茗

山の歓喜 河井酔茗

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山の良さ、空の良さを歌う

近くにも遠くにも見える山々を見ることそれ自体が喜びに思えるのは、山自身も生きていて山も谷もありながら営んでいるから。その営みを強く美しくみせるのは、山稜の山と空の境の境界線であり大地と空がつながる場所。山には空が似合う。思い描くだけで清々しくなる。
山の歓喜 河井酔茗

空の美 宮本百合子

空の美 宮本百合子

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都会の空も美しい 

空の美しさは広々と青く澄む空だと答えるひとが多いかも知れないが、ここでいう空は、都会のビル群に切り取られた三角形の空だったり、人が介した出来た小さな空。それは、都会の独特の寂しさ悲しさが含まれた美しさを空が見せてくれるから。いつでもどこでも人の心を映す空は美しいと。
空の美 宮本百合子

ぼろぼろな駝鳥 高村光太郎

ぼろぼろな駝鳥 高村光太郎

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ダチョウを歌いながら人間を憂う 

動物園のダチョウを短い言葉で鋭利に描写しながら、それはダチョウでもなんでもない。人間が作り出したダチョウに似たものであり、それを作る人間の存在を鋭く憂う。
ぼろぼろな駝鳥 高村光太郎

老境 河井酔茗

老境 河井酔茗

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老いについて、じっとそっと受け入れる歌。

老いても驕らず、清貧を心に置きながら暮らす。「世にあづけたるわが寿いのちは 時来らば世に返さむ。草の生命はわが生命より短く 樹の年輪はわが年輪より多し。」天寿を全うする意思のみ強くそこにある老いの心境を歌う。
老境 河井酔茗

早春散歩 中原中也

早春散歩 中原中也

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春の訪れは冬や過去との別れ 

早春に春が来るのを感じる描写には日の光のみでなく、そこに影を映す。それは、心象風景にも来たようにひらひらと過去をはためかす。春がただただ希望のみを歌う季節ではない違った歌い方として、中原中也氏らしく憂いのなかに春を見出す。
早春散歩 中原中也

食物として 芥川龍之介

食物として 芥川龍之介

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食べ物として「ひと」を見たとしたら。

金沢では方言で肥った人をうまそうな人ということを聞いた芥川龍之介は、肥った知人を食べものやどう食べるかを想像し、うまいだのまずいだの語る。「谷崎潤一郎たにざきじゆんいちらう君は西洋酒で煮てくへば飛び切りに、うまいことは確たしかである。」室生犀星を食べることは難しいと述べたり、芥川龍之介の当時の人間関係や笑いがわかるエッセイ。
食物として 芥川龍之介

春の詩集 河井酔茗

春の詩集 河井酔茗

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誰しもある青い春の詩集について 

「感傷的で無分別で、あさはかで、つきつめて」いる言葉が連なり、歌わずしてはいられない詩のような塊を誰しもが抱えている。それは決して抱えるものでなく、広げて声にして歌ってしまいなさい、と優しく語りかけてくれる詩。
春の詩集 河井酔茗

猿の顔 寺田寅彦

猿の顔 寺田寅彦

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比較を論じることについての一石投じたエッセイ 

人間は老齢になると親ザルの顔に似てくる。人間は猿よりも優れているのか、老いていくことは退化なのか。そもそも人間と猿を比較して何かを論じることこそ愚問ではないか。こんな比較論が蔓延している世間に投じるエッセイ。
猿の顔 寺田寅彦

狸と与太郎 夢野久作

狸と与太郎 夢野久作

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化ける狸のおそろしさとはオチが秀逸な短編 

「あの森は狸がいていろいろのものに化けるから、日の暮れぬうちに帰らぬと怖ろしいぞ」と言われた与太郎は森で化物に化けた狸に出会った。しかし、いっこうに怖がらない与太郎に対し、狸は諦めた途端、与太郎は怖がった。オチが和みます。
狸と与太郎 夢野久作

ここが楢山 〈母を語る〉 小津安二郎

ここが楢山 〈母を語る〉 小津安二郎

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小津安二郎が語る母のエッセイ 

小津安二郎は5人兄弟でひとり生涯独身だった。人生の最後が近づいている母と暮らしながら、彼女はこの地を楢山、つまり姥捨て山だと語る。それはそれで、捨てに行く必要もないなど言って、いつまでもここにいていいよと語る小津安二郎の母への優しさが伝わうエッセイ。
ここが楢山 〈母を語る〉 小津安二郎

 

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