【言葉・名言】常に臆病であれ。妥協を許さない準備こそプロフェッショナル 山高篤行 小児外科医

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 “常に臆病であれ。”

出典:プロフェッショナル 山高篤行 小児外科医

NHK番組 プロフェッショナル仕事の流儀の山高篤行氏の回を紹介します。

心配性な自分が嫌いだった。でもそれは強みに。ー山高篤行

山高氏は現在では国内指折りの小児外科医として知られている。国内で初の手術をいくつも手がけるなど医療の最先端の寄与している方。山高氏がどんな人かというと心配性の一言があてはまる。例えば、現在手がけている仕事の書類はすべて移動中でも持ち運ぶ。全体を見通すためと、書類を案件別に床に置き並べる。手帳のタスクは完了すれば塗りつぶしていく。

インタビューで弟さんが幼少期の様子を振り返るが、忘れ物をしない子だったという。学校に持っていく荷物の確認を丹念にする様子は子供ながらに引くほどだったとか。

そんな性格を本人は「気が小さかったから」と語る。臆病者であることを自覚しつつ、だからこそ準備に余念がない性格にもなったのかもしれない。

やがて、医者になった山高氏はその性格が功を奏したのか、その心配性の気質はミスのない仕事と評価され、手術にも定評のある医者になっていった。

不可能を可能に。成功の要因の9割は準備。ー山高篤行

“常に臆病であれ。手術について四六時中考えている。頭から離れない。難しい手術があると、怖い。怖いから一生懸命勉強する。するとだんだんと一筋だった光が広がり、自信に変わってくる。”

仕事で多くの成果を出してきた山高氏がひとつのターニングポイントだったという手術があった。

その症例は他の病院でも完治させることは難しいと手術を断られていた。山高氏も当初は手術することは難しいと判断し、他の医師にも見立てを伺い、自身の判断は主観的ではなく客観的にも手術が難しいという情報を得て断る方向でいた。

しかし、山高氏の恩師である医師にも相談してみると、こう言われた。

「不可能を可能にしろ」

その言葉に頭を殴られた気がしたと。

それから山高氏はもう一度、あらゆる情報を収集し、洗い出し、手術の手立てになる方法を探し考え直した。

“「限界は誰だって絶対あると思う。でも、準備していくうちに、その限界が低くなっていく。すると、その限界が限界じゃなくなる。限界は超えていくものだと思います」”

はじめは暗中模索のなか進めていた取り組みに、小さな光明が見えはじめ、次第に広がった光に「視界」は開けてきた。

無理だと思っていた手術ができると確信したその経緯を振り返り、限界というものは確かにある。でも本気で取り組むとその限界は低くなっていき、気づくと乗り越えている。そしてまた限界はずっと先に見えていると語る。

“手術の成功の9割は手術前の準備で決まる。手術する前に手術は終わっている。ゆっくり早くやれ。手とか機械はゆっくりだけど、やることに無駄がないから早く終わる。”

山高氏は「手術では無理はしない」と患者の親族にも伝えていた。その心理は無理をすることで大事に至ることを防ぐことだけでなく、慎重に丁寧に取り組むことこそが早く確実に成果を生むことを確信しているようにも聞こえる。

それが上の山高氏の言葉にある「ゆっくり早くやれ。手とか機械はゆっくりだけど、やることに無駄がないから早く終わる。」の言葉とつながる。

“妥協を許さない準備。仕事を完璧にやらないと自分を許せない人こそプロフェッショナル。”

仕事においていかに事前の準備が大事かを山高氏から教えられた気持ちでこの回を見終えました。最後に決まりの締めで語るプロフェッショナルとはの上記の言葉にもその精神が垣間見えます。

プロフェッショナル 山高篤行の番組情報・DVD紹介

NHKサイトからも山高篤行氏の見応えが読めますので御覧ください。

今回の動画がDVDで販売されてましたので、ご興味のある方はどうぞ御覧ください。

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